8 / 30
狛犬の過去2
しおりを挟む
再び歩き出した2匹
力が削がれていく中でも2匹は諦めることなく歩き続け、だんだんと道が広くなっていくのに気がついた、曲がり道を曲がった先に小さな看板が立っていた
そこに書かれていたもの
「伊勢神宮まであと2km」
2匹は目を疑った
「吽形兄様!これって!」
阿形の目が光り輝き始めた
「やっとだぞ阿形、神様は我らを見捨ててはいなかったんだ!伊勢神宮…天照大御神様がいる神聖な都だ!!」
お互いに涙を見せ喜びを分かちあった
彼等の涙は苦しみの涙ではなく幸せの涙がだった。
「さぁ行こう阿形、伊勢神宮まであと少しだ!天照大御神様ならきっと助けてくれるぞ!」
そう言ってまた歩き出そうとした時だった
突然、吽形が倒れたのだ
「吽形兄様!どうなされたのです!?」
阿形は焦りを見せる
「なんでこんな事になってしまうんだ…ごめんよ阿形、一緒に行けない」
生き苦しい声で話す吽形
「そんな!吽形兄様、しっかりしてください!あと少しです!もう少しの辛抱です!諦めてはいけません!」
必死に声をかける阿形
吽形のお腹に顔を突っ込み吽形を背中に乗せて歩き出す
「阿形…お前だけでも生きてくれ、こんな俺を連れて行ってもお前の力がより削がれていってしまう…阿形、お前と生きてこれてとても幸せだった…ありがとうな」
吽形は目を瞑りだし、徐々にかすれた声になりながらも阿形に話した。
「別れ話は聞きたくありません!必ず伊勢神宮まで連れていきます!」
涙を流しても、諦めずに歩き始める阿形に吽形もまた涙を流し始めるのだった。
吽形を背中に乗せながら歩き続けること数時間
すると突然阿形が足を止めた。
「吽形兄様、着きましたよ。伊勢神宮に着きましたよ。」
涙を流し始める阿形、背中に乗せていた吽形を降ろし吽形に声をかける
「吽形兄様、起きてください。見てください!大きな鳥居ですよ!私達は着いたんです!」
「・・・」
目をつぶったまま返事をしてくれない吽形
「吽形兄様。寝てるふりはやめてください。吽形兄様。私を1人にしないでください。」
ひたすら声をかける阿形だが、吽形には届いていなかった。
力が削がれていく中でも2匹は諦めることなく歩き続け、だんだんと道が広くなっていくのに気がついた、曲がり道を曲がった先に小さな看板が立っていた
そこに書かれていたもの
「伊勢神宮まであと2km」
2匹は目を疑った
「吽形兄様!これって!」
阿形の目が光り輝き始めた
「やっとだぞ阿形、神様は我らを見捨ててはいなかったんだ!伊勢神宮…天照大御神様がいる神聖な都だ!!」
お互いに涙を見せ喜びを分かちあった
彼等の涙は苦しみの涙ではなく幸せの涙がだった。
「さぁ行こう阿形、伊勢神宮まであと少しだ!天照大御神様ならきっと助けてくれるぞ!」
そう言ってまた歩き出そうとした時だった
突然、吽形が倒れたのだ
「吽形兄様!どうなされたのです!?」
阿形は焦りを見せる
「なんでこんな事になってしまうんだ…ごめんよ阿形、一緒に行けない」
生き苦しい声で話す吽形
「そんな!吽形兄様、しっかりしてください!あと少しです!もう少しの辛抱です!諦めてはいけません!」
必死に声をかける阿形
吽形のお腹に顔を突っ込み吽形を背中に乗せて歩き出す
「阿形…お前だけでも生きてくれ、こんな俺を連れて行ってもお前の力がより削がれていってしまう…阿形、お前と生きてこれてとても幸せだった…ありがとうな」
吽形は目を瞑りだし、徐々にかすれた声になりながらも阿形に話した。
「別れ話は聞きたくありません!必ず伊勢神宮まで連れていきます!」
涙を流しても、諦めずに歩き始める阿形に吽形もまた涙を流し始めるのだった。
吽形を背中に乗せながら歩き続けること数時間
すると突然阿形が足を止めた。
「吽形兄様、着きましたよ。伊勢神宮に着きましたよ。」
涙を流し始める阿形、背中に乗せていた吽形を降ろし吽形に声をかける
「吽形兄様、起きてください。見てください!大きな鳥居ですよ!私達は着いたんです!」
「・・・」
目をつぶったまま返事をしてくれない吽形
「吽形兄様。寝てるふりはやめてください。吽形兄様。私を1人にしないでください。」
ひたすら声をかける阿形だが、吽形には届いていなかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる