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第三章・傾国の王女
240.いざ大公領へ
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アルベルトが持ち帰ってくれた情報をもとに、私はカイルやイリオーデやアルベルト、たまに鏡越しのヘブンを交えて作戦会議を繰り返した。
私がイリオーデとアルベルトにこの件について話した事をカイルはとても驚いていた。しかし同時に、『アイツ等がいるなら心強いな』と二人の事を歓迎しているようだった。
作戦会議中に一度、ヘブンかアルベルトによって、いっその事色んな人を巻き込むのはどうだろうか。なんて話題が挙がったけれど、私はそれに強く反対した。
元々身内は(カイルを除いて)誰も巻き込みたくなかった。イリオーデとアルベルトに関しては仕方無く、というか私が折れてつい巻き込んでしまっただけだし。
なのでもうこれ以上は誰も巻き込みたくない。師匠はこの事を知っているけど、精霊さんは人間界ではあまり力を使えないようなので、乱入して来たりもしないだろう。
ちなみにカイルもこの事については反対していた。マクベスタに危険な事をして欲しくないらしい。
ナトラは強すぎるから駄目、シュヴァルツは子供だから駄目。と他にも色々と理由をつけてとにかく反対した。
そうやって、水面下で大公領の内乱阻止計画を立てる中。とんでもない朗報が。
何の偶然か……大公領の即位式に皇族代表として私が参列する事になった。
適当な理由をつけて大公領に向かってやろうと思っていたのだが、まさかの公式的理由が。皇帝の名代として行くっていうのが少し癪だけど、まあそれはそれ。これはこれ。
これで、私が大公領に行く事自体は何ら不自然ではない。
私がたまたま大公領を訪れた時に、たまたま大公領が何やかんやで大騒ぎになって、たまたま私がそれに巻き込まれたって、別に不思議ではない。
なので改めて、私が公式的に大公領を訪問する事を前提とした計画に変更・改善する。
ヘブンが日中は忙しいからって、会議をするのは決まって夜中だけど……皆で夜食をつまみながらあーだこーだと話し合うのは、少し楽しかった。
しかし、私は本当に運がいいわ。まさに渡りに船とはこの事を言うのねと思う程都合のいい流れ。これのお陰でカイルが妙案を思いつき、その方向で最終決定し計画を固める事になった程、私の公式的訪問は私達にとって都合が良すぎた。
これならば当初の計画であった『大公領の領民にとっての共通の敵、絶対悪になる』という作戦も可能だと、私達は意気込んだのだ。
そうやって過ぎ去った数ヶ月。
私はあくまでも公式的に訪問する必要がある。大公領までは最低片道一ヶ月はかかるとの事なので、一月の終わり頃に行われる即位式に間に合うよう、私達は余裕をもって十二月中頃に出発する事にした。
フォーロイト帝国は今や真冬も真冬。除雪魔導具を搭載し、かつ寒さに強い馬の引く馬車での移動でなければ長距離移動など成り立たない。
そりゃあ、皇帝もフリードルも行きたがらない訳だ。
話は変わるが、最もこの大公領に反対したのはナトラであった。最初は私がナトラの申し出を断ったからなのだと思ったのだが、違ったのだ。
ナトラもシュヴァルツもマクベスタも、どこからともなく話を聞きつけて突然やって来たハイラも、私の誕生日を祝えない事に不満を漏らしていた。
確かに一月の終わりにある即位式の為に大公領に行くのだから、即位式が普通に行われて終わったとしても、時期的には帰路にて私の誕生日を迎える事になるだろう。
何かと誕生日を祝いたがる皆的には、それが一大事なのだとか。
……まぁ、ハイラやマクベスタに関しては、同行者が男二人だけな事に声を揃えて反対していたけれど。
カイルとスコーピオンとは現地集合という事になっているので、私は護衛のイリオーデと従僕のアルベルトと共に大公領に向かう事になっている。
出来る限り無関係な人は巻き込みたくないのと、私自身が最低限の生活能力がある事を鑑みて、侍女は着いてこなくていい。イリオーデとルティと行ってくるよ。と伝えたのだ。
ハイラとマクベスタが私を心配する気持ちも分かる。だって私はこれでも皇族だし、現皇帝唯一の王女だもの。そんな少人数で刺客に襲われでもしたらどうするのかと、そう思ってるのでしょう。
でもそれに関しては問題無いと思うけどなあ。だって私達三人だけで並大抵の刺客なら対処出来るもの。私もそれなりには戦えるし、何よりイリオーデは剣の天才でアルベルトは諜報部期待の大型新人だ。
寧ろこの最強脳筋ゴリ押しパーティーで対応出来ない程の敵とは……? と首を傾げたくなる。
刺客に襲われたら問答無用で返り討ちにするから安心して、ちゃんと生還するわ! とハイラ達を安心させるのが大変だったな…………。
『ですから男二人な事が問題であって!』
『せめて誰か一人、女性を連れて行け!!』
『それならば私がっ、姫様をそのような危険な場に一ヶ月も居させられません!!』
『貴女は侯爵の仕事があるのでは……!?』
『そんなもの姫様の御体に比べるべくもなく、どうでもいいものです!』
そう繰り返しては全然納得してくれなくて……説得、苦労したなあ。あのままだとずっと話が平行線だったから無理やり話を切り上げただけなんだけどね。てへ。
ちなみに。護衛としてお供の騎士団をつけるとケイリオルさんからも提案されたのだが、人が多ければ多い程進むのに時間がかかるし、正直な所計画の邪魔でしかない。
それにこんな真冬に年を跨ぐ日程の南下旅程なんて騎士団の人達が可哀想だ。なので丁重にお断りした。
『いやいや……流石にそれは。皇族の地方への旅程に護衛の騎士団が伴わないなんて前代未聞です』
『でも要らないものは要らないですし。騎士団の皆様方も、私なぞの護衛の為に寒い中旅なんてしたくないと思いますわ』
『そのような事はありません。騎士団とは皇族を守る為に存在します。騎士とは、そういう存在なのです』
『綺麗事かもしれませんが……真冬には多くの人々がいつも通りの生活が出来ず、中には日銭すらも稼げず生きる為に非行に走り、他者を傷つける者もいます。そういった国民が一人でも減るよう、人々を守りその営みを支える事こそが騎士の役目と私は思います』
『……っ』
何かと私に甘いケイリオルさんでさえも、これには難色を示していた。
騎士が国に忠誠を誓う以上、皇族を守る為に存在するという事に変わりはない。しかし同時に彼等はその皇族に誓うのだ──人々の、ごくありふれた営みの日々を守る事を。
彼等の守るべき対象である皇族が護衛を不要と言っているのだから、騎士達には是非とも国民を守る事に精を出していただきたい。
『それに……このような事、あまり言いたくないのですけれど』
『?』
多分一番説得力のある言葉を放とうと前置いて、首を傾げ頬に手を当てて微笑む。さながらお淑やかな貴族令嬢のように。
『この国の騎士団が──……十把一絡げの騎士達が、私の騎士と従僕より強いとも思えませんし』
その瞬間、部屋に緊張が走った。ケイリオルさんも息を呑んで言葉を失い、私の後ろではイリオーデとアルベルトが何やら嬉しそうに顔を明るくしているみたいだ。私の背中に、彼等の喜びがひしひしと伝わってくる。
それにしても、本当にめちゃくちゃ失礼な事を言ってしまった。でも実際問題、帝国の騎士団にイリオーデやアルベルトと真正面から渡り合える者がどれ程いるのかという話だ。
ぶっちゃけいないと私は思っている。もしいたとしても、皇帝やフリードルの護衛などで忙しいでしょうし、そんな優秀な騎士を私の護衛に回す訳がない。
よって、この結論……うちの子達より強い奴なんかいる? に至ったのだ。
『……くくっ、はは! 確かにそれもそうですね。いやぁ、一本取られてしまった気分です』
楽しそうなケイリオルさんの声が響く。
『ではこうしましょう。ここは一つ騎士団と模擬戦をして、彼等二人のみで王女殿下の護衛足るかを見極めさせて下さい』
『模擬戦ですか』
『はい。そうでもしなければ、王女殿下の護衛隊に選ばれるかも……とはしゃいでいた騎士団の者達が納得しないでしょうし』
騎士団の人達は何をそんなにはしゃいでいたのかしら。もしかして皇族の護衛任務とかってとんでもないボーナスが出るとか?
まあ皇族の護衛任務なんてハイリスクなものが特別賞与無しな訳ないか。夢の一攫千金チャンスだもの、それは誰だってはしゃぐわね。
『分かりました。あ、そうだ。その模擬戦──……』
と、ケイリオルさんにボーナス狙いではしゃいでいるという騎士団を納得させる為の、模擬戦の場を用意して貰う事になったのが一週間前の事。
そして今は大公領出発予定日の三日前。ついにその模擬戦の時が来た。
私がイリオーデとアルベルトにこの件について話した事をカイルはとても驚いていた。しかし同時に、『アイツ等がいるなら心強いな』と二人の事を歓迎しているようだった。
作戦会議中に一度、ヘブンかアルベルトによって、いっその事色んな人を巻き込むのはどうだろうか。なんて話題が挙がったけれど、私はそれに強く反対した。
元々身内は(カイルを除いて)誰も巻き込みたくなかった。イリオーデとアルベルトに関しては仕方無く、というか私が折れてつい巻き込んでしまっただけだし。
なのでもうこれ以上は誰も巻き込みたくない。師匠はこの事を知っているけど、精霊さんは人間界ではあまり力を使えないようなので、乱入して来たりもしないだろう。
ちなみにカイルもこの事については反対していた。マクベスタに危険な事をして欲しくないらしい。
ナトラは強すぎるから駄目、シュヴァルツは子供だから駄目。と他にも色々と理由をつけてとにかく反対した。
そうやって、水面下で大公領の内乱阻止計画を立てる中。とんでもない朗報が。
何の偶然か……大公領の即位式に皇族代表として私が参列する事になった。
適当な理由をつけて大公領に向かってやろうと思っていたのだが、まさかの公式的理由が。皇帝の名代として行くっていうのが少し癪だけど、まあそれはそれ。これはこれ。
これで、私が大公領に行く事自体は何ら不自然ではない。
私がたまたま大公領を訪れた時に、たまたま大公領が何やかんやで大騒ぎになって、たまたま私がそれに巻き込まれたって、別に不思議ではない。
なので改めて、私が公式的に大公領を訪問する事を前提とした計画に変更・改善する。
ヘブンが日中は忙しいからって、会議をするのは決まって夜中だけど……皆で夜食をつまみながらあーだこーだと話し合うのは、少し楽しかった。
しかし、私は本当に運がいいわ。まさに渡りに船とはこの事を言うのねと思う程都合のいい流れ。これのお陰でカイルが妙案を思いつき、その方向で最終決定し計画を固める事になった程、私の公式的訪問は私達にとって都合が良すぎた。
これならば当初の計画であった『大公領の領民にとっての共通の敵、絶対悪になる』という作戦も可能だと、私達は意気込んだのだ。
そうやって過ぎ去った数ヶ月。
私はあくまでも公式的に訪問する必要がある。大公領までは最低片道一ヶ月はかかるとの事なので、一月の終わり頃に行われる即位式に間に合うよう、私達は余裕をもって十二月中頃に出発する事にした。
フォーロイト帝国は今や真冬も真冬。除雪魔導具を搭載し、かつ寒さに強い馬の引く馬車での移動でなければ長距離移動など成り立たない。
そりゃあ、皇帝もフリードルも行きたがらない訳だ。
話は変わるが、最もこの大公領に反対したのはナトラであった。最初は私がナトラの申し出を断ったからなのだと思ったのだが、違ったのだ。
ナトラもシュヴァルツもマクベスタも、どこからともなく話を聞きつけて突然やって来たハイラも、私の誕生日を祝えない事に不満を漏らしていた。
確かに一月の終わりにある即位式の為に大公領に行くのだから、即位式が普通に行われて終わったとしても、時期的には帰路にて私の誕生日を迎える事になるだろう。
何かと誕生日を祝いたがる皆的には、それが一大事なのだとか。
……まぁ、ハイラやマクベスタに関しては、同行者が男二人だけな事に声を揃えて反対していたけれど。
カイルとスコーピオンとは現地集合という事になっているので、私は護衛のイリオーデと従僕のアルベルトと共に大公領に向かう事になっている。
出来る限り無関係な人は巻き込みたくないのと、私自身が最低限の生活能力がある事を鑑みて、侍女は着いてこなくていい。イリオーデとルティと行ってくるよ。と伝えたのだ。
ハイラとマクベスタが私を心配する気持ちも分かる。だって私はこれでも皇族だし、現皇帝唯一の王女だもの。そんな少人数で刺客に襲われでもしたらどうするのかと、そう思ってるのでしょう。
でもそれに関しては問題無いと思うけどなあ。だって私達三人だけで並大抵の刺客なら対処出来るもの。私もそれなりには戦えるし、何よりイリオーデは剣の天才でアルベルトは諜報部期待の大型新人だ。
寧ろこの最強脳筋ゴリ押しパーティーで対応出来ない程の敵とは……? と首を傾げたくなる。
刺客に襲われたら問答無用で返り討ちにするから安心して、ちゃんと生還するわ! とハイラ達を安心させるのが大変だったな…………。
『ですから男二人な事が問題であって!』
『せめて誰か一人、女性を連れて行け!!』
『それならば私がっ、姫様をそのような危険な場に一ヶ月も居させられません!!』
『貴女は侯爵の仕事があるのでは……!?』
『そんなもの姫様の御体に比べるべくもなく、どうでもいいものです!』
そう繰り返しては全然納得してくれなくて……説得、苦労したなあ。あのままだとずっと話が平行線だったから無理やり話を切り上げただけなんだけどね。てへ。
ちなみに。護衛としてお供の騎士団をつけるとケイリオルさんからも提案されたのだが、人が多ければ多い程進むのに時間がかかるし、正直な所計画の邪魔でしかない。
それにこんな真冬に年を跨ぐ日程の南下旅程なんて騎士団の人達が可哀想だ。なので丁重にお断りした。
『いやいや……流石にそれは。皇族の地方への旅程に護衛の騎士団が伴わないなんて前代未聞です』
『でも要らないものは要らないですし。騎士団の皆様方も、私なぞの護衛の為に寒い中旅なんてしたくないと思いますわ』
『そのような事はありません。騎士団とは皇族を守る為に存在します。騎士とは、そういう存在なのです』
『綺麗事かもしれませんが……真冬には多くの人々がいつも通りの生活が出来ず、中には日銭すらも稼げず生きる為に非行に走り、他者を傷つける者もいます。そういった国民が一人でも減るよう、人々を守りその営みを支える事こそが騎士の役目と私は思います』
『……っ』
何かと私に甘いケイリオルさんでさえも、これには難色を示していた。
騎士が国に忠誠を誓う以上、皇族を守る為に存在するという事に変わりはない。しかし同時に彼等はその皇族に誓うのだ──人々の、ごくありふれた営みの日々を守る事を。
彼等の守るべき対象である皇族が護衛を不要と言っているのだから、騎士達には是非とも国民を守る事に精を出していただきたい。
『それに……このような事、あまり言いたくないのですけれど』
『?』
多分一番説得力のある言葉を放とうと前置いて、首を傾げ頬に手を当てて微笑む。さながらお淑やかな貴族令嬢のように。
『この国の騎士団が──……十把一絡げの騎士達が、私の騎士と従僕より強いとも思えませんし』
その瞬間、部屋に緊張が走った。ケイリオルさんも息を呑んで言葉を失い、私の後ろではイリオーデとアルベルトが何やら嬉しそうに顔を明るくしているみたいだ。私の背中に、彼等の喜びがひしひしと伝わってくる。
それにしても、本当にめちゃくちゃ失礼な事を言ってしまった。でも実際問題、帝国の騎士団にイリオーデやアルベルトと真正面から渡り合える者がどれ程いるのかという話だ。
ぶっちゃけいないと私は思っている。もしいたとしても、皇帝やフリードルの護衛などで忙しいでしょうし、そんな優秀な騎士を私の護衛に回す訳がない。
よって、この結論……うちの子達より強い奴なんかいる? に至ったのだ。
『……くくっ、はは! 確かにそれもそうですね。いやぁ、一本取られてしまった気分です』
楽しそうなケイリオルさんの声が響く。
『ではこうしましょう。ここは一つ騎士団と模擬戦をして、彼等二人のみで王女殿下の護衛足るかを見極めさせて下さい』
『模擬戦ですか』
『はい。そうでもしなければ、王女殿下の護衛隊に選ばれるかも……とはしゃいでいた騎士団の者達が納得しないでしょうし』
騎士団の人達は何をそんなにはしゃいでいたのかしら。もしかして皇族の護衛任務とかってとんでもないボーナスが出るとか?
まあ皇族の護衛任務なんてハイリスクなものが特別賞与無しな訳ないか。夢の一攫千金チャンスだもの、それは誰だってはしゃぐわね。
『分かりました。あ、そうだ。その模擬戦──……』
と、ケイリオルさんにボーナス狙いではしゃいでいるという騎士団を納得させる為の、模擬戦の場を用意して貰う事になったのが一週間前の事。
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