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第1章
2話~もういやぁぁぁ!~
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翌日ログインすると、早速グラッセさんがやっていたように料理をしてみる。しかしどうやってもうまくいかない。スープを作ろうとしたらまるでスライムがお椀に入っているみたいになってしまった。スープが無理なら肉料理を!と思い挑戦するが、筋を抜いて焼いたのにかなり固い。ラビットンの肉は食用には向かないのか?
失敗を重ねながらも経験値は入るので、三品作って(食えるかは別として)やっとレベルが三になった。料理でレベル上げは大変だな。
四品目を作ろうとするが、もうメニューが思い付かない。何か別のものを作ろうとするなら材料が無さすぎる。仕方なくラビットンの肉をどうにか食べれるよう試行錯誤を重ねることにした。管理人から「いつまで使ってんだ!」と怒られたが気にせず続けた。その結果、なんとか噛みきれるくらいまで柔らかくすることに成功。しかしその代償としてラビットンの肉がなくなってしまった。まあ、代わりにレベルが十まで上がったから良しとするか。
調理場を片付けていると、何かが動いているのが目に入った。最初は気にせず続けたが、段々とその数が増えている。一体なんなんだと思いその物体が向かった方へ顔を向けると………
ここで気持ち整理のため、一旦本編を止めさせてもらう。
俺、井能健一は虫と爬虫類が苦手だ。今では一人暮らしをして、あいつが出ないよう殺虫、掃除は欠かさず、殺虫剤を三本常備している。さらにあいつを捕まえるため、某製薬会社のホイホイさんを部屋のあいつがいそうな場所に配置しまくっている。ここまでしているのに出てくるあいつは不死身の肉体を持つ怪物だと思う。そしてそのとき俺はあいつがゲームの中の異世界に出るとは思っていなかったんだ。きっと、もう気づいていると思う。そう、あいつだ。あいつが異世界にいたのだ…
本編に戻ろう。ええっと、動いている物体の向かった方へ顔を向けると、台所によくいる害虫。そう、Gことゴキブリである。その瞬間は思い出したくない。ものすごい数がいて、それがこの世界の冷蔵庫的なものの周りに沸いて出てくるのである。さっきもいったように、俺は虫が苦手だ。特にこのゴキブリは見たらぶっ倒れそうになるくらいに嫌いだ。そのときは無我夢中で荷物を持って、調理場を飛び出した。幸い調理場の片付けは終わっていたので、あとから管理人さんにネチネチネチネチ言われることがなかった。
さて、調理場を飛び出した俺はどこに向かったのか。あのあとはほとんど記憶が無い。気がついたら郊外でスライム相手に愚痴っていた。どうやってスライムにボコられることなく愚痴を言っていたのか、俺が逆に聞きたいくらいだ。しかもそのスライムは俺になついているようで、ずっとくっついてくる。もう、何がなんだかわからなくなった。ただ、もう、料理はしないことを心に決めたのだった。
スライムと一緒に街に戻ると、当然門番さんから止められた。そりゃそうだ、モンスター対策でこのでっかい門を作ったのだから。俺はこのスライムが俺になついているようだということと、街に入れないかということを話していた。門番さんの反応はよいものではない。入るのであれば、名前をつけて、この名札と枷をつけておけとのこと。スライムって、どこが首なの?
どうにかスライムに枷をつけ、鎖で繋いだ。名前?………聞かんでくれ。正直誰かに言えるようなもんじゃない。
宿屋に向かう途中、衛兵さんに呼び止められた。スライムの枷がついていて、鎖に繋がれているところをみると、悪かったな的なことを言いながら去っていった。そりゃチェックするよな。こいつ一応モンスターだし。
衛兵さん達に呼び止められたあと、宿屋に着いた。衛兵さん達というのはあのあと三回くらい呼び止められたのだ。まぁ、みんな枷と鎖を確認したら去っていったけど。この日は宿屋でログアウトした。ログアウトする前にレベルを確認するとなぜかレベルが十七になっていた。一体、何をしてたんだろう…
失敗を重ねながらも経験値は入るので、三品作って(食えるかは別として)やっとレベルが三になった。料理でレベル上げは大変だな。
四品目を作ろうとするが、もうメニューが思い付かない。何か別のものを作ろうとするなら材料が無さすぎる。仕方なくラビットンの肉をどうにか食べれるよう試行錯誤を重ねることにした。管理人から「いつまで使ってんだ!」と怒られたが気にせず続けた。その結果、なんとか噛みきれるくらいまで柔らかくすることに成功。しかしその代償としてラビットンの肉がなくなってしまった。まあ、代わりにレベルが十まで上がったから良しとするか。
調理場を片付けていると、何かが動いているのが目に入った。最初は気にせず続けたが、段々とその数が増えている。一体なんなんだと思いその物体が向かった方へ顔を向けると………
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俺、井能健一は虫と爬虫類が苦手だ。今では一人暮らしをして、あいつが出ないよう殺虫、掃除は欠かさず、殺虫剤を三本常備している。さらにあいつを捕まえるため、某製薬会社のホイホイさんを部屋のあいつがいそうな場所に配置しまくっている。ここまでしているのに出てくるあいつは不死身の肉体を持つ怪物だと思う。そしてそのとき俺はあいつがゲームの中の異世界に出るとは思っていなかったんだ。きっと、もう気づいていると思う。そう、あいつだ。あいつが異世界にいたのだ…
本編に戻ろう。ええっと、動いている物体の向かった方へ顔を向けると、台所によくいる害虫。そう、Gことゴキブリである。その瞬間は思い出したくない。ものすごい数がいて、それがこの世界の冷蔵庫的なものの周りに沸いて出てくるのである。さっきもいったように、俺は虫が苦手だ。特にこのゴキブリは見たらぶっ倒れそうになるくらいに嫌いだ。そのときは無我夢中で荷物を持って、調理場を飛び出した。幸い調理場の片付けは終わっていたので、あとから管理人さんにネチネチネチネチ言われることがなかった。
さて、調理場を飛び出した俺はどこに向かったのか。あのあとはほとんど記憶が無い。気がついたら郊外でスライム相手に愚痴っていた。どうやってスライムにボコられることなく愚痴を言っていたのか、俺が逆に聞きたいくらいだ。しかもそのスライムは俺になついているようで、ずっとくっついてくる。もう、何がなんだかわからなくなった。ただ、もう、料理はしないことを心に決めたのだった。
スライムと一緒に街に戻ると、当然門番さんから止められた。そりゃそうだ、モンスター対策でこのでっかい門を作ったのだから。俺はこのスライムが俺になついているようだということと、街に入れないかということを話していた。門番さんの反応はよいものではない。入るのであれば、名前をつけて、この名札と枷をつけておけとのこと。スライムって、どこが首なの?
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