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スランプって恐ろしい
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ボルチモアを出発し、俺達はトルコにあるイスタンブールに向かっていた。
「しかしまぁ、寄りたかったな。ロンドン」
とため息をついた。
「そもそもルート違うじゃないですか」
それに、これは海外旅行じゃないですし。と永久保がツッコミを入れた。自分だって洋服とか寄港するたびに見てるくせに。
因みに、本当はロンドンからシンガポールに行くのが今までのルートだったが、狭い航路を通る方が航海実習として充実しているという理由でトルコのイスタンブールに寄港することになった。
「てい!」
可愛らしい声の後に俺の脳天に衝撃が走った。あの時は識別帽を被っていたが、今回は何もかぶってないのでそこそこ痛い。
「今、失礼な事考えたでしょ」
手刀を構えたままジト目で柳原に睨まれた。
「いやいや、そんな事ないですよー。ないです。ええ、ないですとも」
「本当かなー?」
とまだ俺を疑っている。
「しかし、ロンドンか。一度は行ってみたいな」
と川村が話題を変えてくれた。
「ええ、本当です」
と今田も川村の意見に賛同する。
「だよな!?ほんと、ロンドンと言ったらあれだな」
「ああ、ロンドンと言ったらあれしかねぇだろ」
「そうですね、あれですよね!」
と珍しく今田もノリノリだ。
「そう、アリアの出身地!」
「ジャック・ザ・リッパーですよね?!」
「シャーロック・ホームズだな」
…。
しばしの沈黙。それを破ったのは川村だった。
「おいおい、ロンドンと言ったらシャーロック・ホームズだろ?!なんだよアリアって。しかもジャック・ザ・リッパーって、危なすぎるだろ」
「アリアを馬鹿にすんじゃねぇよ!知らねえのか神崎・H・アリア!シャーロック・ホームズの三代目だぞ?」
「そんな、ジャックはかわいいですよ!」
「え?」
「え?」
再び沈黙。
因みにジャック・ザ・リッパーとは、切り裂きジャックとも呼ばれている劇場型殺人の第一人者であり、連続殺人犯だ。時がたった今も、犯人はわかっていない。そんな危険人物を可愛いと彼女は言った。
「えぇ、彼女は可愛いです!お母さんお母さんと言って甘えてくれます!」
はぁー。かわいい…と言ってうっとりしている。
「えぇっと…、恐らくだがお前の言ってるのって」
「勿論、FGOですよ?」
あ、はい。予想はしてました。
「三者三様ってこの事なのね」
「じゃあ副艦長はロンドンって聞いてなに思い浮かべる?」
「普通に時計台か霧を思い浮かべるわ」
さも当然のごとくさらりと言った。
「さぁー。あの人達は何を話しているんですかねぇ?」
「にゃー」
と柳原は猫を撫でていた。
トルコに着き、まず始めに行ったのは翌日にある一般公開の準備だった。というのも、これはトルコ側からお願いされたのだ。エルトゥールル号事件をきっかけに仲良くなったトルコの依頼とあらばと学校が引き受けた。勿論、海上保安庁も参加する。
他の乗組員が準備をしている最中、俺達のように英語が出来ない者は、永久保や大東に応接室に集めさせられ、補修させられる。
「俺、これ終わったら現地の人と笑いながら接するんだ」
なんて死亡フラグらしきものを立てる奴がいるほどこいつらの補修は厳しい。
ガシャンと地獄の門が開かれた。
「皆さん、お待たせしました。これより補修を行いたいと思います」
わーすごい。教官(永久保と大東)が笑うと皆が死んだ目をしていく。
不思議だ。だんだんと俺も目が死んで行くのが感覚でわかる。
「頑張りましょうね?」
…。
「ね?」
「はい!」
この後、滅茶苦茶しごかれたのは言うまでもない。
現地時間の0800に、一般公開はスタートした。
「Good morning!」
「ぐっどもーにんぐ!」
階段を上がっていくお客様に敬礼をしながら片言の英語で挨拶すると、
「コンニチハ!」
と片言の日本語で返事をしてくれた。
「日本語って普及してんだな」
「馬鹿な事言わないでください。そこまで普及してません」
と永久保に真顔で言われた。
しかし、永久保の言ってる事も事実で、確かにぐっどもーにんぐと言って帰ってくるのはgood morningの二言が多かった。
「お、下は繁盛してるみたいだぜ?」
といって、俺は永久保にケータイの液晶を見せた。
そこには、『食堂大繁盛だよ!』というメールが映されていた。
「本当ね。私達も頑張らないと」
といって、永久保は大きく伸びをした。
「そうだな、かましていこうぜ」
といって顔を叩く。気分がすっきりした。
「かまさないでください」
と今度は大東に怒られた。
「はいはい、了解しましたよー」
たんたんと階段を登る音が聞こえてくる。
「ほら、せーの、」
『Good morning! Welcome to Destroyer Zuiyuki! 』
*乱文注意。
*赤松中学先生、ごめんなさい。
*更新頻度少なくてすみません。
「しかしまぁ、寄りたかったな。ロンドン」
とため息をついた。
「そもそもルート違うじゃないですか」
それに、これは海外旅行じゃないですし。と永久保がツッコミを入れた。自分だって洋服とか寄港するたびに見てるくせに。
因みに、本当はロンドンからシンガポールに行くのが今までのルートだったが、狭い航路を通る方が航海実習として充実しているという理由でトルコのイスタンブールに寄港することになった。
「てい!」
可愛らしい声の後に俺の脳天に衝撃が走った。あの時は識別帽を被っていたが、今回は何もかぶってないのでそこそこ痛い。
「今、失礼な事考えたでしょ」
手刀を構えたままジト目で柳原に睨まれた。
「いやいや、そんな事ないですよー。ないです。ええ、ないですとも」
「本当かなー?」
とまだ俺を疑っている。
「しかし、ロンドンか。一度は行ってみたいな」
と川村が話題を変えてくれた。
「ええ、本当です」
と今田も川村の意見に賛同する。
「だよな!?ほんと、ロンドンと言ったらあれだな」
「ああ、ロンドンと言ったらあれしかねぇだろ」
「そうですね、あれですよね!」
と珍しく今田もノリノリだ。
「そう、アリアの出身地!」
「ジャック・ザ・リッパーですよね?!」
「シャーロック・ホームズだな」
…。
しばしの沈黙。それを破ったのは川村だった。
「おいおい、ロンドンと言ったらシャーロック・ホームズだろ?!なんだよアリアって。しかもジャック・ザ・リッパーって、危なすぎるだろ」
「アリアを馬鹿にすんじゃねぇよ!知らねえのか神崎・H・アリア!シャーロック・ホームズの三代目だぞ?」
「そんな、ジャックはかわいいですよ!」
「え?」
「え?」
再び沈黙。
因みにジャック・ザ・リッパーとは、切り裂きジャックとも呼ばれている劇場型殺人の第一人者であり、連続殺人犯だ。時がたった今も、犯人はわかっていない。そんな危険人物を可愛いと彼女は言った。
「えぇ、彼女は可愛いです!お母さんお母さんと言って甘えてくれます!」
はぁー。かわいい…と言ってうっとりしている。
「えぇっと…、恐らくだがお前の言ってるのって」
「勿論、FGOですよ?」
あ、はい。予想はしてました。
「三者三様ってこの事なのね」
「じゃあ副艦長はロンドンって聞いてなに思い浮かべる?」
「普通に時計台か霧を思い浮かべるわ」
さも当然のごとくさらりと言った。
「さぁー。あの人達は何を話しているんですかねぇ?」
「にゃー」
と柳原は猫を撫でていた。
トルコに着き、まず始めに行ったのは翌日にある一般公開の準備だった。というのも、これはトルコ側からお願いされたのだ。エルトゥールル号事件をきっかけに仲良くなったトルコの依頼とあらばと学校が引き受けた。勿論、海上保安庁も参加する。
他の乗組員が準備をしている最中、俺達のように英語が出来ない者は、永久保や大東に応接室に集めさせられ、補修させられる。
「俺、これ終わったら現地の人と笑いながら接するんだ」
なんて死亡フラグらしきものを立てる奴がいるほどこいつらの補修は厳しい。
ガシャンと地獄の門が開かれた。
「皆さん、お待たせしました。これより補修を行いたいと思います」
わーすごい。教官(永久保と大東)が笑うと皆が死んだ目をしていく。
不思議だ。だんだんと俺も目が死んで行くのが感覚でわかる。
「頑張りましょうね?」
…。
「ね?」
「はい!」
この後、滅茶苦茶しごかれたのは言うまでもない。
現地時間の0800に、一般公開はスタートした。
「Good morning!」
「ぐっどもーにんぐ!」
階段を上がっていくお客様に敬礼をしながら片言の英語で挨拶すると、
「コンニチハ!」
と片言の日本語で返事をしてくれた。
「日本語って普及してんだな」
「馬鹿な事言わないでください。そこまで普及してません」
と永久保に真顔で言われた。
しかし、永久保の言ってる事も事実で、確かにぐっどもーにんぐと言って帰ってくるのはgood morningの二言が多かった。
「お、下は繁盛してるみたいだぜ?」
といって、俺は永久保にケータイの液晶を見せた。
そこには、『食堂大繁盛だよ!』というメールが映されていた。
「本当ね。私達も頑張らないと」
といって、永久保は大きく伸びをした。
「そうだな、かましていこうぜ」
といって顔を叩く。気分がすっきりした。
「かまさないでください」
と今度は大東に怒られた。
「はいはい、了解しましたよー」
たんたんと階段を登る音が聞こえてくる。
「ほら、せーの、」
『Good morning! Welcome to Destroyer Zuiyuki! 』
*乱文注意。
*赤松中学先生、ごめんなさい。
*更新頻度少なくてすみません。
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