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レニドールSide
R まさかルーファスと
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俺は静かにベッドを抜け出し、部屋を出ようとした。
「……どちらへ行かれるのですか?」
いきなり声を掛けられ吃驚して後ろを振り返ると、ルーファスがベッドから起き上がっていた。
寝てなかったのかよ!
「いや、うるさくて眠れないから、しばらく外にでてる」
「なら私もご一緒します」
「は? 別に一緒に来なくても大丈夫だし」
「殿下がどんなにお強くとも、王族を一人で出歩かせることはできません」
普段の俺の状況を知っているくせに、放ってほしい時に王族扱いする。かといって彼は俺の身体を楽にしてくれるわけではない。腹が立ってつい声を荒げ、いらない事を言ってしまった。
「もうっ同じ男なんだから一人にしてほしい理由解れよ!」
「っ! そ、それは、申し訳ありません……」
さすがのルーファスも顔を赤くして狼狽えている。
「花街に行ってくる。二刻、程で戻ってくる。……お前も行きたいなら……好きにしていい」
語尾が、少し涙声になってしまった。
「は? なんですかそれ、花街? 私が殿下をそんなところに行かせるとでも?」
先程まで狼狽えていたルーファスは急に剣呑な空気を漂わせている。
「なん、なんだよ、俺だってそういうことはしたい!」
「閨教育もまだしていないのに?」
「なっなんで知って……っ」
「花街は病気持ちの娼婦や、避妊だって曖昧な場所なんです!王族の貴方をそんな危険な所に行かせるわけないでしょう!」
「……こんな時に王族扱いするなよっ。お前だって好きな時に好きなやつとやってるんだろうっ?名前だけの王族なのに、俺は好きな奴ともできないっ。王族になんて生まれたくなかった!」
「…………っ!」
大好きで愛しいルーファスに手も出されず、花街も禁止され、悲しくて空しくてやるせない。涙が出てきた。
「別に、病気になっても、次いつできるかわからないし……、治療すればいいだけだ。それに男娼に相手してもらうから、子供とかできるわけないし」
涙を拭い強引に部屋を出ようとしたら、怖い顔をしたルーファスに手首を掴まれる。
「やだ……、止めても絶対行くからな」
このやり取りでそんな気も起きなくなってきたが、もう引くにひけなかった。
「それなら、男が大丈夫なら、私がお相手致しますっ。抱かれる方でよろしいですね?」
ルーファスに引き寄せられ、見つめ合う。ルーファスは真剣な顔をしていた。
「う……そうだ、けど……別に……無理しなくても……」
手を振りほどこうとするが、さらに強い力で引き戻される。
「そんなにセックスがしたいなら私が教えて差し上げますっ」
「……っ」
ルーファスが、教えてくれる、セックスを……。
ヤバい、鼻血でそう。萎んだ性欲が吹き返し、一気に身体が熱くなる。
「花街行くぐらいですから、相手は誰でもいいんですよね?なら私でもいいですよね?」
「あ、あう……うん……」
「では、まず初めにキス、してもよろしいですか?」
閨に誘う甘い雰囲気ではないが、ルーファスがキスしてくれる!ルーファスが望んで俺を抱くわけではないが、今夜適当に捨てるはずだった初めてのキスや純潔を、彼に捧げられる。めちゃくちゃ嬉しい!
俺は真っ赤な顔でコクコク頷くと、頬に手を添えられゆっくりルーファスの顔が近づいてきた。鼓動の音が耳に響くくらいうるさい。柔らかい唇が俺の唇に重なった瞬間、ピリっとした甘い刺激が身体を伝う。
「んっ」
思わず鼻を抜ける甘い声が出てしまった。少し離れたあとルーファスは再び唇に齧り付き、薄く開いた口から舌を入れてきた。
「んっんんっ」
ルーファスの舌に、俺の舌は絡め取られる。ぬるっとした初めての感覚に頭がぼーっとし、腰から力が抜けて行く。ルーファスは腰を抱き、俺をベッドへ横たわらせた。キスを繰り返しながら、器用に服を脱が脱がしていく。耳へキスされながら、ルーファスの大きな手が俺の胸や腰を優しくなでる。
「あっ……はぁっ……」
ピリピリとした甘い痺れが身体を伝う。思わず女のような甲高い喘ぎ声が口から出てしまう。
平凡な俺からそんな声がでてきたらキモいかもしれない……。声があまり出ないよう自分の手で口を塞いだ。
ルーファスは俺の手を口から剥がし、手の甲へキスをする。
「殿下、男は相手の喘ぎ声で興奮するんですよ。我慢しないで……」
「ん……だって、恥ずかし……」
「ふふっ可愛い」
とろりと甘い微笑みをするルーファスに、俺はもういっぱいいっぱいだ。そして彼は俺の首から胸へチュッチュッと音を立てながらキスしていく。胸の突起へ指が掠った時、強い刺激にビクンと身体が跳ねた。
「あぅっ」
「殿下は初めてでも乳首が感じるんですね」
「やっ……誰かと比べんなよっ」
「比べてなんかいませんよ」
ルーファスは乳首を舌でつついたり、コロコロと転がすように舐め回す。
「やぁ……んっあぁっあっ」
乳首を吸われながらもう片方の乳首は摘まれたり刺激され、身体がビクンビクン跳ねる。股間が痛いくらい勃ち上がっている。股間の状態に気付いたのか、乳首を音を立てて吸いながら俺の陰茎を刺激しだした。
「あっやっ……あっだめっ出そ……うっ」
「そういう時はイクって言うんですよ」
「うぁっ、い、イクっ」
身体をたくさん刺激されたから、数回陰茎を擦られただけでイッてしまった。
好きな人に刺激されるのは、自分でするのとは全然違った。あまりの衝撃に頭がぼーっとする。
「殿下、ちょっと下に行ってきますので、その間にお尻の中を洗浄しておいて下さいね」
「へ?あ、うん」
平常なら赤面してしまう科白も、頭が働かないお陰で普通に答えた。
身体を洗浄するのと同じように、尻の中を洗浄すればいいんだよな。洗浄を終えると、ルーファスが手に何かを持って戻ってきた。
「……どちらへ行かれるのですか?」
いきなり声を掛けられ吃驚して後ろを振り返ると、ルーファスがベッドから起き上がっていた。
寝てなかったのかよ!
「いや、うるさくて眠れないから、しばらく外にでてる」
「なら私もご一緒します」
「は? 別に一緒に来なくても大丈夫だし」
「殿下がどんなにお強くとも、王族を一人で出歩かせることはできません」
普段の俺の状況を知っているくせに、放ってほしい時に王族扱いする。かといって彼は俺の身体を楽にしてくれるわけではない。腹が立ってつい声を荒げ、いらない事を言ってしまった。
「もうっ同じ男なんだから一人にしてほしい理由解れよ!」
「っ! そ、それは、申し訳ありません……」
さすがのルーファスも顔を赤くして狼狽えている。
「花街に行ってくる。二刻、程で戻ってくる。……お前も行きたいなら……好きにしていい」
語尾が、少し涙声になってしまった。
「は? なんですかそれ、花街? 私が殿下をそんなところに行かせるとでも?」
先程まで狼狽えていたルーファスは急に剣呑な空気を漂わせている。
「なん、なんだよ、俺だってそういうことはしたい!」
「閨教育もまだしていないのに?」
「なっなんで知って……っ」
「花街は病気持ちの娼婦や、避妊だって曖昧な場所なんです!王族の貴方をそんな危険な所に行かせるわけないでしょう!」
「……こんな時に王族扱いするなよっ。お前だって好きな時に好きなやつとやってるんだろうっ?名前だけの王族なのに、俺は好きな奴ともできないっ。王族になんて生まれたくなかった!」
「…………っ!」
大好きで愛しいルーファスに手も出されず、花街も禁止され、悲しくて空しくてやるせない。涙が出てきた。
「別に、病気になっても、次いつできるかわからないし……、治療すればいいだけだ。それに男娼に相手してもらうから、子供とかできるわけないし」
涙を拭い強引に部屋を出ようとしたら、怖い顔をしたルーファスに手首を掴まれる。
「やだ……、止めても絶対行くからな」
このやり取りでそんな気も起きなくなってきたが、もう引くにひけなかった。
「それなら、男が大丈夫なら、私がお相手致しますっ。抱かれる方でよろしいですね?」
ルーファスに引き寄せられ、見つめ合う。ルーファスは真剣な顔をしていた。
「う……そうだ、けど……別に……無理しなくても……」
手を振りほどこうとするが、さらに強い力で引き戻される。
「そんなにセックスがしたいなら私が教えて差し上げますっ」
「……っ」
ルーファスが、教えてくれる、セックスを……。
ヤバい、鼻血でそう。萎んだ性欲が吹き返し、一気に身体が熱くなる。
「花街行くぐらいですから、相手は誰でもいいんですよね?なら私でもいいですよね?」
「あ、あう……うん……」
「では、まず初めにキス、してもよろしいですか?」
閨に誘う甘い雰囲気ではないが、ルーファスがキスしてくれる!ルーファスが望んで俺を抱くわけではないが、今夜適当に捨てるはずだった初めてのキスや純潔を、彼に捧げられる。めちゃくちゃ嬉しい!
俺は真っ赤な顔でコクコク頷くと、頬に手を添えられゆっくりルーファスの顔が近づいてきた。鼓動の音が耳に響くくらいうるさい。柔らかい唇が俺の唇に重なった瞬間、ピリっとした甘い刺激が身体を伝う。
「んっ」
思わず鼻を抜ける甘い声が出てしまった。少し離れたあとルーファスは再び唇に齧り付き、薄く開いた口から舌を入れてきた。
「んっんんっ」
ルーファスの舌に、俺の舌は絡め取られる。ぬるっとした初めての感覚に頭がぼーっとし、腰から力が抜けて行く。ルーファスは腰を抱き、俺をベッドへ横たわらせた。キスを繰り返しながら、器用に服を脱が脱がしていく。耳へキスされながら、ルーファスの大きな手が俺の胸や腰を優しくなでる。
「あっ……はぁっ……」
ピリピリとした甘い痺れが身体を伝う。思わず女のような甲高い喘ぎ声が口から出てしまう。
平凡な俺からそんな声がでてきたらキモいかもしれない……。声があまり出ないよう自分の手で口を塞いだ。
ルーファスは俺の手を口から剥がし、手の甲へキスをする。
「殿下、男は相手の喘ぎ声で興奮するんですよ。我慢しないで……」
「ん……だって、恥ずかし……」
「ふふっ可愛い」
とろりと甘い微笑みをするルーファスに、俺はもういっぱいいっぱいだ。そして彼は俺の首から胸へチュッチュッと音を立てながらキスしていく。胸の突起へ指が掠った時、強い刺激にビクンと身体が跳ねた。
「あぅっ」
「殿下は初めてでも乳首が感じるんですね」
「やっ……誰かと比べんなよっ」
「比べてなんかいませんよ」
ルーファスは乳首を舌でつついたり、コロコロと転がすように舐め回す。
「やぁ……んっあぁっあっ」
乳首を吸われながらもう片方の乳首は摘まれたり刺激され、身体がビクンビクン跳ねる。股間が痛いくらい勃ち上がっている。股間の状態に気付いたのか、乳首を音を立てて吸いながら俺の陰茎を刺激しだした。
「あっやっ……あっだめっ出そ……うっ」
「そういう時はイクって言うんですよ」
「うぁっ、い、イクっ」
身体をたくさん刺激されたから、数回陰茎を擦られただけでイッてしまった。
好きな人に刺激されるのは、自分でするのとは全然違った。あまりの衝撃に頭がぼーっとする。
「殿下、ちょっと下に行ってきますので、その間にお尻の中を洗浄しておいて下さいね」
「へ?あ、うん」
平常なら赤面してしまう科白も、頭が働かないお陰で普通に答えた。
身体を洗浄するのと同じように、尻の中を洗浄すればいいんだよな。洗浄を終えると、ルーファスが手に何かを持って戻ってきた。
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