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第2章
2話目
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お気にいり!が、2000を超えました!!
読者の皆様に感謝を!呼んで頂きありがとうございます。
これを励みに完結まで頑張ります!
出来れば、稚拙な文章ですが、お付き合い頂けると幸いです。
☆★☆★☆★☆★☆★
ドラゴンの里は山々に囲まれた盆地?だった。
中心には綺麗な湖が有り、草原が広がっている。
例えるならば、本当に九州の阿蘇山の様に、外輪山に囲まれた中に、阿蘇五岳のかわりに湖があるみたいな感じだ。
私が旅行に行きたいランキングの1位だったので、なんとなく覚えている。
ただ、外輪山がエベレスト級の高さだけどね。
広々とした草原から林があり岩肌に沿って洞窟や石作りの家が数件有る。
湖ではドラゴンが水を飲んだりして、ゆったりと過ごしている。
眼福、眼福。
エシャントさんはひときわ頑丈そうな石作りの建物の前で着地して、私を降ろしてくれた。
「ウォルフ!すごい建物だよ!」
「本当に、すごいな!我もドラゴンの里に来たのははじめてだ!」
私は早速ウォルフを呼んで一緒に建物を見上げた。
ウォルフもビックリしている。
長く生きたフェンリルのウォルフでもはじめてなんだと思うと少し嬉しい気がした。
「ここが長の家だ、さあ中に入ろう」
エシャントさんが人化して私達を案内してくれた。
中は全てが大きかった。
当たり前だが、『ドラゴンの家なんだ』と、思えるほど頑丈だ。
広い通路を歩いて奥に行くと、金色のドラゴンが気だるげに寝そべっていた。
「長、アヤノ殿をお連れしたぞ!」
エシャントさんの声が響くと、瞼がゆっくりと開き、黄金に輝く瞳が私をとらえる。
《よう参ったのぉ、人の子よ。最近は年のせいか疲れる様になって、このような姿であるが、許しておくれ》
落ち着いた、やさしい声が頭に響く。
聞いているだけでホッコリする。
「はじめまして。ドラゴンの里の長様、私はアヤノと言います。今日は里にお招き頂き、ありがとうございます。また、この間はすばらしい剣を頂きました。重ねてお礼を申し上げます」
緊張せずに挨拶が出来た。
あの優しい声が、私の緊張を解いてくれた。
《丁寧な挨拶をありがとう。わらわもお礼を言わせておくれ、我が同胞を助けて頂き誠に感謝がつきぬ。あの程度の物ではとてもたりぬが、気に入ってもらえたならば僥倖。後、同胞の恩人であるしもうちと気安く接してもらえると嬉しい、わらわとて久しぶりに人と会う、一番永く生きておるから長をしておるが、そんなに偉くもない。ドラゴンは結構個が確率されて自由だしのぉ。堅苦しいのも息が詰まる・・・。ゆえに、気楽にしておくれ。たいしたもてなしも出来ぬがこの里にてゆっくりと滞在して楽しんでくれると嬉しいのぉ。エシャント、不都合が無いよう案内を頼む。せっかく里に来てもろうたのに、このていたらく、わらわが案内をしたかったがほんに情けない・・・年は取りたくないのぉ》
長さんはきつそうなタメ息をつきながら話す。
体のどこが悪いんだろう?
なんとか力になれないかな?
「ねぇ、長さん、私は少し医学の知識が有るんですが、どこが悪いか診ては行けませんか?ダメかも知れませんが、ちょっとでもお力になれたら良いなと、思うのですがダメですか?」
いくら気安くと言われても、さすがに勝手に鑑定したら失礼だよね、きちんと聞かないと。
親しき仲にも礼儀有り!
《なんと!優しい事を言うてくれる。では、お言葉に甘えて診てもらおうかのぉ》
許可が出た。では、早速。
≪鑑定≫
種族 : 古竜(エンシェントドラゴン)
年令 : 秘密・・・。
レベル : 測定不能
HP :53260( 1156780)
MP : 75830(2296850)
スキル
火・炎魔法 :レベルMAX
水・氷魔法 :レベルMAX
風・雷魔法 : レベルMAX
光・聖魔法 : レベルMAX
時空間魔法 :レベルMAX
鑑定 :レベルMAX
ドラゴンブレス : レベルMAX
全状態異常耐性 ・ 魔法攻撃耐性
HP・MP回復能力増大
称号
ドラゴンの統治者
悠久の時を生きる者
悪性腫瘍に侵されている者
・・・・・・
!!!
悪性腫瘍? どこの?そこを詳しく知りたい!
肺と肝臓に悪性腫瘍有り。このままでは寿命後1年程。
今現在、アヤノなら取り除く事が可能。
《解ったかぇ?わらわには悪性腫瘍なるモノが何が解らぬ。このままでは後1年程かのぉ・・・。永い時を生きた、いまさらこの生に執着は無いが、同胞が人族に攻撃されている現在、ちと不安が残る。わらわが死ぬるまでの間に片付いてくれたら良いが・・・》
「な、な、なんと!長よ、何故もっと早く言ってくれなかったんだ!」
エシャントさんがかなり動揺している・・・。
「安心して下さい。治せるから大丈夫です!」
《「!?」》
私なら悪性腫瘍がなんなのか、また、どうすれば治療出来るか解ってる!
任せなさい!だてに30年近く看護師をしてない!
「アヤノ殿は悪性腫瘍という物が何なのか解るのか?」
あわててエシャントさんが聞いて来る。
「もちろん!知ってるよ、治しかたも知ってる。どうですか?長さん、私に治療させて頂けませんか?」
せっかく治せるのだから、治してあげたい。
《なんと、人族はそのような知識まで持ち合わせておるのか・・・》
いけない!訂正しないと、解るのは私だからだもの。
この世界の人達は知らないはずだ。
「いえ、人族の全てが知っている訳では無いですよ。私だから解るのです」
う~ん、詳しい事は言えないよね?
異世界なんて解ってもらえるか解らないし、でも鑑定を持っていたからもしかしたらバレるかも・・・。
《フフフ、そうであるか、我らが神の『友』であるそなただから解るのか》
「!?、そうです。見ましたね?」
やはり、鑑定をされていましたか。
まあ、先に私が鑑定をしたからおあいこですが、異世界の知識ですよ。
《フフフ、すまぬ。》
「まあ、良いです。ナイショにしておいて下さいね!」
神さまの友達なんて、トラブルの臭いしかしない!
《あぁ、解っておる。して、治療は頼めるのかのう?》
「ええ、お任せ下さい!絶対に治してみせます!!」
私はやる気をみなぎらせた!
読者の皆様に感謝を!呼んで頂きありがとうございます。
これを励みに完結まで頑張ります!
出来れば、稚拙な文章ですが、お付き合い頂けると幸いです。
☆★☆★☆★☆★☆★
ドラゴンの里は山々に囲まれた盆地?だった。
中心には綺麗な湖が有り、草原が広がっている。
例えるならば、本当に九州の阿蘇山の様に、外輪山に囲まれた中に、阿蘇五岳のかわりに湖があるみたいな感じだ。
私が旅行に行きたいランキングの1位だったので、なんとなく覚えている。
ただ、外輪山がエベレスト級の高さだけどね。
広々とした草原から林があり岩肌に沿って洞窟や石作りの家が数件有る。
湖ではドラゴンが水を飲んだりして、ゆったりと過ごしている。
眼福、眼福。
エシャントさんはひときわ頑丈そうな石作りの建物の前で着地して、私を降ろしてくれた。
「ウォルフ!すごい建物だよ!」
「本当に、すごいな!我もドラゴンの里に来たのははじめてだ!」
私は早速ウォルフを呼んで一緒に建物を見上げた。
ウォルフもビックリしている。
長く生きたフェンリルのウォルフでもはじめてなんだと思うと少し嬉しい気がした。
「ここが長の家だ、さあ中に入ろう」
エシャントさんが人化して私達を案内してくれた。
中は全てが大きかった。
当たり前だが、『ドラゴンの家なんだ』と、思えるほど頑丈だ。
広い通路を歩いて奥に行くと、金色のドラゴンが気だるげに寝そべっていた。
「長、アヤノ殿をお連れしたぞ!」
エシャントさんの声が響くと、瞼がゆっくりと開き、黄金に輝く瞳が私をとらえる。
《よう参ったのぉ、人の子よ。最近は年のせいか疲れる様になって、このような姿であるが、許しておくれ》
落ち着いた、やさしい声が頭に響く。
聞いているだけでホッコリする。
「はじめまして。ドラゴンの里の長様、私はアヤノと言います。今日は里にお招き頂き、ありがとうございます。また、この間はすばらしい剣を頂きました。重ねてお礼を申し上げます」
緊張せずに挨拶が出来た。
あの優しい声が、私の緊張を解いてくれた。
《丁寧な挨拶をありがとう。わらわもお礼を言わせておくれ、我が同胞を助けて頂き誠に感謝がつきぬ。あの程度の物ではとてもたりぬが、気に入ってもらえたならば僥倖。後、同胞の恩人であるしもうちと気安く接してもらえると嬉しい、わらわとて久しぶりに人と会う、一番永く生きておるから長をしておるが、そんなに偉くもない。ドラゴンは結構個が確率されて自由だしのぉ。堅苦しいのも息が詰まる・・・。ゆえに、気楽にしておくれ。たいしたもてなしも出来ぬがこの里にてゆっくりと滞在して楽しんでくれると嬉しいのぉ。エシャント、不都合が無いよう案内を頼む。せっかく里に来てもろうたのに、このていたらく、わらわが案内をしたかったがほんに情けない・・・年は取りたくないのぉ》
長さんはきつそうなタメ息をつきながら話す。
体のどこが悪いんだろう?
なんとか力になれないかな?
「ねぇ、長さん、私は少し医学の知識が有るんですが、どこが悪いか診ては行けませんか?ダメかも知れませんが、ちょっとでもお力になれたら良いなと、思うのですがダメですか?」
いくら気安くと言われても、さすがに勝手に鑑定したら失礼だよね、きちんと聞かないと。
親しき仲にも礼儀有り!
《なんと!優しい事を言うてくれる。では、お言葉に甘えて診てもらおうかのぉ》
許可が出た。では、早速。
≪鑑定≫
種族 : 古竜(エンシェントドラゴン)
年令 : 秘密・・・。
レベル : 測定不能
HP :53260( 1156780)
MP : 75830(2296850)
スキル
火・炎魔法 :レベルMAX
水・氷魔法 :レベルMAX
風・雷魔法 : レベルMAX
光・聖魔法 : レベルMAX
時空間魔法 :レベルMAX
鑑定 :レベルMAX
ドラゴンブレス : レベルMAX
全状態異常耐性 ・ 魔法攻撃耐性
HP・MP回復能力増大
称号
ドラゴンの統治者
悠久の時を生きる者
悪性腫瘍に侵されている者
・・・・・・
!!!
悪性腫瘍? どこの?そこを詳しく知りたい!
肺と肝臓に悪性腫瘍有り。このままでは寿命後1年程。
今現在、アヤノなら取り除く事が可能。
《解ったかぇ?わらわには悪性腫瘍なるモノが何が解らぬ。このままでは後1年程かのぉ・・・。永い時を生きた、いまさらこの生に執着は無いが、同胞が人族に攻撃されている現在、ちと不安が残る。わらわが死ぬるまでの間に片付いてくれたら良いが・・・》
「な、な、なんと!長よ、何故もっと早く言ってくれなかったんだ!」
エシャントさんがかなり動揺している・・・。
「安心して下さい。治せるから大丈夫です!」
《「!?」》
私なら悪性腫瘍がなんなのか、また、どうすれば治療出来るか解ってる!
任せなさい!だてに30年近く看護師をしてない!
「アヤノ殿は悪性腫瘍という物が何なのか解るのか?」
あわててエシャントさんが聞いて来る。
「もちろん!知ってるよ、治しかたも知ってる。どうですか?長さん、私に治療させて頂けませんか?」
せっかく治せるのだから、治してあげたい。
《なんと、人族はそのような知識まで持ち合わせておるのか・・・》
いけない!訂正しないと、解るのは私だからだもの。
この世界の人達は知らないはずだ。
「いえ、人族の全てが知っている訳では無いですよ。私だから解るのです」
う~ん、詳しい事は言えないよね?
異世界なんて解ってもらえるか解らないし、でも鑑定を持っていたからもしかしたらバレるかも・・・。
《フフフ、そうであるか、我らが神の『友』であるそなただから解るのか》
「!?、そうです。見ましたね?」
やはり、鑑定をされていましたか。
まあ、先に私が鑑定をしたからおあいこですが、異世界の知識ですよ。
《フフフ、すまぬ。》
「まあ、良いです。ナイショにしておいて下さいね!」
神さまの友達なんて、トラブルの臭いしかしない!
《あぁ、解っておる。して、治療は頼めるのかのう?》
「ええ、お任せ下さい!絶対に治してみせます!!」
私はやる気をみなぎらせた!
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