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いろんなテレビがあるけれど~
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その日は結構早くにきた。
「なっつん!早く早く!」
柳原の手招きに誘われ、俺はミーティング室に入った。
「遅いぜ艦長!もう始まっちまうよ!」
「本当だよ!なぁ、大島」
「全くだ」
と堀尾、川村、大島が俺を攻め立てた。その他にも、永久保からは
「相変わらず遅いですね」
と言われ、
「戦闘の時は速いんですけどね~」
と今田がすかさずフォロー(?)を入れてくれた。何故だろう、あの時の柳原の気持ちがいたいほどわかる気がした。ろくにフォローを入れなくてごめん。柳原。
ともあれ、時間は有限だ。もうそろそろ始まってしまう。
「じゃあテレビつけるよー」
と、大橋がテレビをつけた。
今日は、オンエアーの日だった。
キャスターの話が終わった直後に、その映像は始まった。出航喇叭の音がテレビから流れてくる。
朝焼けに照らされた瑞雪が映し出されると、あちらこちらから歓声があがった。
さらに場面が進み、戦闘のシーンに移ると、今度はそこだー!うてー!という声が聞こえてきた。たった十分程度のコーナーだったが、俺達には一瞬に思えた。
「ちょっと電話するわ」
と言って俺はケータイを取り出した。電話番号を入力し、黒電話がデザインされたボタンを押した。電話の相手は勿論、
『もしもし』
「島津さん、ありがとうございました!」
島津だ。
『いやいや、こっちこそお礼を言いたいよ。ホント、貴重な体験になったよ』
「いえいえ、こちらこそ!本当にありがとうございました!」
ありがとうなー!と堀尾が叫ぶと、周りの皆も騒いだ。
「艦の皆も喜んでますよ」
『ははは、知ってる。思いっ切り聞こえていたよ。また何かイベントがあったら言ってね。取材、しにいくよ』
「本当ですか?!それではぜひまた駆逐艦瑞雪にお越しください!」
それじゃあ。と言って通話が切れた。
「艦長、良かったですね!」
永久保が満面の笑みで言ってきた。
「そうだな」
俺も満面の笑みを作ってみた。果たして、ちゃんと出来ているかわからないが。
「おう、お前ら!めしだー!」
佐々木が扉を開けると、とても美味しそうな匂いが立ち込めた。
「すげー!和洋折衷なんでもござれだな!」
次々と運び込まれる料理は、和食は勿論。中華料理や、洋食。さらには、どこの国かもわからない料理まであった。
「艦長、乾杯の音頭とってくれよ!」
やれよやれよ!とヤジが飛ぶ。
「わーったわーった。えー。本日はお日柄もよく…」
「なっつん、もう夜だよ!」
「ちょ、柳原!」
ワハハハと笑いがおきる。
「えー!こほん!…それじゃあ皆さん、お疲れさまでした!かんぱーい!」
「かんぱーい!」
中間テストを終え、それぞれ一喜一憂している頃、俺達はある準備をしていた。
ハワイへ行く海上自衛隊の護衛任務。
一応、普通の高校生である海洋高校の生徒でも、扱いは海上護衛官だ。不定期だが、仕事が来ることがある。今回、俺達が受ける任務や、一般公開、広報活動も仕事の例に挙げる事が出来る。
出航は今日の夜中だ。早く寝よう。
そう思って、俺は艦内にある私室に移動した。
「出航準備!前部員、錨鎖詰め方!錨をあげー!」
カラカラカラと鎖が上がってくる音が夜の静寂をぶち壊した。これから、約六日間の旅が始まる。
「見張り員、発光信号で自分が瑞雪だと伝えてくれ」
『了解!』
柔らかい松井の声が伝声管から聞こえてきた。
「り、ょ、う、か、い。了解」
もうそろそろ港から出る。
「航海長操艦!」
『航海長操艦!』
「両舷原速赤黒なし。針路1ー8ー0よーそろー」
「いただきました。航海長。針路1ー8ー0よーそろー!」
舵輪を回す音が静かな艦橋に響く。
船はそのまま、南下していった。
「あっつ!」
航海六日目。もうそろそろハワイの真珠湾に近くに来た。艦内に蚊が出始めたのが何よりの証拠だ。
南国の楽園なんて言われていたハワイも海面上昇のせいで沈んでしまった所もあるが、今でも観光地として名高い。そんなハワイに俺はワクワクしていた。
なのに…
「ちくしょう…地球温暖化め…」
エアコンの効いた艦内にいても暑いと思ってしまうぐらい暑かった。日本も、常夏状態だが、暑さが比べものにならない。
「仕方ありませんよ。地球温暖化させたの私たちですし。当然の報いじゃないですか?」
「結構酷いこと言うんだね。副艦長」
「そんな事より、港、見えてきましたよ」
すかさず俺は首に掛けていた望遠鏡を覗いた。まだ一度も行ったことのない海外の土地がそこにはあった。
「いよっしゃー!ハワイだー!」
「浮かれてないで、ちゃっちゃと全員ならべさせてください」
「はーい」
と言って俺は艦内放送をかけて、左舷に全員並ばせた。
「全員ならんだよ」
「よし、岸が見えたら全員敬礼してね。で、着岸したらすぐに艦をロープで止めて階段用意しておいてね」
はーい、と艦橋の外から聞こえてきた。
「よろしい!それじゃあ。よろしくね!」
この時、まさかあんな事が起こるとは、誰も予想していなかった。
*操艦号令など、間違っている可能性が、あります。
また、今回はかなり乱文です。一定のクオリティーを保てるよう、努力いたしますので、これから先も、この小説を宜しくお願いします。
「なっつん!早く早く!」
柳原の手招きに誘われ、俺はミーティング室に入った。
「遅いぜ艦長!もう始まっちまうよ!」
「本当だよ!なぁ、大島」
「全くだ」
と堀尾、川村、大島が俺を攻め立てた。その他にも、永久保からは
「相変わらず遅いですね」
と言われ、
「戦闘の時は速いんですけどね~」
と今田がすかさずフォロー(?)を入れてくれた。何故だろう、あの時の柳原の気持ちがいたいほどわかる気がした。ろくにフォローを入れなくてごめん。柳原。
ともあれ、時間は有限だ。もうそろそろ始まってしまう。
「じゃあテレビつけるよー」
と、大橋がテレビをつけた。
今日は、オンエアーの日だった。
キャスターの話が終わった直後に、その映像は始まった。出航喇叭の音がテレビから流れてくる。
朝焼けに照らされた瑞雪が映し出されると、あちらこちらから歓声があがった。
さらに場面が進み、戦闘のシーンに移ると、今度はそこだー!うてー!という声が聞こえてきた。たった十分程度のコーナーだったが、俺達には一瞬に思えた。
「ちょっと電話するわ」
と言って俺はケータイを取り出した。電話番号を入力し、黒電話がデザインされたボタンを押した。電話の相手は勿論、
『もしもし』
「島津さん、ありがとうございました!」
島津だ。
『いやいや、こっちこそお礼を言いたいよ。ホント、貴重な体験になったよ』
「いえいえ、こちらこそ!本当にありがとうございました!」
ありがとうなー!と堀尾が叫ぶと、周りの皆も騒いだ。
「艦の皆も喜んでますよ」
『ははは、知ってる。思いっ切り聞こえていたよ。また何かイベントがあったら言ってね。取材、しにいくよ』
「本当ですか?!それではぜひまた駆逐艦瑞雪にお越しください!」
それじゃあ。と言って通話が切れた。
「艦長、良かったですね!」
永久保が満面の笑みで言ってきた。
「そうだな」
俺も満面の笑みを作ってみた。果たして、ちゃんと出来ているかわからないが。
「おう、お前ら!めしだー!」
佐々木が扉を開けると、とても美味しそうな匂いが立ち込めた。
「すげー!和洋折衷なんでもござれだな!」
次々と運び込まれる料理は、和食は勿論。中華料理や、洋食。さらには、どこの国かもわからない料理まであった。
「艦長、乾杯の音頭とってくれよ!」
やれよやれよ!とヤジが飛ぶ。
「わーったわーった。えー。本日はお日柄もよく…」
「なっつん、もう夜だよ!」
「ちょ、柳原!」
ワハハハと笑いがおきる。
「えー!こほん!…それじゃあ皆さん、お疲れさまでした!かんぱーい!」
「かんぱーい!」
中間テストを終え、それぞれ一喜一憂している頃、俺達はある準備をしていた。
ハワイへ行く海上自衛隊の護衛任務。
一応、普通の高校生である海洋高校の生徒でも、扱いは海上護衛官だ。不定期だが、仕事が来ることがある。今回、俺達が受ける任務や、一般公開、広報活動も仕事の例に挙げる事が出来る。
出航は今日の夜中だ。早く寝よう。
そう思って、俺は艦内にある私室に移動した。
「出航準備!前部員、錨鎖詰め方!錨をあげー!」
カラカラカラと鎖が上がってくる音が夜の静寂をぶち壊した。これから、約六日間の旅が始まる。
「見張り員、発光信号で自分が瑞雪だと伝えてくれ」
『了解!』
柔らかい松井の声が伝声管から聞こえてきた。
「り、ょ、う、か、い。了解」
もうそろそろ港から出る。
「航海長操艦!」
『航海長操艦!』
「両舷原速赤黒なし。針路1ー8ー0よーそろー」
「いただきました。航海長。針路1ー8ー0よーそろー!」
舵輪を回す音が静かな艦橋に響く。
船はそのまま、南下していった。
「あっつ!」
航海六日目。もうそろそろハワイの真珠湾に近くに来た。艦内に蚊が出始めたのが何よりの証拠だ。
南国の楽園なんて言われていたハワイも海面上昇のせいで沈んでしまった所もあるが、今でも観光地として名高い。そんなハワイに俺はワクワクしていた。
なのに…
「ちくしょう…地球温暖化め…」
エアコンの効いた艦内にいても暑いと思ってしまうぐらい暑かった。日本も、常夏状態だが、暑さが比べものにならない。
「仕方ありませんよ。地球温暖化させたの私たちですし。当然の報いじゃないですか?」
「結構酷いこと言うんだね。副艦長」
「そんな事より、港、見えてきましたよ」
すかさず俺は首に掛けていた望遠鏡を覗いた。まだ一度も行ったことのない海外の土地がそこにはあった。
「いよっしゃー!ハワイだー!」
「浮かれてないで、ちゃっちゃと全員ならべさせてください」
「はーい」
と言って俺は艦内放送をかけて、左舷に全員並ばせた。
「全員ならんだよ」
「よし、岸が見えたら全員敬礼してね。で、着岸したらすぐに艦をロープで止めて階段用意しておいてね」
はーい、と艦橋の外から聞こえてきた。
「よろしい!それじゃあ。よろしくね!」
この時、まさかあんな事が起こるとは、誰も予想していなかった。
*操艦号令など、間違っている可能性が、あります。
また、今回はかなり乱文です。一定のクオリティーを保てるよう、努力いたしますので、これから先も、この小説を宜しくお願いします。
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