68 / 87
第3章
1話目
しおりを挟む
あれから私はドラゴンの里で、まったりと過ごしていた。
今は自宅の居間でのんびりとお茶を飲んでいる。
私は、つねづね緑茶と煎餅のコラボは最強だと思っている。
煎餅を噛りながら思う事は、『あの後の打ち上げパーティーは凄かった』と、いう事につきる・・・。
本当に凄かった。
料理は私が担当して、スイーツも私が作った、皆から絶賛されて、嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。楽しい思い出だ!
そして、色々なドラゴンさんを紹介されたよ!
人化した皆さんは美形揃いでした!!!
眼福、眼福。
今は、次の旅先を検討中!
ダンジョンに行くか、エルフがいる『ノアニール』国に行くか、獣人の国『アスドガルド』にするか迷っている。
このドラゴンの里は大陸の中心に位置している為、移動しやすい。
「ねぇ~ウォルフ、次ぎはどこに行く?行きたい?」
一緒に行く相棒にも意見を聞くべきだと思い、聞いてみた。
相棒は今日も呑気に和室でお昼寝中!
私のワンコは超可愛い ♪
大きなあくびをして、尻尾を小さくフリフリ。
《我は、主と一緒ならばどこでも良いぞ!》
と、嬉しい事を言ってくれる。
幸せだなぁ~。
「アヤノ殿ーー!」
ウォルフをモフっていると、ドラゴンの長さんの声がした。
玄関まで行くと、長さんと、エシャントさんと、可愛い女の子が立っていた。
「こんにちは、何か有りましたか?」
「いや、ちょっと話たい事があってのぅ~」
「そうですか、じゃあ、我が家でお茶でもいかがですか?」
「うむ、そうさせておくれ」
皆でお茶をする事にした。
簡単に紅茶を入れて、女の子にはフルーツジュースを用意して、クッキーを並べて出した。
一息いれたあたりで長さんが話を切り出した。
「アヤノ殿に紹介するぇ、この子はわらわの娘で次代なのじゃ」
「えぇーーーー!」
「何もそんなに驚く事は無いと思うのじゃが・・・」
タメ息をつきながらも、拗ねた様に言う長さん。
だって、普通に驚くよね?
今までいなかったのに、どう見ても10才前後に見える女の子だよ!
いつの間に生まれてたの?
そんなに直ぐに成長するの?
頭の中は疑問符だらけだよ!
旦那様は誰だよー!
確かに、長さんと同じ黄金の瞳に髪をしている美少女だけどね。
私はプチパニックを起こしていた。
《主よ、落ち着け!》
ウォルフが優しく私の手をなめる。
ウォルフに手をなめられながら、お茶をひと口飲むと、だんだん落ち着いて来たので、先ずはこの疑問を解決しなくては!
「長さん、いつの間に子供を作ったのですか?旦那様はどちらに?」
「教えて無かったが、解り安く説明すると、わらわは雌雄両性じゃ、体内にて卵を一人で作り出せる。ドラゴンではわらわだけじゃがな。
他のドラゴンには番が必要なのじゃが、わらわには番は必要ない。
もう時期死ぬる予定であったゆえ、次代を作っておったのじゃが、アヤノ殿に救われ寿命が伸びてしもうた。
この子は今まで、奥宮で記憶の伝承を受けていたのじゃが、ちょうど終わって今出てきたゆえ紹介しようと連れてきたのじゃ」
長さんの優しさ満点の笑顔が眩しい!
「そうだったのですか、次代の長さん、私は人族で最近こちらでお世話になっておりますアヤノと言います。よろしくお願いしますね!
出来たら仲良くして頂けると嬉しいです」
「はい、アヤノ様、よろしくお願いいたします」
く~♪はにかんだ笑顔が、超ー可愛いいんですけど!
「仲良く成れそうで良かった、良かった」
長さんも嬉しそうですね!
解ります、解ります。子供は可愛いですよね♪
「それでな、アヤノ殿に頼みたい事が有るのじゃが・・・。
この子をそなたの旅に同行させて頂きたいのじゃ」
えーーーーーー!
今は自宅の居間でのんびりとお茶を飲んでいる。
私は、つねづね緑茶と煎餅のコラボは最強だと思っている。
煎餅を噛りながら思う事は、『あの後の打ち上げパーティーは凄かった』と、いう事につきる・・・。
本当に凄かった。
料理は私が担当して、スイーツも私が作った、皆から絶賛されて、嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。楽しい思い出だ!
そして、色々なドラゴンさんを紹介されたよ!
人化した皆さんは美形揃いでした!!!
眼福、眼福。
今は、次の旅先を検討中!
ダンジョンに行くか、エルフがいる『ノアニール』国に行くか、獣人の国『アスドガルド』にするか迷っている。
このドラゴンの里は大陸の中心に位置している為、移動しやすい。
「ねぇ~ウォルフ、次ぎはどこに行く?行きたい?」
一緒に行く相棒にも意見を聞くべきだと思い、聞いてみた。
相棒は今日も呑気に和室でお昼寝中!
私のワンコは超可愛い ♪
大きなあくびをして、尻尾を小さくフリフリ。
《我は、主と一緒ならばどこでも良いぞ!》
と、嬉しい事を言ってくれる。
幸せだなぁ~。
「アヤノ殿ーー!」
ウォルフをモフっていると、ドラゴンの長さんの声がした。
玄関まで行くと、長さんと、エシャントさんと、可愛い女の子が立っていた。
「こんにちは、何か有りましたか?」
「いや、ちょっと話たい事があってのぅ~」
「そうですか、じゃあ、我が家でお茶でもいかがですか?」
「うむ、そうさせておくれ」
皆でお茶をする事にした。
簡単に紅茶を入れて、女の子にはフルーツジュースを用意して、クッキーを並べて出した。
一息いれたあたりで長さんが話を切り出した。
「アヤノ殿に紹介するぇ、この子はわらわの娘で次代なのじゃ」
「えぇーーーー!」
「何もそんなに驚く事は無いと思うのじゃが・・・」
タメ息をつきながらも、拗ねた様に言う長さん。
だって、普通に驚くよね?
今までいなかったのに、どう見ても10才前後に見える女の子だよ!
いつの間に生まれてたの?
そんなに直ぐに成長するの?
頭の中は疑問符だらけだよ!
旦那様は誰だよー!
確かに、長さんと同じ黄金の瞳に髪をしている美少女だけどね。
私はプチパニックを起こしていた。
《主よ、落ち着け!》
ウォルフが優しく私の手をなめる。
ウォルフに手をなめられながら、お茶をひと口飲むと、だんだん落ち着いて来たので、先ずはこの疑問を解決しなくては!
「長さん、いつの間に子供を作ったのですか?旦那様はどちらに?」
「教えて無かったが、解り安く説明すると、わらわは雌雄両性じゃ、体内にて卵を一人で作り出せる。ドラゴンではわらわだけじゃがな。
他のドラゴンには番が必要なのじゃが、わらわには番は必要ない。
もう時期死ぬる予定であったゆえ、次代を作っておったのじゃが、アヤノ殿に救われ寿命が伸びてしもうた。
この子は今まで、奥宮で記憶の伝承を受けていたのじゃが、ちょうど終わって今出てきたゆえ紹介しようと連れてきたのじゃ」
長さんの優しさ満点の笑顔が眩しい!
「そうだったのですか、次代の長さん、私は人族で最近こちらでお世話になっておりますアヤノと言います。よろしくお願いしますね!
出来たら仲良くして頂けると嬉しいです」
「はい、アヤノ様、よろしくお願いいたします」
く~♪はにかんだ笑顔が、超ー可愛いいんですけど!
「仲良く成れそうで良かった、良かった」
長さんも嬉しそうですね!
解ります、解ります。子供は可愛いですよね♪
「それでな、アヤノ殿に頼みたい事が有るのじゃが・・・。
この子をそなたの旅に同行させて頂きたいのじゃ」
えーーーーーー!
203
あなたにおすすめの小説
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
幼女と執事が異世界で
天界
ファンタジー
宝くじを握り締めオレは死んだ。
当選金額は約3億。だがオレが死んだのは神の過失だった!
謝罪と称して3億分の贈り物を貰って転生したら異世界!?
おまけで貰った執事と共に異世界を満喫することを決めるオレ。
オレの人生はまだ始まったばかりだ!
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる