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第1章
27話目
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今日もやって来ました、森等での採集に♪
どんな物との出会いが有るのか、ワクワクが止まりません!
さすがは異世界!見たことも食べたことも無い、不思議な物がいっぱいある。
「ウォルフ~。今日もよろしくねぇ~。警戒しながらの採集。いつもとは違う森に来たから珍しい物が有ると良いね!」
《了解した!この辺りは魔素が濃い、ゆえに魔物も強いので注意が必要だぞ》
「解った!気を付けるね」
しばらく森を歩いていると、探知にかなりの数の魔物の反応が有った。
気配を消して確認に行くと、ゴブリンの集落が有った。
ここに来て、ゴブリン・・・。
何故?ゴブリン?
この世界でもゴブリンは多種族のメスを拐い、繁殖行為をするので『見つけたら直ぐ殺せ!』と、言われている。しかし、この世界のゴブリンは弱くは無い!
さてさて、どうするかな?
町までかなり距離が有るし、今の所被害は無いし。
う~ん。見なかった事にしようかなぁ~。
《主よ、始末しないのか?》
「うん。悩んでいるの・・・。どうしよっか?」
《この程度のゴブリンならば、我だけで始末出来るがな!」
ん?
ドシャ! グシャ! ドシャドシャー!
バサッバサッ!
グシャー!
「こんな所にいたのか。町まで行かないとダメかと思っていたが助かったな!」
目の前にはこの間のドラゴンさんがいた。
今度は着地後に直ぐ人化したが・・・。
哀れ!ゴブリン達はドラゴン登場で踏み潰されて、出来たばかりの建物も倒壊、下敷きになったゴブリン達もいた。
《「・・・・・・・」》
「おや?ゴブリンが、もしかして、討伐の邪魔をしたか?」
生き残りのゴブリン達は、ドラゴン登場に一目散に逃げたしていた。
「えっと。ウォルフ。生き残りのゴブリン達をお願い、ここまでしたなら、討伐してしまおう」
《承知した!》
「じゃあ、俺も手伝おう!」
それからが早かった。
全部で百数体、ジェネラルやメイジも含まれたが、私達の敵ではない、キングが居なかったのが幸いして、直ぐに終了。
討伐証明部位と魔石を取り出し、穴を掘り不要な物と家の残骸を燃やし、灰にして埋めた。
「お久しぶりですね、ドラゴンさん!お手伝いをして頂き、ありがとうございます」
お礼は大事だよね!
「たいした事はしていない。それに、討伐の邪魔を先にしたのは俺だしな!」
ドラゴンさん、爽やかな笑顔がまぶしいですよ!
「今日はどうしたのですか?」
ドラゴンさんはしばらく里から出ないと思っていたので、ビックリです。
「ああ、実はな、今日はお嬢さんにこの間のお礼を渡しに来たんだ。これなんだが・・・」
出されたのは綺麗なナイフだった。
「ナイフですか?綺麗ですね!」
「これは、俺達の長の鱗で出来たナイフだ!切れ味も抜群で、どんな物でも切れるし、刃が傷む事も無い、魔力にも馴染みが良いから、魔剣としても使えるし、このナイフを持っていると、どのドラゴンからも攻撃をされないし、困っていたら助けてもらえる」
「えぇー!そんな貴重なナイフ、頂けませんよー」
ビックリした!
「せっかく俺達の長がお嬢さんのお礼にと、作ってくれたんだ、もらってくれ!」
これは、これ以上断れませんね・・・。
とてもレアな1品です!
「それでは、ありがとうございます!大切にしますね。長さんにもお礼を伝えて下さい。えっと、遅くなりましたが、私はアヤノと言います。よろしくお願いいたします」
自己紹介をしていなかったので、今しますよ!
「俺の名はエシャントだ、よろしくな」
「はい、あとこのフェンリルは私の従魔でウォルフと言います」
「ウォルフだ、主共々よろしく頼む!」
ウォルフも人化してご挨拶した。
うちの子はできる子なんです!
どんな物との出会いが有るのか、ワクワクが止まりません!
さすがは異世界!見たことも食べたことも無い、不思議な物がいっぱいある。
「ウォルフ~。今日もよろしくねぇ~。警戒しながらの採集。いつもとは違う森に来たから珍しい物が有ると良いね!」
《了解した!この辺りは魔素が濃い、ゆえに魔物も強いので注意が必要だぞ》
「解った!気を付けるね」
しばらく森を歩いていると、探知にかなりの数の魔物の反応が有った。
気配を消して確認に行くと、ゴブリンの集落が有った。
ここに来て、ゴブリン・・・。
何故?ゴブリン?
この世界でもゴブリンは多種族のメスを拐い、繁殖行為をするので『見つけたら直ぐ殺せ!』と、言われている。しかし、この世界のゴブリンは弱くは無い!
さてさて、どうするかな?
町までかなり距離が有るし、今の所被害は無いし。
う~ん。見なかった事にしようかなぁ~。
《主よ、始末しないのか?》
「うん。悩んでいるの・・・。どうしよっか?」
《この程度のゴブリンならば、我だけで始末出来るがな!」
ん?
ドシャ! グシャ! ドシャドシャー!
バサッバサッ!
グシャー!
「こんな所にいたのか。町まで行かないとダメかと思っていたが助かったな!」
目の前にはこの間のドラゴンさんがいた。
今度は着地後に直ぐ人化したが・・・。
哀れ!ゴブリン達はドラゴン登場で踏み潰されて、出来たばかりの建物も倒壊、下敷きになったゴブリン達もいた。
《「・・・・・・・」》
「おや?ゴブリンが、もしかして、討伐の邪魔をしたか?」
生き残りのゴブリン達は、ドラゴン登場に一目散に逃げたしていた。
「えっと。ウォルフ。生き残りのゴブリン達をお願い、ここまでしたなら、討伐してしまおう」
《承知した!》
「じゃあ、俺も手伝おう!」
それからが早かった。
全部で百数体、ジェネラルやメイジも含まれたが、私達の敵ではない、キングが居なかったのが幸いして、直ぐに終了。
討伐証明部位と魔石を取り出し、穴を掘り不要な物と家の残骸を燃やし、灰にして埋めた。
「お久しぶりですね、ドラゴンさん!お手伝いをして頂き、ありがとうございます」
お礼は大事だよね!
「たいした事はしていない。それに、討伐の邪魔を先にしたのは俺だしな!」
ドラゴンさん、爽やかな笑顔がまぶしいですよ!
「今日はどうしたのですか?」
ドラゴンさんはしばらく里から出ないと思っていたので、ビックリです。
「ああ、実はな、今日はお嬢さんにこの間のお礼を渡しに来たんだ。これなんだが・・・」
出されたのは綺麗なナイフだった。
「ナイフですか?綺麗ですね!」
「これは、俺達の長の鱗で出来たナイフだ!切れ味も抜群で、どんな物でも切れるし、刃が傷む事も無い、魔力にも馴染みが良いから、魔剣としても使えるし、このナイフを持っていると、どのドラゴンからも攻撃をされないし、困っていたら助けてもらえる」
「えぇー!そんな貴重なナイフ、頂けませんよー」
ビックリした!
「せっかく俺達の長がお嬢さんのお礼にと、作ってくれたんだ、もらってくれ!」
これは、これ以上断れませんね・・・。
とてもレアな1品です!
「それでは、ありがとうございます!大切にしますね。長さんにもお礼を伝えて下さい。えっと、遅くなりましたが、私はアヤノと言います。よろしくお願いいたします」
自己紹介をしていなかったので、今しますよ!
「俺の名はエシャントだ、よろしくな」
「はい、あとこのフェンリルは私の従魔でウォルフと言います」
「ウォルフだ、主共々よろしく頼む!」
ウォルフも人化してご挨拶した。
うちの子はできる子なんです!
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