97 / 110
第15章
1話~第二ダンジョンへ~
しおりを挟む
リザードドラゴンのいたダンジョンを攻略してからおよそ一週間後。今度は以前挑戦して断念したゴーレムメインのダンジョンに挑むことになった。その理由は二つ。一つは、要は負けっぱなしでは終われないというやつ。もう一つは、リアルでの予定が終わってから鈍器系の武器を作っていたのだが、それが完成したから。そして、今はゴーレムメインのダンジョンの入口付近にいる。
「じゃ、入るぞー」
今回同行するゴロウ、メイ、ミユの三人と中に入る。カナ、シノンの二人は都合が合わず参加出来ていない。
ダンジョン内に入り、マッピングもしながら進むこと数分。二体のゴーレムを発見したので、戦闘開始。今回使っている武器は、ゴロウが大剣のような形をした鈍器。メイはメイス。ミユが棒。俺が片手剣のようなこれまた鈍器。で、俺だけクリメトスの王様から貰った小盾を左手に、自分で作った盾を右手に装備している。
対してゴーレムは人型と鳥型が一体ずつ(鳥型といっても、ダチョウのような見た目をしている)。攻撃方法は、人型が腕を振り回す攻撃、鳥型が突進+嘴を突き刺す攻撃だけ。
まずはこちらから仕掛ける。ゴーレム系は総じて動きが遅いのでほぼ確実に先手が取れる。まずゴロウが大剣型の鈍器を人型ゴーレムにぶち当てる。そしてそのまま人型ゴーレムを鳥型ゴーレムの方に遠心力を使い吹き飛ばす。が、鳥型ゴーレムは流石に人型よりは動きが素早いので、これを簡単に避ける。が。
「『グラビティ』~」
メイが『グラビティ』を使い鳥型ゴーレムを魔法で間接的に押し潰す。そうして動きが鈍ったところに、ミユと俺の二人でラッシュを叩き込む。ゴーレムもやられっぱなしではないようで、少し連携を取ろうとするが、ゴロウが再び人型ゴーレムを明後日の方向に吹き飛ばす。そんなことをしていればその内ゴーレムが倒れるのは分かりきっているので残りは割愛する。ただ、最後にゴロウが鳥型ゴーレムもホームランしたことだけは言っておく。
その後しばらく進んでみるが特にこれと言って何かあったわけでもない。何度かゴーレムとも遭遇したが、
一、ゴロウがゴーレム同士を離れさせる。
二、メイが単体のゴーレムに『グラビティ』を打ち込む。
三、ミユと俺でラッシュをかけ、一体ずつ叩き潰す。
四、一から三の繰り返し。
の流れ作業により、全て塵と化した。うん、こういうゴーレム専用の武器があるとはっきり言ってカモになるな。言わばゴーレム特化武器な訳だし。そして今はとある部屋に来ている。半分彷徨うように歩き回っていると発見した場所なのだが、特にモンスターもいなかったので休憩所モドキとして利用している。
「いやー、こんな大剣と思えないような物でも大剣の扱いになるんだな」
「確かにそうですね~。耀一の片手剣も剣とは言えない外見ですしね~」
ゴロウとメイがそんなことを言っているが、確かにそう思うところだろう。ゴロウの物も俺の物も剣の部類に入っているのだから。正確には鈍器型大剣、鈍器型片手剣という名称なのだが、大雑把に分けると剣に入るらしく、棒術の無い俺と棒術に加え、メイスも扱えないゴロウでも扱えるというなんとも不思議な武器だった。ん?待てよ、もしかすると、もしかしなくても剣みたいな杖とかも作れるのか?棒みたいな剣が出来るのだから理論的には可能だな。…試しに今度作ってみようか。
休憩所モドキで大体十分程が経過したので、そろそろ攻略の方に戻ることにする。
休憩所モドキから出て、まだマッピングの終わっていない区域に向かう。おそらく、そこにボスもいると思われる場所だ。
大体三十分くらい歩き回ってほぼマッピングが完了した頃だろうか、明らかにこの先にボスがいますよーと言わんばかりの装飾がされた道を見つけたので、その道を進む。そして、いよいよボスのいるであろう部屋が見えたとき。二人の男女が部屋から放り出される形でこちらに飛ばされてきたのだった。
「じゃ、入るぞー」
今回同行するゴロウ、メイ、ミユの三人と中に入る。カナ、シノンの二人は都合が合わず参加出来ていない。
ダンジョン内に入り、マッピングもしながら進むこと数分。二体のゴーレムを発見したので、戦闘開始。今回使っている武器は、ゴロウが大剣のような形をした鈍器。メイはメイス。ミユが棒。俺が片手剣のようなこれまた鈍器。で、俺だけクリメトスの王様から貰った小盾を左手に、自分で作った盾を右手に装備している。
対してゴーレムは人型と鳥型が一体ずつ(鳥型といっても、ダチョウのような見た目をしている)。攻撃方法は、人型が腕を振り回す攻撃、鳥型が突進+嘴を突き刺す攻撃だけ。
まずはこちらから仕掛ける。ゴーレム系は総じて動きが遅いのでほぼ確実に先手が取れる。まずゴロウが大剣型の鈍器を人型ゴーレムにぶち当てる。そしてそのまま人型ゴーレムを鳥型ゴーレムの方に遠心力を使い吹き飛ばす。が、鳥型ゴーレムは流石に人型よりは動きが素早いので、これを簡単に避ける。が。
「『グラビティ』~」
メイが『グラビティ』を使い鳥型ゴーレムを魔法で間接的に押し潰す。そうして動きが鈍ったところに、ミユと俺の二人でラッシュを叩き込む。ゴーレムもやられっぱなしではないようで、少し連携を取ろうとするが、ゴロウが再び人型ゴーレムを明後日の方向に吹き飛ばす。そんなことをしていればその内ゴーレムが倒れるのは分かりきっているので残りは割愛する。ただ、最後にゴロウが鳥型ゴーレムもホームランしたことだけは言っておく。
その後しばらく進んでみるが特にこれと言って何かあったわけでもない。何度かゴーレムとも遭遇したが、
一、ゴロウがゴーレム同士を離れさせる。
二、メイが単体のゴーレムに『グラビティ』を打ち込む。
三、ミユと俺でラッシュをかけ、一体ずつ叩き潰す。
四、一から三の繰り返し。
の流れ作業により、全て塵と化した。うん、こういうゴーレム専用の武器があるとはっきり言ってカモになるな。言わばゴーレム特化武器な訳だし。そして今はとある部屋に来ている。半分彷徨うように歩き回っていると発見した場所なのだが、特にモンスターもいなかったので休憩所モドキとして利用している。
「いやー、こんな大剣と思えないような物でも大剣の扱いになるんだな」
「確かにそうですね~。耀一の片手剣も剣とは言えない外見ですしね~」
ゴロウとメイがそんなことを言っているが、確かにそう思うところだろう。ゴロウの物も俺の物も剣の部類に入っているのだから。正確には鈍器型大剣、鈍器型片手剣という名称なのだが、大雑把に分けると剣に入るらしく、棒術の無い俺と棒術に加え、メイスも扱えないゴロウでも扱えるというなんとも不思議な武器だった。ん?待てよ、もしかすると、もしかしなくても剣みたいな杖とかも作れるのか?棒みたいな剣が出来るのだから理論的には可能だな。…試しに今度作ってみようか。
休憩所モドキで大体十分程が経過したので、そろそろ攻略の方に戻ることにする。
休憩所モドキから出て、まだマッピングの終わっていない区域に向かう。おそらく、そこにボスもいると思われる場所だ。
大体三十分くらい歩き回ってほぼマッピングが完了した頃だろうか、明らかにこの先にボスがいますよーと言わんばかりの装飾がされた道を見つけたので、その道を進む。そして、いよいよボスのいるであろう部屋が見えたとき。二人の男女が部屋から放り出される形でこちらに飛ばされてきたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる