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起源から世界を思う神、樹海と祀るエルフ。
冥王、後悔と安堵。クロセアノスの激怒。
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「アッハッハッハッ。 電撃を受けた事すら知らず――――やげ焦げて死ね」
「貴様っ!!」
「安心しろ。 お前を殺したら、女だけは生き返らせて、たっぷり遊んでやるからよっ」
太い柱のような幅広い稲妻が、ペルセポネ達に振り落ちる。
クロセアノスの不気味な笑みを浮かべる。
灰色の世界から色付き時が動く。
落雷の衝撃で大地と大気が揺れ、振り落ちる稲妻による霹靂と悲痛の叫び声。
――――ペルセポネ!!
その悲痛の声に耳が痛くなる。
防御する暇もなく、神力で庇護すること無く落雷の柱に包まれたペルセポネ達。
――――俺が、早くこいつをっ!
強く握る俺のバイデントが、俺の怒りによって震えている。
――――元、地球人だったコイツを殺すという事を避け、退ける、もしくは引き下がってくれればいいのにと。
――――俺の甘さで、ペルセポネをっ……
憤りを隠せないほど怒りが込み上げ、後悔の念に駆られ、歯を食いしばる。
笑いが止まらないクロセアノスを睨む俺。
落雷によって焼け焦げた匂いが混ざった砂煙が立ち込める。
「クッハッハッ、神でも雷で死ぬんだなっ」
クロセアノスは、腹を抱えながら笑う。
そんな中、立ち込める煙の中からの声。
「痛ってぇぇぇっ!!」
低い声のわりには辺りに響く。その声で笑いが止まるクロセアノスは、その声が聞こえる方向へ顔を向ける。
「何故……だ?」
――――あの声は……。
「ちょっとぉっ、何なのぉこの煙ぃぃ……」
「うっそぉっ! なんで雷、受けてるの?」
「本当にバカであるなっ」
徐々に煙が散っていき!そこにいる者の姿が見える。
殺したと思った光景と全く違う結果に驚くクロセアノス。
――――俺はその声に安堵の息だ。
地面が焼け焦げ、少し生えていた草々が焼け焦げ荒地のようになっている場所。
そこに、煙を払うペルセポネ。
呆れ顔のヘルとオリシスが、まっ黒焦げになったアヌビスに詰め寄っている。
「うるせぇぇ、強ぇ奴の攻撃受けてみたくなるじゃねぇかっ!」
「「ならん(わ)」」
くだらない言い争いをするアヌビス達を横に、剣を握り直すペルセポネは、ものすごい剣幕でコチラに視線を向ける。
「それにしても……私達に雷を浴びさせるとはねぇ」
その言葉にアヌビス達も怒りを見せる。
腕を振るいゆっくり近づくペルセポネ達。
「何故、死なん? 神が放つ雷だぞ」
「クロセアノス。 そんなの分かりきった事だろ――――」
「だっりゃぁっ!」
クロセアノスに突撃するペルセポネが、俺の声をかき消される。
アヌビス達もクロセアノスに突撃しようとするが、3者目を合わせこの場から少し遠ざかる。
剣を振り上げるペルセポネ。
クロセアノスが、ペルセポネに手をかざす。
「時魔法……」
クロセアノスは、ペルセポネの姿を見失う。
「こっちぃぃぃっ!」
ペルセポネの声に驚くクロセアノス。
振り下ろされるペルセポネの剣が、風を切る音。
歯を食いしばるクロセアノス。
振り下ろされた剣が弾かれた事に驚くペルセポネ。
「まさか、その鎌?」
「ペルセポネ! その鎌アレだ、例のヤツだっ気を付けろっ」
「ぎぃえぇっ! まっ、マジでぇぇっ、汚っねぇぇっ」
――――鎌と言えばアダマスの鎌は、神界でも有名だ。
「その鎌をどうするか――――問題ね」
クロセアノスは、袖で額にかいた汗を拭う。
「問題なんてないさ」
「は?」
「オレと体合わせて交われば……ほら、全ては解決」
「――――バカか?」
「意味理解できないかったのぉ、ゴメンねペルセポネちゃん」
「……」
「オレはペルセポネちゃんを受け入れられるんだよ、いつでも……。 だからぁっ、ペルセポネちゃんもオレを受け入れようよっ」
「キモっ――――ちゃん付けで呼ぶなっ」
「おっ、いきなり呼び捨てオッケーなんて。 早くも受け入れてくれたんだね、ペルセポネっ」
「……だっかぁっらぁぁぁぁっ……私の名をっ、その汚い鎌を持つ奴がぁぁっ言うなぁぁぁぁっ!!」
紅潮するペルセポネは、まっすぐ飛び出しクロセアノスを襲う。
ペルセポネの2つの剣の刃が流線を描く。
アダマスの鎌で防ぎつつ、剣を躱すクロセアノス。
ペルセポネの猛撃に、クロセアノスの焦りが消えていく。
クロセアノスは手を振り下ろす。
空が光った瞬間、雷が何度も何度もペルセポネ周辺に振り落ちる。
雷によって抉られる地面。
それを避けつつ、クロセアノスに剣を振るうペルセポネ。
「時間停止ぃぃっ!!」
世界が灰色に染まる。
落ちる雷も、それを避けているペルセポネも止まる。
「さぁ、ペルセポネ。 君の体を味わいたいよっ……だが、その前に」
時が止まった空間。クロセアノスの牙が俺に向けられる。
「ペルセポネを縛り付けるハーデース。 オレは貴様を殺す」
「随分、おかしな事を言う。 ペルセポネは俺の妻だぞ」
「関係ないっねっ。 俺は欲しいものを手に入れるなら、邪魔な貴様を殺すだけさ」
「……ふぅっ、かかって来い。 その首切り落としてやる」
「首を切られるのは貴様だっ。 この鎌で貴様の首を切ってやるよぉぉっ」
身構えるクロセアノス。
俺は、二又の槍バイデントを一回転させ持ち直す。
止まる世界から、唸り声。
「ぎぃぃぃっ」
その声に驚くクロセアノス。
「まさかっ」
「どっりゃぁぁぁっ!!」
灰色から一瞬にして色付くペルセポネが、ニヤリとしクロセアノスに襲いかかる。
「うっ嘘だ……ろっ!」
2本の剣が舞う剣撃に、クロセアノスはアダマスの鎌で弾き返しているが、速すぎるペルセポネの剣に逃げ惑う。
「……時を動かすとはっ」
「所詮、魔法なのよっ」
「魔法だからなんだっ」
「反魔や耐性あれば、対処できるしぃ」
神の金属アダマスが激しくぶつかり合う音は、まさに霹靂。
飛び交うペルセポネの剣が、クロセアノスを狙う。しかしクロセアノスも立ち回り良くペルセポネの剣を躱す。
――――攻防が一変しない。クロセアノスもこの世界の神という事か、それとも……。
「そんな、耐性や無効化、反魔なんてこの世界にぃぃ持つものなんて居ないっ!!」
「あら、既に目の前にいるじゃない。 私や私の旦那」
「グッヌヌヌヌヌゥゥッ」
「あら、良い唸り声ね」
「……ふん、所詮貴様たちは向こうの神。 オレは魔族の神ぃっ! この世界の理の中、オレは神なんなだぞぉぉぉっ」
激しく震えるクロセアノスの体から、燃え上がるように溢れ出るドス黒いオーラ。
少し距離をとるペルセポネ。
ドス黒いオーラが、徐々に形取りクロセアノスを包み込む。
背中に浮かび上がる時計の針。そしてアダマスの鎌が徐々に大きく、まるで死神の鎌のように大きくそして、禍々しい形となる。
「この世界にぃぃっ、向こうの神は要らないんだよぉぉっ」
クロセアノスの背にある時計の針が、全て上を向く。
「オレの時計の針が、全て一回転したら貴様らはぁっ! この世界から消えるぅぅ」
「はぁ?」
「ちっ」
「この世界から不要な存在な貴様ら。 それを消すだけだぁぁよぉぉっ!!」
高笑いするクロセアノスの時計の針が、動き出した。
「貴様っ!!」
「安心しろ。 お前を殺したら、女だけは生き返らせて、たっぷり遊んでやるからよっ」
太い柱のような幅広い稲妻が、ペルセポネ達に振り落ちる。
クロセアノスの不気味な笑みを浮かべる。
灰色の世界から色付き時が動く。
落雷の衝撃で大地と大気が揺れ、振り落ちる稲妻による霹靂と悲痛の叫び声。
――――ペルセポネ!!
その悲痛の声に耳が痛くなる。
防御する暇もなく、神力で庇護すること無く落雷の柱に包まれたペルセポネ達。
――――俺が、早くこいつをっ!
強く握る俺のバイデントが、俺の怒りによって震えている。
――――元、地球人だったコイツを殺すという事を避け、退ける、もしくは引き下がってくれればいいのにと。
――――俺の甘さで、ペルセポネをっ……
憤りを隠せないほど怒りが込み上げ、後悔の念に駆られ、歯を食いしばる。
笑いが止まらないクロセアノスを睨む俺。
落雷によって焼け焦げた匂いが混ざった砂煙が立ち込める。
「クッハッハッ、神でも雷で死ぬんだなっ」
クロセアノスは、腹を抱えながら笑う。
そんな中、立ち込める煙の中からの声。
「痛ってぇぇぇっ!!」
低い声のわりには辺りに響く。その声で笑いが止まるクロセアノスは、その声が聞こえる方向へ顔を向ける。
「何故……だ?」
――――あの声は……。
「ちょっとぉっ、何なのぉこの煙ぃぃ……」
「うっそぉっ! なんで雷、受けてるの?」
「本当にバカであるなっ」
徐々に煙が散っていき!そこにいる者の姿が見える。
殺したと思った光景と全く違う結果に驚くクロセアノス。
――――俺はその声に安堵の息だ。
地面が焼け焦げ、少し生えていた草々が焼け焦げ荒地のようになっている場所。
そこに、煙を払うペルセポネ。
呆れ顔のヘルとオリシスが、まっ黒焦げになったアヌビスに詰め寄っている。
「うるせぇぇ、強ぇ奴の攻撃受けてみたくなるじゃねぇかっ!」
「「ならん(わ)」」
くだらない言い争いをするアヌビス達を横に、剣を握り直すペルセポネは、ものすごい剣幕でコチラに視線を向ける。
「それにしても……私達に雷を浴びさせるとはねぇ」
その言葉にアヌビス達も怒りを見せる。
腕を振るいゆっくり近づくペルセポネ達。
「何故、死なん? 神が放つ雷だぞ」
「クロセアノス。 そんなの分かりきった事だろ――――」
「だっりゃぁっ!」
クロセアノスに突撃するペルセポネが、俺の声をかき消される。
アヌビス達もクロセアノスに突撃しようとするが、3者目を合わせこの場から少し遠ざかる。
剣を振り上げるペルセポネ。
クロセアノスが、ペルセポネに手をかざす。
「時魔法……」
クロセアノスは、ペルセポネの姿を見失う。
「こっちぃぃぃっ!」
ペルセポネの声に驚くクロセアノス。
振り下ろされるペルセポネの剣が、風を切る音。
歯を食いしばるクロセアノス。
振り下ろされた剣が弾かれた事に驚くペルセポネ。
「まさか、その鎌?」
「ペルセポネ! その鎌アレだ、例のヤツだっ気を付けろっ」
「ぎぃえぇっ! まっ、マジでぇぇっ、汚っねぇぇっ」
――――鎌と言えばアダマスの鎌は、神界でも有名だ。
「その鎌をどうするか――――問題ね」
クロセアノスは、袖で額にかいた汗を拭う。
「問題なんてないさ」
「は?」
「オレと体合わせて交われば……ほら、全ては解決」
「――――バカか?」
「意味理解できないかったのぉ、ゴメンねペルセポネちゃん」
「……」
「オレはペルセポネちゃんを受け入れられるんだよ、いつでも……。 だからぁっ、ペルセポネちゃんもオレを受け入れようよっ」
「キモっ――――ちゃん付けで呼ぶなっ」
「おっ、いきなり呼び捨てオッケーなんて。 早くも受け入れてくれたんだね、ペルセポネっ」
「……だっかぁっらぁぁぁぁっ……私の名をっ、その汚い鎌を持つ奴がぁぁっ言うなぁぁぁぁっ!!」
紅潮するペルセポネは、まっすぐ飛び出しクロセアノスを襲う。
ペルセポネの2つの剣の刃が流線を描く。
アダマスの鎌で防ぎつつ、剣を躱すクロセアノス。
ペルセポネの猛撃に、クロセアノスの焦りが消えていく。
クロセアノスは手を振り下ろす。
空が光った瞬間、雷が何度も何度もペルセポネ周辺に振り落ちる。
雷によって抉られる地面。
それを避けつつ、クロセアノスに剣を振るうペルセポネ。
「時間停止ぃぃっ!!」
世界が灰色に染まる。
落ちる雷も、それを避けているペルセポネも止まる。
「さぁ、ペルセポネ。 君の体を味わいたいよっ……だが、その前に」
時が止まった空間。クロセアノスの牙が俺に向けられる。
「ペルセポネを縛り付けるハーデース。 オレは貴様を殺す」
「随分、おかしな事を言う。 ペルセポネは俺の妻だぞ」
「関係ないっねっ。 俺は欲しいものを手に入れるなら、邪魔な貴様を殺すだけさ」
「……ふぅっ、かかって来い。 その首切り落としてやる」
「首を切られるのは貴様だっ。 この鎌で貴様の首を切ってやるよぉぉっ」
身構えるクロセアノス。
俺は、二又の槍バイデントを一回転させ持ち直す。
止まる世界から、唸り声。
「ぎぃぃぃっ」
その声に驚くクロセアノス。
「まさかっ」
「どっりゃぁぁぁっ!!」
灰色から一瞬にして色付くペルセポネが、ニヤリとしクロセアノスに襲いかかる。
「うっ嘘だ……ろっ!」
2本の剣が舞う剣撃に、クロセアノスはアダマスの鎌で弾き返しているが、速すぎるペルセポネの剣に逃げ惑う。
「……時を動かすとはっ」
「所詮、魔法なのよっ」
「魔法だからなんだっ」
「反魔や耐性あれば、対処できるしぃ」
神の金属アダマスが激しくぶつかり合う音は、まさに霹靂。
飛び交うペルセポネの剣が、クロセアノスを狙う。しかしクロセアノスも立ち回り良くペルセポネの剣を躱す。
――――攻防が一変しない。クロセアノスもこの世界の神という事か、それとも……。
「そんな、耐性や無効化、反魔なんてこの世界にぃぃ持つものなんて居ないっ!!」
「あら、既に目の前にいるじゃない。 私や私の旦那」
「グッヌヌヌヌヌゥゥッ」
「あら、良い唸り声ね」
「……ふん、所詮貴様たちは向こうの神。 オレは魔族の神ぃっ! この世界の理の中、オレは神なんなだぞぉぉぉっ」
激しく震えるクロセアノスの体から、燃え上がるように溢れ出るドス黒いオーラ。
少し距離をとるペルセポネ。
ドス黒いオーラが、徐々に形取りクロセアノスを包み込む。
背中に浮かび上がる時計の針。そしてアダマスの鎌が徐々に大きく、まるで死神の鎌のように大きくそして、禍々しい形となる。
「この世界にぃぃっ、向こうの神は要らないんだよぉぉっ」
クロセアノスの背にある時計の針が、全て上を向く。
「オレの時計の針が、全て一回転したら貴様らはぁっ! この世界から消えるぅぅ」
「はぁ?」
「ちっ」
「この世界から不要な存在な貴様ら。 それを消すだけだぁぁよぉぉっ!!」
高笑いするクロセアノスの時計の針が、動き出した。
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