34 / 87
第1章
28話目
しおりを挟む
今日私が居るのはギルドマスターの執務室。
何故?ここに居るのか?
ちょっとソアラさんとお茶の約束を果たすべく日取りを決めに来ただけなのに・・・。
何故か受け付けに行くとラチられた・・・。
私何もしてないよね・・・?
ソアラさんが申し訳なさそうに、そっとお茶を出してくれたよ。
もしかして、ギルドマスターは私とお茶が飲みたかったのだろうか?
以前の私ならストライクゾーンでも、今は若返ってるので、犯罪ですよ?
私が脳内で色々考えている間に、ギルドマスターの覚悟が決まったかの様な雰囲気をかもし出した。
「今日はまた聞きたい事が有ったのと、報告する事が有ったから来てもらった」
「そうなんですか、では、用件をお願いします」
「まずは、報告からするとだな。この間お嬢ちゃんを襲った奴等は、犯罪者奴隷として、鉱山に送られた。みんな腕の良い冒険者だったが、神殿からも何か余罪が上がっての判決だった。」
何と!ビックリ!!
普通はあの程度なら厳重注意くらいだと思ったら、まさかの犯罪奴隷ですか?
う~ん。神殿からの余罪があやしい・・・。
まぁ、ドラゴンを勝手に討伐したんだから、妥当だと私は思うけどね。
「まあ、ビックリしたかと思うが、今後は絡まれる事も、襲われる事も無いから安心しろ」
「そうですね、教えて頂きありがとうございます」
「たいした事じゃあ無いから気にするな。後、治療院での事だが、再三問い合わせが来ている。あの時ドラゴンが人化していた事を知っているの人がいるのはいるが、治療院の人達は知らない。謝罪したのがドラゴン体でなくて人だったからな。知らない人から謝られて、補償費を受け取った事になっている。もしかしたら、その内ドラゴンが人化した事が知れ渡りあの時謝罪したのがドラゴンその者だと、解るかも知れないがな。そして、お嬢ちゃんだ、誰が治療したのか?と、言う話だ。突然現れて、完璧な治療をしたんだ、誰だ!と、騒然としている。あわてていて誰も素性を聞いて無いんだ、唯一の接点が俺だから問い合わせが凄まじい、さて、どうする?」
何と!有耶無耶になったと思っていたら、違ったのね・・・。
「う~ん。何とかもうこの町にはいない事になりませんかね?例えば、例の男性と一緒に出ていったとか?私はあの時、認識阻害をかけてましたし、私だと特定出来ないと思うんですが、ダメですか?」
バレたく無いんだよねえ~。
「お嬢ちゃんがそう言うならば、その様にしておこう。色々と面倒な事になりそうだしな」
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
良かった。私はゆっくりとこの世界を楽しみたいんだから、よけいな騒動はご遠慮したい。
「ところで、お嬢ちゃんはどこまでの事が出来るんだ?」
「どこまでと言われても、私にも解りませんよ。とりあえずは、特に色々困らない事だけは言えますね」
「何だそれはーー」
「そう言われても、怪我や病気にたいしても、何とかなるし、レベルもそこそこ有るし、ウォルフがいるから襲われても何とかなると思うので、色々困らないと思ってます」
本当に困らないと思うんだよね、セラールさんが過保護ママ?パパ? みたいだし・・・。
「そうだな、治療院での回復魔法や手技も素晴らしかった。手際も良いし、色々な魔法を組み合わせていたみたいだし、倒した魔物を見てもかなりの実力がうかがえる。何もんだ?お前さんは?」
「何処にでもいる娘さんです!」
治療の手際の良さは元看護師ですからね。色々経験しておりますとも!
「まあ良い、お嬢ちゃんが規格外だという事だ」
タメ息を付きながら言う言葉では無いと思うのですが!
ギルドマスターとお話が済んで、ソアラさんとお茶する日取りを決めてから宿に戻った。
ソアラさんとお茶したら移動しようかなぁ~。
何故?ここに居るのか?
ちょっとソアラさんとお茶の約束を果たすべく日取りを決めに来ただけなのに・・・。
何故か受け付けに行くとラチられた・・・。
私何もしてないよね・・・?
ソアラさんが申し訳なさそうに、そっとお茶を出してくれたよ。
もしかして、ギルドマスターは私とお茶が飲みたかったのだろうか?
以前の私ならストライクゾーンでも、今は若返ってるので、犯罪ですよ?
私が脳内で色々考えている間に、ギルドマスターの覚悟が決まったかの様な雰囲気をかもし出した。
「今日はまた聞きたい事が有ったのと、報告する事が有ったから来てもらった」
「そうなんですか、では、用件をお願いします」
「まずは、報告からするとだな。この間お嬢ちゃんを襲った奴等は、犯罪者奴隷として、鉱山に送られた。みんな腕の良い冒険者だったが、神殿からも何か余罪が上がっての判決だった。」
何と!ビックリ!!
普通はあの程度なら厳重注意くらいだと思ったら、まさかの犯罪奴隷ですか?
う~ん。神殿からの余罪があやしい・・・。
まぁ、ドラゴンを勝手に討伐したんだから、妥当だと私は思うけどね。
「まあ、ビックリしたかと思うが、今後は絡まれる事も、襲われる事も無いから安心しろ」
「そうですね、教えて頂きありがとうございます」
「たいした事じゃあ無いから気にするな。後、治療院での事だが、再三問い合わせが来ている。あの時ドラゴンが人化していた事を知っているの人がいるのはいるが、治療院の人達は知らない。謝罪したのがドラゴン体でなくて人だったからな。知らない人から謝られて、補償費を受け取った事になっている。もしかしたら、その内ドラゴンが人化した事が知れ渡りあの時謝罪したのがドラゴンその者だと、解るかも知れないがな。そして、お嬢ちゃんだ、誰が治療したのか?と、言う話だ。突然現れて、完璧な治療をしたんだ、誰だ!と、騒然としている。あわてていて誰も素性を聞いて無いんだ、唯一の接点が俺だから問い合わせが凄まじい、さて、どうする?」
何と!有耶無耶になったと思っていたら、違ったのね・・・。
「う~ん。何とかもうこの町にはいない事になりませんかね?例えば、例の男性と一緒に出ていったとか?私はあの時、認識阻害をかけてましたし、私だと特定出来ないと思うんですが、ダメですか?」
バレたく無いんだよねえ~。
「お嬢ちゃんがそう言うならば、その様にしておこう。色々と面倒な事になりそうだしな」
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
良かった。私はゆっくりとこの世界を楽しみたいんだから、よけいな騒動はご遠慮したい。
「ところで、お嬢ちゃんはどこまでの事が出来るんだ?」
「どこまでと言われても、私にも解りませんよ。とりあえずは、特に色々困らない事だけは言えますね」
「何だそれはーー」
「そう言われても、怪我や病気にたいしても、何とかなるし、レベルもそこそこ有るし、ウォルフがいるから襲われても何とかなると思うので、色々困らないと思ってます」
本当に困らないと思うんだよね、セラールさんが過保護ママ?パパ? みたいだし・・・。
「そうだな、治療院での回復魔法や手技も素晴らしかった。手際も良いし、色々な魔法を組み合わせていたみたいだし、倒した魔物を見てもかなりの実力がうかがえる。何もんだ?お前さんは?」
「何処にでもいる娘さんです!」
治療の手際の良さは元看護師ですからね。色々経験しておりますとも!
「まあ良い、お嬢ちゃんが規格外だという事だ」
タメ息を付きながら言う言葉では無いと思うのですが!
ギルドマスターとお話が済んで、ソアラさんとお茶する日取りを決めてから宿に戻った。
ソアラさんとお茶したら移動しようかなぁ~。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,231
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる