魔王召喚 〜 召喚されし歴代最強 〜

四乃森 コオ

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エルフの森

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「ここがエルフの森か~」

「ここに今回のアタシたちの討伐デビューの餌食になる獲物がいるのね。楽しみだわ」


今回、スズネたちは冒険者ランクがCランクへと昇格したことを受けて、“宿り木”初の討伐クエストに挑むことにしたのだった。
その記念すべき最初の討伐魔獣がいるのが、クエストの依頼主であるエルフ族が住む“エルフの森”である。

今回のクエストの舞台となる“エルフの森”に到着したスズネたち。
以前に訪れたラーニャの師匠である大魔法師マーリンが住む森、通称“魔女の森”とはまた違った雰囲気を感じる。
“魔女の森”が禍々しいオーラで外敵を寄せ付けないようにしているのとは対照的に、“エルフの森”はどこか神聖なオーラによって護られているようであった。


「さぁ、行こうか」


さっそくエルフの森へと足を踏み入れるスズネたち。
そして、目的地であるエルフ族が住まう里に向けて歩みを進めていると一人の青年が前方より現れた。


「冒険者ギルドよりお越しの冒険者パーティの方々でお間違い無いでしょうか?」

「あっ、はい。私たちは冒険者ギルドのモア支部よりクエストを受けてやって来ました冒険者パーティの“宿り木”です。私はリーダーのスズネといいます」


突然現れた青年は、金色の髪をしており、色白で特徴的な長い耳をしている。
それは誰が見てもひと目でエルフ族だと分かる風貌であった。
相手のエルフ族の青年が丁寧な口調であったこともあるが、初めてのエルフ族に緊張してしまったスズネは必要以上に畏まった対応をしたのだった。


「これはこれはご丁寧な挨拶をありがとうございます。ヒト族の冒険者というのはもっと粗暴なものなのかと思っていました」

「いえいえ、すみません。なんか私も緊張しちゃって ─── あの~エルフ族の方ですよね?」

「これは、名乗りもせず失礼しました。私はエルフ族の戦士ダルクと申します。族長からの命により、この度の魔獣討伐をして頂く冒険者の方々をお迎えに参りました。我らがエルフの里までご案内致します」

「わざわざすみません、よろしくお願いします」


エルフ族の戦士ダルクの紳士的な態度と丁寧な言葉遣い、そして何よりもその凜とした佇まいに好感を持ったスズネたちはすっかり安心した様子でダルクからの申し出を受け入れた。
しかし、この時実はダルクの他に二十名にも及ぶ武装したエルフ族の戦士たちに囲まれていたことをクロノ以外のメンバーは誰一人として気づいていないのであった。



◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


エルフ族の戦士ダルクの案内により、無事エルフの里に到着したスズネたち。
そして、その足でそのままエルフ族族長の屋敷を訪れていた。


「すごく立派なお屋敷だね」

「ホント…族長ともなると他の家よりも随分大きいわね」

「また長い話になるのか?暇そうならわっちは寝るぞ」

「ダメっすよラーニャ。それは失礼っすよ」

「静かにしてください。僕たちは遊びに来たわけではないんですからね」


自分たちが想像していた以上のエルフ族の暮らしっぷりに驚きを隠せず興奮するスズネたちといつも通りわちゃわちゃしているラーニャたちの騒がしさを一喝するマクスウェル。
そのひと声により大人しくなるスズネたちなのであった。


「クソ~、マクスウェルのくせに調子に乗りよって ───── 」


メンバーの中で唯一人ラーニャが愚痴を溢したところで、部屋の扉が開かれお付きの者を二人引き連れた男性が入ってきた。


「お待たせして申し訳ない。私がエルフ族族長のモーフィスと申します。この度は我らが里のためにお越し頂きありがとうございます」


他の種族よりも遥かに長寿であるエルフ族はその年齢と比べ見た目が若く見えることで有名であるが、族長であるモーフィスは見るからに年老いていた。
エルフ族が平均して三百年は生きると言われていることから、おそらくモーフィスの年齢もそれに近いものと思われる。
そして、互いに挨拶と軽い紹介を済ませたところで、スズネたちは改めてモーフィスに今回の依頼に関しての詳細を聞くことに。


「それでは族長さん、改めて今回の依頼についてお話を聞いてもいいですか?」

「うむ。我々が“白い魔獣”と呼んでいるその魔獣は、数ヶ月前にある日突然現れ森で暴れ出したのです」

「数ヶ月前からということは、何処かから流れて来たんでしょうかね?」

「それは我々にも分かりません」

「突然現れて暴れ出したってことですけど、実際にはどんな被害が出てるんですか?」

「それはですね・・・」


依頼内容について話をするモーフィスに対し、マクスウェルとミリアが矢継ぎ早に質問する。
急に質問されたからなのか、モーフィスは一瞬目を泳がせ付き人へと視線を向けながら口籠もる。
そして、改めてミリアの質問に答えた。


「それはですね。森に狩りに出た里の者が襲われ怪我をしたり、我々にとって何よりも大切な森を破壊したりということが起こっています。我々としては、いつこの里に来て里の者たちに危害を加えるかと不安に思っているのです」

「それは、みなさん嘸かし不安でしょうね」

「族長さん、みなさんその魔獣のことを“白い魔獣”と呼んでるっすけど、実際どんな特徴をした魔獣なんすか?」


他のメンバーたちに続くようにシャムロムが魔獣の特徴について質問する。
その質問に対して、モーフィスはこれまでに“白い魔獣”と相対した戦士たちの証言を元に得た特徴を話し始めた。


「実際に“白い魔獣”を討伐しに出た戦士団の者たちからの報告を総合したものになりますが ─── 。“白い魔獣”は、その呼び名の通り肌が色白で腰よりも長い白銀の髪をしており、我らがエルフ族の戦士たちでも捉えることが難しいほどのスピードを有しているとのことです。そして、そのスピードを活かして木から木へと高速で移動し遠距離から攻撃をしてくるそうです」


族長から聞いた“白い魔獣”の特徴をまとめるとこうなる。

・色白で長い白銀の髪をしている。
・エルフ族の戦士たちでも目で捉えるのが難しいほどの素早さ。
・遠距離から攻撃してくる。


「見た目はどんな感じなんですか?」

「うむ。長い髪に隠れておりその容姿は分かりかねますが、獣というよりは我々エルフ族や人族に近いようです」

「アタシたちみたいな見た目で、木の上を高速で移動する魔獣 ─── 何よそれ?ロン毛の猿?」


見たことも聞いたこともない“白い魔獣”の特徴に困惑気味のミリア。
他のメンバーたちもそれぞれが想像力を働かせるが、なかなか全体像が掴めずにいた。


「我々も単体の魔獣でしたので、当初それほど脅威になるとは思っておりませんでしたが、なかなか捕えることが出来ず、里の戦士総出で対処しようと試みましたが仕留めきることが出来ませんでした」


数百年にわたり森を守護してきたエルフ族の戦士たちをもってしても仕留めきれない魔獣。
その話を聞いたスズネたちは、自分たちで太刀打ち出来るのか一抹の不安を覚えたのだった。
エルフ族としても可能であれば自分たちだけで始末をつけたかったが、なかなか上手く事が運ばず、里には女子供も多くいるため何か起こってからでは遅いと悩んだ末、冒険者ギルドへ依頼を出したとのことであった。


「簡単なクエストでないことは重々承知しておりますが、何卒宜しくお願い致します」


そう言うとモーフィスは頭を下げた。
そして、それに続く形で付き人の二人も頭を下げたのだった。


「分かりました。最善を尽くします」

「ありがとうございます。そう言って頂けると我々としても心強いです。それで、最後にもう一つお願いがあるのですが ───── 」

「お願いですか?」

「はい。今回の討伐対象である“白い魔獣”なのですが、里にいる者たちも怖がっており安心して森を歩くことが出来ないと申していますので、生け捕りではなく必ず息の根を止めてもらいたいのです」

「「「「「 ・・・・・ 」」」」」


モーフィスからの思いもよらないお願いに言葉を失ってしまったスズネたち。


「それは・・・殺せってことですか?」

「はい、その通りです。生け捕りでは、何が起きてまたこの森に戻ってくるか分かりませんので・・・。確実に殺してください」


これまでにないほど語気を強めるモーフィス。
そのあまりの圧力に気押されしてしまうスズネたち。
しかし、ここまで来て断るわけにもいかず、少し違和感を感じながらもこのお願いを承諾したのだった。


─────────────────────────


「それでは“白い魔獣”の討伐、宜しくお願い致します。あと、クエスト中は里にある空き家をご用意しましたので、そちらを自由にお使いください」

「はい。わざわざありがとうございます」


こうしてスズネたちは今回のクエスト中、エルフの里にある空き家で過ごすこととなった。
この申し出はスズネたちにとって有り難いことであった。
毎日エルフの里を訪れ、情報収集や調査・探索をするのは時間効率を考えた時に無駄が多いからである。


「ダルク、入れ」


モーフィスの呼び掛けに応えるように部屋の扉が開かれると、そこにはスズネたちを里まで案内してくれたエルフ族の戦士ダルクの姿があった。


「失礼します」


入室したダルクはモーフィスの付き人たちの隣に並んだ。
そして、スズネたちはモーフィスから改めてダルクを紹介される。


「里にご滞在の間はこちらにおりますダルクが皆様のお世話をさせて頂きます。何かご用がありましたら何なりとお申し付けください」

「はい。何から何までありがとうございます。ダルクさんもよろしくお願いしますね」


その後、スズネたちはモーフィスから招待を受けて夕食を共にし、ダルクの案内の下用意された空き家へと場所を移し、翌日に向けて準備を進めていた。
そして、スズネたちは翌日からの方針について話し合うことに。
その中で今日会った族長モーフィスや付き人たちの態度や挙動に関して違和感を感じたという話になる。


「それにしても何か変な感じがするわね」

「変な感じ?」

「それは僕も感じています。正体不明の魔獣が森にいるというのに、どこか落ち着いているような ───── 」

「そうそう。何か危機感みたいなものがなくて、口ではああ言ってたけど里が襲われることはないと思ってるように感じたわ」

「ウチは必ず殺してほしいってところに違和感を感じたっす」

「それはわっちも思ったのじゃ・・・そこだけ必死になって語気を強めておったからのう」


それぞれが今回のクエストに関しての違和感を口にする。
何かある ─── そんな思いがスズネたちの中に生じるが、当然それが何なのか現状では分かり得ない。
自分たちが感じている違和感の正体が分からずスズネたちが口籠もっていると、それまで黙って状況を見守っていたクロノが口を開いた。


「そんなどうしようもないことに頭を悩ませてどうすんだ?分かんねぁもんはいくら考えても分かんねぁよ。そんなことよりも今出来ることを考えたらどうだ」

「そ…それもそうだね。何かあるかもしれないけど、それは一旦置いておいて今自分たちに出来ることをやろう」


クロノの言葉により、それまで捉われていたいた違和感を一旦置いておき、前を向くことにしたスズネたち。
そんなスズネたちに対してクロノが話を続ける。


「でも注意はしておけよ。俺たちはずっと監視されているからな」

───── !? !? !? !? !? ─────── 


自分たちが監視されているという衝撃の事実に驚きを隠せないスズネたち。


「えっ!?監視って、今?誰に監視されてんのよ」


慌てた様子でミリアが声を荒げる。
そんなミリアからの問いにクロノが冷静に答える。


「落ち着け。今のところ何か仕掛けてくるような様子はない。監視しているのはエルフ族だ。この森に入りダルクって奴が現れた時から、族長の屋敷、そして今現在に至るまでずっと監視されている」

「何よそれ。アタシたちを信用してないってこと?」

「まぁ~普段他種族との交流を制限しているエルフ族ですからね、警戒されていても不思議はないとは思いますが ───── 」


モーフィスたちに感じた違和感。
森に入ってから常に監視されている状況。
なんとなくきな臭い様相を呈してきた今回のクエストではあるが、考えてもまとまらない答えを無理に探すよりも、明日からの活動に集中しようということで話がまとまる。

こうして、スズネたちは翌日より本格的に調査を開始することにしたのだった。


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