10 / 20
戦艦Vs駆逐艦って夢あるよね?
しおりを挟む
ヒュンヒュン飛んでくる砲弾を避けながら近づいて行くと、敵艦の艦橋と、左のどてっぱらが見えてきた。とても独特な艦橋。おそらく扶桑型が元だろう。
「面舵九十度!川村と柳原!あいつの足をぶっ潰してやれ!」
「りょーかい!右砲戦用意!」
「まっかせてー!右水雷戦よーい!」
全砲門、発射管が力強く旋回。敵艦を捉えた。二人がこちらを向いた。もう撃てるよと言うことだろう。はやる二人に俺は頷いた。
「こーげきはじめー!」
「全砲門、うちーかたはじめ!」
「第一発射管、魚雷三本。うちーかたはじめ!」
どどん!どどん!という発砲音と、プシュ、プシュ、と言う発射音が同時に聞こえてきた。
数秒後、敵の後部甲板に火花が散る。
『六発中四発命中!』
「敵への被害は?」
『火災も何もありません!』
やはり、戦艦の装甲は厚い。駆逐艦の砲じゃ無理があったか。
と思ったその時、どどん!と水柱が上がった。
『魚雷全弾命中!敵速力落ちてます!』
「いょっしゃ!」
露骨に柳原が喜ぶ。しかし、まだ主機は損傷していない。
「大島、三田、渡辺。少し手前を狙え。水に落ちていく砲弾でプロペラに当てるぞ。総員、てー!」
またしても発砲音が響き、水柱がたった。
『敵速力さらに低下!』
珍しく松井が興奮した声で叫んだ。
そして、敵戦艦はゆっくりと速力を下げ、停止。マストに白い旗が上がった。
『白旗を確認!、敵戦艦を撃破しました!』
その報告を聞き、俺はすぐさま伝声管を開けた。
「総員対艦用具おさめ!我々は敵戦艦を撃破した!」
そう報告し、艦員が喜んだ直後だった。
『水中で魚雷発射音を右舷後方で確認!敵は恐らくステルス性の高い潜水艦と思われます!』
「はぁ?!取り舵一杯!総員対潜戦闘用意!」
ジリリリ!とサイレンがなり、船が左に曲がる。しかし、
『え、ちょ!魚雷、ついてきてます!』
「まさか音響追跡魚雷か?!」
音響追跡魚雷とは、船の主機や独特な音を追っかけて行くまるで借金取りみたいな魚雷だ。普通は通称デコイ魚雷と呼ばれている魚雷でまくのだが、うちの学校は駆逐艦にデコイ魚雷を積んでない。炸薬が実弾よりとても少ないとは言え、一発もらうと主機が止まるぐらい強力な一撃がどてっぱらに来ることになる。
つまり、瑞雪に音響追跡魚雷を使われたらそれはイコール死を意味する。
「あーあ。戦艦倒したんだけどな~。総員、衝撃に備えて!最期の悪あがきだ。柳原、短魚雷全弾発射用意」
「了解、短魚雷発射用意…てー!」
相変わらずかわいらしく発射された短魚雷が海に沈んだ直後、船が大きな振動に襲われ、俺達の正面は水しぶきで真っ白になった。
「しかしまぁ、最新鋭の潜水艦に待ち伏せされていたとわねぇ」
海上護衛隊の駆逐艦『太球(たいきゅう)』と『水球(すいきゅう)』にロープで引っ張られドックに向かう途中、永久保がはぁ、とため息混じりに愚痴を言った。
結果は長崎海洋高校の勝利に終わった。俺達が最初に狙われたあの艦隊の戦艦が旗艦らしく、それをはくりゅうとかが沈めた(?)らしい。本当にうちのサブマリナーは優秀だと思う。
勝ったのに、負けた。負けたのに勝ったという釈然としない勝ち方にくわえ、最期の悪あがきである短魚雷を全弾はずし、艦員全員がナイーブな気持ちになっていた。
「あ、次の相手決まったねぇ」
スマホの液晶をタップしながら川村が言った。
この大会は準決勝から始めるため、必然的に次の相手が決勝の相手になる。興奮と敗北感で忘れていた事を思い出した。
「で、次の相手は?」
と俺がそっけなく言う。
「呉海洋高校。なんでも、海洋高校始まって以来の空母艦隊なんだそうで。発見するのはたやすいが、攻めるのが困難な難攻不落な艦隊なんだってさ」
「ふーん」
呉と言ったら昔から続く名門校。強くて当たり前だ。
「…」
やれやれといった感じで川村が無言で艦内放送を始めた。
「えー、えー、あー。マイクテスト、わんつわんつー。よし!えー、皆さん。お疲れさまでした。皆さんに来てもらいたい所があります。入港後、皆さん俺についてきてください。以上」
そして俺の方を見て、にたぁーっと笑った。
川村に連れて来たのは、小さな漁師町だった。
「ん?あれかわちゃんやないか?」
「ほんまや!おーいかーわちゃーん!」
と言いながら二人の男が走ってきた。筋肉質な身体からして、漁師の人だろう。
「助松に治郎やん!久しぶりやな!」
川村もそれに合わせて走っていき、合流した。
「お前ほんま、なんちゅうか変わらんなぁ」
「助松こそ、変ってへんやん!」
ん?と助松さんがこちらに気づいた。
「なんや、こんなようけぇ連れて」
「あ、そうや。助松。今日かわちゃんが帰ってくるからおっさんの所で町の人がパーッとするらしいで!」
「ほんまかいな!いこうぜ!」
「ていう訳で俺ら先行っとくわ。んじゃ」
と言って原付バイクにまたがり、嵐のように去っていった。
「…今のは一体…」
「幼なじみです」
今田の問いに川村はさらりと答えた。
山を少し登ると、そこに川村の家があった。広い駐車場には、さっきの幼なじみや、じいさんばあさんや子供まで、多くの人々が集まっていた。
「ただいま!」
川村の声に答えるように、そこにいた全員一斉におかえりーと返した。
「同級生連れてきたからこいつらの分もお願い」
りょーかーい!と、皆が言うと、あれもこれもと、持たされた皿に料理が盛られていく。
食べきれるのか…これ?
「えぇー。どうも私が川村の父です!今回私が恐縮ながら乾杯の音頭をとらせてもらいます。それでは皆さん。長崎海洋高校優勝目指して!」
『かんぱーい!』
と皆グラスを天に掲げていた。
「どうだったよ。宴会」
缶コーヒーを差し出しながら、川村が俺に聞いた。もう深い時間に差し掛かり、少しずつだが終わりが見えてきた頃の事だった。
「楽しかったよ。ありがと」
と言って俺は缶コーヒーを受け取り、プルタブを開けた。
「そいつはよかったよ。艦長が元気なかったら艦の皆の士気が下がる。たまにはこういうのもいいだろ?」
そうだな。と言ってちょっとコーヒーを飲んだ。口に苦味が染み渡る。
「ブラックかよ」
「ん?艦長ブラック飲めないのか?」
「いや。ただこてっこての料理を食った後は甘いもん飲みたい派なんだよ。俺は」
現に、ホルモン焼きそばや、BBQなどを食べ、口が糖分を欲しがっている。
「ばーか。ブラックの方がすっきりすんだろ」
「あ、確かに。これは新発見だ」
と言うと、川村が笑い、俺はつられて笑った。
「なぁ、もう一度乾杯しねぇか?明日勝てるようによ」
「いいね、それ!」
俺達以外の声がしたので、振り返ってみると、艦員が集まっていた。
「どうせなら、全員で。な?」
大島が笑ってみせた。
「いょっしゃ!そんじゃ、まぁ。明日、絶対勝てますように、いや、勝つぞ!」
『おー!』
「乾杯!」
『かんぱーい!』
月が綺麗な夜に、かんぱーい!がこだましていた。
「面舵九十度!川村と柳原!あいつの足をぶっ潰してやれ!」
「りょーかい!右砲戦用意!」
「まっかせてー!右水雷戦よーい!」
全砲門、発射管が力強く旋回。敵艦を捉えた。二人がこちらを向いた。もう撃てるよと言うことだろう。はやる二人に俺は頷いた。
「こーげきはじめー!」
「全砲門、うちーかたはじめ!」
「第一発射管、魚雷三本。うちーかたはじめ!」
どどん!どどん!という発砲音と、プシュ、プシュ、と言う発射音が同時に聞こえてきた。
数秒後、敵の後部甲板に火花が散る。
『六発中四発命中!』
「敵への被害は?」
『火災も何もありません!』
やはり、戦艦の装甲は厚い。駆逐艦の砲じゃ無理があったか。
と思ったその時、どどん!と水柱が上がった。
『魚雷全弾命中!敵速力落ちてます!』
「いょっしゃ!」
露骨に柳原が喜ぶ。しかし、まだ主機は損傷していない。
「大島、三田、渡辺。少し手前を狙え。水に落ちていく砲弾でプロペラに当てるぞ。総員、てー!」
またしても発砲音が響き、水柱がたった。
『敵速力さらに低下!』
珍しく松井が興奮した声で叫んだ。
そして、敵戦艦はゆっくりと速力を下げ、停止。マストに白い旗が上がった。
『白旗を確認!、敵戦艦を撃破しました!』
その報告を聞き、俺はすぐさま伝声管を開けた。
「総員対艦用具おさめ!我々は敵戦艦を撃破した!」
そう報告し、艦員が喜んだ直後だった。
『水中で魚雷発射音を右舷後方で確認!敵は恐らくステルス性の高い潜水艦と思われます!』
「はぁ?!取り舵一杯!総員対潜戦闘用意!」
ジリリリ!とサイレンがなり、船が左に曲がる。しかし、
『え、ちょ!魚雷、ついてきてます!』
「まさか音響追跡魚雷か?!」
音響追跡魚雷とは、船の主機や独特な音を追っかけて行くまるで借金取りみたいな魚雷だ。普通は通称デコイ魚雷と呼ばれている魚雷でまくのだが、うちの学校は駆逐艦にデコイ魚雷を積んでない。炸薬が実弾よりとても少ないとは言え、一発もらうと主機が止まるぐらい強力な一撃がどてっぱらに来ることになる。
つまり、瑞雪に音響追跡魚雷を使われたらそれはイコール死を意味する。
「あーあ。戦艦倒したんだけどな~。総員、衝撃に備えて!最期の悪あがきだ。柳原、短魚雷全弾発射用意」
「了解、短魚雷発射用意…てー!」
相変わらずかわいらしく発射された短魚雷が海に沈んだ直後、船が大きな振動に襲われ、俺達の正面は水しぶきで真っ白になった。
「しかしまぁ、最新鋭の潜水艦に待ち伏せされていたとわねぇ」
海上護衛隊の駆逐艦『太球(たいきゅう)』と『水球(すいきゅう)』にロープで引っ張られドックに向かう途中、永久保がはぁ、とため息混じりに愚痴を言った。
結果は長崎海洋高校の勝利に終わった。俺達が最初に狙われたあの艦隊の戦艦が旗艦らしく、それをはくりゅうとかが沈めた(?)らしい。本当にうちのサブマリナーは優秀だと思う。
勝ったのに、負けた。負けたのに勝ったという釈然としない勝ち方にくわえ、最期の悪あがきである短魚雷を全弾はずし、艦員全員がナイーブな気持ちになっていた。
「あ、次の相手決まったねぇ」
スマホの液晶をタップしながら川村が言った。
この大会は準決勝から始めるため、必然的に次の相手が決勝の相手になる。興奮と敗北感で忘れていた事を思い出した。
「で、次の相手は?」
と俺がそっけなく言う。
「呉海洋高校。なんでも、海洋高校始まって以来の空母艦隊なんだそうで。発見するのはたやすいが、攻めるのが困難な難攻不落な艦隊なんだってさ」
「ふーん」
呉と言ったら昔から続く名門校。強くて当たり前だ。
「…」
やれやれといった感じで川村が無言で艦内放送を始めた。
「えー、えー、あー。マイクテスト、わんつわんつー。よし!えー、皆さん。お疲れさまでした。皆さんに来てもらいたい所があります。入港後、皆さん俺についてきてください。以上」
そして俺の方を見て、にたぁーっと笑った。
川村に連れて来たのは、小さな漁師町だった。
「ん?あれかわちゃんやないか?」
「ほんまや!おーいかーわちゃーん!」
と言いながら二人の男が走ってきた。筋肉質な身体からして、漁師の人だろう。
「助松に治郎やん!久しぶりやな!」
川村もそれに合わせて走っていき、合流した。
「お前ほんま、なんちゅうか変わらんなぁ」
「助松こそ、変ってへんやん!」
ん?と助松さんがこちらに気づいた。
「なんや、こんなようけぇ連れて」
「あ、そうや。助松。今日かわちゃんが帰ってくるからおっさんの所で町の人がパーッとするらしいで!」
「ほんまかいな!いこうぜ!」
「ていう訳で俺ら先行っとくわ。んじゃ」
と言って原付バイクにまたがり、嵐のように去っていった。
「…今のは一体…」
「幼なじみです」
今田の問いに川村はさらりと答えた。
山を少し登ると、そこに川村の家があった。広い駐車場には、さっきの幼なじみや、じいさんばあさんや子供まで、多くの人々が集まっていた。
「ただいま!」
川村の声に答えるように、そこにいた全員一斉におかえりーと返した。
「同級生連れてきたからこいつらの分もお願い」
りょーかーい!と、皆が言うと、あれもこれもと、持たされた皿に料理が盛られていく。
食べきれるのか…これ?
「えぇー。どうも私が川村の父です!今回私が恐縮ながら乾杯の音頭をとらせてもらいます。それでは皆さん。長崎海洋高校優勝目指して!」
『かんぱーい!』
と皆グラスを天に掲げていた。
「どうだったよ。宴会」
缶コーヒーを差し出しながら、川村が俺に聞いた。もう深い時間に差し掛かり、少しずつだが終わりが見えてきた頃の事だった。
「楽しかったよ。ありがと」
と言って俺は缶コーヒーを受け取り、プルタブを開けた。
「そいつはよかったよ。艦長が元気なかったら艦の皆の士気が下がる。たまにはこういうのもいいだろ?」
そうだな。と言ってちょっとコーヒーを飲んだ。口に苦味が染み渡る。
「ブラックかよ」
「ん?艦長ブラック飲めないのか?」
「いや。ただこてっこての料理を食った後は甘いもん飲みたい派なんだよ。俺は」
現に、ホルモン焼きそばや、BBQなどを食べ、口が糖分を欲しがっている。
「ばーか。ブラックの方がすっきりすんだろ」
「あ、確かに。これは新発見だ」
と言うと、川村が笑い、俺はつられて笑った。
「なぁ、もう一度乾杯しねぇか?明日勝てるようによ」
「いいね、それ!」
俺達以外の声がしたので、振り返ってみると、艦員が集まっていた。
「どうせなら、全員で。な?」
大島が笑ってみせた。
「いょっしゃ!そんじゃ、まぁ。明日、絶対勝てますように、いや、勝つぞ!」
『おー!』
「乾杯!」
『かんぱーい!』
月が綺麗な夜に、かんぱーい!がこだましていた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる