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神様の願い事2
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次の仕事を受けるべく、天照大御神のもとに向かった勇人と狛犬、伊勢神宮に着くと鳥居の前に小さな木箱が置いてあった。
「なんだこれ?木箱?どうしてこんなところに」
「私にもわかりません、以前はなかったはずですが」
木箱を手に取り蓋を開けようとした時だった
「来たな少年、それに阿形、待っておったぞ」
声がする方を見ると、鳥居の上に座っている天照大御神がいた。
「その木箱を大国主神の所に届けて欲しいのじゃ」
「オオクニヌシ?って誰だ?」
「勇人様、大国主神様をご存知ないのですか?」
「そんなに有名なのか?」
「有名も何も天照大御神様と並んでとても偉い神様です」
大国主神
日本神話に登場する神。国津神(くにつかみ)の代表的な神で、国津神の主宰神とされる。
出雲大社に祀られており、日本国を創った神とされている。
「日本を創った神って相当偉い神様じゃないか!そんな神様の所にいくの!?」
「大丈夫じゃ、大国主神は豪快な性格だが根はいい奴じゃそれじゃ頼んだぞ」
そう言うと、天照大御神は姿を消していった
「さてと、それじゃ行くとするか。えーと確か出雲大社だっけ?行こうぜ」
「はい!頑張りましょう勇人様」
青い羽根を上に掲げ、目を閉じ、出雲大社に向かった
「お待ちしておりました。」
聞いた事のない声が聞こえてきた。男性の声だ
その声は低音で色気のある声だった。
目を開けるとあたりは自然で生い茂っていた
その中にある1本の道、そして大きな鳥居
観光客らしき人もおらず
鳥居の真ん中に1人の男性が立っていた。
「あなたが配達員の勇人様、そして、狛犬の阿形ですね。」
「あなた様はもしかして狐様ですか?」
「はい、私は大国主神様の使いであられます。狐です。」
細い目付きで白の和服を着ている。その姿は狐の印象を捉えている
「これから大国主神様の所までご案内致しますので私に着いてきてください。」
勇人と阿形は狐の後をついて行った
自然に囲まれ、鳥のさえずりや穏やかな風が自分達を歓迎しているかのようにも感じられた。
少し歩いて行くと立派な建物が見えてきた
扉の前で狐は歩みを止めた
「ここから先は神の領域、大国主神様がおられます。大国主神様は人間を嫌っておりますゆえ、言葉には気をつけてください。」
勇人は唾をのむ、阿形は怖がってしまい、元の姿に戻って勇人のリュックの中に隠れてしまった。狐が扉を開ける
扉を開けると中は暗く、静けさが広がっていた。
「大国主神様、ただいま戻りました。」
薄暗い広間に響く狐の声、静まり返ったと思った時だった
「人間?人間が今更何しに来た」
どこからか聞こえてくる渋く低い声
声が聞こえた途端、太陽の光が薄暗い広間を明るくさせていく
光が広間を明るくさせると、奥に1人の男が座っているのが見えた
勇人の目に見えたその姿は、キリッとした黒い瞳で白髪混じりの黒髪
輪郭はやや細く痩せくれているようにも見えた
だが、勇人にも感じ取れる程の威圧感と年を重ねた貫禄があった。
この男こそ、日本国を創った神、大国主神であった。
「なんだこれ?木箱?どうしてこんなところに」
「私にもわかりません、以前はなかったはずですが」
木箱を手に取り蓋を開けようとした時だった
「来たな少年、それに阿形、待っておったぞ」
声がする方を見ると、鳥居の上に座っている天照大御神がいた。
「その木箱を大国主神の所に届けて欲しいのじゃ」
「オオクニヌシ?って誰だ?」
「勇人様、大国主神様をご存知ないのですか?」
「そんなに有名なのか?」
「有名も何も天照大御神様と並んでとても偉い神様です」
大国主神
日本神話に登場する神。国津神(くにつかみ)の代表的な神で、国津神の主宰神とされる。
出雲大社に祀られており、日本国を創った神とされている。
「日本を創った神って相当偉い神様じゃないか!そんな神様の所にいくの!?」
「大丈夫じゃ、大国主神は豪快な性格だが根はいい奴じゃそれじゃ頼んだぞ」
そう言うと、天照大御神は姿を消していった
「さてと、それじゃ行くとするか。えーと確か出雲大社だっけ?行こうぜ」
「はい!頑張りましょう勇人様」
青い羽根を上に掲げ、目を閉じ、出雲大社に向かった
「お待ちしておりました。」
聞いた事のない声が聞こえてきた。男性の声だ
その声は低音で色気のある声だった。
目を開けるとあたりは自然で生い茂っていた
その中にある1本の道、そして大きな鳥居
観光客らしき人もおらず
鳥居の真ん中に1人の男性が立っていた。
「あなたが配達員の勇人様、そして、狛犬の阿形ですね。」
「あなた様はもしかして狐様ですか?」
「はい、私は大国主神様の使いであられます。狐です。」
細い目付きで白の和服を着ている。その姿は狐の印象を捉えている
「これから大国主神様の所までご案内致しますので私に着いてきてください。」
勇人と阿形は狐の後をついて行った
自然に囲まれ、鳥のさえずりや穏やかな風が自分達を歓迎しているかのようにも感じられた。
少し歩いて行くと立派な建物が見えてきた
扉の前で狐は歩みを止めた
「ここから先は神の領域、大国主神様がおられます。大国主神様は人間を嫌っておりますゆえ、言葉には気をつけてください。」
勇人は唾をのむ、阿形は怖がってしまい、元の姿に戻って勇人のリュックの中に隠れてしまった。狐が扉を開ける
扉を開けると中は暗く、静けさが広がっていた。
「大国主神様、ただいま戻りました。」
薄暗い広間に響く狐の声、静まり返ったと思った時だった
「人間?人間が今更何しに来た」
どこからか聞こえてくる渋く低い声
声が聞こえた途端、太陽の光が薄暗い広間を明るくさせていく
光が広間を明るくさせると、奥に1人の男が座っているのが見えた
勇人の目に見えたその姿は、キリッとした黒い瞳で白髪混じりの黒髪
輪郭はやや細く痩せくれているようにも見えた
だが、勇人にも感じ取れる程の威圧感と年を重ねた貫禄があった。
この男こそ、日本国を創った神、大国主神であった。
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