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しおりを挟む「悪い子にはお仕置きが必要だけど……もうそんな必要もないかな」
父はハサミを置くと、戸棚から見たことない淫具を取り出した。シルエットだけでもおぞましい、筒状のソレが近付いてくる。
「理瑛、いっそ赤ん坊に戻ろうか。そうしたら今度は間違えず、ちゃんと育ててあげるよ」
「……っ」
彼が何を言ってるのか本気で分からない。分かりたくない。こんな馬鹿な状況。
「でもお前は、門限以外は言いつけを破らない良い子だったからな。大丈夫だよ。今はちょっと、混乱してるだけだ」
いやいや、ふざけんな。
混乱してんのはアンタだろ。
青ざめながら思案するも、邪魔な布のせいで何も言えない。
女のように両脚を限界まで広げさせられる。閉じようと力を入れるけど、後ろの入り口に指が触れてビクッとした。
そこは……昔一度だけ、外から受け入れたことがある。
視界が赤と黒で埋め尽くされている。ベルトを外し、チャックを下ろした僅かな隙間から、父の性器か見える。
「……ん、んー……っ!」
首を振って嫌がるも、固く小さな穴をローションで塗りたくられる。父さんは「小さくて可愛いな」なんてぼやきながら、長い指を中へ潜り込ませた。
痛い……っ。裂けて、切れる。
気持ち悪い……!!
「……入ったな。こっちもわがままを言わない、良いコだ」
こんな時なのに。こんな時だからか、父さんは嬉しそうに俺の中を指で掻き回した。
「はは、びくびくしてる。こんな状態で女の子を抱いたのか」
「うぅ……っ!」
指は増え、さらに激しく抜き差しされる。
やめてほしい。叫びたいけど言葉にできない。だから、そのぶん身体が痙攣するようにビクビクと動いてしまった。
「前も勃ってきたな。お尻を弄られるのが大好きだって言ってるみたいだ」
違うと思いたいけど、性器はしっかり硬くなり、上に向かって反り返っている。
「これを今日、女の子の中に入れてきたんだろ? ゴムをちゃんとつけたことだけは偉いよ。つけてなかったから、二度と使えないようにリングで縛ってた」
「んぐっ」
前をぎゅっと握られ、余計逃げられない気持ちにされる。
最低だ。こんな時ですら、そこを大きな手で包み込まれると気持ちよくて安心した。
もう嫌だ。
いつもの優しい父に戻ってほしい。
だけど現実はそうはなってくれなくて、もっと酷い先を叩きつけられる。
「理瑛、今日はお前が女の子になる日だよ」
父さんが持ってきた男性器の形をした淫具は、スイッチを入れると小刻みに動いた。
淫具の先端が、俺の緩くなった入り口に当たる。
ナイフで脳みそをめった刺しにするかのような。
理性を破壊する振動が、全身に伝わった。
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