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『マイクロビキニアーマーの女勇者 対 アナルバイブ男爵:Re-Birth』
第一話:『二人の食卓、そして「北斗」の再臨』
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朝の光が、天城家の質素なリビングに差し込んでいた。
キッチンから漂うのは、炊きたてのご飯と味噌汁の匂い。一見すれば、どこにでもある平和な兄妹の朝食風景だ。だが、食卓に座る私――天城瑠璃の格好は、およそ「日常」からは程遠いものだった。
「……ねえ、お兄ちゃん。……やっぱり、これ、おかしいよ」
私は、自分の肩に食い込む黄金の細い鎖を指でつまみながら、情けない声を上げた。
私の身体を覆っているのは、昨夜、目覚めた時から勝手に身体に「固着」していた、あの忌まわしき(けれど頼もしい)異世界の遺物。
胸元をギリギリで繋ぎ止める二枚の小さな布と、腰回りを一周するだけの金鎖。通称、マイクロビキニアーマー・ラピスラズリ。
「何がだ。……卵焼きの味付けか?」
食卓の向こう側で、兄・星哉は静かに箸を動かしていた。
端正な顔立ち。冷静沈着な佇まい。けれど、その傍らには、一般家庭にはおよそ似つかわしくない「検眼枠(テストフレーム)」と、ずらりと並んだトライアルレンズセットが置かれている。
「卵焼きじゃなくて、私の格好!! 記憶を失って目覚めたら、ほぼ全裸でお兄ちゃんに抱きしめられてたし、それから一晩経っても、この装備、脱げないんだもん! 外に出るどころか、廊下を歩くのも恥ずかしいよ……っ!」
「……慣れろ。それはお前の魂の一部だ。……それに、その『恥じらい』が、これから来る嵐を防ぐ唯一の盾になる」
兄の声は、冷徹なまでに響いた。
兄は夕べ、20年前に私が家の火事で死んだことになっていること、それなのに私がまだ16歳くらいにしか見えないということ、そしてこの世界に「異世界からの侵略者」が紛れ込んでいることを、淡々と説明してくれた。
世間を騒がせている連続不審死事件――それは、兄が「魔物」を狩った跡なのだと。
異世界からの侵略者には、「魔王」クラスの存在もいるという。そんな存在が異世界で死んだ後、この世界で人間に転生しているのだという。
その時、リビングのテレビから緊急速報が流れた。
『――次のニュースです。今朝未明、都内の高級マンションで、人気慈善活動家の枢木天音さんが、意識不明の重体で発見されました。現場には、鋭利な刃物で抉られたような痕跡があり……』
「……来たか。第一の星、天枢(てんすう)だな」
星哉兄さんの瞳が、スッと細くなった。
「え? 意識不明の重体って言ってるけど? あっ、犯人の方? あれ? お兄ちゃんが犯人なんだっけ?」
「この枢木天音という女が、異世界からの『異世界からの侵略者』、第一天魔王『天枢』なんだ。私にはわかる」
彼は迷いのない動作で「検眼枠」を手に取り、それを自分の顔に装着した。カチャリ、という冷たい金属音が響く。彼は手慣れた手付きでレンズを選び、フレームに差し込んでいく。
「度数調節……第一段階。……虚飾のヴェールを剥ぐ。……瑠璃、行くぞ。……お前の出番だ」
「ええっ!? 今から!? この格好で!? 警察がうじゃうじゃいるところに、マイクロビキニで行けって言うの!?」
「……恥ずかしいか?」
「当たり前でしょ!! 死にたいくらい恥ずかしいわよ!!」
その瞬間、私の身体から紫色のオーラがドォォォォォンと噴出した。
羞恥心が臨界点を超え、リビングのカーテンがバタバタと激しく揺れる。これだ。私のこの「はしたない」という感情が、異世界だけでなくこの世界の物理法則を捻じ曲げるエネルギーへと変換される。
「……良し。最高の出力だ。……行くぞ」
兄は、私の手首を掴み、裏口から夜の闇……ではなく、白昼堂々の街へと連れ出した。
高級マンションの最上階。そこは、慈善活動家・枢木天音が主催する「心の平和を願う集い」の会場だった。
すでに「魔王」としての本性を現していた天音は、周囲の信者たちから生命力を吸い上げ、巨大な光の繭と化していた。
「オホホホ! 私の愛こそが、この腐りきった世界を浄化するの! 跪きなさい、低偏差値の民草ども!」
天音が放つ「聖なる絶望」の光が、駆けつけた警察官たちを次々と無力化していく。
その時、非常階段の扉が蹴破られた。
「――そこまでよ! あんたのその、上から目線の説教……聞いてるだけで、こっちが恥ずかしくなるわよ!!」
私は、両手で胸元を隠しながら(隠せていないんですど!?)、会場のど真ん中に飛び出した。
豪華なシャンデリアの下、ほぼ全裸の美少女(もう自分で言っちゃうんだからね!)が仁王立ちする。そのあまりにも「不適切」な光景に、魔王も警察官も、一瞬にして時を止めた。
「な……っ。何よ、その格好は!? はしたない! 卑猥よ! 私の神聖な結界の中に、そんなゴミのような露出狂が……!」
「ゴミで悪かったわね!! でもね、あんたみたいな『偽物の聖女』にじろじろ見られるのが、一番恥ずかしくて力が湧いてくるのよぉぉぉぉ!!」
ドガァァァァァン!!
私のマイクロビキニから放たれた「恥辱の衝撃波」が、天音の聖なる結界を紙屑のように引き裂いた。
「今だよ、お兄ちゃん!!」
私の背後から、検眼枠をかけた兄が音もなく飛び出す。
彼はトライアルレンズを高速で切り替え、天音の胸の中央で蠢く「魔王の核」にピントを合わせた。
「――視認した。……枢木天音。……お前の傲慢(ピント)、ずれているぞ」
兄さんが振るったのは、調理用ナイフを改造したような特製のメス。
それは天音の喉元を正確に貫き、異世界の魂をこの世界から「切除」した。
「……あ……、あ……。……私の……完璧な……キャリアが……」
天音の身体が光の粒子となって崩壊していく。
後に残ったのは、死体すらない「虚無」。けれど世間から見れば、これは「天城星哉による凄惨な殺人」として記録されることになるのだ。
「……瑠璃。帰るぞ。……通報が入った」
「待って、お兄ちゃん! 私、この格好でパトカーに追われるの!? それは……それは勇者じゃなくて、ただの公然わいせつ容疑者じゃないのよぉぉぉ!!」
私は、逃げ惑う信者たちの視線に晒され、防御オーラを最大出力で噴出させながら、兄さんと共に夜の帳へと消えていった。
北斗の第一星『枢』が、今、喰らわれた。
それは、殺人鬼『星喰いの凶星』の伝説の始まりであり、
同時に、世界一恥ずかしがり屋な勇者の、救いのない(けれど賑やかな)日常の再開だった。
「……お兄ちゃん、次のターゲットは?」
「……天璇(てんせん)。……美しい玉の名を持つ女だ。……次はもう少し、布面積を減らしておけ」
「……これ以上、どこを減らすっていうのよぉぉぉ!!」
月光の下、兄妹の影が、血塗られた夜を駆けていく。
キッチンから漂うのは、炊きたてのご飯と味噌汁の匂い。一見すれば、どこにでもある平和な兄妹の朝食風景だ。だが、食卓に座る私――天城瑠璃の格好は、およそ「日常」からは程遠いものだった。
「……ねえ、お兄ちゃん。……やっぱり、これ、おかしいよ」
私は、自分の肩に食い込む黄金の細い鎖を指でつまみながら、情けない声を上げた。
私の身体を覆っているのは、昨夜、目覚めた時から勝手に身体に「固着」していた、あの忌まわしき(けれど頼もしい)異世界の遺物。
胸元をギリギリで繋ぎ止める二枚の小さな布と、腰回りを一周するだけの金鎖。通称、マイクロビキニアーマー・ラピスラズリ。
「何がだ。……卵焼きの味付けか?」
食卓の向こう側で、兄・星哉は静かに箸を動かしていた。
端正な顔立ち。冷静沈着な佇まい。けれど、その傍らには、一般家庭にはおよそ似つかわしくない「検眼枠(テストフレーム)」と、ずらりと並んだトライアルレンズセットが置かれている。
「卵焼きじゃなくて、私の格好!! 記憶を失って目覚めたら、ほぼ全裸でお兄ちゃんに抱きしめられてたし、それから一晩経っても、この装備、脱げないんだもん! 外に出るどころか、廊下を歩くのも恥ずかしいよ……っ!」
「……慣れろ。それはお前の魂の一部だ。……それに、その『恥じらい』が、これから来る嵐を防ぐ唯一の盾になる」
兄の声は、冷徹なまでに響いた。
兄は夕べ、20年前に私が家の火事で死んだことになっていること、それなのに私がまだ16歳くらいにしか見えないということ、そしてこの世界に「異世界からの侵略者」が紛れ込んでいることを、淡々と説明してくれた。
世間を騒がせている連続不審死事件――それは、兄が「魔物」を狩った跡なのだと。
異世界からの侵略者には、「魔王」クラスの存在もいるという。そんな存在が異世界で死んだ後、この世界で人間に転生しているのだという。
その時、リビングのテレビから緊急速報が流れた。
『――次のニュースです。今朝未明、都内の高級マンションで、人気慈善活動家の枢木天音さんが、意識不明の重体で発見されました。現場には、鋭利な刃物で抉られたような痕跡があり……』
「……来たか。第一の星、天枢(てんすう)だな」
星哉兄さんの瞳が、スッと細くなった。
「え? 意識不明の重体って言ってるけど? あっ、犯人の方? あれ? お兄ちゃんが犯人なんだっけ?」
「この枢木天音という女が、異世界からの『異世界からの侵略者』、第一天魔王『天枢』なんだ。私にはわかる」
彼は迷いのない動作で「検眼枠」を手に取り、それを自分の顔に装着した。カチャリ、という冷たい金属音が響く。彼は手慣れた手付きでレンズを選び、フレームに差し込んでいく。
「度数調節……第一段階。……虚飾のヴェールを剥ぐ。……瑠璃、行くぞ。……お前の出番だ」
「ええっ!? 今から!? この格好で!? 警察がうじゃうじゃいるところに、マイクロビキニで行けって言うの!?」
「……恥ずかしいか?」
「当たり前でしょ!! 死にたいくらい恥ずかしいわよ!!」
その瞬間、私の身体から紫色のオーラがドォォォォォンと噴出した。
羞恥心が臨界点を超え、リビングのカーテンがバタバタと激しく揺れる。これだ。私のこの「はしたない」という感情が、異世界だけでなくこの世界の物理法則を捻じ曲げるエネルギーへと変換される。
「……良し。最高の出力だ。……行くぞ」
兄は、私の手首を掴み、裏口から夜の闇……ではなく、白昼堂々の街へと連れ出した。
高級マンションの最上階。そこは、慈善活動家・枢木天音が主催する「心の平和を願う集い」の会場だった。
すでに「魔王」としての本性を現していた天音は、周囲の信者たちから生命力を吸い上げ、巨大な光の繭と化していた。
「オホホホ! 私の愛こそが、この腐りきった世界を浄化するの! 跪きなさい、低偏差値の民草ども!」
天音が放つ「聖なる絶望」の光が、駆けつけた警察官たちを次々と無力化していく。
その時、非常階段の扉が蹴破られた。
「――そこまでよ! あんたのその、上から目線の説教……聞いてるだけで、こっちが恥ずかしくなるわよ!!」
私は、両手で胸元を隠しながら(隠せていないんですど!?)、会場のど真ん中に飛び出した。
豪華なシャンデリアの下、ほぼ全裸の美少女(もう自分で言っちゃうんだからね!)が仁王立ちする。そのあまりにも「不適切」な光景に、魔王も警察官も、一瞬にして時を止めた。
「な……っ。何よ、その格好は!? はしたない! 卑猥よ! 私の神聖な結界の中に、そんなゴミのような露出狂が……!」
「ゴミで悪かったわね!! でもね、あんたみたいな『偽物の聖女』にじろじろ見られるのが、一番恥ずかしくて力が湧いてくるのよぉぉぉぉ!!」
ドガァァァァァン!!
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「今だよ、お兄ちゃん!!」
私の背後から、検眼枠をかけた兄が音もなく飛び出す。
彼はトライアルレンズを高速で切り替え、天音の胸の中央で蠢く「魔王の核」にピントを合わせた。
「――視認した。……枢木天音。……お前の傲慢(ピント)、ずれているぞ」
兄さんが振るったのは、調理用ナイフを改造したような特製のメス。
それは天音の喉元を正確に貫き、異世界の魂をこの世界から「切除」した。
「……あ……、あ……。……私の……完璧な……キャリアが……」
天音の身体が光の粒子となって崩壊していく。
後に残ったのは、死体すらない「虚無」。けれど世間から見れば、これは「天城星哉による凄惨な殺人」として記録されることになるのだ。
「……瑠璃。帰るぞ。……通報が入った」
「待って、お兄ちゃん! 私、この格好でパトカーに追われるの!? それは……それは勇者じゃなくて、ただの公然わいせつ容疑者じゃないのよぉぉぉ!!」
私は、逃げ惑う信者たちの視線に晒され、防御オーラを最大出力で噴出させながら、兄さんと共に夜の帳へと消えていった。
北斗の第一星『枢』が、今、喰らわれた。
それは、殺人鬼『星喰いの凶星』の伝説の始まりであり、
同時に、世界一恥ずかしがり屋な勇者の、救いのない(けれど賑やかな)日常の再開だった。
「……お兄ちゃん、次のターゲットは?」
「……天璇(てんせん)。……美しい玉の名を持つ女だ。……次はもう少し、布面積を減らしておけ」
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