暗殺任務失敗したのが組織にバレて、処女なのにハニトラさせられることになりました。密かに思ってた先輩がHの指導役とか聞いてません!

甘酒ぬぬ

文字の大きさ
11 / 27
第1章 指導編 初日

1-11 今日は、するつもりないって……! ★

しおりを挟む
「あれくらいのことで、ここをこんなに立てて、さ」

 背中を撫でていたフォウの手がスライドし、下着から顔を出した小さな膨らみをきゅっとつまんだ。

「きゃぁっ!」

 突然の強い刺激にリヤーナは悲鳴を上げる。全身に痺れに似た感覚が走り、意思とは関係なしに身体がうねった。

「はぁ……下着が小さいから、ずれただけ、です……」

 リヤーナは力なく頭を振り、胸を押さえる。先端の膨らみの硬さが手のひらに伝わってきた。恥ずかしさで顔を背けずにいられない。

「じゃあこっちは? 形がわかるくらい下着を押しあげてる」

 フォウは淡々とした口調で追い討ちをかけてくる。布越しに主張する胸の先端を指の腹で押し込んだ。そのままゆっくりとこねくりまわす。

「きゃぅっ……はっ、あ……うぅん……そんなこと、言わないで……」

 リヤーナは熱っぽい息を吐き出し、フォウの服にしがみついた。

「布越しよりも直接のほうが好きそうだな」

 フォウは下着のフロント部分に指をひっかけて持ちあげ、胸を剥き出しにした。固くなった淡い尖りに下着がひっかかり、胸がたゆんと揺れる。

「ひゃんっ……待って、先輩……」
「前側もしっかり塗らないとな」

 フォウは場違いなほど涼しい顔をし、小瓶の蓋を噛んで開けた。滴るほどオイルを手のひらに出し、リヤーナの胸に塗り付ける。

 オイルの冷たさにリヤーナはひやっとしたが、フォウの手によってすぐさま熱を持たされた。フォウの愛撫によって胸がいやらしく形を変える。どくどくと鼓動がうるさい。むせかえるほど濃密に花の香りが立ち込めている。

「あぁんっ! もぉ、待ってって……っぁ! 言ってるじゃ、ない……んんっ……です、か……!」

 リヤーナは後ろに手を着き、なんとか逃れようと身体を引きずった。下腹部の疼きのせいで足にうまく力が入らず、立ち上がることができない。

「どうした。保湿オイルを塗っているだけだが」

 フォウはそらっとぼけ、小首をかしげた。

「どうした、じゃないですよ……!」

 リヤーナは両腕で胸を隠し、フォウをにらむ。胸にまだフォウの手の感触が残っていて動悸が収まらない。

「ああ、向かい合って塗られるのは恥ずかしいのか」

 フォウは白々しく手を叩き、リヤーナを背中から抱きしめた。逃げられないように足を絡めて押さえる。

「そうじゃなくてっ」

 リヤーナはフォウの腕や太腿をタップするが、フォウはまったく意に介してくれない。それどころかあきらかな意図をもってリヤーナの身体に手を這わせる。

「はぁ、はぁ……あ、ぁっ、ん……今日は、するつもりないって……!」
「そいつは昨日の話だな」

 フォウはシャツの中から懐中時計を取り出し、リヤーナの目の前で蓋を開いてみせた。長針と短針が重なり、「12」の数字を指し示している。

「うそっ、そんなに遅い時間なわけ――」
「お前の体内時計よりこっちのほうが正確だよ」

 フォウは懐中時計と煙草入れをサイドテーブルに放り投げた。

「そうだったとしても、いつ言ったかはただの屁理屈じゃないですか」

 リヤーナにはフォウの豹変の理由がわからなかった。
 いったい何がきっかけだったのだろうか。フォウに触れられることはダメなわけではないが、気持ちの切り替えが追い付かない。

「お前のつたない誘惑が効いてたみたいだ」

 フォウはリヤーナの肩に顎を乗せ、やや自嘲気味に囁いた。
 リヤーナは心臓のあたりがぎゅっと締め付けられた気がした。息を吐くと、喉の奥に何かが詰まっているかのように苦しい。

「すごい、ドキドキしてる」

 フォウは薄く笑い、リヤーナの左胸に手を当てて軽く握りしめた。

「っ、こんなの、緊張するに決まってるじゃないですか」

 リヤーナはもじもじと内腿を擦り合わせ、両手で顔を覆った。うつむくと、自分の身体に触れているフォウの手が見えてしまう。顔を隠すか目蓋を閉ざすかしか選択肢がなかった。

「それを慣れさせるために俺がいるんだろ」

 フォウはくつくつと喉を鳴らし、手のひら全体で包むようにして胸を刺激する。

「うぅんっ……さっきから、胸ばっかり……」

 リヤーナは身体をよじって抵抗を試みるが余計に肌が擦れて刺激が増しただけだった。

「他にもどこか触って欲しいところがあるのか」

 フォウは尋ねながら、淡く色づいた丸いラインを指先でなぞる。

「はぁん……はぁ……わかんないです……んっ、そんなの……」

 視界を閉ざしているせいでリヤーナは逆に過敏になっていた。どこをどう触れられているのか正確に感じ取れてしまう。
 仕方なく手をはずすものの、フォウに弄ばれ、痛いくらいに張り詰めた胸を目の当たりにしただけだった。オイルに濡れた肌が淫靡いんびで顔を背けたくなる。

「さっきからもぞもぞと落ち着きなくしてたみたいだがな」

 フォウが喋るたびに耳や首に息がかかり、それだけでリヤーナの身体がびくっと震えてしまう。

 胸を弄んでいたフォウの手があばらを伝い、縦に筋の入った腹筋を撫でおろした。そこからさらに手が下っていき太腿の付け根の溝に指を這わせる。

「やっ……あのっ、そこは……なんていうか……」

 リヤーナは焦ってフォウの手を押さえつけた。
 その先が疼きの中心だが触れられるのが怖い。今の段階ですでに思考も行動もままならないのに、これ以上どんな醜態を晒すことになるか想像もつかない。

「ダメ」

 端的でわかりやすい一言で切り捨て、フォウはリヤーナの太腿の間に足を入れて割り開く。ちゅぷと水分と空気を含んだ音が微かにした。

「待ってほんとにっ……見ないで、フォウせんぱいっ……!」
「禁止されると余計にしたくなるもんだ。ベッドの上じゃあ特にな」

 リヤーナが隠すよりも早く、両手首をひとまとめにしてつかまれた。片手でたやすく拘束してしまうフォウの手の大きさにどきっとしてしまう。

(そんなことでどきどきしてる場合じゃないのに私ほんとばか!)

「すごいな。シーツまでぐっしょぐしょ」

 フォウはふっとどこか楽しげに吹き出すと、濡れて色の変わった下着をずらし、潤んだ割れ目に指を宛がった。指がゆっくりと上下するたびに鼓膜にまとわりつくような水音がする。

「あっ、あっ、あぁっ……もぉ、やだぁ」

 恥ずかしさと得体の知れない感覚にリヤーナは泣きたくなってきた。目の周りが熱く痛み、じわじわと視界がにじんでくる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

最強魔術師の歪んだ初恋

黒瀬るい
恋愛
伯爵家の養子であるアリスは親戚のおじさまが大好きだ。 けれどアリスに妹が産まれ、アリスは虐げれるようになる。そのまま成長したアリスは、男爵家のおじさんの元に嫁ぐことになるが、初夜で破瓜の血が流れず……?

世話焼き幼馴染と離れるのが辛いので自分から離れることにしました

小村辰馬
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢、エリス・カーマインに転生した。 幼馴染であるアーロンの傍にに居続けると、追放エンドを迎えてしまうのに、原作では俺様だった彼の世話焼きな一面を開花させてしまい、居心地の良い彼のそばを離れるのが辛くなってしまう。 ならば彼の代わりに男友達を作ろうと画策するがーー

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

転生したら4人のヤンデレ彼氏に溺愛される日々が待っていた。

aika
恋愛
主人公まゆは冴えないOL。 ある日ちょっとした事故で命を落とし転生したら・・・ 4人のイケメン俳優たちと同棲するという神展開が待っていた。 それぞれタイプの違うイケメンたちに囲まれながら、 生活することになったまゆだが、彼らはまゆを溺愛するあまり どんどんヤンデレ男になっていき・・・・ ヤンデレ、溺愛、執着、取り合い・・・♡ 何でもありのドタバタ恋愛逆ハーレムコメディです。

魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました

ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

処理中です...