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第二部
@20 空を飛ぶ
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中国語と英語によるアナウンスのあとに、訛りのある日本語がスピーカーから流れてきた。
「人民航空3007便にご搭乗いただきありがとうございます。本機はまもなく離陸します。安全帯を締めてお待ち下さい」
ノックのあとに扉が開き、若い服務員が入ってきた。彼はシートベルトの締め方や緊急時の流れを説明した。
僕とユヅハは案内通りにソファに座りベルトを締めた。
服務員が去ると中華人民共和国の国歌(義勇軍進行曲)のメロディが流れてきた。出発の合図だろう。高音と低音が混ざった航空機独特のエンジン音が鳴り響き、身体がソファに押し付けられた。外を見ずともすさまじい速度で飛行機が滑走しているのがわかる。
小窓から見える景色は横縞のようにぼやけ、一瞬重力が軽くなった。離陸したのだ。数百トンの鋼鉄は科学という人間の独占物によって空を飛ぶことが許された。
しばらくして揺れが安定するとまた服務員が入ってきた。
「お疲れさまです、もう安全帯を外しても大丈夫ですよ」
彼は高級そうなワイン瓶とグラスを持っていた。
「赤ワインでよろしいですか?」
僕はユヅハの方を向く。彼女は小さく頷いた。
「ではお楽しみください」
彼は丁寧にボトルとグラスを机に置いた。ボトルとグラスはピタッと机に吸い付いた。揺れがあっても倒れないように磁力で細工でもしてあるのだろう。
「ワイン、飲む?」
服務員が去ったのを見たユヅハが言う。
「ああそうだな。せっかくだ、頂こう」
もうお互いに十八歳だ。法的にも飲酒は問題ない。僕は二つのグラスにそこそこに冷えたワインを注いだが、手を伸ばしたユヅハからグラスを遠ざけた。
「酔ってしまう前に聞いておきたい。聞かないでここまで着いてきた僕も僕なんだが…どのように親と絶縁をするつもりだい? そう簡単に話を聞く相手だとは思えない」
避けられない質問だ。
「絶縁をするだけなら日本から申請をするだけでもできる」
成年者になったユヅハにはその権利があるはずだ。じゃあなぜ中国に? そう浮かび上がる僕の疑問を遮るようにユヅハは手を前に突き出した。
「…気持ちの整理をつけたい。そのためには顔を合わせる必要がある」
僕は何となくその気持ちを理解できる気がした。
「でも説得できる自信が?」
僕は尋ねる。
「FRCに古い友人がいる。彼女に手伝ってもらい…場合によっては君に仲介人になって欲しい」
「わかった。最善を尽くす」
こういった場面ではっきりと成功させると言い切れないのが僕の悪いところだ。自分に自信がない。
「…成功を祈ろう」
ユヅハにグラスを渡す。
「乾杯」
「ああ、乾杯」
僕たちはグラスを高く掲げ、一気に飲み干した。喉が温まり、身体が火照る。味はよくわからない。きっと良いものなのだろうが、慣れない味だった。
「これは…美味しいのかな?」
「わからない」
ユヅハは即答したが、既に二杯目を注いでいた。僕はそれが何だか面白くて笑ってしまった。きっとアルコールのせいだ。
ユヅハは酒に強かった。彼女は夏場に飲む冷水のようにワインを飲み干し、早くもタブレットで次の酒を注文していた。
「コズも何か飲む?」
僕は弱々しく首を振った。僕はまだ三杯目だったが、このペースで飲んだら朝食を吐いてしまいそうだった。この調子だと昼食の機内食も食べられそうにない。
二人とも顔が赤くなってきた頃、せっかくの機会だと僕はソファにもたれながらこう尋ねた。
「そうだ、僕はまだ君の過去をよくは知らない」
ろれつが回らなかったが僕は続ける。
「君についてもっと知りたい」
本心だ。僕は目の前の彼女にとても興味があった。跳ねた赤茶色の短髪、遠くを見るような眼、六本指の義手(ひだりて)、組まれた脚、見た目だけでも十分に特徴的だが、僕は彼女の内面にも興味がある。彼女の家で教えてもらったことだけでは足りない。
ユヅハはじっと僕の目を見ながらワイングラスを揺らした。その眼は何から話すか考えているようにも見えたし、僕の真意を見定めようとしているようにも見えた。
「話したくないことは話さなくていいさ、これは僕の勝手な興味だ」
彼女はグラスを机に置いて一息ついた。
「…家がまるまる買える値段もする出産パッケージの商品として、米国製の人工子宮で私は産まれた。親は黒髪を注文したみたいだけど多分どこかで失敗があった」
彼女は自分の髪を指差した。ここまでは前に話してもらったことだ。彼女は遺伝子編集の解禁されているスイスで産まれた。
「日本でしばらく過ごして、小学二年生の頃に親の仕事で中国に渡った。あっちの学校は忙しかった。毎日死ぬ気で勉強をした。親がそうすれば将来幸福になれるって言っていたから。でも悪いことばかりじゃなかった。翌年、学校の外で友達ができた。彼女は私に色々教えてくれた。煙草も彼女に教わったし、親に従うばかりが人生ではないとも教えてくれた。それからすぐに学校の成績が落ちた。学校に通うよりも、勉強よりも彼女と遊ぶ方がずっと楽しかったから」
「父さんは私が思い通りに育たずに、勉学よりも悪友と遊ぶことに楽しみを覚えることに怒った。そして…私を鞭で殴った」
ユヅハは顔を逸らしながらそう言った。彼女の父親は彼女にまったく自由を与えなかったのだ。僕は気分が悪くなったが、それを抑えて話の続きを聞いた。
「段々彼女と過ごす時間が増えていった」
彼女の友人の話だ。ユヅハはまた義手への換装の話をしてくれた。さっきまでと打って変わって誇らしげだった。ユヅハの酒に手を伸ばす頻度は段々と増え、最終的には飲みながら話していた。酒は彼女を饒舌にした。
「中学に入ると同時に、政情が不安定になった中国から私を逃すように両親は私を日本の親戚のもとに送った。でもそれは表向きの理由だと思う。多分私を避けようとしていた」
僕たちが小学生の頃は中国で政権をめぐる紛争があった頃だ。あっちでは毎日のようにテロや衝突が起こっていた。彼女の親にとってはユヅハを追放するちょうど良い理由だったのだろう。
「高校に入った。環華人民銀行の幹部の娘ということで学校はかなり便宜を図ってくれた」
彼女が学園であれほどの自由が許されていた理由だ。ユヅハの父は環華人民銀行の幹部、しかし学校は全面的にフィネコン社と提携している。フィネコン社としても学校としても敏感な生徒だっただろう。
「───大体こんなとこ、ひどい人生だと思う?」
酒で頬の赤くなったユヅハは尋ねる。僕は迷ったが、首を横に振った。確かに彼女の過去は痛みに満ちている。しかしこれからどうにかすることだってできるはずだ。そのために僕はここにいる。
「正解。中国で親友ができた。そして今は君と出会えた」
ユヅハはそう言って、ほとんど見せないような笑顔を顔に浮かべた。
僕も顔がほころぶのを抑えられなかった。彼女に認めてもらえたことがこんなに嬉しいと思ってもいなかった。
「私も君の話が聞きたい」
ユヅハは僕に飲みかけのカクテルを渡し、僕はそれで口を湿らせた。
平凡な人生だ。悲劇でも喜劇でもない退屈な時間。それが僕の人生のほとんどを構成している。
僕はとりあえずと一通りのことを話した。小さい頃に父親が居なくなり、母親とはほとんど口も効かない。そしてユヅハのような語れるほどの友人もいなかった。誰かと小さい頃に一緒に遊んだりはしたが今は顔も名前も思い出せない。高校に入ってからは経馬ぐらいとしか関わっていない。
「…僕が居なくなったとしても誰も気にも留めないさ」
口には出さなかった。ユヅハに聞かせたくなかったから。僕は、彼女の前では前向きで模範的な親友でありたかった。
僕は彼女といくつか共通点がある。その一つはお互いに良い友人を手に入れたことだ。
「人民航空3007便にご搭乗いただきありがとうございます。本機はまもなく離陸します。安全帯を締めてお待ち下さい」
ノックのあとに扉が開き、若い服務員が入ってきた。彼はシートベルトの締め方や緊急時の流れを説明した。
僕とユヅハは案内通りにソファに座りベルトを締めた。
服務員が去ると中華人民共和国の国歌(義勇軍進行曲)のメロディが流れてきた。出発の合図だろう。高音と低音が混ざった航空機独特のエンジン音が鳴り響き、身体がソファに押し付けられた。外を見ずともすさまじい速度で飛行機が滑走しているのがわかる。
小窓から見える景色は横縞のようにぼやけ、一瞬重力が軽くなった。離陸したのだ。数百トンの鋼鉄は科学という人間の独占物によって空を飛ぶことが許された。
しばらくして揺れが安定するとまた服務員が入ってきた。
「お疲れさまです、もう安全帯を外しても大丈夫ですよ」
彼は高級そうなワイン瓶とグラスを持っていた。
「赤ワインでよろしいですか?」
僕はユヅハの方を向く。彼女は小さく頷いた。
「ではお楽しみください」
彼は丁寧にボトルとグラスを机に置いた。ボトルとグラスはピタッと机に吸い付いた。揺れがあっても倒れないように磁力で細工でもしてあるのだろう。
「ワイン、飲む?」
服務員が去ったのを見たユヅハが言う。
「ああそうだな。せっかくだ、頂こう」
もうお互いに十八歳だ。法的にも飲酒は問題ない。僕は二つのグラスにそこそこに冷えたワインを注いだが、手を伸ばしたユヅハからグラスを遠ざけた。
「酔ってしまう前に聞いておきたい。聞かないでここまで着いてきた僕も僕なんだが…どのように親と絶縁をするつもりだい? そう簡単に話を聞く相手だとは思えない」
避けられない質問だ。
「絶縁をするだけなら日本から申請をするだけでもできる」
成年者になったユヅハにはその権利があるはずだ。じゃあなぜ中国に? そう浮かび上がる僕の疑問を遮るようにユヅハは手を前に突き出した。
「…気持ちの整理をつけたい。そのためには顔を合わせる必要がある」
僕は何となくその気持ちを理解できる気がした。
「でも説得できる自信が?」
僕は尋ねる。
「FRCに古い友人がいる。彼女に手伝ってもらい…場合によっては君に仲介人になって欲しい」
「わかった。最善を尽くす」
こういった場面ではっきりと成功させると言い切れないのが僕の悪いところだ。自分に自信がない。
「…成功を祈ろう」
ユヅハにグラスを渡す。
「乾杯」
「ああ、乾杯」
僕たちはグラスを高く掲げ、一気に飲み干した。喉が温まり、身体が火照る。味はよくわからない。きっと良いものなのだろうが、慣れない味だった。
「これは…美味しいのかな?」
「わからない」
ユヅハは即答したが、既に二杯目を注いでいた。僕はそれが何だか面白くて笑ってしまった。きっとアルコールのせいだ。
ユヅハは酒に強かった。彼女は夏場に飲む冷水のようにワインを飲み干し、早くもタブレットで次の酒を注文していた。
「コズも何か飲む?」
僕は弱々しく首を振った。僕はまだ三杯目だったが、このペースで飲んだら朝食を吐いてしまいそうだった。この調子だと昼食の機内食も食べられそうにない。
二人とも顔が赤くなってきた頃、せっかくの機会だと僕はソファにもたれながらこう尋ねた。
「そうだ、僕はまだ君の過去をよくは知らない」
ろれつが回らなかったが僕は続ける。
「君についてもっと知りたい」
本心だ。僕は目の前の彼女にとても興味があった。跳ねた赤茶色の短髪、遠くを見るような眼、六本指の義手(ひだりて)、組まれた脚、見た目だけでも十分に特徴的だが、僕は彼女の内面にも興味がある。彼女の家で教えてもらったことだけでは足りない。
ユヅハはじっと僕の目を見ながらワイングラスを揺らした。その眼は何から話すか考えているようにも見えたし、僕の真意を見定めようとしているようにも見えた。
「話したくないことは話さなくていいさ、これは僕の勝手な興味だ」
彼女はグラスを机に置いて一息ついた。
「…家がまるまる買える値段もする出産パッケージの商品として、米国製の人工子宮で私は産まれた。親は黒髪を注文したみたいだけど多分どこかで失敗があった」
彼女は自分の髪を指差した。ここまでは前に話してもらったことだ。彼女は遺伝子編集の解禁されているスイスで産まれた。
「日本でしばらく過ごして、小学二年生の頃に親の仕事で中国に渡った。あっちの学校は忙しかった。毎日死ぬ気で勉強をした。親がそうすれば将来幸福になれるって言っていたから。でも悪いことばかりじゃなかった。翌年、学校の外で友達ができた。彼女は私に色々教えてくれた。煙草も彼女に教わったし、親に従うばかりが人生ではないとも教えてくれた。それからすぐに学校の成績が落ちた。学校に通うよりも、勉強よりも彼女と遊ぶ方がずっと楽しかったから」
「父さんは私が思い通りに育たずに、勉学よりも悪友と遊ぶことに楽しみを覚えることに怒った。そして…私を鞭で殴った」
ユヅハは顔を逸らしながらそう言った。彼女の父親は彼女にまったく自由を与えなかったのだ。僕は気分が悪くなったが、それを抑えて話の続きを聞いた。
「段々彼女と過ごす時間が増えていった」
彼女の友人の話だ。ユヅハはまた義手への換装の話をしてくれた。さっきまでと打って変わって誇らしげだった。ユヅハの酒に手を伸ばす頻度は段々と増え、最終的には飲みながら話していた。酒は彼女を饒舌にした。
「中学に入ると同時に、政情が不安定になった中国から私を逃すように両親は私を日本の親戚のもとに送った。でもそれは表向きの理由だと思う。多分私を避けようとしていた」
僕たちが小学生の頃は中国で政権をめぐる紛争があった頃だ。あっちでは毎日のようにテロや衝突が起こっていた。彼女の親にとってはユヅハを追放するちょうど良い理由だったのだろう。
「高校に入った。環華人民銀行の幹部の娘ということで学校はかなり便宜を図ってくれた」
彼女が学園であれほどの自由が許されていた理由だ。ユヅハの父は環華人民銀行の幹部、しかし学校は全面的にフィネコン社と提携している。フィネコン社としても学校としても敏感な生徒だっただろう。
「───大体こんなとこ、ひどい人生だと思う?」
酒で頬の赤くなったユヅハは尋ねる。僕は迷ったが、首を横に振った。確かに彼女の過去は痛みに満ちている。しかしこれからどうにかすることだってできるはずだ。そのために僕はここにいる。
「正解。中国で親友ができた。そして今は君と出会えた」
ユヅハはそう言って、ほとんど見せないような笑顔を顔に浮かべた。
僕も顔がほころぶのを抑えられなかった。彼女に認めてもらえたことがこんなに嬉しいと思ってもいなかった。
「私も君の話が聞きたい」
ユヅハは僕に飲みかけのカクテルを渡し、僕はそれで口を湿らせた。
平凡な人生だ。悲劇でも喜劇でもない退屈な時間。それが僕の人生のほとんどを構成している。
僕はとりあえずと一通りのことを話した。小さい頃に父親が居なくなり、母親とはほとんど口も効かない。そしてユヅハのような語れるほどの友人もいなかった。誰かと小さい頃に一緒に遊んだりはしたが今は顔も名前も思い出せない。高校に入ってからは経馬ぐらいとしか関わっていない。
「…僕が居なくなったとしても誰も気にも留めないさ」
口には出さなかった。ユヅハに聞かせたくなかったから。僕は、彼女の前では前向きで模範的な親友でありたかった。
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