言霊music

わぞー

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マネージャーは・・・

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  ある日の事

「今日は雑誌の取材が一件入っている」

Grave・of・Mariaのマネージャーの斉藤がメンバーに伝える

「「「「はーい」」」」

メンバー皆が了承したのを確認すると

斉藤はパソコンを開き、これからのスケジュールを考える

「うむ・・・」

眼鏡のズレを直し、仕事に戻る。


  出版社に着き、記者が来るまで

今までの雑誌を読み直す

「うわー懐かしい、高校時代に兄貴とよく読んでたな」

アークが懐かしみつつ、自らの青春を思い出す

「お、alchymiaだ」

写真に写ってる彼らは中世の貴族のような豪華な衣装に身を包んでいた

「兄貴は耽美的なバンドが好きだよな」

「俺はどちらかと言うと黒コテの方が好きだなー」

「ラースもalchymia好きなのか?」

マドネスが問いかける

「ああ、たぶん実家にまだ音源あるはず」

「双子でも好みは違うんだな・・・」

ラストルが呟く

「alchymiaのギターのライラ綺麗だよな

本当に女かと思った」

「ライラってドラコ・ドミナのロサ?」

「そうだよ、ドラコ・ドミナのロサとalchymiaのライラは同じ人だよ」

アークが説明する

「お前ら、記者が来たから挨拶しろよ」

マネージャーの一声により、懐かしい話は終わった。


  「「「「お疲れ様でした」」」」

取材が終わり、車に乗る

マネージャーが運転してる時、彼らの青春時代のバンドの話になった

「alchymiaのライラ、ドラコ・ドミナのロサ、ストゥルティのゼノ・・・」

マネージャーが呟く

「あれ、斉藤さんもバンドマンでしたよねその人たちと対バンとかしたんですか?」

マドネスが問いかける

「全部、俺だ」

予想外の答え

「え!?斉藤さんだったの・・・?」

一番驚いたのはラースであった

「だって、俺・・・ライラギャ男・・・だった」

「そうか」

マネージャーの一言が重く感じた一日であった。
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みんなの感想(1件)

花雨
2021.07.27 花雨

続きが気になったのでお気に入り登録させてもらいました(^^) 
私には書けない物語設定なので参考になります。
良かったら私の作品も観てくださいね(^^)//

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