エンペラー

Miseto

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1作られた世界の中で

1.4

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<ホシナサ人民共和国>(プロローグ終了後)

広い社長室のような部屋で男性が一人各国からの手紙に目を通している。


「ピーピーピーピー」


ポケットの中の不格好な端末が機械音を上げる。


ヨハネス・ハームバーク「なんですか?ベルフさん」


端末を起動させ通話を開始する。電話のようだ。


ベルフ・マセタード「おう、お疲れさん。こっちの会議が速くおわってな。どうだ暗殺されてないか」


ハームバーク「されてたら今話してるの誰なんですか?それより今回の会議は時間通り終わったんですねいつも2時間ほど延長してるのに」


マセタード「ちょっと会議中に電話が入ってそのまま抜けてるんだよ。俺がいなくても問題はないしな。それに2つ話があってな」


ハームバーク「あなた会長でしょう?有資連合最近停滞しているって聞いてますよ。それでその話とは?侵入作戦日のことですか?」


マセタード「ああ、何か考えがあるだろうと思ってな」

ハームバーク「式典でのシーレンスの発言には大体予測ができてました。なのでスターストームの目的を再確認したくてこの日にしたんです。スターストームの活動は矛盾しかしていないので」

マセタード「「人類を否定しながら殺人を伴わない無破壊思想」たしかにそうだな。了解した。
それでもう1つの話だが、おまえの学生時代の野望に乗らせてもらう。、、、2人だけの話だいまは他人に漏らすなよ」


マセタードが少し早口で言う。


ハームバーク「ありがとうございます。これでまた少し進めました。あ、もう時間ですね
最後に一つだけもし僕に何かあった時のために覚えておいてください。
          タルース・エネフ
この星の代弁者です。詳細は僕からは言えません。」


マセタード「は?タルース、、、待ってくれ。ああもうバッテリーが!わかった覚えてお」


「ブーーー」


端末がまた機械音を上げる。
端末を再びポケットに入れ机の上の手紙の端をそろえる。


ハームバーク「やっとか」



<テスバニア(エンペラー基地)>


分割表示されたメインモニターがエンペラーの生中継を終える。


ヘルシーク「いつになく長かったなシーレンスの演説」


アビルの席の近くにヘルシークが椅子ごと寄ってきて小声で話しかける。


ヘルシーク「起源どっちだと思う?」


この手の話かと理解するとこちらも小声で回答する。


アビル「俺は宇宙人派かな」


そう答えると「同じ」という素振りをしながら椅子ごと帰っていく。


ミル「それより」


パルミトン「それより?」


ミル「アビルとヨハネス・ハーンバークさん同い年なんだよ」


コーナー「えーーそしたら25歳!若っ」


アビル「そうなんだよ。同じ有資連合の大学に行ってたはず。たしか海洋科だっけ」


話の途中でアテンからシュミレーション結果が届く。


コーナー「やっぱり何回やっても二極化するね。邪魔が入るか、何にもおこらないか」


テプル・コーナーから結果を渡されたパルミトンが招集をかける。


パルミトン「エンペラーの本部からは式典が終わり次第いつでもいいって連絡が来ているから予定通り明日早朝4時ごろに行います。コーナーよろしくね」

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