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第三章――②
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屋敷の周りはまだ被害は出ていないようだが、あちこちから不穏な声や物音が聞こえてくる。
確かこのイベントでは、みんなで手分けして魔物を退治したんだけど、今はユマしかいない。
こうなったら敵を一か所に集めて、一気に仕留める手でいくか。
「あの。中央広場に魔物を集めることはできますか?」
「そうだな。俺の魔法で呼び寄せることはできる。市民が巻き込まれないよう、先だって自警団に避難を呼びかけてもらうようにすれば、より安全だな」
特に説明しなくても私のやりたいことを察したユマは、自警団員の姿を見つけて非難を促す指示を出すと、魔物寄せの魔法を自らの身にまとう。
すると、近くにいた魔物たちが次々に姿を現しユマに襲いかかってきた。
とっさに杖を戦闘モードに切り替えたが、それより早くユマは小太刀を抜き払い、魔物を瞬く間に斬り捨てて消滅させてしまった。
ユマの武器って小太刀なんだとか、意外と武闘派なんだなとか、今まで知らなかった一面を垣間見て驚くやら感動するやら。って、今戦闘中! ぼんやりしてる場合じゃない!
ユマを先頭に中央広場へ向けて大きく迂回しながら進んでいく。
街に散らばる魔物たちを引き寄せるためだ。
時折横道から飛び出してきたり後ろから追いかけてきたりする奴を、二人で……もといほとんどユマが蹴散らしながら走った。私は彼が打ち漏らした奴を仕留めるだけのおまけだ。
うう、なんか立つ瀬ないけど、モブならこんなもんだよね。
聖女の衣装は装備者の身体能力を飛躍的に上げてくれる効果があるが、それでもずっと走り続けていると息は上がる。
そろそろ限界……と思っていると、いいタイミングで中央広場にたどり着いた。
「あたりに人はいないな。あとはあんたが頑張るだけだな」
荒い呼吸を整える私とは対極的に、ユマは涼しい顔で冷静に状況を分析する。
使徒って存外チートなんですね。初めて知りました。
感心するやらむかつくやら複雑な気持ちだが、ユマの言う通りここから先は私がやらねばならない仕事だ。
次々と広場に集まってくる魔物たちを前に杖を握り直し、こいつらを一気に殲滅できそうな魔法を思い出していると、勝手に呪文が脳裏に浮かんだ。
「日の雫、月の涙、星の粒……あまねく光を集め、浄化の扉を開く鍵にせん」
詠唱の終わりと同時に杖の底で石畳の地面を軽く突くと、その一点から光のラインが縦横無尽に伸びていき、魔物が群がる広場一面に魔法陣のような幾何学模様を描いていく。
やがてそこから真っ白な閃光が弾け、魔物が断末魔の悲鳴を上げながら消滅していく。
光が完全に消えるまで一分くらいはかかっただろうか。
眩しさに目をショボショボとさせながらあたりを見回すが、魔物は一匹もいない。
だが、遠くで戦闘の音が聞こえるから、こちらに誘導しきれなかった残党がいるようだ。
早く加勢しに行かないと……と焦る心とは裏腹に、足元がおぼつかない。
ふらりと体が傾いで倒れそうになったが、ユマが肩を支えてくれた。
「魔力切れだ。あれだけの数を殲滅したし、あとは自警団だけでもなんとかなる」
だといいんだけど、大丈夫かな?
ユマに半身を預けるように立つのがやっとの私に、できることはないだろうけど。
てか、この体勢……すっごい役得感満載だけど、恥ずかしくてたまらない!
押しのけるのはもったいない、でも今すぐ離れないと心臓が死にそう。
この二律背反、どうしてくれようか!?
「被害状況を確かめるまで屋敷に戻るわけにもいかないし、近くのベンチで休むか。あんた、歩けるか? 無理なら運んでやるが」
「は。運ぶって、荷物じゃないんですから……」
「別に無造作に持つわけじゃない。こうして……」
そう言って、ひょいと私を抱き上げた。うええ、お姫様抱っこですとぉ!?
「あ、ああ歩けますから降ろしてください!」
足がもげてても歩きます! 今度こそ恥ずかしくて死ぬ!
年齢=カレシいない歴の三十路オタク喪女にお姫様抱っこはハードル高すぎです! こういうのは妄想だけでお腹いっぱいですよ!
じたばた抵抗して地面に降ろしてもらう。
ユマは何故か不服そうに「軽いから別に構わないが」とつぶやいていたが、そういう問題ではないのだ。クソ、鈍感イケメンめ!
ふらふらの体を引きずって広場に点在するベンチに腰を下ろすと、自警団の面々が集まってきた。
「魔物の掃討、完了しました」
「ご苦労。残党や第二派を警戒し、巡回は怠るな」
「負傷者は多数確認していますが、死者は今のところゼロです」
「そうか。街の病院で手が回らないようなら、屋敷に連れてこい」
心身ともに重苦しい私は、ユマと自警団員たちのやり取りをぼんやり眺めていた。
よく見たら、みんな女の人だ。
聖女が戦う姿に憧れ、自警団に属する女性が多いとはゲームでも描かれていたが、頬をピンクに染めながら我先にユマの前に出ようとする彼女たちを見ていると、果たしてその動機が正しいのかと疑ってしまう。
そりゃあ、ユマは見ての通りのイケメンだから、年頃の女の人が夢中になるのも無理はない。
でもこうして眺めてみると、なんだか面白くない気分になる。
推しのアイドルの熱愛報道に嫉妬するファンのような心境だろうか、と自己分析するが、確かなことは分からない。
「ところで、そちらの方は?」
「聖女様のお召し物を着ていらっしゃいますが、アリサ様ではないようですね」
うお。私に会話の矛先が向いた。女性たちが胡乱な目で私を見ている。
そういえば、きちんとした説明を受けてなかった。
まだ何がどうなっているのかさっぱり分かってない。どうしたものかとユマに視線を送ると、
「彼女は先代の聖女だ。街の危機に女神が特別に遣わした」
先代? まあ、聖女伝説っていうのがこの世界には各地にあるって話だけど、あくまで神話やおとぎ話のレベルで、実際に聖女がいたかどうかなんて――
「まあ! それじゃああの伝説は本当だったんですね!」
「まさか伝説のお方にお会いできるなんて! 光栄です!」
彼女たちは疑わしげな態度から一転、手のひらを返したかのように顔を輝かせて私の傍に跪き、感動と畏敬の念を口々に伝えてくる。
感謝されるのは悪い気はしないけど、蜘蛛の糸に群がる亡者みたいでドン引きだ。
「皆の気持ちは分かるが、まだ仕事が残っているだろう。持ち場に戻れ」
ユマが静かに一喝すると、彼女たちは名残惜しそうにしながらも私に頭を何度も下げ、興奮冷めやらぬ様子で広場を出て行く。
やれやれ、嵐がようやく去った感じだ。
確かこのイベントでは、みんなで手分けして魔物を退治したんだけど、今はユマしかいない。
こうなったら敵を一か所に集めて、一気に仕留める手でいくか。
「あの。中央広場に魔物を集めることはできますか?」
「そうだな。俺の魔法で呼び寄せることはできる。市民が巻き込まれないよう、先だって自警団に避難を呼びかけてもらうようにすれば、より安全だな」
特に説明しなくても私のやりたいことを察したユマは、自警団員の姿を見つけて非難を促す指示を出すと、魔物寄せの魔法を自らの身にまとう。
すると、近くにいた魔物たちが次々に姿を現しユマに襲いかかってきた。
とっさに杖を戦闘モードに切り替えたが、それより早くユマは小太刀を抜き払い、魔物を瞬く間に斬り捨てて消滅させてしまった。
ユマの武器って小太刀なんだとか、意外と武闘派なんだなとか、今まで知らなかった一面を垣間見て驚くやら感動するやら。って、今戦闘中! ぼんやりしてる場合じゃない!
ユマを先頭に中央広場へ向けて大きく迂回しながら進んでいく。
街に散らばる魔物たちを引き寄せるためだ。
時折横道から飛び出してきたり後ろから追いかけてきたりする奴を、二人で……もといほとんどユマが蹴散らしながら走った。私は彼が打ち漏らした奴を仕留めるだけのおまけだ。
うう、なんか立つ瀬ないけど、モブならこんなもんだよね。
聖女の衣装は装備者の身体能力を飛躍的に上げてくれる効果があるが、それでもずっと走り続けていると息は上がる。
そろそろ限界……と思っていると、いいタイミングで中央広場にたどり着いた。
「あたりに人はいないな。あとはあんたが頑張るだけだな」
荒い呼吸を整える私とは対極的に、ユマは涼しい顔で冷静に状況を分析する。
使徒って存外チートなんですね。初めて知りました。
感心するやらむかつくやら複雑な気持ちだが、ユマの言う通りここから先は私がやらねばならない仕事だ。
次々と広場に集まってくる魔物たちを前に杖を握り直し、こいつらを一気に殲滅できそうな魔法を思い出していると、勝手に呪文が脳裏に浮かんだ。
「日の雫、月の涙、星の粒……あまねく光を集め、浄化の扉を開く鍵にせん」
詠唱の終わりと同時に杖の底で石畳の地面を軽く突くと、その一点から光のラインが縦横無尽に伸びていき、魔物が群がる広場一面に魔法陣のような幾何学模様を描いていく。
やがてそこから真っ白な閃光が弾け、魔物が断末魔の悲鳴を上げながら消滅していく。
光が完全に消えるまで一分くらいはかかっただろうか。
眩しさに目をショボショボとさせながらあたりを見回すが、魔物は一匹もいない。
だが、遠くで戦闘の音が聞こえるから、こちらに誘導しきれなかった残党がいるようだ。
早く加勢しに行かないと……と焦る心とは裏腹に、足元がおぼつかない。
ふらりと体が傾いで倒れそうになったが、ユマが肩を支えてくれた。
「魔力切れだ。あれだけの数を殲滅したし、あとは自警団だけでもなんとかなる」
だといいんだけど、大丈夫かな?
ユマに半身を預けるように立つのがやっとの私に、できることはないだろうけど。
てか、この体勢……すっごい役得感満載だけど、恥ずかしくてたまらない!
押しのけるのはもったいない、でも今すぐ離れないと心臓が死にそう。
この二律背反、どうしてくれようか!?
「被害状況を確かめるまで屋敷に戻るわけにもいかないし、近くのベンチで休むか。あんた、歩けるか? 無理なら運んでやるが」
「は。運ぶって、荷物じゃないんですから……」
「別に無造作に持つわけじゃない。こうして……」
そう言って、ひょいと私を抱き上げた。うええ、お姫様抱っこですとぉ!?
「あ、ああ歩けますから降ろしてください!」
足がもげてても歩きます! 今度こそ恥ずかしくて死ぬ!
年齢=カレシいない歴の三十路オタク喪女にお姫様抱っこはハードル高すぎです! こういうのは妄想だけでお腹いっぱいですよ!
じたばた抵抗して地面に降ろしてもらう。
ユマは何故か不服そうに「軽いから別に構わないが」とつぶやいていたが、そういう問題ではないのだ。クソ、鈍感イケメンめ!
ふらふらの体を引きずって広場に点在するベンチに腰を下ろすと、自警団の面々が集まってきた。
「魔物の掃討、完了しました」
「ご苦労。残党や第二派を警戒し、巡回は怠るな」
「負傷者は多数確認していますが、死者は今のところゼロです」
「そうか。街の病院で手が回らないようなら、屋敷に連れてこい」
心身ともに重苦しい私は、ユマと自警団員たちのやり取りをぼんやり眺めていた。
よく見たら、みんな女の人だ。
聖女が戦う姿に憧れ、自警団に属する女性が多いとはゲームでも描かれていたが、頬をピンクに染めながら我先にユマの前に出ようとする彼女たちを見ていると、果たしてその動機が正しいのかと疑ってしまう。
そりゃあ、ユマは見ての通りのイケメンだから、年頃の女の人が夢中になるのも無理はない。
でもこうして眺めてみると、なんだか面白くない気分になる。
推しのアイドルの熱愛報道に嫉妬するファンのような心境だろうか、と自己分析するが、確かなことは分からない。
「ところで、そちらの方は?」
「聖女様のお召し物を着ていらっしゃいますが、アリサ様ではないようですね」
うお。私に会話の矛先が向いた。女性たちが胡乱な目で私を見ている。
そういえば、きちんとした説明を受けてなかった。
まだ何がどうなっているのかさっぱり分かってない。どうしたものかとユマに視線を送ると、
「彼女は先代の聖女だ。街の危機に女神が特別に遣わした」
先代? まあ、聖女伝説っていうのがこの世界には各地にあるって話だけど、あくまで神話やおとぎ話のレベルで、実際に聖女がいたかどうかなんて――
「まあ! それじゃああの伝説は本当だったんですね!」
「まさか伝説のお方にお会いできるなんて! 光栄です!」
彼女たちは疑わしげな態度から一転、手のひらを返したかのように顔を輝かせて私の傍に跪き、感動と畏敬の念を口々に伝えてくる。
感謝されるのは悪い気はしないけど、蜘蛛の糸に群がる亡者みたいでドン引きだ。
「皆の気持ちは分かるが、まだ仕事が残っているだろう。持ち場に戻れ」
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