眩魏(くらぎ)!一楽章

たらしゅー放送局

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番外編

夢、それは、記憶

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無空の視界に移るのは、とてつもなく大きな木と、延々と続く坂道。そう、ここは山の中である。
「月、早くいくぞ」
その声のした方を見ると、そこにはまだ若く、それでもその身体からは幾つもの経験を積んだ老人のような風格を出した大人が一人、
「まってよ父さん!」
見間違える訳がない。無空の憎き父の姿がそこにはあった。普通なら恨みからくる衝動に耐えきれなくなるが、それがなかった。
(そうか、これは夢…なのか?現に身体が縮んでるし。まさか桜にやられて走馬灯でもみているんじゃねぇか?)
「何を考えている。早く登らないと修行をする場所へ着かないぞ」
「ごめんなさい」
そう言って無空は父のもとへかけていった。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
「うそ、あれ無空じゃない?!」
無空の事を最初に見つけたのは夕食の唐揚げの具材を買い終わって帰宅途中だった小森だ。
「ちょ、大丈夫?!…て、うぉ!血を吐いていますよ!呼吸器をやられたのか?けど、私を倒した無空に血を吐かせるとは…一体、誰だというのだろう?ていうかそんな事言ってる場合じゃなかった!早く家に運ばないと!」
「あ、小森!今朝ぶり!…て、うぉ!どうしたんだよ!血吐いてんじゃねえか!」
「雲上くん!家に運ぶの手伝って!」
「は、はい!」
と言い、小森と雲上は、無空を運んで行った。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
結局、修行場所には日が暮れる前に着いた。そこで目にした物は、古い合掌造の家だった。
「おい、小僧!息子を連れてきた!開けろ!」
と父が吼えると、しばらくしてから扉が開いた。
「全く、五月蝿いですねぇ。もっと静かに訪問出来ないんですか?」
「うっせぇ。そんな事より約束通り息子を連れてきたぞ」
「この坊やか?」
と言っいる人も見た目は子供のように小さかった。
「小さいと思ったろ坊や」
「はい。思いました」
「私の使う流派はそう言った『心』、つまり、『慢心』や『油断』を利用した武術なんだ。まぁものは試しと言うし試してみるかい?」
「はい!是非!」
「よろしい!では、家の中に入りなさいな」
「はい!」
といって無空は屋敷の中に入っていった。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今回は少し少なめに書きました。理由はこの前、秋空先輩のモデルの先輩に、「もう番外編の話数じゃねぇ!」とご指摘を受けたのですが、なんだかんだいって、一週間待たせるのも何か悪いしなぁ、と言うことで番外編を少し少なくする作戦にしたわけです。後、まだWi-Fiが回復してません!ので、これからの更新に支障をきたすかもしれませんが、ご了承下さい。

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