4/4ー俺の親が自重しなかった結果チートな身体を得た。

ギン

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1章

11話 ベルトスって

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食事の用意と、風呂の用意が済むまで、リビングで獣人から話を聞く事にした。

「俺の、名は・・・・ベ、ルトス。歳は6つだ、見れば解ると思うが獅子族だ、獣人の国ガルスから来た。この町はガルス国から、1番近い町だからな、お、俺達はガルスの端の町で冒険者になって、同じ冒険者で知り合ったさっきの3人とこの町に来た、じ、人族の国ならっ身体能力の高い俺達ならって思って・・・」

ふむ、こっちの国なら、冒険者として大成出来ると、そう考えた訳だ。。。
ベルトスの髪は濃い紺色、鉄紺、いや、濡烏って奴か?青みがかった黒って奴だ、日本では最も綺麗な黒髪と言われていた気がする、人族には黒髪は居ないらしいが、獣人族には居るんだな。とか、考えていると、頬位まで伸びたボサボサの髪がフルフルと揺れているのが視界に入る。
見れば肩の辺りから震えている。。


「え?ちょっと待って幾つだって?6歳??いや流石に6歳には見えんが?」


背丈も俺よりも高い、150位だろうか。


「兄様、獣人族は国土がかなり過酷な場所にある為に、5歳までに体の殆どの器官、見た目等が人族の13歳前後まで成長します…その後は緩やかに成人の大きさまで成長する様です。」


成る程、まあ、理に適ってるとも言えなくもない。
地球での犬、猫は7倍したくらいで人間の年と比較出来るって言うしな。
成犬、成猫?なんて言うかは解らんが、1年で体格が出来上がるって言うくらいだ。
単純計算、7歳で体格的に成人になる計算だ。まあ、違う生き物だからな。当てはまってるとも言えないところだが・・・


「続けて良いか・・・?それで、この町に来たのは良いけど、全然魔物が倒せなくて。武器もみんなすぐ壊れちまうし・・・金が無くなって、食べる物が無くなってさ、町に泊まる金もなくてっ!魔物を狩りに行った帰り、魔物は狩れなかった…んだけど……そ、その帰りに、お金持ちそうな馬車を見つけたんだ!それで、恵んで貰えるかなって・・・まさか、急に殺されるなんて・・・・」


・・・・殺されてしまった3人は可哀想ではあるが。バカだ、人族の13歳前後まで成長してコレなのか?人族の13歳はこんなに馬鹿じゃないよな?
しかも撫子曰く、獣人族の作る武器は人族の作る武器に比べるとかなり質も悪いらしい。


「あ、のさ、幾ら獣人が、人間族より強くても魔物の強さは獣人国も人国も変わらないんじゃないのか?」

「あっ!・・・・ぅぅぅっ・・」


今気が付いたみたいだ。そのタイミングでメイドがやって来る。


「取り敢えず、お風呂の準備が出来ましたので食事の前に先にそちらへ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


メイドに案内されベルトスと、2人で風呂場へと移動する、撫子が「私がお背中をお流し致します。」
とか言っていたが、お断りしておいた。ドキドキしちゃうじゃないか、コレでも中身は17歳だぞ。
さっきの話でだいぶ凹んでいるんだろう、俯いたままフラフラと付いてくる。

脱衣所まで案内され上着脱ぎ、ズボンのベルトを外す、ズボンと下着を下ろすところで、ベルトスを見ると、上着に手を掛け脱いで行く、胸のあたりにはサラシを巻いている、怪我でもしてるのか。?いや違う!これはマズイパターンのやつだ!


「待て待て待て!ストップ!とまれ!脱ぐな!」

「な、なんだうるさいな・・・」

シュルシュルと布切れの音がする、きめ細かい肌、サラシがとかれる、ぷるんと、2つのものが揺れる、結構大きい。じゃないっ!
咄嗟に両手を前に出し顔を背ける。
不思議な顔をするベルトス、咄嗟に動いたからか、俺のズボンが下がる。ついでに下着も。


「………あ……………」

「ん?」


ベルトスが俺の顔を見る、俺の脚の間に視線を移動する、顔、脚の間、顔、脚の間。


「ぃやぁぁぁぁっっ!」


お互いに顔を背ける。

「おい、自分の事〝俺〟って言ってたじゃないか。!」

「俺って言ったら男に見えるかと思って!でも、あなただって、髪の毛はそんなに長いし!とっても可愛い顔してるから!お、女の子だと・・・」

「待て、俺も自分の事は俺と言っているし撫子が俺の事を兄様と呼んでいただろ!」

「そ、それは!見た目エルフと、見た目人間が、兄妹なんて事!滅多にある訳無いし。歳と見た目がバラバラじゃ無い!だから特殊な呼び方かと思ったんだもん!」


ああ、気が付かなかった、後で撫子と相談しよう、それに、女に見えるのか、確かに道中の商人の護衛の剣士、俺って言葉に不思議そうな顔してたな。アレはこう言うことか。
しかしコイツ、頭が良いのか悪いのか。と言うか、兄弟って言い訳に納得した門兵、ちゃんと仕事しろよ。



「それでもだ!例えそれでお互いに勘違いして、俺の事を女だと思っていたお前が、男のフリをしていたお前が、なんでこうして風呂に着いてきた!」

「…あ………そうだね………」



こう言うところばかりテンプレ通りにならなくても良いと思うんだ。

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