最強の能力者~SEASON2~summercamp編

syoi421915

文字の大きさ
2 / 2

第二章 優太の行方√梨乃

しおりを挟む
      

七月三日 午前六時七分 優太の部屋にて・・・

莉乃は夜中に町を歩いていると優太が倒れているのを見つけ、優太の部屋に居れたのだ。莉乃はキッチンで病人食を作っていた。すると「んっ・・・あれ?」と起き上り辺りを見渡す優太。キッチンのほうを見ると莉乃の姿があった。「莉乃・・・?」と小さく言う。莉乃は後ろを振り向き「ごめんね?少しキッチン借りてるから。あと・・・」言いかけた時優太が「俺こそわりー俺さ、熱とか上がってる自覚がないんだ。」と言うと莉乃は包丁の手を止め「それってどういうこと?」と聞く「んで、よくあることが、人の話を聞いてるけどぼーっと、することがあるんだ・・・医師もよく分からないって言うし」莉乃はそうなんだ、と言い「何か、ごめん、あたしも言い過ぎて」と二人して話すが会話が止まった・・・

七月三日 午前七時十分 優太の部屋のリビングにて・・・

優太はしばらく寝込み、読書をしていた。「あっそろそろ、行かなきゃ!あ~お昼・・・」と莉乃は悩み、優太に聞いた「どうする?」 「熱が下がり次第に、コンビニでもいくわ」と莉乃に言った優太だった。

午前八時 学園にて・・・

莉乃、俊介、舞花三人は第二管理地区について話していた。「っというわけだ」 「でも、私たちの能力が使えないん何て・・・」そう、人工島第二管理地区は、人工島第一管理地区で使えるが、その他の島では使えないのである。舞香は「それって優太君も知っているの?」と俊介に尋ねる「恐らく知っているだろうな・・・」と後ろポケットからスマホを取り出無料通話アプリミラクルを起動をし、メッセージを送る。「これで送信完了っと」そう言ってスマホの電源をスリープモードにして後ろポケットに入れる。チャイムが鳴ると同時に「ほな、昼休みに、詳しい話をする」と言い俊介、舞花、莉乃は席に着く。 

午前九時三三分 優太の自宅にて

優太は発熱で覆われていた。「っく、久々だぜこんなの・・・」そう言いながら服を着て部屋を出る。「はあーっ」ふらつきながらもエレベーターに乗る。エレベーターの中に入り、壁に持たれる優太。一階につき「タクシーお願いします・・・はい、はい、えー」場所を教えて約十分。タクシーに乗りついた優太。「学校へ・・・」意識を朦朧としながら、場所を教える。優太はIDカードを見せることで学園の場所をさらすことができる。「了解」と小さい声で言う運転士。「(ターゲットONE発見・・・)」とさらに小さい声で、何者かに伝える。
午後二時 優太の学園にて・・・

俊介は優太に連絡を改めてする俊介・・・だが「出ない・・・」とスマホをポケットにしまう。莉乃は「こっちから寮に行けばいいじゃん!お見舞いに」とほほ笑む。莉乃
俊介は頷き、俊介の寮に向かった三人。しかし「これって・・・」 「優太を助けたければ人工島第二管理地区へ来い・・・?」 「!?優太はもしかして」と俊介、莉乃、舞香は、{誘拐}と判断し「もともと俺らは、第二地区へと向かう予定だった・・・けどなんで」と俊介は思う。莉乃は「優太・・・熱を出していた。っ!?」スマホを取り出した莉乃、そう、優太に連絡をしたのだ。「やっぱり部屋にある」と言う。俊介は部屋のカギはあいていた。そこで三人が目にしたものは・・・続く
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢は永眠しました

詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」 長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。 だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。 ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」 *思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m

【完結】姉は聖女? ええ、でも私は白魔導士なので支援するぐらいしか取り柄がありません。

猫屋敷 むぎ
ファンタジー
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは聖女。それは私ではなく、姉でした。 復活した魔王に侯爵領を奪われ没落した私たち姉妹。そして、誰からも愛される姉アリシアは神の祝福を受け聖女となり、私セレナは支援魔法しか取り柄のない白魔導士のまま。 やがてヴァルミエール国王の王命により結成された勇者パーティは、 勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い――そして“おまけ”の私。 過去の恋、未来の恋、政略婚に揺れ動く姉を見つめながら、ようやく私の役割を自覚し始めた頃――。 魔王城へと北上する魔王討伐軍と共に歩む勇者パーティは、 四人の魔将との邂逅、秘められた真実、そしてそれぞれの試練を迎え――。 輝く三人の恋と友情を“すぐ隣で見つめるだけ”の「聖女の妹」でしかなかった私。 けれど魔王討伐の旅路の中で、“仲間を支えるとは何か”に気付き、 やがて――“本当の自分”を見つけていく――。 そんな、ちょっぴり切ない恋と友情と姉妹愛、そして私の成長の物語です。 ※本作の章構成:  第一章:アカデミー&聖女覚醒編  第二章:勇者パーティ結成&魔王討伐軍北上編  第三章:帰郷&魔将・魔王決戦編 ※「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位) ※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

処理中です...