片腕の黒竜と剣魔学園

シオノメ=E=メル

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第壱式

10話 記憶の少女

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    前回のあらすじ

    剣術士棟へと向かった音乃葉たちは秋咏のクラスへと行くが授業中だった、その為授業が終わるまでの間何処かで暇つぶしをすることになるが、ゼラフの提案により室内ガーデンへと向かいう。辿り着くと中央の大木に向かうぜラフを追いかけると急に眠気を誘われ寝てしまう、夢(?)の中には謎の少女と昔の自分がいる。音乃葉は昔何があったのか、あの少女の事、等々あったが病室から光が発したあとから本編へ

 ⌬夢界にて⌬

音乃葉 「…ん。」

    目を開けるとまた先程の病室の風景が広がっていた

音乃葉 「また、病室…?」

    窓を見るとどうやら朝のようだ

音乃葉 「俺はどうなってるんだ?」

    ベットを見ると先程の状態で寝ていると思ったら

音乃葉?「…んん。」

    どうやら目を覚ましたらしい、先ほどの光景からどれだけたっているのかは分からないが、棚の上の電子時計を見るとどうやら事故は昨日の出来事の様だ

音乃葉?「いてて…何で俺はここにいるんだ。」

    あれだけの傷で体をすぐ動かせるとは自分でも驚く

音乃葉?「…何だ…これ。」

    包帯で巻かれている左腕を見ると少し黒い部分が見える

音乃葉?「…。」

    恐る恐る右手で包帯をとろうとすると音乃葉の背後から声がした

??? 「お…お兄ちゃん?!」

    振り向くとどうやら日乃葉のようだ

音乃葉?「日乃…葉…?」

    日乃葉の方を見る

日乃葉 「も、もう起き上がって大丈夫なの?」

    日乃葉はすぐさまベットに近寄る

音乃葉?「あ、あぁ…。」

日乃葉 「もぅ…凄く心配したんだからね!」

    涙目で頬をふくらませる日乃葉

音乃葉?「す、すまなかったな…。ところで。」

音乃葉 (この流れ微かにだけど覚えてる。確かこの先は…。)

音乃葉?「?」

日乃葉 「お、お兄ちゃん?覚えてないの?」

   と昔のやり取りをぼんやりと見ていると…

音乃葉?「残念だが、。」

    不意にそんな言葉が聞こえた

音乃葉 「え?」

    その言葉と同時に音乃葉の体の周りに黒い何かが絡みつくき周りが黒い背景へと変わる

音乃葉 「な、何だこれ!」

    必死に足掻くがびくともしない、それどころか体がどんどん暗闇に飲み込まれていく

音乃葉?「まさか夢界で意識があるなんて思わなかったよ。これも<光御神木>の力かな。」

音乃葉?「ま、記憶を消すとはいえ、万が一にもこれ以上は見られちゃぁまずいんでなぁ。」

音乃葉 「この声…まさか。」

    目の前にいた自分の目の前にいたもう1人の音乃葉は黒い影へと変えていく姿を変える

黒竜  「覚えてたのかぁ?消さずに残したのは失敗だったなぁ。」

黒竜  「じゃあな、ガラクタちゃん。」

音乃葉 「く、くそ!」

    顔が飲み込まれる瞬間、周りが白い光へと包まれる

黒竜  「ググ…竜騎士か。まぁいい、ここは一旦引くとしよう。」

    目の前にいた黒い影は煙のように消えると、体に絡みついていた黒いものも消えていった

音乃葉 「…竜騎士?…!」

    又目の前を強い光が指すと同時に目が覚める

 ⌬剣術士棟1階 室内ガーデンにて⌬

音乃葉 「…んん。」

    目を開けると太陽の光が指す

??? 「目が覚めたかい。」

    目を開けた先には見覚えのある顔が見えた

音乃葉 「お蔭さまで。」

秋咏  「そうか、随分うなされていたが悪い夢でも見てたのか?」

音乃葉 「あんまり覚えてないけど、良くもなく悪くもない夢だったな。」

秋咏  「そうか。」

    頭を撫でられる

音乃葉 「ところで、秋咏さん。」

秋咏  「ん?」

音乃葉 「何で私は貴方の膝枕で寝てるんでしょうかね。」


    音乃葉は寝る時に大木の方へ寄りかかったはずなのに今は秋咏の膝枕で寝ている

秋咏  「つい先程こちらに来たら、君が凄く辛そうに寝ていたから横にしてあげたんだよ。」

音乃葉 「はへぇ、そんなにか。」

    音乃葉は起き上がる

秋咏  「ほらハンカチ、涙出てるよ。」

    秋咏はハンカチを音乃葉に差し出す

音乃葉 「え?」

    言われて気づいた、自分が涙を流していた事に

音乃葉 「あ、ありがとう。」

    音乃葉は秋咏からハンカチを受け取り涙を拭く

音乃葉 (何でだろ…初めて合うような気がしない。)

音乃葉 「あ、ハンカチ洗って返すよ。」

    とハンカチをポッケにしまおうとすると

秋咏  「大丈夫だよ。」

    とハンカチを取られてしまう

音乃葉 「いやいや、流石に使ったものは洗わないと駄目だからさ。」

    取られたハンカチを取り返そうとすると秋咏の手に触れてしまう

音乃葉 「ゆっ!」
秋咏  「っ!」

音乃葉 (やべえ、なんか変な声出た。)

    謎の失態に冷や汗をかく音乃葉が…

秋咏  「だ、大丈夫だ。気にしなくていい。」

    顔を反対側へ向けてしまう

音乃葉 「お、おう。すまんな。」

秋咏  「…。」

     そして訪れる沈黙に

秋咏  「それで、どうして君は剣術士棟ここにいるんだ?授業は無いのか?」

音乃葉 「ん、まぁ今日はもう授業は無いんだ。」

秋咏  「そうか、 なら何故ここに来たんだ?」

音乃葉 「あー、何というか学園内をちょいと散策しようと思ってここに来たんだよ。」

秋咏  「成程ね、悪いけど剣術士棟ここには何にもないよ?」

    秋咏はすっと立ち上がり出口へ向かおうとする

音乃葉 「でもな、何でかな。」

音乃葉 「お前と初めて合うような気がしないんだよな。」

    その言葉に秋咏は足を止める

秋咏  「…っ!」

音乃葉 「あ、すまん!悪いなへんなこと言っちゃって。」

秋咏  「いや、いいんだ。」

    止めた足を動かしそのまま出口の方へ向かい部屋から出ていった

音乃葉 「…。」

ドラゴン「主ヨ、彼女ニツイテドウ思ウ?」

    突然後ろから湧くドラゴン

音乃葉 「ん?急だな。」

    ドラゴンの方に顔を向け話す

音乃葉 「まぁどう思うって聞かれてもなぁ…。」

    少し考える素振りをする

ドラゴン「…。」

音乃葉 「特にこれといったことはないけど、やっぱり何が引っかかるんだよ。」

ドラゴン「ソウカ、ソレヲドウスルカハ主次第ダ。」

音乃葉 「お前は秋咏について何か知ってるのか?」

    ドラゴンに問う

ドラゴン「残念ダガソレハイエナイ。」

音乃葉 「え?何でだ?」

    そんな言葉に疑問が出る

ドラゴン「知リタイノデアレバ自分デ聞クガ良イ。我カラハ言エヌ。」

音乃葉 「そうか。又秋咏に会ったら聞いてみるか。」

    そう言いながら部屋から出ていく。


つづく


メル  「挿絵描こうと思ったら時間なくてかけなかった件。」
ナレータ「大丈夫ですかね。」
メル  「今度描いておきますね。」
ナレータ「んで今回のことなんですけど又出てきましたね。」
メル  「いつ以来なんでしょうか黒竜君。この先の話をどうするか模索中です。」
ナレータ「あれ?この前シナリオは出来てるとか何とか言ってませんでしたっけ?」
メル  「あーあれね。大まかだから細かい設定考えてなかったの。」
ナレータ「えぇ…(困惑)」
メル  「まぁ何とか頑張って執筆していきます。」
メル  「それと、今週は少し休みます。忙しい時期に入ってきたんで出せるかどうかわからないです。」
メル  「今回遅れたのもそのせいで。」
ナレータ「なるほどねぇ。んじゃあ又休載告知でも出すんですか?」
メル  「ほとんどの確率で出しますね。」
ナレータ「お忙しいこった。」
メル  「もしかしたら上げるかもしれない程度なんであまり期待はしないで下さいすいません。」
ナレータ「んじゃま次回 11話 剣術士棟での生活 お楽しみに」
メル  「気ままに頑張っていくぞー。」
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