4/4ー俺の親が自重しなかった結果チートな身体を得た。

ギン

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1章

1 新たな世界へ

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ん。。。

目を開けてみる。
なんだ?水?液体?液体の中に居るのか?

俺多分死んだんだよな?生きてたのか。。。いやでもそうだとしたら、ベッドの上、何時もの白い天井が見えるんじゃ無いのか?
ヤバい、疑問だらけだ、しかし、この液体キモチ良いな、つーか呼吸どうなってる此れ。
取り敢えず、現状は問題?は無さそうだ、その判断もどうかとは思うが。。。

周りを見渡す、液体の中、目に前には薄い半透明の皮膜。
手は。動くみたいだ。

ブニ、ブニ、

ゴムの様な、シリコンの様な、そんな感じかな?皮膜の袋の中が液体で満たされ、その中に俺は居るらしい。半透明の向こう側に見えるのは、うーん、暗くてよくわからんな。

手は動く、足も、動くらしい、だが、まるでずっと動かしてなかったかの様に、固まった感じだ、
ほぐす様に手足をバタつかせ、皮膜を触ってみる、
破けるか?行けそうだ、いやでも、この液体から出ても良いものだろうか?
だからと言って、此処にこのままという訳にも行かない、人の気配もしない。

出るしか、無いんだろうなあ。

グッと手のひらで皮膜を掴むと両手で裂く様に、引きちぎる様に引っ張る。

ダメだ、破れる気配がない。

力を込める、さっきより強く、掌に意識して力を。
ボウっと両手を包む様に光が灯る。

ん?なんだ?

バシャッアアアアア!!!!!

皮膜が手が触れていたあたりを中心に破れ、中の液体ごと地面に叩きつけられる。


「っう! かはっ、ゴホっ!ゴホっ!オエッ!・・・ハアッハアッ…」
出れた?・・・よしっ出れたぞっ!


息を整え、辺りを見渡す、洞窟?でも無いな。石壁というか、10坪程度の部屋らしい、かなり暗い部屋だ、しかし周りは見える。光源を探す、投げ出された場所から、少し段差を上がった場所の地面が光っている、俺は段差を上がり光ったその地面を眺める。

「コレは……魔法、陣って奴か?」

漫画やアニメで見る様な薄黄緑色に光る魔法陣と呼ばれる様なものが地面に広がっている
直径3メートル前後の魔法陣だ。周りを見る、俺が入っていた破れた袋が床に落ちている、もちろん床はびしょ濡れだ。

この魔法陣の上に浮いてたのか??何かがきっかけで、破れたらしい。

「そうだっ、さっきは掌を意識して・・・こうか?」

もう一度掌が光る、白い、とも違う色がない、そうだ色がないんだ、ただの光と言えば良いのだろうか?
なんだコレは、でも、この光で破けたんだよな?さっきの袋、しかし液体に包まれていたせいか外に出ると寒い。


「はっっくしょおおおん!」


おお、さむっ、って、俺服着てないじゃん!裸だ、勿論下半身も・・・・・
アレ?生えてない・・・?生えてないぞ!いや、男子の大事な部分は生えてるんだ。そっちはあるんだが、
毛がない、なんでだ?んー、ん?なんか視界が低くないか?掌も、さっきは気が付かなかったが、小さい気がする。

縮んでる、のか?


ガチャ


扉の開く音だ、なんだ扉あったのか、いやそれよりもだ、誰か入って来た、俺よりは身長は高そうだ。
メイド服を着た、透き通る様な薄い金色の髪。耳は横に長い、コレはエルフって奴か?
此処が別世界だとして、いやもう別世界なんだろうよ。まあ、この世界で目の前の人物が「エルフ」と呼ばれる存在かは置いておいてだ。
俺が読んだ小説や映像作品でエルフ、とそう呼ばれる様な見た目をしている。
顔は、うんまあ見た事がないくらい美人だ。

彼女は俺を視認すると少し驚いた顔をした後、表情を戻す。そして俺に向かって言葉を発したのだ


「おはよう御座います。お兄様……いえ、クロガネ ワヒト様…」


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