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魔神現る
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ドーーーーーーーーーーン!!!!!
「イッヒッヒッヒッヒッ。とーーーちゃーーーーーく」
何者かの飛来によって落下箇所に立ち並んでいた木々が軒並み倒され、その中でゆっくりと立ち上がったその者に向かって真っ直ぐに陽の光が差し込む。
当然その場にいた者たちは何が起こったのか理解することが出来ず、ただただ光の中で笑う人物に目を奪われていた。
「なっ・・・」
「何が起きたんだ?隕石でも落ちてきたのか?」
「分からない。ただ“赤い何か”が落下してきているのは見えた」
「俺には何か笑い声のようなものが聞こえたぞ」
「なんだって!?人が落ちてきたということか」
ガウェインたちの戦いを静観していた騎士たちにもその瞬間は当然見えており、戦地には正体不明の落下物についての憶測が飛び交っていた。
「おいおい、アレは何だ?」
「ガウェイン殿、新手か?ここにきて敵の増援となると少々厄介であるぞ」
「ああ、分かってる。敵か…味方か…」
目の前に現れた人物の姿にガウェインとガラハットも他と同様の反応をみせつつ、相手の動きが分からない以上警戒だけは緩めないように努めていた。
一方、獣王国軍にとってもこの出来事は不測の事態であり、ゼリックから聞かされていた作戦にも無いその状況に彼らもまた困惑していたのだった。
「何?何?何?あんなもの聞いてないんだけど…。はぁ~なんか面倒臭い気配がするなぁ~…」
「まぁ~まぁ~まぁ~、何が~飛んで~来たの~?敵の~増援~かしら~」
「フンッ。誰が来ようと関係ない。我が最強の一撃を受けよ ───── 火炎の咆哮!!」
ヴォガァーーーーー!! ──────── 。
渾身の一撃。
突然の来訪者に周囲の者たちが目を奪われていた中、そんなことなどお構い無しにドランは激しく燃え盛る轟砲をガウェインたちに向けてぶっ放す。
「あの野郎…撃ってきやがった」
「どうする?ガウェイン殿。あれだけの威力、受け止めることなど出来ぬぞ」
「そんなこと分かってる。俺たち二人の全力で何とか被害を最小限に抑えるしかねーだろ」
「であるな。心得た!それでは参ろうぞ!!」
「オウ!!」
覚悟を決めたガウェインとガラハット。
放たれた攻撃に向かって一斉に走り出す。
はっきり言って二人がかりでもどうなるかは分からない。
そして、あの威力の攻撃を正面から受ければいくら十二の剣の二人とはいえどただでは済まないだろう。
それでも王国を守護する者として引くことは許されない。
そんな二人の勇姿を見守ることしか出来ない騎士たちは、ただただ自分たちの団長の無事と奇跡を祈るのであった。
「はぁ~~~~~、いい~匂い~~~。いっただきま~~~~~す」
ガブッ。
ガブガブッ。
ガブガブガブガブガブガブッ。
──────── フッ。
目の前から炎が消えた。
冗談でも何でもなく言葉の通り消えたのだ。
その場にいた者たちは一人残らず自身の目を疑い、言葉を発さぬその口は無様に開き続ける。
「 ──────── は?」
「これは…何事であろうか…」
ようやく言葉を発したのは炎に向かって駆け出していた二人の団長であった。
しかし、目の前でそれを目撃した彼らでさえも何が起きたのかを理解することは出来なかった。
ムシャムシャムシャムシャ。
ムシャムシャムシャムシャ。
唖然とした表情をして呆然と立ち尽くす彼らの前では、年若いオレンジの髪色をした少女が口元をモグモグさせながら満足そうな表情を浮かべている。
“何か”をしたのは間違いなく彼女だ。
いや、“何か”ではない ───── “喰べた”のだ。
あのドランが放った轟砲を余すことなく喰べ尽くしたのだ。
そう説明しても恐らく誰も信じはしないだろう。
しかし、事実としてそれは今目の前で起きている。
眼前で咀嚼を続ける少女の姿を眺めながらガウェインとガラハットの両名は未だに信じることが難しいその事実を必死に受け入れようとしていた。
「して、彼女はいったい何者か?」
「さぁ~な、ドランの攻撃を喰ったところを見ると敵ではなさそうだが・・・。今はあの子が味方であることを願うしかねーな」
そうして突如として現れた少女に両軍が目を奪われていると、少女の飛来より遅れること数分、一人の男が少女目掛けて上空より降りてきたのだった。
「カルラ様~~~」
「うん?」
「ちょっと~置いて行かないでくださいよ~」
「あーーー、フリット。も~う、来るのが遅いよー。あまりにも遅いからカルラ先に喰べちゃったもんね」
「いやいや…カルラ様以外に誰も喰べないですよ…」
「えーーーそうなの?美味しいのになぁ~」
どうやら少女の名前は『カルラ』というらしい。
遅れてきた男はお付きの者だろうか。
年齢的には明らかに男の方が上であろうに、どちらかといえば少女の方がフランクに接しているように見受けられる。
そんな二人のやり取りを周囲の者たちが警戒しつつ見守っていると、ガウェインがポツリと言葉を漏らす。
「おい、今“カルラ”って言ったか?」
「ん?ガウェイン殿はあの少女を知っておるのか?」
「いや、本人を見たのは今日が初めてだ」
「それで、彼女はいったい何者であるか?」
「ガラハット、お前もこの戦争においてこちらの戦力に冒険者が含まれていることは知っているな。そして、今回俺たち聖騎士団と同じ本軍に配置されているのが『トライデント』と『ローズガーデン』っていうSランククランの連中だ」
「うむ。冒険者ギルドに所属している中で五つしかおらぬという最上位のクランであろう。ガルディア王国において我ら聖騎士団と並ぶ最高戦力と聞き及んでおる」
「そうだ。そんでもって俺の記憶が正しければ、そのSランククランの一角を担う『焔』のリーダーの名前が今俺たちの目の前にいる少女と同じ“カルラ”だったはずだ」
「何っ!?それは誠か?」
思いもよらぬ味方の登場。
どうやったのかは分からないが、目の前の少女はドランの攻撃を無力化することが出来る。
これはまさに千載一遇のチャンスである。
「おい!お前ら。ここに来たのは偶然か?それとも援軍か?」
戦場のど真ん中で立ち話を続けるカルラたちに向かってガウェインが叫ぶ。
その声に反応したカルラはこれまた予想外の言葉を言い放つ。
「うん?お前…誰?カルラに何か用?今カルラ超~~~忙しいんだけど。灰にしてやろうか?」
「カルラ様、お待ちください。彼は確かガルディア王国第四聖騎士団団長のガウェインですよ。そして、今ここは戦地の真っ只中のようです」
「へぇ~。何?今って戦争してんの?」
「いや、何回も言いましたよね?獣王国ビステリアとの戦争が始まるって。冒険者ギルドからも招集がかかってるって。何回も言いましたよ。それを興味が無いと言って拒否したのに、急に飛び出して行ったかと思えば、まさかこんな所に来るなんて・・・」
「だっ…だってしょうがないじゃん。なんかこう凄く香ばしい香りがしたんだもん!そんなことされたらカルラ行くしかないじゃん!!」
いったい何の話をしているのやら・・・。
まるでワガママを言う少女とそれを諌める保護者のよう。
それは全くもって戦場には似つかわしくない光景であった。
「それで、お前らは援軍と考えていいのか?」
「うん?なんで?カルラはただお腹が空いて来ただけだよ?それなのにどうしてカルラが手伝うの?ねぇ~フリット、あいつバカなの?殺す?灰にしていい?」
「ダメに決まってるでしょ。はぁ~、偶然とはいえ勝手に戦場に介入してしまったことは謝罪します。しかし、先ほどカルラ様が仰った通りここに来たのは単なる偶然です。我々にこれ以上場を荒らすつもりはありません」
カルラに代わって謝罪するフリット。
深々と頭を下げて精一杯の謝意を示す。
そして、フリットがカルラの手を引きその場を離れようとしたその時 ──────── 。
「あーーーーー!!!」
突然の大声が戦場に響き渡る。
声の主はカルラである。
いったい今度は何を言い出すのか。
「ガ…ガウェ…」
「ガウェインです」
「そうそう!それそれ!あんたに聞きたいんだけど、アレって喰べてもいいの?カルラ、アレも喰べたい!!」
カルラが指差した先にあったもの。
それはドランによって作られた炎の壁。
アーサーとの分断を余儀なくされた原因ともいえる忌々しい存在。
《あの壁を喰べる?いや、でも実際にあいつは炎を喰べた。あの壁さえ無くなればアーサー様と合流も出来る。そうすれば、今のこの状況を打破することも可能か…》
カルラの言葉を聞いて瞬く間に思考を巡らせて一つの答えへと至ったガウェインは嬉しそうに声を張り上げる。
「ああ、もちろんだ!好きなだけ喰ってくれ!!」
「アハ~~~~~。話の分かる奴、カルラだーーーい好き!!それじゃ、い~ただ~きま~~~~~す」
そう言うと、カルラは一目散に炎の壁へと駆け寄りムシャムシャと喰べ始めたのであった。
「イッヒッヒッヒッヒッ。とーーーちゃーーーーーく」
何者かの飛来によって落下箇所に立ち並んでいた木々が軒並み倒され、その中でゆっくりと立ち上がったその者に向かって真っ直ぐに陽の光が差し込む。
当然その場にいた者たちは何が起こったのか理解することが出来ず、ただただ光の中で笑う人物に目を奪われていた。
「なっ・・・」
「何が起きたんだ?隕石でも落ちてきたのか?」
「分からない。ただ“赤い何か”が落下してきているのは見えた」
「俺には何か笑い声のようなものが聞こえたぞ」
「なんだって!?人が落ちてきたということか」
ガウェインたちの戦いを静観していた騎士たちにもその瞬間は当然見えており、戦地には正体不明の落下物についての憶測が飛び交っていた。
「おいおい、アレは何だ?」
「ガウェイン殿、新手か?ここにきて敵の増援となると少々厄介であるぞ」
「ああ、分かってる。敵か…味方か…」
目の前に現れた人物の姿にガウェインとガラハットも他と同様の反応をみせつつ、相手の動きが分からない以上警戒だけは緩めないように努めていた。
一方、獣王国軍にとってもこの出来事は不測の事態であり、ゼリックから聞かされていた作戦にも無いその状況に彼らもまた困惑していたのだった。
「何?何?何?あんなもの聞いてないんだけど…。はぁ~なんか面倒臭い気配がするなぁ~…」
「まぁ~まぁ~まぁ~、何が~飛んで~来たの~?敵の~増援~かしら~」
「フンッ。誰が来ようと関係ない。我が最強の一撃を受けよ ───── 火炎の咆哮!!」
ヴォガァーーーーー!! ──────── 。
渾身の一撃。
突然の来訪者に周囲の者たちが目を奪われていた中、そんなことなどお構い無しにドランは激しく燃え盛る轟砲をガウェインたちに向けてぶっ放す。
「あの野郎…撃ってきやがった」
「どうする?ガウェイン殿。あれだけの威力、受け止めることなど出来ぬぞ」
「そんなこと分かってる。俺たち二人の全力で何とか被害を最小限に抑えるしかねーだろ」
「であるな。心得た!それでは参ろうぞ!!」
「オウ!!」
覚悟を決めたガウェインとガラハット。
放たれた攻撃に向かって一斉に走り出す。
はっきり言って二人がかりでもどうなるかは分からない。
そして、あの威力の攻撃を正面から受ければいくら十二の剣の二人とはいえどただでは済まないだろう。
それでも王国を守護する者として引くことは許されない。
そんな二人の勇姿を見守ることしか出来ない騎士たちは、ただただ自分たちの団長の無事と奇跡を祈るのであった。
「はぁ~~~~~、いい~匂い~~~。いっただきま~~~~~す」
ガブッ。
ガブガブッ。
ガブガブガブガブガブガブッ。
──────── フッ。
目の前から炎が消えた。
冗談でも何でもなく言葉の通り消えたのだ。
その場にいた者たちは一人残らず自身の目を疑い、言葉を発さぬその口は無様に開き続ける。
「 ──────── は?」
「これは…何事であろうか…」
ようやく言葉を発したのは炎に向かって駆け出していた二人の団長であった。
しかし、目の前でそれを目撃した彼らでさえも何が起きたのかを理解することは出来なかった。
ムシャムシャムシャムシャ。
ムシャムシャムシャムシャ。
唖然とした表情をして呆然と立ち尽くす彼らの前では、年若いオレンジの髪色をした少女が口元をモグモグさせながら満足そうな表情を浮かべている。
“何か”をしたのは間違いなく彼女だ。
いや、“何か”ではない ───── “喰べた”のだ。
あのドランが放った轟砲を余すことなく喰べ尽くしたのだ。
そう説明しても恐らく誰も信じはしないだろう。
しかし、事実としてそれは今目の前で起きている。
眼前で咀嚼を続ける少女の姿を眺めながらガウェインとガラハットの両名は未だに信じることが難しいその事実を必死に受け入れようとしていた。
「して、彼女はいったい何者か?」
「さぁ~な、ドランの攻撃を喰ったところを見ると敵ではなさそうだが・・・。今はあの子が味方であることを願うしかねーな」
そうして突如として現れた少女に両軍が目を奪われていると、少女の飛来より遅れること数分、一人の男が少女目掛けて上空より降りてきたのだった。
「カルラ様~~~」
「うん?」
「ちょっと~置いて行かないでくださいよ~」
「あーーー、フリット。も~う、来るのが遅いよー。あまりにも遅いからカルラ先に喰べちゃったもんね」
「いやいや…カルラ様以外に誰も喰べないですよ…」
「えーーーそうなの?美味しいのになぁ~」
どうやら少女の名前は『カルラ』というらしい。
遅れてきた男はお付きの者だろうか。
年齢的には明らかに男の方が上であろうに、どちらかといえば少女の方がフランクに接しているように見受けられる。
そんな二人のやり取りを周囲の者たちが警戒しつつ見守っていると、ガウェインがポツリと言葉を漏らす。
「おい、今“カルラ”って言ったか?」
「ん?ガウェイン殿はあの少女を知っておるのか?」
「いや、本人を見たのは今日が初めてだ」
「それで、彼女はいったい何者であるか?」
「ガラハット、お前もこの戦争においてこちらの戦力に冒険者が含まれていることは知っているな。そして、今回俺たち聖騎士団と同じ本軍に配置されているのが『トライデント』と『ローズガーデン』っていうSランククランの連中だ」
「うむ。冒険者ギルドに所属している中で五つしかおらぬという最上位のクランであろう。ガルディア王国において我ら聖騎士団と並ぶ最高戦力と聞き及んでおる」
「そうだ。そんでもって俺の記憶が正しければ、そのSランククランの一角を担う『焔』のリーダーの名前が今俺たちの目の前にいる少女と同じ“カルラ”だったはずだ」
「何っ!?それは誠か?」
思いもよらぬ味方の登場。
どうやったのかは分からないが、目の前の少女はドランの攻撃を無力化することが出来る。
これはまさに千載一遇のチャンスである。
「おい!お前ら。ここに来たのは偶然か?それとも援軍か?」
戦場のど真ん中で立ち話を続けるカルラたちに向かってガウェインが叫ぶ。
その声に反応したカルラはこれまた予想外の言葉を言い放つ。
「うん?お前…誰?カルラに何か用?今カルラ超~~~忙しいんだけど。灰にしてやろうか?」
「カルラ様、お待ちください。彼は確かガルディア王国第四聖騎士団団長のガウェインですよ。そして、今ここは戦地の真っ只中のようです」
「へぇ~。何?今って戦争してんの?」
「いや、何回も言いましたよね?獣王国ビステリアとの戦争が始まるって。冒険者ギルドからも招集がかかってるって。何回も言いましたよ。それを興味が無いと言って拒否したのに、急に飛び出して行ったかと思えば、まさかこんな所に来るなんて・・・」
「だっ…だってしょうがないじゃん。なんかこう凄く香ばしい香りがしたんだもん!そんなことされたらカルラ行くしかないじゃん!!」
いったい何の話をしているのやら・・・。
まるでワガママを言う少女とそれを諌める保護者のよう。
それは全くもって戦場には似つかわしくない光景であった。
「それで、お前らは援軍と考えていいのか?」
「うん?なんで?カルラはただお腹が空いて来ただけだよ?それなのにどうしてカルラが手伝うの?ねぇ~フリット、あいつバカなの?殺す?灰にしていい?」
「ダメに決まってるでしょ。はぁ~、偶然とはいえ勝手に戦場に介入してしまったことは謝罪します。しかし、先ほどカルラ様が仰った通りここに来たのは単なる偶然です。我々にこれ以上場を荒らすつもりはありません」
カルラに代わって謝罪するフリット。
深々と頭を下げて精一杯の謝意を示す。
そして、フリットがカルラの手を引きその場を離れようとしたその時 ──────── 。
「あーーーーー!!!」
突然の大声が戦場に響き渡る。
声の主はカルラである。
いったい今度は何を言い出すのか。
「ガ…ガウェ…」
「ガウェインです」
「そうそう!それそれ!あんたに聞きたいんだけど、アレって喰べてもいいの?カルラ、アレも喰べたい!!」
カルラが指差した先にあったもの。
それはドランによって作られた炎の壁。
アーサーとの分断を余儀なくされた原因ともいえる忌々しい存在。
《あの壁を喰べる?いや、でも実際にあいつは炎を喰べた。あの壁さえ無くなればアーサー様と合流も出来る。そうすれば、今のこの状況を打破することも可能か…》
カルラの言葉を聞いて瞬く間に思考を巡らせて一つの答えへと至ったガウェインは嬉しそうに声を張り上げる。
「ああ、もちろんだ!好きなだけ喰ってくれ!!」
「アハ~~~~~。話の分かる奴、カルラだーーーい好き!!それじゃ、い~ただ~きま~~~~~す」
そう言うと、カルラは一目散に炎の壁へと駆け寄りムシャムシャと喰べ始めたのであった。
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