王子の凱旋

小野あやか

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二人の思い

R レニドールSide 恋人同士のような

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ルーファスにベッドへ押し倒され、キスをされる。頭や背中を掻き抱かれ、貪られるような激しいキス。
唇を啄まれたり、ねっとりと舌を絡め合ったり、長い時間ずっと夢中でキスをしていた。
「……ぁっ……ふぅ……ん……」
もうキスだけでトロトロだ。ようやく顔を上げ、ルーファスは首や鎖骨に強く吸い付く。吸い付かれるたびにチリチリとした小さい痛みが走るが、それがまた刺激になる。チリチリが身体中に渡る。陰茎を口に含まれながら孔を解されていく。
「あ……っはぁっはぁっ……あっ」
ルーファスの口の中に一回吐き出すと、彼は孔へ舌を這わせる。
「えっまたそこ舐めるの……?」
「……恋人にしかこんな事しませんよ」
「う……は、恥ずかしいんだよ!」
恥ずかしさに顔が赤くなり、目が潤む俺を見てルーファスはニヤリと笑う。
「好きな人が恥ずかしがる所を見たいんですよ。それが可愛いんです」
「……っ」
好きな人の……。俺の事好きじゃなくても、今だけは恋人のようにしてほしいと頼んだからそうしてくれてるんだ。
今だけは恋人気分を味わえる。だから俺も今日はルーファスの全てを受け入れる。
「じゃあ、していいよ……あっ」
言った途端ルーファスは舐め始めた。丹念に舌や指で解されていく。早くルーファスが欲しくて仕方ない。
「は……ぁ……ねえ……もう挿れて、欲しい……ルーファスの、お……おちんちん……挿れて……っっ」
恥ずかしいおねだりを、以前教えられた通り実践してみる。本当にもうっ恥ずかしいな! 
「殿下……っ」
「殿下は、やだ……今だけはレニって呼んで……」
「っっレニっ」
「あぁっ」
ルーファスの陰茎がグイグイと入ってくる。ゆっくりと抽送しながら、段々早めていく。もうこの圧迫感に馴れてきた。感慨深い。
ここを攻められると感じてしまうのを、ルーファスに散々教え込まれた。潤んだ目から涙が溢れる。

「ああっルーっいいっあっ」
「レニっはぁっ……可愛いっ……レニっ」
向かい合って抱きしめ合いながら激しく揺さぶられる。そして唇を貪りながら激しくベッドを揺らす。
お互いに一回イッた後、ルーファスは抜かずに体位を変える。片足だけを持ち上げて肩に乗せて攻められては四つん這いにされては後ろから攻められ。
その後は向い合せでルーファス太腿の上に座り、キスや乳首を吸われながら下から突かれると、ビリビリと背中を突き進むような強い快感で頭が真っ白になる。

「ああっんっ……あっいぃっそれ、好きぃ……」
「はぁっはぁっ……んっ何が……っ好き、なんですか?」
ルーファスが好きだと言いたい。けど言えない。だから言葉の端に好きを散りばめてみる。
「……っキス、されながら、突かれるの……好き……」
要望通りキスされながら下から激しく突かれる。
「んんっふ……ぅ……ん……ぁ……好き……」
「……っ私も……好きですよっ」
「……じゃあ、いっぱい、して……」
ルーファスの首に抱きついて微笑む。ルーファスの目つきが変わる。
「っ! そんなこと言われてはっ……朝まで止められませんよっ?」
へへっ今だけは俺のルーファス。好きな人や騎士団事務員じゃない、俺を見てくれている。
今だけは一人占めだ。
「……いいよ……体力は、ある方だ……」
「……っく!」
「あぁんっあっ深っ」
今度は対面からひっくり返し、屈曲させられて上から伸し掛かるように激しく抽送される。
「……っルーっあっ……キモチ良すぎて……もう、……おかしく……なりそ」
「ははっ……私はもうおかしくなってますよっ」
「あっあっあぅっ」
ルーファスは気持ち良くてもうおかしくなってるのか。嬉しいな。これがルーファスの、恋人とするセックス。
……あれ、回数と激しさは増したが、基本は今までと変わらない……? 
じゃあもしかして、あの意地悪も、閨教育の一環……なのか?
もしかして、言葉通り、嫌々とかじゃなかったのかな? 
心がほわりと温かくなる。

初めてしたあの宿と同じように、お互いの荒い息と肌を打ち付ける音、ベッドの酷く軋む音が部屋中に響き渡る。
音でも耳を犯され、ルーファスに抱かれている事が実感できる。

それから空が白むまで、少し寝ては揺さぶられるのを繰り返した。

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