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2章
7話 クラス担任は撫子?
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クラスの入り口から入って来た女性は間違いなく、ナデシコに見えた。ただ、どこからどう見てもナデシコなのに何処か違和感を覚えた。彼女は教壇の前まで移動すると総合科の生徒を一通り見回す。俺の姿を視界に留めると目を少し細め、かと思えば直ぐに視線をまた生徒達へと戻し口を開く。
「さて、皆さん。これで本日からあなた達はアリアブレシング学院の生徒となりました。この学園の生徒として先ず、此れだけは言って置きます。この学園に貴賎等と言うものは存在しません。エルフで有ろうが、人族で有ろうが、獣人で有ろうが、貴族で有ろうがです」
最後の言葉に室内が騒つく、どうもこの学園のこの規則は何よりも優先される規則らしく本人にどんな差別意識があろうとこの規則だけは絶対であると。だから、貴族だろうが関係ない。この総合科には10名の試験合格者が居るが俺とロシェル以外に8人、その内何人が貴族かは解らないがここに来るまでに何度も貴族は優先されないと言う話を聞いて来ただろうに・・・
「あなた達がどう思おうと、これはこの学園の学長が決定なされた事です、それが嫌なら今からでも帰って頂いて結構です」
表情を変える事なく、淡々と言葉を進める。意見を言うものは居ない様だ、言えないが正しいだろうが、ロシェルによれば、この学園の総合科に入れるだけで卒業出来なかったとしてもとても自慢の出来る事らしい。ナデシコ?があたりを見回し、少しだけ頷くと口を開く。どうやら此れから明日からの授業の説明に移る様だ。
「先ず、最初の一年は魔法や武器術の基礎訓練や基礎学を学びます。戦闘学だけでは無く算学、文学、交渉術等の授業を経て、1年の最後に進級テストを行います。テストに受からない場合は、その場で退学になります、その後2年で実践訓練を行い。3年はこの学園が所持するダンジョンに潜り一定の階層迄到達出来た者達のみ卒業章を与える事になります。卒業章は、冒険者ギルドで言う所のAランクと同等の力量である、と言う事を証明してくれる物です」
Aランク冒険者とはまた凄いな、王国に居る将軍でSランク、騎士団団長でAランクらしいからな、ここを無事卒業できれば未来は明るい訳だ。騎士団長も第一騎士団から第五騎士団まであるらしいからな。まあ勿論、順番待ちになるが、意外と直ぐに順番は回って来るかもしれない。
今この王国、ランダット王国という名なのだが冷戦状態にあるらしい。この王国の大陸の名はウエストランドと言い、他の大陸の2倍程度の国土がある、そしてウエストランドの奥にあるコルツ帝国、コルツ帝国はこのウエストランドの端にあり何処の国や大陸とも陸続きでは無いが、国土が広く土地も豊か。鉱石等も取れる高山地帯にも面しており、魔石を生み出すダンジョンも保有して居る。正直自国のみで回せるのだ、他の国と断絶状態にあろうと困る事が殆ど無い、
唯一その国を塞ぐ様に存在して居るのがランダット王国だ。ランダットには獣人国ガルスが存在する大陸、ノースランドと唯一繋がる陸路があるのだ、其の陸路をラルンド辺境伯が監視、管理して居るという事だ、
こう考えてみればあの筋肉ムキムキのおっさんは国王からの信頼はとても厚いのだろう。もしガルス帝国と戦争が始まった場合必ずあの陸路を通らなければならない、海路も有るがこの世界の海路はかなり危険だ、海には巨大な魔物がたくさん生息して居る。どんなに強い冒険者を乗せても船の下にいる魔物に船底を壊されれば、其れでおしまい。冒険者以外の乗組員は助からないだろう。なんて考察して居るうちに、彼女の説明が終わったらしい。
俺は考えながらふと思いついた事があった、思い出したとも言うが、考察とは全く関係ないが。そう言う事は結構有ると思う、うん。
なんの事かと言えば目の前のナデシコの様な女性、彼女を解析眼で見れば良いのではないか?
と。
ルィエ・デュアリス ♀
年齢 254
Lv 65
ライフ 3575/3575
マナ 16900/16900
str 3250
def 3315
agi 7475
dex 11050
mat 8450
int 373
ギフト 千里眼 空間庫
魔法技術 精霊魔法4(5属性 ) 付与魔法2 治癒魔法4 生活魔法4
スキル 軽業5 錬金術3 格闘術4 投擲4 自己治癒4
❇︎瞬動3 ❇︎弓技5 ❇︎剣技2 ❇︎槍技2 ❇︎棒技3
・・・ナデシコじゃ無かった。其れよりも色々と突っ込むところが多い、レベルも高いし、年齢も高い、そして空間庫と言うギフトを持ってる。俺の使う空間魔法と違うんだろうか?
後はスキルの前について居る「❇︎」のマークだ。と、考えても仕方ない。
今考える事は、ナデシコじゃ無かったと言う事だ、だが、姓がデュアリスだ。ナデシコ関係だと見て間違えないだろう。
そろそろナデシ・・いやルィエの説明も終わる頃だがどうしたものか。気にはなるがいきなり話しかけるのも不用心な気もする・・・
「説明は以上になりますね。皆さん明日からよろしくお願いします」
生徒達はほっと一息着く、どうやら皆何かしらの緊張をしていた様だった。ルィエは手元の資料を纏めるとチラリとこちらを見た。
「クロト・デュアリスはこの後私について来る様に、個別に説明があります」
教室が一層騒めく、隣に座ったロシェルが目を見開き俺の顔を見つめて居る。ロシェルは口を開き何か言おうとしていた。
「デュ…デュアリス?聞き間違い、じゃないよな…」
何か嫌な予感がする、皆こちらを伺い隣同士でコソコソと話をして居る。取り敢えずこの後の教室の様子が気になったがルィエがこちらをジッと見て待って居る。
俺は立ち上がると、ルィエの側まで歩み寄る。ルィエは其れを確認しコクリと頷く
「この後に寮の説明と通学、教材についての説明があります。担当の者が来るまでに待って居なさい」
ルィエは言い終わると俺について来る様に目で合図する。先に歩き出したルィエについて教室を出る長い廊下をルィエの後ろについて歩いて行く。
しかしこの学園はサッパリしてる、無駄な物が無いと言うか彫像や、絵画等この規模の建物にありそうな者が殆ど見当たらない。学園の外見建物や敷地内の庭園の凄さに比べるとサッパリしたものだ、床は大理石、壁や天井の明かりは素晴らしい技術で仕上げられて居るのは解るのだが・・・
有る程度進んだところでルィエがくるりと振り返ると、スッと音も無く近づいて来る。うーんどう見てもナデシコにしか見えない。目の前まで来ると30センチ程に顔を寄せジロジロと俺の顔を確認し・・・
「はあ、やっと動いて居る顔が見えました。母さんの願いが成就したんですね。素晴らしい事です苦節400年、長かったですね」
「えーっと・・・」
俺が何を言おうか迷って居るとルィエが其れを遮り言葉を被せて来る。
「ああ、ナデシコからは聞いてない様ですね、あの子は真面目ですからキチンと約束を守ってくれた様です、しかし魔法液に入って居た7歳の頃に比べれば大分成長した様に見えますが、成長した今でもとても綺麗な顔をして居ます。私でも見惚れてしまいそうですね。姉としてもとても嬉しいです」
にっこりとルィエは微笑む、先程教室で無表情に説明をして居た顔とは思えない。寧ろナデシコでも見せたことの無い微笑み様に少し見惚れてしまった。
しかし・・姉って言ったよな?ナデシコは自分の事を妹とそう言って居た。ルィエの方が年齢は上だが条件はナデシコと対して変らない筈だ。
「呼び方はクロト君で良いでしょうか?ワヒトとは名乗って無いのですね?疑問の有る顔をして居ますね。無理もないでしょう、ナデシコに黙って居る様に言って居た甲斐があると言うものです、詳しい説明はあちらの部屋で致しましょう」
目的の場所にはもうついて居た様だ。ルィエは廊下の奥に有る荘厳な扉に目を向けると、そちらに向かって歩き出す。其れについて歩き扉の前で止まるとルィエは扉の魔法陣が描かれた場所に手を当てる、するとポウッと、手の周りが淡く光りズズッと音を立て重そうな扉が横開きに開いて行く。
「中に入りましょう、どうぞ着いて来て下さい」
扉の大きさから王宮等の王座の間とかを想像して居たが中はそれ程でも無い、部屋としてはかなり広い部屋だ、執務室といった感じの部屋で流石にこの部屋には作りの良い装飾品や調度品が下品では無いバランスで飾って有る。その40畳ほどの部屋の真ん中には来客用のソファとテーブルのセット、そして部屋の奥に豪華作りの机があり、その机の向こうから小さな頭がチョコンとはみ出して居るのだ。ルィエはその机の前まで歩を進め、俺はその後ろについて行く。
「学長、連れて来ましたよ」
学長と呼ばれた彼女は薄い金色の髪と、同色の瞳、長い耳。幼い顔立ちだが美しいと確実に誰もが言うであろう容貌をして居る。ナデシコやルィエに、まあ二人とも同じ顔だが・・・その二人に似たその顔の彼女はゆっくり椅子から立ち上がる。かなり小さめだ。
現在10歳、獣人の血のお陰で14歳前後に見える俺でも165センチ程の丈は有るが、それよりも頭一つ程小さいので、145くらいの身長だろう。彼女はタッと駆け足になると俺に向かって両手を広げ俺の胸に飛び込んで来た。
「ねえねえ!ビックリした?」
胸元から俺の顔を見上げて微笑む彼女に、彼女が一体誰なのか予想の付いた俺は、ため息を吐く事しか出来なかった。
「さて、皆さん。これで本日からあなた達はアリアブレシング学院の生徒となりました。この学園の生徒として先ず、此れだけは言って置きます。この学園に貴賎等と言うものは存在しません。エルフで有ろうが、人族で有ろうが、獣人で有ろうが、貴族で有ろうがです」
最後の言葉に室内が騒つく、どうもこの学園のこの規則は何よりも優先される規則らしく本人にどんな差別意識があろうとこの規則だけは絶対であると。だから、貴族だろうが関係ない。この総合科には10名の試験合格者が居るが俺とロシェル以外に8人、その内何人が貴族かは解らないがここに来るまでに何度も貴族は優先されないと言う話を聞いて来ただろうに・・・
「あなた達がどう思おうと、これはこの学園の学長が決定なされた事です、それが嫌なら今からでも帰って頂いて結構です」
表情を変える事なく、淡々と言葉を進める。意見を言うものは居ない様だ、言えないが正しいだろうが、ロシェルによれば、この学園の総合科に入れるだけで卒業出来なかったとしてもとても自慢の出来る事らしい。ナデシコ?があたりを見回し、少しだけ頷くと口を開く。どうやら此れから明日からの授業の説明に移る様だ。
「先ず、最初の一年は魔法や武器術の基礎訓練や基礎学を学びます。戦闘学だけでは無く算学、文学、交渉術等の授業を経て、1年の最後に進級テストを行います。テストに受からない場合は、その場で退学になります、その後2年で実践訓練を行い。3年はこの学園が所持するダンジョンに潜り一定の階層迄到達出来た者達のみ卒業章を与える事になります。卒業章は、冒険者ギルドで言う所のAランクと同等の力量である、と言う事を証明してくれる物です」
Aランク冒険者とはまた凄いな、王国に居る将軍でSランク、騎士団団長でAランクらしいからな、ここを無事卒業できれば未来は明るい訳だ。騎士団長も第一騎士団から第五騎士団まであるらしいからな。まあ勿論、順番待ちになるが、意外と直ぐに順番は回って来るかもしれない。
今この王国、ランダット王国という名なのだが冷戦状態にあるらしい。この王国の大陸の名はウエストランドと言い、他の大陸の2倍程度の国土がある、そしてウエストランドの奥にあるコルツ帝国、コルツ帝国はこのウエストランドの端にあり何処の国や大陸とも陸続きでは無いが、国土が広く土地も豊か。鉱石等も取れる高山地帯にも面しており、魔石を生み出すダンジョンも保有して居る。正直自国のみで回せるのだ、他の国と断絶状態にあろうと困る事が殆ど無い、
唯一その国を塞ぐ様に存在して居るのがランダット王国だ。ランダットには獣人国ガルスが存在する大陸、ノースランドと唯一繋がる陸路があるのだ、其の陸路をラルンド辺境伯が監視、管理して居るという事だ、
こう考えてみればあの筋肉ムキムキのおっさんは国王からの信頼はとても厚いのだろう。もしガルス帝国と戦争が始まった場合必ずあの陸路を通らなければならない、海路も有るがこの世界の海路はかなり危険だ、海には巨大な魔物がたくさん生息して居る。どんなに強い冒険者を乗せても船の下にいる魔物に船底を壊されれば、其れでおしまい。冒険者以外の乗組員は助からないだろう。なんて考察して居るうちに、彼女の説明が終わったらしい。
俺は考えながらふと思いついた事があった、思い出したとも言うが、考察とは全く関係ないが。そう言う事は結構有ると思う、うん。
なんの事かと言えば目の前のナデシコの様な女性、彼女を解析眼で見れば良いのではないか?
と。
ルィエ・デュアリス ♀
年齢 254
Lv 65
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マナ 16900/16900
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魔法技術 精霊魔法4(5属性 ) 付与魔法2 治癒魔法4 生活魔法4
スキル 軽業5 錬金術3 格闘術4 投擲4 自己治癒4
❇︎瞬動3 ❇︎弓技5 ❇︎剣技2 ❇︎槍技2 ❇︎棒技3
・・・ナデシコじゃ無かった。其れよりも色々と突っ込むところが多い、レベルも高いし、年齢も高い、そして空間庫と言うギフトを持ってる。俺の使う空間魔法と違うんだろうか?
後はスキルの前について居る「❇︎」のマークだ。と、考えても仕方ない。
今考える事は、ナデシコじゃ無かったと言う事だ、だが、姓がデュアリスだ。ナデシコ関係だと見て間違えないだろう。
そろそろナデシ・・いやルィエの説明も終わる頃だがどうしたものか。気にはなるがいきなり話しかけるのも不用心な気もする・・・
「説明は以上になりますね。皆さん明日からよろしくお願いします」
生徒達はほっと一息着く、どうやら皆何かしらの緊張をしていた様だった。ルィエは手元の資料を纏めるとチラリとこちらを見た。
「クロト・デュアリスはこの後私について来る様に、個別に説明があります」
教室が一層騒めく、隣に座ったロシェルが目を見開き俺の顔を見つめて居る。ロシェルは口を開き何か言おうとしていた。
「デュ…デュアリス?聞き間違い、じゃないよな…」
何か嫌な予感がする、皆こちらを伺い隣同士でコソコソと話をして居る。取り敢えずこの後の教室の様子が気になったがルィエがこちらをジッと見て待って居る。
俺は立ち上がると、ルィエの側まで歩み寄る。ルィエは其れを確認しコクリと頷く
「この後に寮の説明と通学、教材についての説明があります。担当の者が来るまでに待って居なさい」
ルィエは言い終わると俺について来る様に目で合図する。先に歩き出したルィエについて教室を出る長い廊下をルィエの後ろについて歩いて行く。
しかしこの学園はサッパリしてる、無駄な物が無いと言うか彫像や、絵画等この規模の建物にありそうな者が殆ど見当たらない。学園の外見建物や敷地内の庭園の凄さに比べるとサッパリしたものだ、床は大理石、壁や天井の明かりは素晴らしい技術で仕上げられて居るのは解るのだが・・・
有る程度進んだところでルィエがくるりと振り返ると、スッと音も無く近づいて来る。うーんどう見てもナデシコにしか見えない。目の前まで来ると30センチ程に顔を寄せジロジロと俺の顔を確認し・・・
「はあ、やっと動いて居る顔が見えました。母さんの願いが成就したんですね。素晴らしい事です苦節400年、長かったですね」
「えーっと・・・」
俺が何を言おうか迷って居るとルィエが其れを遮り言葉を被せて来る。
「ああ、ナデシコからは聞いてない様ですね、あの子は真面目ですからキチンと約束を守ってくれた様です、しかし魔法液に入って居た7歳の頃に比べれば大分成長した様に見えますが、成長した今でもとても綺麗な顔をして居ます。私でも見惚れてしまいそうですね。姉としてもとても嬉しいです」
にっこりとルィエは微笑む、先程教室で無表情に説明をして居た顔とは思えない。寧ろナデシコでも見せたことの無い微笑み様に少し見惚れてしまった。
しかし・・姉って言ったよな?ナデシコは自分の事を妹とそう言って居た。ルィエの方が年齢は上だが条件はナデシコと対して変らない筈だ。
「呼び方はクロト君で良いでしょうか?ワヒトとは名乗って無いのですね?疑問の有る顔をして居ますね。無理もないでしょう、ナデシコに黙って居る様に言って居た甲斐があると言うものです、詳しい説明はあちらの部屋で致しましょう」
目的の場所にはもうついて居た様だ。ルィエは廊下の奥に有る荘厳な扉に目を向けると、そちらに向かって歩き出す。其れについて歩き扉の前で止まるとルィエは扉の魔法陣が描かれた場所に手を当てる、するとポウッと、手の周りが淡く光りズズッと音を立て重そうな扉が横開きに開いて行く。
「中に入りましょう、どうぞ着いて来て下さい」
扉の大きさから王宮等の王座の間とかを想像して居たが中はそれ程でも無い、部屋としてはかなり広い部屋だ、執務室といった感じの部屋で流石にこの部屋には作りの良い装飾品や調度品が下品では無いバランスで飾って有る。その40畳ほどの部屋の真ん中には来客用のソファとテーブルのセット、そして部屋の奥に豪華作りの机があり、その机の向こうから小さな頭がチョコンとはみ出して居るのだ。ルィエはその机の前まで歩を進め、俺はその後ろについて行く。
「学長、連れて来ましたよ」
学長と呼ばれた彼女は薄い金色の髪と、同色の瞳、長い耳。幼い顔立ちだが美しいと確実に誰もが言うであろう容貌をして居る。ナデシコやルィエに、まあ二人とも同じ顔だが・・・その二人に似たその顔の彼女はゆっくり椅子から立ち上がる。かなり小さめだ。
現在10歳、獣人の血のお陰で14歳前後に見える俺でも165センチ程の丈は有るが、それよりも頭一つ程小さいので、145くらいの身長だろう。彼女はタッと駆け足になると俺に向かって両手を広げ俺の胸に飛び込んで来た。
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