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第11話
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僕は薄いコーヒーのお代わりをもらって飲みながら、一服しようと思ってダウンジャケットのポケットから煙草の箱を取り出し、一本口に咥えてライターを取り出した時、彼女がいきなり僕の口から煙草をすぽっと抜き取った。
「何?」
歯ブラシとのような咥えている物を途中で誰かに抜き取られたのは初めてのことだったので、驚いたのと同時に流石の彼女でも少し嫌な気持ちがした。
すると彼女は立ち上がって後ろに回ると、そんな僕の中に生まれた負の感情を叩き落とすように僕の背筋のラインを指をつうっと撫でた。突然の出来事に両腕が肩からびくっと大きく震えた。
「この店、ただでさえ老朽化が進んでるのに天井見てくださいよ。ウチのお客様は愛煙家ばかりで来る度にモクモク吸うから、ヤニで天井が黒ずんでるじゃないですか。私ここに週4の6時間勤務なんで、崩落に巻き込まれる可能性大なんですよ?」
言われて僕が上を見ると、確かに木の天井は元は狐色だったのが、今はヤニで汚れて博物館のディーゼル機関車みたいな色になっている。
僕は苦笑して後ろに手をやると、彼女の手を掴んだ。
「大丈夫、それだったら僕も店員ちゃん1人くらい守れるから」
「って、言う人は大概私を置いて逃げるんですよね」
彼女はどこか寂しい、キャンパスに染み込む雨粒のような声で小さく呟いた。
一応僕と彼女は軽く触れるくらいなら、互いに許可の無しでも構わないという、親しさを象徴する暗黙の了解を締結していた。
「綺麗な手だね」
「ありがとうございます。モンパルナスさんこそ、綺麗な髪の毛ですよ、クレソンみたい、でも寝癖ついてる」
僕は細い指を一本一本、惚れ惚れと見つめる。
とある詩の一節にその手は菓子であるという言葉があるけど、彼女の手はまさにその通りで、白い指はまるで純白のマジパンで出来ているのかと疑うほど綺麗な皮膚に覆われて、切り揃えられた爪は飴細工のように見えた。
彼女の歯や髪もそうだけど、もし一つ一本人束貰えるのだったら、手帳の中に挟んだり、四六時中常に口の中に入れて転がしてみたい......。もしそれができるのだったらどんなに幸せだろうか。
不気味と言われようが悪趣味と言われようが、それが僕の嘱望なのだから仕方ない。
転んで生爪を剥がしてくれるなら嬉しいけど、そんな奇跡が来るとは思えない。
腰の銃剣を抜き、彼女の手首に深々と突き立てる。彫刻のように均整の取れた白い陶器の皿のような手が、真っ赤な鮮血に濡れ、曝け出された内なる紅と剥き出された無垢なる白が混ざり合った紅白はどれだけ美しいだろうか。
彼女は、そんな僕のグロテスクな妄想に気づきもせず、僕の襟足辺りをくしでそっと梳かした。
「もう少し髪が伸びたら、きっとポニーテールがよく似合うと思いますよ。もっともモンパルナスさんは男性ですけど」
「寝癖、直してくれてありがとう」
「いえ、リップサービスですから」
素晴らしい、しっかりしてるよ。僕は思った。
僕は立ち上がってカウンターの上に代金をぴったり置いた。誰か来るまでここにいようと思ったけど、一向に来る気配が無いのでやめることにした。やっぱり閑古鳥が鳴いてるんだな。
僕はそんなことを思いながらタバコを口に咥えた。するとまた彼女に口から抜き取られた。
「背が高いですね、お幾つなんですか?」
彼女はタバコをポケットに押し込みながら、にこやかな表情で僕の襟元を正し、フランネルシャツの第1ボタンを留めて緩んだネクタイを締め直してくれた。首筋に触れた彼女の冷たい指が心地いい。
「......181センチだよ」
「すごい、私は168です、足も長くてスタイルまで抜群なんですね、憧れちゃう」
「君も女の子では高い方だよ、じゃあ」
僕はそう言うとドアを開けて、彼女はまだ何か言いたげな様子だったのにも関わらず、無銭飲食をしたみたいに喫茶店から出ていった。顔が赤くなっていないか確かめたかったのだけど、生憎手鏡を持っていなかった。
彼女の声が僕だけに向けられているなんて、何て幸せなんだろう。今まで耐えていたがついに限界が来た。
微笑を浮かべられていたのが我ながら信じられないほど、水辺に落ちたカナブンのように僕は混乱している。暖房の効いた店内から急に刺すような厳寒の外に出たことで、霧雨のような不安と羞恥心、それと後悔が腹の内から湧き上がってきた。
彼女が何か言いたげだったのにサバサバと出てってしまって、嫌なヤツと思われてないかな? 棘のある言葉を彼女に投げかけていないか怖くなってきた。
子どもの頃、金曜日の放課後にカッとなってクラスメイトをチリトリで殴ったことがある。あの時もこんな風に逃げるように学校を出て、そしてすぐに後悔した僕は、ソイツにセンコーにチクられてないかを悶々とした週末を過ごすハメになった。
「今日もかわいかったな...」
僕は閑散とした正午の商店街を両手を振りながら早歩きで過ぎ去って行く。カラスが群れをなして過ぎ去る建物の窓枠に止まり、忙しなく潰れた鳴き声を上げている。
彼女は僕に悪感情を持っていないことは確かだ。間違い無く僕に好意を持っているはずなんだけど、最後の1ピースが足りない。確証が持てない。彼女は何かを僕に隠しているようないないような、そんな気がしてならない。
完璧に近い僕の容姿を讃えつつも、彼女は僕を俯瞰的に余裕を持って眺めていて、僕が容姿に胡座をかいているのを見透かされているような気すらする。さっきの全てが本当にリップサービスの一言で片付けられてしまうなら、僕は溜まったもんじゃない。
彼女に信仰的な愛を持っているのは事実で、何としても彼女を物にしたいのだけど、彼女が僕に抱えている感情を知らずに仮面夫婦のような交際が続くとは思えない。それは僕も然り。
彼女は僕の正体を知らないけど、僕はそれ以上に彼女のことを知らない。現に僕は彼女の名前すら知らないのだから。もちろん住所も3サイズも。好きな料理があってもその作り方を知らないのと一緒だ。だから今日、身長を知れたのは僥倖だった。
兄貴に言ったら笑われるな。顔しか知らない女の子に惚れたなんて。僕の出で立ちなら多少強引でもモノにできないもんかな......。僕は項垂れる。
僕は立ち止まって雲を眺めながら考える。彼女はありのままの僕を受け入れてくれるだろうか、おぞましいものとなんて考えて欲しくない。彼女と一緒に服を買いに行ったりしたいし、一瞬に昼寝をしてみたい。抱きしめてみたい。僕に釣り合う女の子なんて彼女しかいない。
すると、前から坊主頭になるほぼギリギリまで頭髪を刈り詰めた、いわゆるベリーショートカットの女が近づいてきた。いや、互いに反対方向へと歩いているだけか。近づいてるわけじゃない。
「えう」
すれ違う瞬間、僕はおもむろにその女のうなじをそっと掌でざらりと撫でた。僕に触られた彼女は喉を押し潰されたような小さな悲鳴を漏らすと、白目を剥いてばたりと地べたに倒れ伏した。首周りが萎んだ風船みたいにくしゃくしゃになって、干物みたいに死んでいる。
「レ・ミゼラブル。血肉に食らいつく能力と回復させる能力」
今、一瞬で彼女の喉をルーボフの力で首を切り裂き、頸動脈とか首の中を骨以外全て蔓に食らわせた。
僕は昔からベリーショートカットという髪型が大嫌いだ。あんな女性の華々しい魅力を自ら台無しにするような愚かで汚らしい髪型が他にあろうか? 僕よりずっと髪が短いんだぞ。
僕に言わせたら、金無垢のネックレスを肥溜めに投げ込むようなものだ。
視界に入れるのも嫌気がする。虫唾が走るというのは正にあのこと。あんなふざけた髪型を好んでやっている女は、消されても致し方無いね。女性兵士の強姦防止策じゃあるまいし。全く嫌なものを見た。僕は舌打ちしながらその場を去った。
背後でその女の死体に野次馬が群がっている。僕は振り返ることも無く一服しながらその場を後にするのだった。
しかし、思い出しても良い女の子だよな。あの出るとこはしっかり出た柔らかそうな体と可憐な容姿の美少女、都市部でもそうそう見ない。学校も行かずに何であんなうらぶれたサ店にいるんだろう?
「あーあ、どうせなら兄貴みたいに話術の才能か、手品の才能が欲しかったな、殺しの才能なんて活躍の場は限られてる」
とりあえず、次こそは必ず名前を聞くぞ。
僕は彼女が梳いてくれた襟足に触れ、彼女が僕にかけてくれた言葉と手の感触を反芻しながら、行く先も決めずに適当に街を歩いた。
「何?」
歯ブラシとのような咥えている物を途中で誰かに抜き取られたのは初めてのことだったので、驚いたのと同時に流石の彼女でも少し嫌な気持ちがした。
すると彼女は立ち上がって後ろに回ると、そんな僕の中に生まれた負の感情を叩き落とすように僕の背筋のラインを指をつうっと撫でた。突然の出来事に両腕が肩からびくっと大きく震えた。
「この店、ただでさえ老朽化が進んでるのに天井見てくださいよ。ウチのお客様は愛煙家ばかりで来る度にモクモク吸うから、ヤニで天井が黒ずんでるじゃないですか。私ここに週4の6時間勤務なんで、崩落に巻き込まれる可能性大なんですよ?」
言われて僕が上を見ると、確かに木の天井は元は狐色だったのが、今はヤニで汚れて博物館のディーゼル機関車みたいな色になっている。
僕は苦笑して後ろに手をやると、彼女の手を掴んだ。
「大丈夫、それだったら僕も店員ちゃん1人くらい守れるから」
「って、言う人は大概私を置いて逃げるんですよね」
彼女はどこか寂しい、キャンパスに染み込む雨粒のような声で小さく呟いた。
一応僕と彼女は軽く触れるくらいなら、互いに許可の無しでも構わないという、親しさを象徴する暗黙の了解を締結していた。
「綺麗な手だね」
「ありがとうございます。モンパルナスさんこそ、綺麗な髪の毛ですよ、クレソンみたい、でも寝癖ついてる」
僕は細い指を一本一本、惚れ惚れと見つめる。
とある詩の一節にその手は菓子であるという言葉があるけど、彼女の手はまさにその通りで、白い指はまるで純白のマジパンで出来ているのかと疑うほど綺麗な皮膚に覆われて、切り揃えられた爪は飴細工のように見えた。
彼女の歯や髪もそうだけど、もし一つ一本人束貰えるのだったら、手帳の中に挟んだり、四六時中常に口の中に入れて転がしてみたい......。もしそれができるのだったらどんなに幸せだろうか。
不気味と言われようが悪趣味と言われようが、それが僕の嘱望なのだから仕方ない。
転んで生爪を剥がしてくれるなら嬉しいけど、そんな奇跡が来るとは思えない。
腰の銃剣を抜き、彼女の手首に深々と突き立てる。彫刻のように均整の取れた白い陶器の皿のような手が、真っ赤な鮮血に濡れ、曝け出された内なる紅と剥き出された無垢なる白が混ざり合った紅白はどれだけ美しいだろうか。
彼女は、そんな僕のグロテスクな妄想に気づきもせず、僕の襟足辺りをくしでそっと梳かした。
「もう少し髪が伸びたら、きっとポニーテールがよく似合うと思いますよ。もっともモンパルナスさんは男性ですけど」
「寝癖、直してくれてありがとう」
「いえ、リップサービスですから」
素晴らしい、しっかりしてるよ。僕は思った。
僕は立ち上がってカウンターの上に代金をぴったり置いた。誰か来るまでここにいようと思ったけど、一向に来る気配が無いのでやめることにした。やっぱり閑古鳥が鳴いてるんだな。
僕はそんなことを思いながらタバコを口に咥えた。するとまた彼女に口から抜き取られた。
「背が高いですね、お幾つなんですか?」
彼女はタバコをポケットに押し込みながら、にこやかな表情で僕の襟元を正し、フランネルシャツの第1ボタンを留めて緩んだネクタイを締め直してくれた。首筋に触れた彼女の冷たい指が心地いい。
「......181センチだよ」
「すごい、私は168です、足も長くてスタイルまで抜群なんですね、憧れちゃう」
「君も女の子では高い方だよ、じゃあ」
僕はそう言うとドアを開けて、彼女はまだ何か言いたげな様子だったのにも関わらず、無銭飲食をしたみたいに喫茶店から出ていった。顔が赤くなっていないか確かめたかったのだけど、生憎手鏡を持っていなかった。
彼女の声が僕だけに向けられているなんて、何て幸せなんだろう。今まで耐えていたがついに限界が来た。
微笑を浮かべられていたのが我ながら信じられないほど、水辺に落ちたカナブンのように僕は混乱している。暖房の効いた店内から急に刺すような厳寒の外に出たことで、霧雨のような不安と羞恥心、それと後悔が腹の内から湧き上がってきた。
彼女が何か言いたげだったのにサバサバと出てってしまって、嫌なヤツと思われてないかな? 棘のある言葉を彼女に投げかけていないか怖くなってきた。
子どもの頃、金曜日の放課後にカッとなってクラスメイトをチリトリで殴ったことがある。あの時もこんな風に逃げるように学校を出て、そしてすぐに後悔した僕は、ソイツにセンコーにチクられてないかを悶々とした週末を過ごすハメになった。
「今日もかわいかったな...」
僕は閑散とした正午の商店街を両手を振りながら早歩きで過ぎ去って行く。カラスが群れをなして過ぎ去る建物の窓枠に止まり、忙しなく潰れた鳴き声を上げている。
彼女は僕に悪感情を持っていないことは確かだ。間違い無く僕に好意を持っているはずなんだけど、最後の1ピースが足りない。確証が持てない。彼女は何かを僕に隠しているようないないような、そんな気がしてならない。
完璧に近い僕の容姿を讃えつつも、彼女は僕を俯瞰的に余裕を持って眺めていて、僕が容姿に胡座をかいているのを見透かされているような気すらする。さっきの全てが本当にリップサービスの一言で片付けられてしまうなら、僕は溜まったもんじゃない。
彼女に信仰的な愛を持っているのは事実で、何としても彼女を物にしたいのだけど、彼女が僕に抱えている感情を知らずに仮面夫婦のような交際が続くとは思えない。それは僕も然り。
彼女は僕の正体を知らないけど、僕はそれ以上に彼女のことを知らない。現に僕は彼女の名前すら知らないのだから。もちろん住所も3サイズも。好きな料理があってもその作り方を知らないのと一緒だ。だから今日、身長を知れたのは僥倖だった。
兄貴に言ったら笑われるな。顔しか知らない女の子に惚れたなんて。僕の出で立ちなら多少強引でもモノにできないもんかな......。僕は項垂れる。
僕は立ち止まって雲を眺めながら考える。彼女はありのままの僕を受け入れてくれるだろうか、おぞましいものとなんて考えて欲しくない。彼女と一緒に服を買いに行ったりしたいし、一瞬に昼寝をしてみたい。抱きしめてみたい。僕に釣り合う女の子なんて彼女しかいない。
すると、前から坊主頭になるほぼギリギリまで頭髪を刈り詰めた、いわゆるベリーショートカットの女が近づいてきた。いや、互いに反対方向へと歩いているだけか。近づいてるわけじゃない。
「えう」
すれ違う瞬間、僕はおもむろにその女のうなじをそっと掌でざらりと撫でた。僕に触られた彼女は喉を押し潰されたような小さな悲鳴を漏らすと、白目を剥いてばたりと地べたに倒れ伏した。首周りが萎んだ風船みたいにくしゃくしゃになって、干物みたいに死んでいる。
「レ・ミゼラブル。血肉に食らいつく能力と回復させる能力」
今、一瞬で彼女の喉をルーボフの力で首を切り裂き、頸動脈とか首の中を骨以外全て蔓に食らわせた。
僕は昔からベリーショートカットという髪型が大嫌いだ。あんな女性の華々しい魅力を自ら台無しにするような愚かで汚らしい髪型が他にあろうか? 僕よりずっと髪が短いんだぞ。
僕に言わせたら、金無垢のネックレスを肥溜めに投げ込むようなものだ。
視界に入れるのも嫌気がする。虫唾が走るというのは正にあのこと。あんなふざけた髪型を好んでやっている女は、消されても致し方無いね。女性兵士の強姦防止策じゃあるまいし。全く嫌なものを見た。僕は舌打ちしながらその場を去った。
背後でその女の死体に野次馬が群がっている。僕は振り返ることも無く一服しながらその場を後にするのだった。
しかし、思い出しても良い女の子だよな。あの出るとこはしっかり出た柔らかそうな体と可憐な容姿の美少女、都市部でもそうそう見ない。学校も行かずに何であんなうらぶれたサ店にいるんだろう?
「あーあ、どうせなら兄貴みたいに話術の才能か、手品の才能が欲しかったな、殺しの才能なんて活躍の場は限られてる」
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