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第2章
19話目
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あれから7日たつ。
オークの集落はそのままにして、魔境で生活をしている。
≪無限収納≫が有って良かったと、感謝した日々。
時間が止まるって素敵だよね!
何時でも新鮮!
出来立てホカホカ!
連日の狩りで、またレベルが上がった。
それに、神様の≪セラール≫さんからレベル上げと同時にスキルが追加されたよ・・・。
≪転移魔法≫と≪異世界物流≫
≪転移魔法≫は、そのままズバリ行った事が有る場所に魔力を使い移動が出来るという魔法で、使える人がほぼいないという極レア魔法だ。
ビックリしたよ!
『欲しいなぁ~』と、思っていたけど、まさか、もらえるなんて!
嬉しくて万歳をした!
しかし、バレたら面倒くさい事になる事間違いなし!
後、≪異世界物流≫なんだけど、どうやったのか?
異世界の地球に有るものが購入出来る様になった。
いやぁ~。これも『欲しいなぁ~』と、思ったよ。思ったけど『無理だろうな~』と、思ってたんだよね。
対価変換が難しいんじゃ無いかと・・・。
本当にどうやったんだろう?
神様って、すごいよね!
ガリルの町は、多大な被害が出たけど、何とかオークを討伐する事が出来た。
街道が使えるうちにと、辺境伯様は王都と頻回に連絡を取っている様だし、私の出したあの条件はどうなる事やら・・・。
今日はウォルフと移動して海辺の町≪ベルン≫に来ている。
ガリルに行くにはまだ早かったし、行きたく無かったから、以前行く予定だったけど、行かずにドラゴンの里に行ったのを思い出して、この町にしたのだ。
ちょっと高台から町と海を見た時に、何故か涙が出た。
何でだろう?
ウォルフが心配してたけど、理由が解らなかったから、『何でもない』と、言っておいた。
ギルドカードを見せて町に入ると、そのまま神殿に向かって歩いて行く。
海産品の屋台から良い匂いがしていたけど、今は無視。
後でゆっくり屋台巡りをしようと心に決めた。
神殿に行くと閑散としていた。
シスター達がお掃除をしていたけど、私に気付いて声をかけてくれた。
「お祈りをしたい」と伝えると、礼拝堂に案内をしてくれて
「ゆっくりとお祈りをして下さいね」と、言い一人にしてくれた。
神の像の前の椅子に座り心の中で声をかける。
《セラールさん、お久しぶりです。新しいスキルありがとうございます》
《綾乃さんお久しぶりですね!お元気そうで何よりです。
この度は、ドラゴン達と人族のトラブルに巻き込んでしまい、申し訳ありません。
不愉快な思いをされたでしょ?
こんな事になるなんて・・・》
声だけだが、すごく申し訳ないとの思いが伝わってきた。
セラールさんのせいじゃ無いから気にしなくて良いのに。
《セラールさんのせいじゃ無いでしょ?
ドラゴンの里に行けて珍しい物や綺麗な物を見れたので、私としては良い思いをしたと思ってますよ。
ドラゴンの長さんとお友だちになれたし!
気にしないで下さい》
《ありがとう!そう言ってもらえると少し気持ちが軽くなるよ》
《はい、大丈夫です。私は異世界での生活を満喫してますから、感謝しているんです。
確かに、あの辺境伯様達の言動や、行動は不愉快で腹が立ちましたが、残念ながら世の中あんな人達は多いと思っています。
だからこそ、優しい思いに触れると心がより温まるのでは無いかと思うんです。
そう思えば、ちょっとだけ許せるでしょ?
生前私の母がよく『人に嫌な事をする人は心が寂しい哀れな人なんだ、可哀想な人なんだよ』と、言ってました。
ドラゴンの長さんは慈愛に満ちて優しく、楽しい方でした。
永く生きておられるのにスレて無くて、可愛らしく優しい笑顔をして、見ているこちらもホッコリと心が温まります。
反対に辺境伯様達はアクセクしてズル賢く、人に不快感を与えてばかり、あれでは心優しい人達が側に集まっていないのが解ります。
欲だらけで権力に媚びへつらい、人を信用出来ず孤独で心が寂しい毎日なのではないかと思うんです。
何の話をしていたか解らなくなりましたが、とにかく、セラールさんが気にする事は無いと言いたいんですよ》
《クスクス、解りました、もう気にしません。貴女に与えたスキルと魔法ですが、この世界で不便が無いように存分に使って下さい!》
《ありがとうございます。物凄く嬉しいんですが、良いんですか?あの≪異世界物流≫とか?
大変何じゃ無いかと思ったんです。
それも伺いたくて今日は神殿に来たんですよ》
《大丈夫ですよ!地球の神と相談しまして、つかえる様にしてます。
何でも地球では、金とか銀とかが取り尽くされつつ有るらしく、こちらから綾乃さんが購入する時に使うと変換されて地球の鉱物として鉱脈に埋め込まれるそうです。
だから、どんどん使って下さい!
まあ、そうは言ってもこちらも大量に使われると、少々困るんですが、綾乃さんが使われる物を購入する程度ならば大丈夫です。
商売はしないで頂けると有り難いのですが・・・》
《解りました。そういう事なら、シャンプーとかリンスとか調味料とかそういった物が欲しい時に使う事にします!ありがとうございました。感謝します》
《はい、喜んでもらえて良かったです。また何か有りましたら何時でもご相談下さい。
今回の事、御迷惑かと思いますが、よろしくお願いします》
《もちろん、私なりに頑張りたいと思っています。ドラゴンさん達が困らなくて良い様にしたいと思っているんですよ。まあ、人がしでかした事なんで、責任は取ってもらわないと、殺されたドラゴンの縁者さんはうかばれないですもんね!》
色々話せて良かった、途中で何を話したか解らなくなったけど、良いよね!
オークの集落はそのままにして、魔境で生活をしている。
≪無限収納≫が有って良かったと、感謝した日々。
時間が止まるって素敵だよね!
何時でも新鮮!
出来立てホカホカ!
連日の狩りで、またレベルが上がった。
それに、神様の≪セラール≫さんからレベル上げと同時にスキルが追加されたよ・・・。
≪転移魔法≫と≪異世界物流≫
≪転移魔法≫は、そのままズバリ行った事が有る場所に魔力を使い移動が出来るという魔法で、使える人がほぼいないという極レア魔法だ。
ビックリしたよ!
『欲しいなぁ~』と、思っていたけど、まさか、もらえるなんて!
嬉しくて万歳をした!
しかし、バレたら面倒くさい事になる事間違いなし!
後、≪異世界物流≫なんだけど、どうやったのか?
異世界の地球に有るものが購入出来る様になった。
いやぁ~。これも『欲しいなぁ~』と、思ったよ。思ったけど『無理だろうな~』と、思ってたんだよね。
対価変換が難しいんじゃ無いかと・・・。
本当にどうやったんだろう?
神様って、すごいよね!
ガリルの町は、多大な被害が出たけど、何とかオークを討伐する事が出来た。
街道が使えるうちにと、辺境伯様は王都と頻回に連絡を取っている様だし、私の出したあの条件はどうなる事やら・・・。
今日はウォルフと移動して海辺の町≪ベルン≫に来ている。
ガリルに行くにはまだ早かったし、行きたく無かったから、以前行く予定だったけど、行かずにドラゴンの里に行ったのを思い出して、この町にしたのだ。
ちょっと高台から町と海を見た時に、何故か涙が出た。
何でだろう?
ウォルフが心配してたけど、理由が解らなかったから、『何でもない』と、言っておいた。
ギルドカードを見せて町に入ると、そのまま神殿に向かって歩いて行く。
海産品の屋台から良い匂いがしていたけど、今は無視。
後でゆっくり屋台巡りをしようと心に決めた。
神殿に行くと閑散としていた。
シスター達がお掃除をしていたけど、私に気付いて声をかけてくれた。
「お祈りをしたい」と伝えると、礼拝堂に案内をしてくれて
「ゆっくりとお祈りをして下さいね」と、言い一人にしてくれた。
神の像の前の椅子に座り心の中で声をかける。
《セラールさん、お久しぶりです。新しいスキルありがとうございます》
《綾乃さんお久しぶりですね!お元気そうで何よりです。
この度は、ドラゴン達と人族のトラブルに巻き込んでしまい、申し訳ありません。
不愉快な思いをされたでしょ?
こんな事になるなんて・・・》
声だけだが、すごく申し訳ないとの思いが伝わってきた。
セラールさんのせいじゃ無いから気にしなくて良いのに。
《セラールさんのせいじゃ無いでしょ?
ドラゴンの里に行けて珍しい物や綺麗な物を見れたので、私としては良い思いをしたと思ってますよ。
ドラゴンの長さんとお友だちになれたし!
気にしないで下さい》
《ありがとう!そう言ってもらえると少し気持ちが軽くなるよ》
《はい、大丈夫です。私は異世界での生活を満喫してますから、感謝しているんです。
確かに、あの辺境伯様達の言動や、行動は不愉快で腹が立ちましたが、残念ながら世の中あんな人達は多いと思っています。
だからこそ、優しい思いに触れると心がより温まるのでは無いかと思うんです。
そう思えば、ちょっとだけ許せるでしょ?
生前私の母がよく『人に嫌な事をする人は心が寂しい哀れな人なんだ、可哀想な人なんだよ』と、言ってました。
ドラゴンの長さんは慈愛に満ちて優しく、楽しい方でした。
永く生きておられるのにスレて無くて、可愛らしく優しい笑顔をして、見ているこちらもホッコリと心が温まります。
反対に辺境伯様達はアクセクしてズル賢く、人に不快感を与えてばかり、あれでは心優しい人達が側に集まっていないのが解ります。
欲だらけで権力に媚びへつらい、人を信用出来ず孤独で心が寂しい毎日なのではないかと思うんです。
何の話をしていたか解らなくなりましたが、とにかく、セラールさんが気にする事は無いと言いたいんですよ》
《クスクス、解りました、もう気にしません。貴女に与えたスキルと魔法ですが、この世界で不便が無いように存分に使って下さい!》
《ありがとうございます。物凄く嬉しいんですが、良いんですか?あの≪異世界物流≫とか?
大変何じゃ無いかと思ったんです。
それも伺いたくて今日は神殿に来たんですよ》
《大丈夫ですよ!地球の神と相談しまして、つかえる様にしてます。
何でも地球では、金とか銀とかが取り尽くされつつ有るらしく、こちらから綾乃さんが購入する時に使うと変換されて地球の鉱物として鉱脈に埋め込まれるそうです。
だから、どんどん使って下さい!
まあ、そうは言ってもこちらも大量に使われると、少々困るんですが、綾乃さんが使われる物を購入する程度ならば大丈夫です。
商売はしないで頂けると有り難いのですが・・・》
《解りました。そういう事なら、シャンプーとかリンスとか調味料とかそういった物が欲しい時に使う事にします!ありがとうございました。感謝します》
《はい、喜んでもらえて良かったです。また何か有りましたら何時でもご相談下さい。
今回の事、御迷惑かと思いますが、よろしくお願いします》
《もちろん、私なりに頑張りたいと思っています。ドラゴンさん達が困らなくて良い様にしたいと思っているんですよ。まあ、人がしでかした事なんで、責任は取ってもらわないと、殺されたドラゴンの縁者さんはうかばれないですもんね!》
色々話せて良かった、途中で何を話したか解らなくなったけど、良いよね!
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