27 / 40
第五章――③
しおりを挟む
アリサはぽかんとした顔を上げ、ルカがロイの言葉を引きつぐように口を開く。
「俺たちは知ってた。お前のそういう汚いところ。でも、お前がどれだけ他人に傷つけられてきたかもなんとなく分かってたから、俺たちの傷を癒してくれた分だけは黙認しようって、付き合ってやろうって思ってた。けど、これ以上はもうダメだ」
「そうだよ。ボクはアリサが笑ってくれればそれでいいって思ってたけど、だんだんキレイな笑顔が見れなくなって寂しかった。元のアリサに戻ってよ」
「出会った頃、君は本当に美しい心をしていた。僕たちはそれに惹かれて忠誠を誓ったんだ。その心はまだ失われていないだろう。今なら取り戻すのは容易いはずだ」
リュイもキーリも、真摯にアリサに語りかける。
彼らは篭絡なんかされていなかった。
それどころか、黒い本性を知りながらも本気でアリサを慕っていた。
意外な事実だ。痛みも忘れて彼らの言葉に耳を傾けた。
しかし、アリサは心動かされることはなく、むしろ憤慨した様子で表情を歪めた。
「つまらないわね。“私”を受け入れてくれない騎士なんかいらないわ」
「アリサ……」
失望か絶望か、騎士たちは愕然とつぶやく。
ここまで言ってくれる人がいるのに、どうして拒絶するのか私には理解できなかった。
「たとえどんなに好きでも、受け入れられることとそうでないことは、誰にでもあるわ。好かれたいなら、愛されたいなら、努力しなきゃいけないことはあることくらい、あなたくらいの歳なら分かるでしょう?」
「そういうクソみたいな正論、反吐が出る」
もはや怒る気も起きない中二病だ。相当こじらせてるな。
「あーあ。戦力としてあてにしてたんだけど、使えない奴に用はないわ」
イーダ、とアリサが口の動きだけで呼ぶと、再び黒い影が音もなく現れ、身構える騎士たちに魔力の弾幕を浴びせた。
各々結界を張って防御して事なきを得たが、しばらくあたりは粉塵が舞い散り灰色に包まれ視界不良になった。
次にどこから攻撃が来るのかと身構えていたが、その煙が晴れた先にはアリサもイーダもいなくなっていた。
「ちっ。何者なんだ、あれは……」
「魔王イーダよ。アリサと契約してるって聞いたけど」
アリサから聞いた話をざっくりと話すと、騎士たちは沈鬱な表情で肩を落とした。
「そうか……でも、なんでイーダとアリサが接触できたんだか。俺たちが言えた義理じゃないが、使徒のユマも気づかなかったのか?」
「ああ。気づかないどころか、あれを前にしても魔王だとは思いもしなかった。あれ自体も巧みに気配を隠しているようだが、契約の影響でアリサの魔力にかなり同化していたから、こちらの目を欺けていたんだろうな。今すぐ追いたいところだが、どこに向かったかも分からないし、杖が……」
そう言いながら、ユマは気落ちした視線を向ける。
彼の言わんとするところを察し、私は慌てて口を挟んだ。
「あの、ユマ。壊れたあれは偽物よ」
「は?」
目をしばたかせるユマに、申し訳ないと思う反面してやったりとも思ったりしながら、タネ明かしをする。
「吹っ飛ばされたのは……というか、始めから持ってたのは幻影の杖よ。あらかじめ作っておいたの。ユマに杖の力を移植してもらったあと、こっそりすり替えて本物はホルスターにしまって、偽物をずっと手に持ってただけ」
そう言って、腰のホルスターに収納された杖を取り出す。
手に杖を持っていれば、ホルスターを注視する者はほとんどいない。し
かも魔法を目の前で使って見せれば、それが偽物だとは誰も思わない。単純にして初歩的なトリックだ。
あくまで杖の力を移植されてる状態だったからできる話であって、単に偽物の杖を持っているだけなら瞬く間に看破されていただろうが。
「どうしてそんなことを……」
「単に、アリサとの対決で私に杖がないと絵的に締まらないって理由だったけど、意外な形で相手の慢心を誘えたみたいだし、結果的には作戦勝ち――」
「ふざけるな!」
ホールにユマの叫びが響く。
「そんなくだらない理由で命を危険に晒したのか? 最初から本物の杖を持っていれば、あんな怪我をせずに済んだし、一歩間違えれば殺されていたかもしれない! なのに、どうして笑っていられるんだ! あんたがこんなに愚かだとは思わなかった!」
ユマらしからぬ激情をほとばしらせた声は、私の心に深く突き刺さった。
彼の言うことはもっともだ。結果的に無事で済んだが、本当に一歩間違えればハティエットごと消し飛んでいた可能性だってあった。
何も知らず傍から見ていたユマからすれば、この怒りは当然だ。甘んじて受け入れねばならない。
謝らなければと思うが、口がうまく動かなかった。
失望されたかもしれない。見放されたかもしれない。
そう思うと、頭が真っ白になって涙が出そうになる。
これは私が感じていることなのか、ハティエットが感じていることなのかは分からない。
どっちにしろ、みっともない顔を見られたくなくて、私は唇を引きむすんでうつむいた。
それを反抗的な態度だと受け取ったのか、ユマは眉をひそめてさらに言い募ろうとしたが、それまで傍観していた騎士たちから制止の声がかかる。
「おい、ユマ。説教よりもまず事情を説明してくれ。俺たちは何がなんだかさっぱりだ」
ユマは舌打ちでもしそうな表情で渋々うなずくと、「場所を変えるか」と言って立ち上がった。
私も彼らについて行こうとしたが、無言で首を振って拒否された。
ショックで体が強張る。今、自分がまともな顔をしている自信がない。
「君は着替えて休んでろってことさ。僭越ながら僕が部屋までエスコートしよう。どうせこの人数が集まるなら食堂だろう。先に行っていてくれ」
フォローするようにキーリは優雅に微笑むと、芝居がかった仕草で私の手を取り、颯爽と歩き出した。
私の部屋とはまったく方向が違うのだが、グルっと回れば行けなくはないし、ユマと顔を合わせたくなくてなすがまま従った。
「あの、ここまででいいわ。気を遣わせてごめんなさい」
みんなの姿が見えなくなるまで歩くと、私は足を止めてキーリの手をほどいた。
「おや、心配しなくても送り狼にはならないよ。淑女のエスコートは紳士の嗜み、いや、この場合は義務かな。そういうわけだから、心置きなく僕を頼ってくれ」
「頼るも何も、私の部屋を知らないでしょう?」
冷静に突っ込みを入れると、しん、と沈黙が落ちる。
「……そういえばそうだな。だが、今の君を一人で帰すのは僕のポリシーに反する。部屋の前まで同行しよう」
しかし、キーリはくじけなかった。どうしてもついて来る気らしい。
これ以上の押し問答は不毛だ。仕方なくキーリの半歩先を歩き、客室までの道のりをたどる。
どちらかといえばおしゃべりな(はずの)キーリだが、空気を読んでいるのか私を警戒しているのか、無駄口は一切叩かず宣言通り部屋の前まで送り届けてくれた。
「ありがとう。今度こそここでいいわ」
「礼などいい。淑女の役に立つのが紳士の喜びだ」
にこりと笑って慇懃に頭を下げ、一度は踵を返したキーリだが、ふと思い出したように振り返ってこう告げた。
「ユマは随分怒ってたけど、決して君のことを嫌いになったわけじゃないよ。むしろ大切だからこそ、あらぬ方向に気持ちが爆発しちゃった感じかな。だから、そんなに悲しそうな顔をしないで、ね?」
眉間のあたりをチョンと突き、キーリは今度こそ去っていた。
大切だから、か。
そりゃあ私も一応は聖女としてこの世界に呼ばれたみたいだし、教育係としては大切にしなきゃいけないよね。
でも、それだけだとしたらなんだかショック……って、三十路にもなって乙女ごっこしてる場合じゃない!
ユマに嫌われたかどうかはさておき、やっちゃったことに落ち込むよりも名誉挽回のために行動しないと。
そう意気込んで私は部屋に戻った。
「俺たちは知ってた。お前のそういう汚いところ。でも、お前がどれだけ他人に傷つけられてきたかもなんとなく分かってたから、俺たちの傷を癒してくれた分だけは黙認しようって、付き合ってやろうって思ってた。けど、これ以上はもうダメだ」
「そうだよ。ボクはアリサが笑ってくれればそれでいいって思ってたけど、だんだんキレイな笑顔が見れなくなって寂しかった。元のアリサに戻ってよ」
「出会った頃、君は本当に美しい心をしていた。僕たちはそれに惹かれて忠誠を誓ったんだ。その心はまだ失われていないだろう。今なら取り戻すのは容易いはずだ」
リュイもキーリも、真摯にアリサに語りかける。
彼らは篭絡なんかされていなかった。
それどころか、黒い本性を知りながらも本気でアリサを慕っていた。
意外な事実だ。痛みも忘れて彼らの言葉に耳を傾けた。
しかし、アリサは心動かされることはなく、むしろ憤慨した様子で表情を歪めた。
「つまらないわね。“私”を受け入れてくれない騎士なんかいらないわ」
「アリサ……」
失望か絶望か、騎士たちは愕然とつぶやく。
ここまで言ってくれる人がいるのに、どうして拒絶するのか私には理解できなかった。
「たとえどんなに好きでも、受け入れられることとそうでないことは、誰にでもあるわ。好かれたいなら、愛されたいなら、努力しなきゃいけないことはあることくらい、あなたくらいの歳なら分かるでしょう?」
「そういうクソみたいな正論、反吐が出る」
もはや怒る気も起きない中二病だ。相当こじらせてるな。
「あーあ。戦力としてあてにしてたんだけど、使えない奴に用はないわ」
イーダ、とアリサが口の動きだけで呼ぶと、再び黒い影が音もなく現れ、身構える騎士たちに魔力の弾幕を浴びせた。
各々結界を張って防御して事なきを得たが、しばらくあたりは粉塵が舞い散り灰色に包まれ視界不良になった。
次にどこから攻撃が来るのかと身構えていたが、その煙が晴れた先にはアリサもイーダもいなくなっていた。
「ちっ。何者なんだ、あれは……」
「魔王イーダよ。アリサと契約してるって聞いたけど」
アリサから聞いた話をざっくりと話すと、騎士たちは沈鬱な表情で肩を落とした。
「そうか……でも、なんでイーダとアリサが接触できたんだか。俺たちが言えた義理じゃないが、使徒のユマも気づかなかったのか?」
「ああ。気づかないどころか、あれを前にしても魔王だとは思いもしなかった。あれ自体も巧みに気配を隠しているようだが、契約の影響でアリサの魔力にかなり同化していたから、こちらの目を欺けていたんだろうな。今すぐ追いたいところだが、どこに向かったかも分からないし、杖が……」
そう言いながら、ユマは気落ちした視線を向ける。
彼の言わんとするところを察し、私は慌てて口を挟んだ。
「あの、ユマ。壊れたあれは偽物よ」
「は?」
目をしばたかせるユマに、申し訳ないと思う反面してやったりとも思ったりしながら、タネ明かしをする。
「吹っ飛ばされたのは……というか、始めから持ってたのは幻影の杖よ。あらかじめ作っておいたの。ユマに杖の力を移植してもらったあと、こっそりすり替えて本物はホルスターにしまって、偽物をずっと手に持ってただけ」
そう言って、腰のホルスターに収納された杖を取り出す。
手に杖を持っていれば、ホルスターを注視する者はほとんどいない。し
かも魔法を目の前で使って見せれば、それが偽物だとは誰も思わない。単純にして初歩的なトリックだ。
あくまで杖の力を移植されてる状態だったからできる話であって、単に偽物の杖を持っているだけなら瞬く間に看破されていただろうが。
「どうしてそんなことを……」
「単に、アリサとの対決で私に杖がないと絵的に締まらないって理由だったけど、意外な形で相手の慢心を誘えたみたいだし、結果的には作戦勝ち――」
「ふざけるな!」
ホールにユマの叫びが響く。
「そんなくだらない理由で命を危険に晒したのか? 最初から本物の杖を持っていれば、あんな怪我をせずに済んだし、一歩間違えれば殺されていたかもしれない! なのに、どうして笑っていられるんだ! あんたがこんなに愚かだとは思わなかった!」
ユマらしからぬ激情をほとばしらせた声は、私の心に深く突き刺さった。
彼の言うことはもっともだ。結果的に無事で済んだが、本当に一歩間違えればハティエットごと消し飛んでいた可能性だってあった。
何も知らず傍から見ていたユマからすれば、この怒りは当然だ。甘んじて受け入れねばならない。
謝らなければと思うが、口がうまく動かなかった。
失望されたかもしれない。見放されたかもしれない。
そう思うと、頭が真っ白になって涙が出そうになる。
これは私が感じていることなのか、ハティエットが感じていることなのかは分からない。
どっちにしろ、みっともない顔を見られたくなくて、私は唇を引きむすんでうつむいた。
それを反抗的な態度だと受け取ったのか、ユマは眉をひそめてさらに言い募ろうとしたが、それまで傍観していた騎士たちから制止の声がかかる。
「おい、ユマ。説教よりもまず事情を説明してくれ。俺たちは何がなんだかさっぱりだ」
ユマは舌打ちでもしそうな表情で渋々うなずくと、「場所を変えるか」と言って立ち上がった。
私も彼らについて行こうとしたが、無言で首を振って拒否された。
ショックで体が強張る。今、自分がまともな顔をしている自信がない。
「君は着替えて休んでろってことさ。僭越ながら僕が部屋までエスコートしよう。どうせこの人数が集まるなら食堂だろう。先に行っていてくれ」
フォローするようにキーリは優雅に微笑むと、芝居がかった仕草で私の手を取り、颯爽と歩き出した。
私の部屋とはまったく方向が違うのだが、グルっと回れば行けなくはないし、ユマと顔を合わせたくなくてなすがまま従った。
「あの、ここまででいいわ。気を遣わせてごめんなさい」
みんなの姿が見えなくなるまで歩くと、私は足を止めてキーリの手をほどいた。
「おや、心配しなくても送り狼にはならないよ。淑女のエスコートは紳士の嗜み、いや、この場合は義務かな。そういうわけだから、心置きなく僕を頼ってくれ」
「頼るも何も、私の部屋を知らないでしょう?」
冷静に突っ込みを入れると、しん、と沈黙が落ちる。
「……そういえばそうだな。だが、今の君を一人で帰すのは僕のポリシーに反する。部屋の前まで同行しよう」
しかし、キーリはくじけなかった。どうしてもついて来る気らしい。
これ以上の押し問答は不毛だ。仕方なくキーリの半歩先を歩き、客室までの道のりをたどる。
どちらかといえばおしゃべりな(はずの)キーリだが、空気を読んでいるのか私を警戒しているのか、無駄口は一切叩かず宣言通り部屋の前まで送り届けてくれた。
「ありがとう。今度こそここでいいわ」
「礼などいい。淑女の役に立つのが紳士の喜びだ」
にこりと笑って慇懃に頭を下げ、一度は踵を返したキーリだが、ふと思い出したように振り返ってこう告げた。
「ユマは随分怒ってたけど、決して君のことを嫌いになったわけじゃないよ。むしろ大切だからこそ、あらぬ方向に気持ちが爆発しちゃった感じかな。だから、そんなに悲しそうな顔をしないで、ね?」
眉間のあたりをチョンと突き、キーリは今度こそ去っていた。
大切だから、か。
そりゃあ私も一応は聖女としてこの世界に呼ばれたみたいだし、教育係としては大切にしなきゃいけないよね。
でも、それだけだとしたらなんだかショック……って、三十路にもなって乙女ごっこしてる場合じゃない!
ユマに嫌われたかどうかはさておき、やっちゃったことに落ち込むよりも名誉挽回のために行動しないと。
そう意気込んで私は部屋に戻った。
0
あなたにおすすめの小説
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
【完結】婚約破棄、その後の話を誰も知らない
あめとおと
恋愛
奇跡によって病を癒す存在――聖女。
王国は長年、その力にすべてを委ねてきた。
だがある日、
誰の目にも明らかな「失敗」が起きる。
奇跡は、止まった。
城は動揺し、事実を隠し、
責任を聖女ひとりに押しつけようとする。
民は疑い、祈りは静かに現実へと向かっていった。
一方、かつて「悪役」として追放された令嬢は、
奇跡が失われる“その日”に備え、
治癒に頼らない世界を着々と整えていた。
聖女は象徴となり、城は主導権を失う。
奇跡に縋った者たちは、
何も奪われず、ただ立場を失った。
選ばれなかった者が、世界を救っただけの話。
――これは、
聖女でも、英雄でもない
「悪役令嬢」が勝ち残る物語。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
神に逆らった人間が生きていける訳ないだろう?大地も空気も神の意のままだぞ?<聖女は神の愛し子>
ラララキヲ
ファンタジー
フライアルド聖国は『聖女に護られた国』だ。『神が自分の愛し子の為に作った』のがこの国がある大地(島)である為に、聖女は王族よりも大切に扱われてきた。
それに不満を持ったのが当然『王侯貴族』だった。
彼らは遂に神に盾突き「人の尊厳を守る為に!」と神の信者たちを追い出そうとした。去らねば罪人として捕まえると言って。
そしてフライアルド聖国の歴史は動く。
『神の作り出した世界』で馬鹿な人間は現実を知る……
神「プンスコ(`3´)」
!!注!! この話に出てくる“神”は実態の無い超常的な存在です。万能神、創造神の部類です。刃物で刺したら死ぬ様な“自称神”ではありません。人間が神を名乗ってる様な謎の宗教の話ではありませんし、そんな口先だけの神(笑)を容認するものでもありませんので誤解無きよう宜しくお願いします。!!注!!
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇ちょっと【恋愛】もあるよ!
◇なろうにも上げてます。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
聖女解任ですか?畏まりました(はい、喜んでっ!)
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
私はマリア、職業は大聖女。ダグラス王国の聖女のトップだ。そんな私にある日災難(婚約者)が災難(難癖を付け)を呼び、聖女を解任された。やった〜っ!悩み事が全て無くなったから、2度と聖女の職には戻らないわよっ!?
元聖女がやっと手に入れた自由を満喫するお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる