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第二部 秋雨(あきさめ)
第6話 ①
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「ケータイの番号、交換していただけますか?
数日前、夏目メイは鞄からケータイを取り出してそう言った。
そのケータイには、あたしのケータイと同じ、YとMとOのアルファベットを繋げたストラップがついていた。
そんなめずらしいストラップがそうそう同じものがあるはずがなかった。
あの三文字にどんな意味が込められているかあたしにはわからないけれど、じいさんを殺しにきたあのヨシノブって男の子と夏目メイは、ただのヤクザのしたっぱと親分の娘という関係じゃないと思った。
あたしのケータイに彼のストラップがついているのを彼女が知れば、あたしはあんたの組が寄越した鉄砲玉が殺しそこねたじいさんの孫だと自己紹介しているようなものだ。
だからあたしはとっさにケータイを忘れてきてしまったと嘘をついた。
だけどそのとき、あたしの鞄の中でケータイが鳴って、夏目メイの顔が一瞬豹変した。
良家の世間知らずのお嬢様の顔から、冷酷なヤクザの娘の顔に。
それは一瞬の出来事で、夏目メイの顔はすぐに、良家の世間知らずのお嬢様の顔に戻った。
「そうですか。それは仕方がありませんね」
夏目メイはそう言って、
「ではまた来週、この学園でお会いしましょう」
あたしたちは校門で別れた。
その日、横浜港沖の海でヨシノブのコンクリ詰めにされた死体が上がったと、あたしは夜のニュースで知った。
週が変わって月曜日、あたしは城戸女学園に編入した。
編入して、夏目メイと丸一日机を並べて座って、わかったことがひとつだけあった。
それは夏目メイが、編入してからのたった一ヶ月で、クラスメイトたちから慕われるリーダー的存在になっているという、とても奇妙な状況だった。
授業が終わって休み時間に入るたびに、担当の教師のまわりではなく、夏目メイのまわりに生徒たちが集まり、かわるがわる彼女に質問を投げかけた。
夏目メイはそのひとつひとつに丁寧に、ひとりひとりに親切に答え、生徒たちは憧れの眼差しで夏目メイにお礼を言い去っていった。
特に草詰アリスという名前の女の子が、夏目メイによくなついているようだった。
所在なげな猫目が印象的な、名前の通り不思議の国に迷いこんでしまいそうな女の子だった。
先日、あたしが一日だけ城戸女学園に体験入学した日、風邪をひいて熱を出して家で寝込んでいたという彼女は、もちろんあたしとはその日が初対面で、「ごきげんよう」と城戸女学園流の挨拶をすると、印象的な猫目でキッと睨まれてしまった。
「メイの隣はわたしの場所なのに」
舌足らずの甘い、あたしが男の子だったら脳がとろけてしまいそうな声で彼女はそう言って、強引に席を詰めてきた。
草詰アリスは体がとても小さく、背はたぶん150センチなかった。
そのくせ、胸だけはあたしより大きかった。
あたしを間に挟んで、アリスは甘い声で夏目メイの名前を呼んだ。
ひょっとしたらレズなのかもしれない、女子校ってそういうの多いって聞いたことあるし。
そう思ったあたしは、それがどうやら顔に出てしまっていたらしく、
「あなた何か今、勘違いしてるでしょ。わたし別にレズってわけじゃないの。ただ男の子に興味がないだけ」
草詰アリスはあたしにそう言った。
「鬼頭さん、アリスのお父様は、海外の大学で日本の文学を教えてらっしゃる有名な文学教授なんですよ」
ふたりは余程仲が良いのか、草詰アリスは夏目メイのことをメイと呼び、誰に対してもさん付けで呼ぶ夏目メイが草詰アリスだけはアリスと呼んだ。
「その有名な文学教授様が、学生に手当たり次第に手出して不倫ばっかりしてたから、ママは自律神経がおかしくなっちゃって離婚しちゃって。わたし、それ見てたから男に興味なくなっちゃったんだよね」
草詰アリスはそう続けた。
「幼い頃はお父様とお母様といっしょにカナダに住んでいらしたの。だからアリスはこの学園で一番英語ができるんですよ」
「別に英語が得意ってわけじゃないの。日本語があんまり好きじゃないだけ。この国のことも好きになれないし。あーあ、早く留学したいなぁ」
草詰アリスは大きな胸を揺らしながら伸びをしてそう言った。
きっと彼女は外国という場所が、退屈な毎日や自分を変えてくれると思っている。
将来外国に住みたいなんて言う女の子は星の数ほどいるけれど、そういう子はみんな他力本願で、世界が自分次第で変わるということを知らないかわいそうな子たちだった。
アリスは自分の不幸を自慢したい年頃の女の子だった。
あたしは両親が離婚してるくらいの不幸はどこにでも転がってるようなありふれた不幸だと思った。
そのせいで母親が心を病んだり自律神経がおかしくなっていたとしても、家族にそういった人がいることは別に特別なことじゃない。
だって病院の精神科はいつも、医者と世間話をするために病院にかかっているような年寄りばかりの内科と同じくらい混んでる。
本当に不幸な女の子っていうのは、友達だと思っていた相手に売春を強要されてしまうような子だ。
第一彼女が有名私立の城戸女学園に通えているのは、もちろん彼女自身の努力もあっただろうけれど、その不倫好きのお父様からの高額な養育費があるからだろう。
彼女はどちらかと言えば幸せな女の子だった。
あたしは、草詰アリスのような自分が世界で一番不幸だと思い込んでるような女の子が大嫌いだった。
だけど夏目メイに近付くためなら、彼女とも仲良くなろう。
あたしはそう思った。
夏目メイと草詰アリスに挟まれながら、その日の最後の授業を受けているとき、あたしはふと轟からラブスカイウォーカーズのreYとmomoのサインをもらってくるようしつこく頼まれていたことを思い出した。
あたしも轟の娘といっしょで、新曲が出る度にケータイの着うたをダウンロードするくらいにはラブスカのファンだったけれど、いくら同じ学園の生徒だからと言っても、サインをもらうのは何だか気が引けた。
ふたりが城戸女学園の三年生で、あたしの先輩にあたるからということもあったけれど、ラブスカはバンド名に"e"がいくつ入ってるか何度見ても覚えられない、歯科医大の学生がやってるバンドと同じでメディアに顔を出さないバンドだった。
CDのジャケットやプロモーションビデオにさえシルエットで済ませて一切顔を出さない彼女たちが、城戸女学園に在籍するということは轟のような部外者にも周知の事実だったけれど、何百人もいる三年生の中からあたしにはreYとmomoを見付けられる気がしなかった。
だけど何度断っても轟はあたしがreYとmomoのサインをもらってくるまで諦めてくれそうになかった。
サインひとつで父親の威厳が保たれるとは思えなかったけれど、轟は組のためによく働いてくれているし、あたしにとっては迷惑でしかないけれど城戸女学園への送り迎えもしてくれていた。
そのご褒美にサインくらいもらってあげてもいいかな、なんてあたしは思うようになっていた。
編入したばかりの夏目メイはきっとふたりを知らないだろうなと思った。
草詰アリスならきっと知っていると思った。親睦を深めるいい機会かもしれないと思った。
階段教室には、黙々と黒板に、数年前に何百年の時を経て説き明かされた数学の定理を解く、女教師のチョークの音だけが響いていた。
生徒たちは皆静かに、鮮やかに解き明かされる解答を、固唾を飲んで見守っていた。
「ラブスカのreYとmomo、知ってる?」
あたしは、開いていたノートの端にそう書いて、草詰アリスの視界に入るようにノートを彼女に寄せた。
一分が過ぎ、二分が過ぎ、三分が過ぎても、草詰アリスから返事はなかった。
彼女の居場所だった夏目メイの隣の席をあたしが知らなかったとはいえ奪ってしまったから嫌われてしまったのかもしれない、とあたしは思った。
横目でちらりとアリスを見ると、彼女はぽろぽろと涙をこぼしていた。
数日前、夏目メイは鞄からケータイを取り出してそう言った。
そのケータイには、あたしのケータイと同じ、YとMとOのアルファベットを繋げたストラップがついていた。
そんなめずらしいストラップがそうそう同じものがあるはずがなかった。
あの三文字にどんな意味が込められているかあたしにはわからないけれど、じいさんを殺しにきたあのヨシノブって男の子と夏目メイは、ただのヤクザのしたっぱと親分の娘という関係じゃないと思った。
あたしのケータイに彼のストラップがついているのを彼女が知れば、あたしはあんたの組が寄越した鉄砲玉が殺しそこねたじいさんの孫だと自己紹介しているようなものだ。
だからあたしはとっさにケータイを忘れてきてしまったと嘘をついた。
だけどそのとき、あたしの鞄の中でケータイが鳴って、夏目メイの顔が一瞬豹変した。
良家の世間知らずのお嬢様の顔から、冷酷なヤクザの娘の顔に。
それは一瞬の出来事で、夏目メイの顔はすぐに、良家の世間知らずのお嬢様の顔に戻った。
「そうですか。それは仕方がありませんね」
夏目メイはそう言って、
「ではまた来週、この学園でお会いしましょう」
あたしたちは校門で別れた。
その日、横浜港沖の海でヨシノブのコンクリ詰めにされた死体が上がったと、あたしは夜のニュースで知った。
週が変わって月曜日、あたしは城戸女学園に編入した。
編入して、夏目メイと丸一日机を並べて座って、わかったことがひとつだけあった。
それは夏目メイが、編入してからのたった一ヶ月で、クラスメイトたちから慕われるリーダー的存在になっているという、とても奇妙な状況だった。
授業が終わって休み時間に入るたびに、担当の教師のまわりではなく、夏目メイのまわりに生徒たちが集まり、かわるがわる彼女に質問を投げかけた。
夏目メイはそのひとつひとつに丁寧に、ひとりひとりに親切に答え、生徒たちは憧れの眼差しで夏目メイにお礼を言い去っていった。
特に草詰アリスという名前の女の子が、夏目メイによくなついているようだった。
所在なげな猫目が印象的な、名前の通り不思議の国に迷いこんでしまいそうな女の子だった。
先日、あたしが一日だけ城戸女学園に体験入学した日、風邪をひいて熱を出して家で寝込んでいたという彼女は、もちろんあたしとはその日が初対面で、「ごきげんよう」と城戸女学園流の挨拶をすると、印象的な猫目でキッと睨まれてしまった。
「メイの隣はわたしの場所なのに」
舌足らずの甘い、あたしが男の子だったら脳がとろけてしまいそうな声で彼女はそう言って、強引に席を詰めてきた。
草詰アリスは体がとても小さく、背はたぶん150センチなかった。
そのくせ、胸だけはあたしより大きかった。
あたしを間に挟んで、アリスは甘い声で夏目メイの名前を呼んだ。
ひょっとしたらレズなのかもしれない、女子校ってそういうの多いって聞いたことあるし。
そう思ったあたしは、それがどうやら顔に出てしまっていたらしく、
「あなた何か今、勘違いしてるでしょ。わたし別にレズってわけじゃないの。ただ男の子に興味がないだけ」
草詰アリスはあたしにそう言った。
「鬼頭さん、アリスのお父様は、海外の大学で日本の文学を教えてらっしゃる有名な文学教授なんですよ」
ふたりは余程仲が良いのか、草詰アリスは夏目メイのことをメイと呼び、誰に対してもさん付けで呼ぶ夏目メイが草詰アリスだけはアリスと呼んだ。
「その有名な文学教授様が、学生に手当たり次第に手出して不倫ばっかりしてたから、ママは自律神経がおかしくなっちゃって離婚しちゃって。わたし、それ見てたから男に興味なくなっちゃったんだよね」
草詰アリスはそう続けた。
「幼い頃はお父様とお母様といっしょにカナダに住んでいらしたの。だからアリスはこの学園で一番英語ができるんですよ」
「別に英語が得意ってわけじゃないの。日本語があんまり好きじゃないだけ。この国のことも好きになれないし。あーあ、早く留学したいなぁ」
草詰アリスは大きな胸を揺らしながら伸びをしてそう言った。
きっと彼女は外国という場所が、退屈な毎日や自分を変えてくれると思っている。
将来外国に住みたいなんて言う女の子は星の数ほどいるけれど、そういう子はみんな他力本願で、世界が自分次第で変わるということを知らないかわいそうな子たちだった。
アリスは自分の不幸を自慢したい年頃の女の子だった。
あたしは両親が離婚してるくらいの不幸はどこにでも転がってるようなありふれた不幸だと思った。
そのせいで母親が心を病んだり自律神経がおかしくなっていたとしても、家族にそういった人がいることは別に特別なことじゃない。
だって病院の精神科はいつも、医者と世間話をするために病院にかかっているような年寄りばかりの内科と同じくらい混んでる。
本当に不幸な女の子っていうのは、友達だと思っていた相手に売春を強要されてしまうような子だ。
第一彼女が有名私立の城戸女学園に通えているのは、もちろん彼女自身の努力もあっただろうけれど、その不倫好きのお父様からの高額な養育費があるからだろう。
彼女はどちらかと言えば幸せな女の子だった。
あたしは、草詰アリスのような自分が世界で一番不幸だと思い込んでるような女の子が大嫌いだった。
だけど夏目メイに近付くためなら、彼女とも仲良くなろう。
あたしはそう思った。
夏目メイと草詰アリスに挟まれながら、その日の最後の授業を受けているとき、あたしはふと轟からラブスカイウォーカーズのreYとmomoのサインをもらってくるようしつこく頼まれていたことを思い出した。
あたしも轟の娘といっしょで、新曲が出る度にケータイの着うたをダウンロードするくらいにはラブスカのファンだったけれど、いくら同じ学園の生徒だからと言っても、サインをもらうのは何だか気が引けた。
ふたりが城戸女学園の三年生で、あたしの先輩にあたるからということもあったけれど、ラブスカはバンド名に"e"がいくつ入ってるか何度見ても覚えられない、歯科医大の学生がやってるバンドと同じでメディアに顔を出さないバンドだった。
CDのジャケットやプロモーションビデオにさえシルエットで済ませて一切顔を出さない彼女たちが、城戸女学園に在籍するということは轟のような部外者にも周知の事実だったけれど、何百人もいる三年生の中からあたしにはreYとmomoを見付けられる気がしなかった。
だけど何度断っても轟はあたしがreYとmomoのサインをもらってくるまで諦めてくれそうになかった。
サインひとつで父親の威厳が保たれるとは思えなかったけれど、轟は組のためによく働いてくれているし、あたしにとっては迷惑でしかないけれど城戸女学園への送り迎えもしてくれていた。
そのご褒美にサインくらいもらってあげてもいいかな、なんてあたしは思うようになっていた。
編入したばかりの夏目メイはきっとふたりを知らないだろうなと思った。
草詰アリスならきっと知っていると思った。親睦を深めるいい機会かもしれないと思った。
階段教室には、黙々と黒板に、数年前に何百年の時を経て説き明かされた数学の定理を解く、女教師のチョークの音だけが響いていた。
生徒たちは皆静かに、鮮やかに解き明かされる解答を、固唾を飲んで見守っていた。
「ラブスカのreYとmomo、知ってる?」
あたしは、開いていたノートの端にそう書いて、草詰アリスの視界に入るようにノートを彼女に寄せた。
一分が過ぎ、二分が過ぎ、三分が過ぎても、草詰アリスから返事はなかった。
彼女の居場所だった夏目メイの隣の席をあたしが知らなかったとはいえ奪ってしまったから嫌われてしまったのかもしれない、とあたしは思った。
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