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#101 最終回
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#101
「そんな顔はしないで。コピーの子だってエミリちゃん自身だったから」
イルマは羅臼の言葉に救われた気がした。
「わたしと過ごした時間は、ちゃんとエミリちゃんの記憶になってたし。エミリちゃんはわたしと過ごす時間を大切って言ってくれたけど、わたしがエミリちゃんにお願いしたの。イルマくんのことを一番大切にしてあげてって」
「羅臼さんのおかげで、ぼくは姉さんの愛を一身に受けて育つことができたよ」
「エミリちゃんのことは、安倍之瀬イエスが勝手にやったことなの。わたしには止めることができなかった。だから、あの人にはこの世界からいなくなってもらうことにしたの。あの人は存在自体が『厄災』だったから」
厄災。そして、大厄災を起こす者。
大厄災を防ぐために生まれる救厄の聖者たち。
素雲教の信者たちが信じていた予言をイルマは思い出す。
4歳のときに殺された足切萌衣が大厄災を起こす者だったとか、素雲教の信者でありギフトを持つ者たちが救厄の聖者たちだというのは、安倍之瀬の作り話だったのだろうか。
それとも未完成だった未来予測システムが安倍之瀬にそう教えたのだろうか。
本当に大厄災を起こす者だったのは、安倍之瀬イエスだったのかもしれない。
「わたしはエミリちゃんがずっと欲しかったの。高校のときからずっとずっと大好きだったから。でも、エミリちゃんは安倍之瀬の未来観測システムの材料にされて死んじゃったから、イルマくんが欲しいんだよ」
「ぼくは姉さんの代わり?」
羅臼ユズリハは悪人ではない。
この未来観測システムも正しく運用できるだろう。
必要なら、いますぐにでも『姉のようなもの』を作り出す用意があった。
オリジナルの姉の『神の目』と『脳』は目の前にあり、残りの体はイルマの五臓六腑の中にある。オリジナルの萌衣と同じ場所にある。
だが、「違うよ」と羅臼は首を横に振った。
そして、姉とお揃いのケースをつけたスマホを取り出すと、何かを再生した。
ーーわたしのかわいいイルマなら、わたしが死んだとき、きっとわたしを生き返らせようとするはずなんだよね。
それは、姉の声を録音したものだった。
ーーあの子のギフトなら、それができちゃうの。たぶん、地球をもうひとつ作ることもできると思う。あくまで『地球のようなもの』だけど。『無のようなもの』を作れば、ビッグバンが起きるかもしれない。『宇宙のようなもの』が生まれるかもしれない。時間の流れを何千倍何万倍にしたら、無からどうやって宇宙が生まれたのか、地球がどうやって生まれて、どうやって人間が生まれたのか、そのすべてを知ることだってできるようになる。それくらいすごい力なの。わたしのこともきっと『村戸エミリのようなもの』として作り出すことができるはずなの。でも、それはやめさせてね。わたしはわたしだから。死んじゃうことがあったら、それはそれで仕方ないの。ね、ラースちゃん、イルマにはわたしのことは生き返らせないでって伝えてね。
「これは、エミリちゃんの遺言」
ーー本当はわたしがラースちゃんとこの世界をより良い方向に導く役割を担いたかった。でも、それがもしかなわらないとしたら、イルマにすべてを決めさせてあげて。
ーーすべてって?
羅臼の声が姉に問う。
ーーこの未来観測システム《ARGOS(アルゴス)》を使って、ラースちゃんと世界を導く者になるか、アルゴスを破壊するか、イルマに選ばせてあげて。
姉の声はそう答えていた。
羅臼は「イルマくんが欲しいんだよ」と言ったが、それは「姉の代わり」という意味ではなかった。
姉がイルマに託したのだ。
「アルゴスっていうんだね、この子」
イルマは、姉が大切にそう呼んでいたそれを優しく撫でた。
やはり生物の一種なのか、人肌のような温かさがあった。
「アグリゲーテッド・リアリティ・グノスティック・オムニサイエンス・システム。『集合された現実認識型・全知システム』ってところだよ」
「ギリシャ神話の、百の目を持つ巨人・アルゴスにもかかっているんだね」
「うん、目は倍以上になっちゃったけどね。目と脳の集合体になるこの子にぴったりの名前だって、エミリちゃんがつけたの」
姉がそう名付けるまでは、安倍之瀬は「O.R.A.C.L.E.(オラクル)」という名前で呼んでいたという。
Omniscient Real-time Analysis & Causality Logic Engine(オムニシェント・リアルタイム・アナリシス・アンド・コーザリティ・ロジック・エンジン)の略らしい。
全知型リアルタイム解析・因果論理エンジン。
すべてを知覚し、現在進行で世界を解析し、因果関係から未来を導き出す論理機関といったところだそうだ。
予言機関や未来予測装置としてはもちろん、略称は「神託」という意味だが、略称も正式名称もラプラスの悪魔としてのイメージが強すぎる名前であったから、姉が生前に名前をこっそり変えていたという。
ーーわたしは素雲教の信者じゃないし、ラースちゃんを盲信はしてないけど、恋は盲目っていうでしょ? 自分が正しい判断が出来てるかどうかわかんないんだよね。うちのイルマも、ラースちゃんのことがきっと好みだと思うけど、あの子には萌衣がいるから。あの子、昔から萌衣のことが大好きなの。だから、信じられる。萌衣が幸せになれる世界なら、きっとみんなが幸せになってるはずだから。だから、あの子に選ばせてあげて。
「姉さんは羅臼さんとこのアルゴスを信じてたんだよね」
「うん。信じてくれてた。でも、エミリちゃんの気持ちは考えなくてもいいよ」
ーーイルマ、わたしのことは気にしなくていいからね。イルマが正しいと思うことを選んで。
それが姉の遺言だったからだ。
「ぼくは、この世界の未来を羅臼さんとこの子に賭けてみたい」
世界をより良い方向に向かわせることができるなら、それを試さないという選択肢はイルマにはなかった。
自由がどうだとか、人の未来を信じるとか、そんな理想論を語り現状維持を望むようなことだけはできないと思った。
人の未来を信じ、何もしなかった結果が今なのだ。
アルゴスは、フィクションの世界で悪役が振りかざす極論に近い存在だ。
だが、極論を代案も出さずに否定するのはもっとも愚かなことだろう。
今まさに飢餓や疫病、戦争で命を失う子どもたちがいるのだ。その失われていく命を救う方法を導き出すのがアルゴスなのだ。
「だけど、保険をかけてもいいかな?」
「保険? いいけど」
「今、この世界にぼくはふたりいる。今ここにいるのは、村戸イルマの切断された頭部に『体のようなもの』を作ってつけた、村戸イルマ1号みたいなものなんだ」
「そうだったね。わたしが作った『地獄の門』ーーもう消しちゃったけど、あの門の向こうでは、もうひとりのイルマくんが、壮くんや佳名ちゃんや舟刻(しゅうこく)くんが戦ってるんだったね」
きっともう戦いは終わっているだろう。あの三人にもうひとりのイルマは殺すことはできないし、もうひとりのイルマもまた彼らを殺すことはできない。
「ぼくがかける保険は、もうひとりのぼくだよ」
「その保険、わたしも付き合うね」
羅臼はイルマの手を握った。
イルマの選択は、自分と羅臼、そしてアルゴスが、もし世界に対して間違った結果を産み出すことがあったなら、そのすべての罪を彼ら自身が背負うというものだった。
その判断は、すべてもうひとりのイルマに委ねることにした。
つまり、間違っていたならぼくたちを殺しに来て。アルゴスを破壊して。
そういうことだった。
「イルマくんの手、おっきいね。でも、エミリちゃんと同じで指が長くて、細くて、すごくきれいだね」
「羅臼さん……」
「わたしのことは、ラースちゃんでいいよ」
彼はその日、生まれてはじめて経験した。
自分の選択を信じることと、その選択の責任を、自分が負うということを。
村戸イルマ1号の選択から5年が過ぎた2030年12月31日現在、アルゴスによって導かれた世界は、今のところ問題なく稼働している。
だが、1号の若年性認知症は悪化し続けている。
同2号は、足切神社の巫女・足切萌衣と結婚、神主としての仕事をする傍ら、足切村復興に尽力している。
完
「そんな顔はしないで。コピーの子だってエミリちゃん自身だったから」
イルマは羅臼の言葉に救われた気がした。
「わたしと過ごした時間は、ちゃんとエミリちゃんの記憶になってたし。エミリちゃんはわたしと過ごす時間を大切って言ってくれたけど、わたしがエミリちゃんにお願いしたの。イルマくんのことを一番大切にしてあげてって」
「羅臼さんのおかげで、ぼくは姉さんの愛を一身に受けて育つことができたよ」
「エミリちゃんのことは、安倍之瀬イエスが勝手にやったことなの。わたしには止めることができなかった。だから、あの人にはこの世界からいなくなってもらうことにしたの。あの人は存在自体が『厄災』だったから」
厄災。そして、大厄災を起こす者。
大厄災を防ぐために生まれる救厄の聖者たち。
素雲教の信者たちが信じていた予言をイルマは思い出す。
4歳のときに殺された足切萌衣が大厄災を起こす者だったとか、素雲教の信者でありギフトを持つ者たちが救厄の聖者たちだというのは、安倍之瀬の作り話だったのだろうか。
それとも未完成だった未来予測システムが安倍之瀬にそう教えたのだろうか。
本当に大厄災を起こす者だったのは、安倍之瀬イエスだったのかもしれない。
「わたしはエミリちゃんがずっと欲しかったの。高校のときからずっとずっと大好きだったから。でも、エミリちゃんは安倍之瀬の未来観測システムの材料にされて死んじゃったから、イルマくんが欲しいんだよ」
「ぼくは姉さんの代わり?」
羅臼ユズリハは悪人ではない。
この未来観測システムも正しく運用できるだろう。
必要なら、いますぐにでも『姉のようなもの』を作り出す用意があった。
オリジナルの姉の『神の目』と『脳』は目の前にあり、残りの体はイルマの五臓六腑の中にある。オリジナルの萌衣と同じ場所にある。
だが、「違うよ」と羅臼は首を横に振った。
そして、姉とお揃いのケースをつけたスマホを取り出すと、何かを再生した。
ーーわたしのかわいいイルマなら、わたしが死んだとき、きっとわたしを生き返らせようとするはずなんだよね。
それは、姉の声を録音したものだった。
ーーあの子のギフトなら、それができちゃうの。たぶん、地球をもうひとつ作ることもできると思う。あくまで『地球のようなもの』だけど。『無のようなもの』を作れば、ビッグバンが起きるかもしれない。『宇宙のようなもの』が生まれるかもしれない。時間の流れを何千倍何万倍にしたら、無からどうやって宇宙が生まれたのか、地球がどうやって生まれて、どうやって人間が生まれたのか、そのすべてを知ることだってできるようになる。それくらいすごい力なの。わたしのこともきっと『村戸エミリのようなもの』として作り出すことができるはずなの。でも、それはやめさせてね。わたしはわたしだから。死んじゃうことがあったら、それはそれで仕方ないの。ね、ラースちゃん、イルマにはわたしのことは生き返らせないでって伝えてね。
「これは、エミリちゃんの遺言」
ーー本当はわたしがラースちゃんとこの世界をより良い方向に導く役割を担いたかった。でも、それがもしかなわらないとしたら、イルマにすべてを決めさせてあげて。
ーーすべてって?
羅臼の声が姉に問う。
ーーこの未来観測システム《ARGOS(アルゴス)》を使って、ラースちゃんと世界を導く者になるか、アルゴスを破壊するか、イルマに選ばせてあげて。
姉の声はそう答えていた。
羅臼は「イルマくんが欲しいんだよ」と言ったが、それは「姉の代わり」という意味ではなかった。
姉がイルマに託したのだ。
「アルゴスっていうんだね、この子」
イルマは、姉が大切にそう呼んでいたそれを優しく撫でた。
やはり生物の一種なのか、人肌のような温かさがあった。
「アグリゲーテッド・リアリティ・グノスティック・オムニサイエンス・システム。『集合された現実認識型・全知システム』ってところだよ」
「ギリシャ神話の、百の目を持つ巨人・アルゴスにもかかっているんだね」
「うん、目は倍以上になっちゃったけどね。目と脳の集合体になるこの子にぴったりの名前だって、エミリちゃんがつけたの」
姉がそう名付けるまでは、安倍之瀬は「O.R.A.C.L.E.(オラクル)」という名前で呼んでいたという。
Omniscient Real-time Analysis & Causality Logic Engine(オムニシェント・リアルタイム・アナリシス・アンド・コーザリティ・ロジック・エンジン)の略らしい。
全知型リアルタイム解析・因果論理エンジン。
すべてを知覚し、現在進行で世界を解析し、因果関係から未来を導き出す論理機関といったところだそうだ。
予言機関や未来予測装置としてはもちろん、略称は「神託」という意味だが、略称も正式名称もラプラスの悪魔としてのイメージが強すぎる名前であったから、姉が生前に名前をこっそり変えていたという。
ーーわたしは素雲教の信者じゃないし、ラースちゃんを盲信はしてないけど、恋は盲目っていうでしょ? 自分が正しい判断が出来てるかどうかわかんないんだよね。うちのイルマも、ラースちゃんのことがきっと好みだと思うけど、あの子には萌衣がいるから。あの子、昔から萌衣のことが大好きなの。だから、信じられる。萌衣が幸せになれる世界なら、きっとみんなが幸せになってるはずだから。だから、あの子に選ばせてあげて。
「姉さんは羅臼さんとこのアルゴスを信じてたんだよね」
「うん。信じてくれてた。でも、エミリちゃんの気持ちは考えなくてもいいよ」
ーーイルマ、わたしのことは気にしなくていいからね。イルマが正しいと思うことを選んで。
それが姉の遺言だったからだ。
「ぼくは、この世界の未来を羅臼さんとこの子に賭けてみたい」
世界をより良い方向に向かわせることができるなら、それを試さないという選択肢はイルマにはなかった。
自由がどうだとか、人の未来を信じるとか、そんな理想論を語り現状維持を望むようなことだけはできないと思った。
人の未来を信じ、何もしなかった結果が今なのだ。
アルゴスは、フィクションの世界で悪役が振りかざす極論に近い存在だ。
だが、極論を代案も出さずに否定するのはもっとも愚かなことだろう。
今まさに飢餓や疫病、戦争で命を失う子どもたちがいるのだ。その失われていく命を救う方法を導き出すのがアルゴスなのだ。
「だけど、保険をかけてもいいかな?」
「保険? いいけど」
「今、この世界にぼくはふたりいる。今ここにいるのは、村戸イルマの切断された頭部に『体のようなもの』を作ってつけた、村戸イルマ1号みたいなものなんだ」
「そうだったね。わたしが作った『地獄の門』ーーもう消しちゃったけど、あの門の向こうでは、もうひとりのイルマくんが、壮くんや佳名ちゃんや舟刻(しゅうこく)くんが戦ってるんだったね」
きっともう戦いは終わっているだろう。あの三人にもうひとりのイルマは殺すことはできないし、もうひとりのイルマもまた彼らを殺すことはできない。
「ぼくがかける保険は、もうひとりのぼくだよ」
「その保険、わたしも付き合うね」
羅臼はイルマの手を握った。
イルマの選択は、自分と羅臼、そしてアルゴスが、もし世界に対して間違った結果を産み出すことがあったなら、そのすべての罪を彼ら自身が背負うというものだった。
その判断は、すべてもうひとりのイルマに委ねることにした。
つまり、間違っていたならぼくたちを殺しに来て。アルゴスを破壊して。
そういうことだった。
「イルマくんの手、おっきいね。でも、エミリちゃんと同じで指が長くて、細くて、すごくきれいだね」
「羅臼さん……」
「わたしのことは、ラースちゃんでいいよ」
彼はその日、生まれてはじめて経験した。
自分の選択を信じることと、その選択の責任を、自分が負うということを。
村戸イルマ1号の選択から5年が過ぎた2030年12月31日現在、アルゴスによって導かれた世界は、今のところ問題なく稼働している。
だが、1号の若年性認知症は悪化し続けている。
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