289 / 315
第8章 砂漠の英雄
第9話 邪教の魔女たち
しおりを挟む
「テシウス・ハーヴェストは、いかがでしたか?」
王都ベルンを背にして、マツバは師のクレマンティーヌに訊ねた。
「ふむ……一言で言えば賢臣さね。性格は違えど思想はザックスに似てるねえ。温厚な王の元なら才を発揮できるが、苛烈な王になれば処断されるタイプさね。サリウス王の次世代に、彼が表舞台にいるかは半々かねえ」
千年前、魔族を滅ぼし世界を救った七英雄と語り継がれる者の名で例える回答に、マツバは、はあ、と小首をかしげる。
彼女の知る彼は、頼れる男であっても基本赤ら顔の呑兵衛だったから。
「ザックスが死んでラフレシア王国が滅びたように、国家も世界も彼1人でどうにかなるものでもないさね。……マツバはテシウス君をどう見たかね?」
「御し難い男かと。ただ、彼は知識豊富なれど、魔女の真実は知らない様子。所詮は100年も生きれぬ人間の身……と見ました。ファインダの宰相ダリム・クリムトと比較すると警戒レベルは一つ下げてよろしいかと」
歯に衣着せぬ弟子の回答に、師はクスりと笑みを浮かべる。
「辛辣な意見だねえ。ダリム君は赤竜だし、比較は酷さね。ま、彼については今後も楽しめるだろう。初顔合わせとして上々の結果さね。もう1人、会っておきたかったが、こうなってしまったら私の正体を知る可能性が高い。赤子に障っては大変だから、今回は会わないでおくかね」
クレマンティーヌが言い終わると、マツバはベルンの方角を振り返り、闇を凝縮した塊を生成してベルンの空へと投げた。
「干渉魔法かね? 効果はベルン限定。予知能力のあるマツバだからできる魔法だねえ。これはテシウス君も気づかないだろうさ」
「……予知能力のみを封じました。あの者が、悲劇を予知しないように」
「ふむ。気に病むことはないさね。利用価値があるとマツバが予知していた通り、彼女はそうなるだけ。わざと選んだわけでもないからねえ」
クレマンティーヌの慰めの言葉に、マツバはそっと虚空を見上げた。
***
「南部は暑いって聞いていたが暑すぎだろ……。しかもまだマーインか。ここからさらに歩くって地獄かよ」
踏む砂が靴をジリジリ溶かすかのような感覚と、照りつける太陽が着ている長袖の修道服を汗で濡らす。
「レアード行き断ったら南部行きかぁ。……キャハ♥ 六賢魔様たちもぉ、クレマンティーヌ様もぉ、あたしのこと……好きすぎるだろ」
オレンジ色の髪を一つ結びのおさげにした少女が、砂漠の只中で愚痴を漏らす。
「キヒ♥ でもまあ、南部は面白そうだしぃ、イフリート復活に関わりたかったしぃ、お姫様一行とも鉢合わせしそうだしぃ、丁度いいわぁ。でもさぁ、シャルロッテやルリア、リリとロロが先に出立してから告げんなよ。ルリアたちは転移魔法でラフィーネスタート、あたしはベルンスタート。地の利が詰んでるんだわ」
ラフィーネはファインダ王国の西の街で、ベルガー王国との国境にある。そのまま南へ行けばオレンの街経由で南部諸国群に入ることができる。
対してベルンは数百キロ北のベルガー王国中心部。
距離の差は歴然である。
元々、クレマンティーヌはこの少女をレアード王国の工作に使おうと考えていた。レアード王国出身者として最大級の期待もしていた。
それを拒否したのは少女である。理由は単純に、故郷の土地を踏みたくないだけである。
六賢魔のマツバに泣きつき、任務を変更してもらった。
クレマンティーヌは、マツバから簡易に少女の事情を聞き、不満に思うことなく南部に行くよう命じた。
ただ……ルリアたちが旅立ってから思いついたのかどうか、彼女はもう一つ厄介な任務を少女に追加したのである。
クレマンティーヌは封印所在が判明したイフリートをノイズと若い魔女たちに任せ、自らは六賢魔の中で温厚なマツバと共にダーランド王国に取り入り、残る六賢魔の、チャービル、ローレル、アロマティカス、タイム、フェンネルに他の将軍の行方を探らせている。
「マーインといえば、あいつがいる所か。会いたくねえからスルーだ。と言っても1泊しねえと死ぬわ。あとは馬か駱駝購入しねえと、南部砂漠で力尽きるなあこれ」
見えてきたマーイン領を見て、ため息ついて門をくぐった少女の背後から女の声が響く。
「ジーニアじゃない? 豆粒だったクソガキが大きくなったわね。何かこの街に用かしら? 査察なら不要よ」
少女――ジーニアは舌打ちした。この街を数年前から影で支配する魔女と、早々に鉢合わせとは運がねえと思いながら。
「ただの通り道だよ。1泊したら出ていくから気にすんな」
「そう、残念。積もる話をしたかったのに。……六賢魔様が若返ったって本当? クレマンティーヌ様って、お優しい方と聞いたけど事実なのかしら?」
「直接会いに行けばいいじゃねえか」
「そうしたいけど、私は『真実の眼』に寄付し、この街で実験を任されている身。街を離れるわけにはいかないわ」
「そうかよ。ま、頑張ってくださいな」
「つれないわね。同じレアードの……」
ジーニアは腰の漆黒の剣を抜き、身体を捻って一閃。
剣は空を切るだけで、そこには誰もいなかった。
『フフフ、冷たいわぁ、ジーニア』
「てめえに構ってまた実験体にされるつもりはねえよ、好きにしてろよ。あたしも好きにするさ」
虚空に向かって呟いたジーニアは、完全に相手の気配が消えたことを察知して剣を鞘に戻す。
「相変わらず嫌な奴だ。見張ってやがったか」
さてと、飯を食って宿に泊まって、明日買い出しして、とっとと南部入りするか。
そう思った矢先だった。
門から馬車の車轍音が聞こえ、御者に座る男2人が通行の許可を求めているのが見えた。
「ベルンで魔導具店を営んでいる、ヘクター・ロンメルだ。こっちは護衛のリョウ・アルバース。他に仲間が6人いる」
「ヘクター・ロンメルといえば、テスタ派で処刑された前任から引き継いだ、王都商業ギルドのギルドマスターでは?」
ヘクターは身分証の銀時計を見せ、隣に座るリョウも傭兵団の認識証を見せる。
「……はい。たしかに拝見しました。わざわざヘクター殿のような方が来られるとは光栄です」
「なあに、わが国がファインダと同盟結んだろ? 南部諸国群の戦乱にも介入したいらしいぜ? なら商人として、早めに交易ルートを構築したいのさ」
「それはそれは、商人らしい嗅覚ですね。積荷も問題ありません。どうぞお通りください」
門兵は納得し、馬車が街へと入る。
ジーニアは建物の壁に身を隠しながら、連中の様子を見つめていた。
(キャハ♥ やっば! いきなりお姫様一行と鉢合わせってツイてるわぁ♥)
馬車の窓から、仲間たちと砂漠地方特有の石造りの街並みを眺めているローゼの姿を確認し、ジーニアは歓喜する。
(ヘクターねぇ。ディアナと一緒にベルンで邪魔してくれた恨みはあるけどぉ、あいつとディアナの絶望顔はあとのお楽しみだしぃ、ここで死なないでねぇ♥)
六賢魔がディアナをお目こぼしをしている意味を、ジーニアは知っている。
その時はもうすぐだが、今ではない。
(さすがにあたしだけじゃ分が悪い。さらに新顔がいる。正面からも搦め手でも勝ち目ねえな)
御者席にいるリョウ・アルバースの剣技、馬車の中にいるローゼの魔法、ヴィレッタの神聖魔法、ベレニスの精霊魔法、いずれも大陸全土で上位の力量。
そいつらより警戒しなければならないのが、商人のフィーリア。奴を出し抜くには相当の準備が必要だ。
この戦ったことのある面子に、二刀の使い手ファインダ王女レオノールと、赤竜クリスが加わっている。
単身で挑むには、分が悪すぎた。
(待てよ?……連中がヘクター連れてここに来た目的は、あいつか?)
ジーニアの顔が歪む。
(まあ、いっかぁ。少ぉし残って様子ぅ、見・て・よ。キャハ♥)
この街マーインの真実を知った時の、ローゼたちの反応を想像し、ジーニアは内心から溢れる愉悦を堪えきれず、口角を吊り上げた。
王都ベルンを背にして、マツバは師のクレマンティーヌに訊ねた。
「ふむ……一言で言えば賢臣さね。性格は違えど思想はザックスに似てるねえ。温厚な王の元なら才を発揮できるが、苛烈な王になれば処断されるタイプさね。サリウス王の次世代に、彼が表舞台にいるかは半々かねえ」
千年前、魔族を滅ぼし世界を救った七英雄と語り継がれる者の名で例える回答に、マツバは、はあ、と小首をかしげる。
彼女の知る彼は、頼れる男であっても基本赤ら顔の呑兵衛だったから。
「ザックスが死んでラフレシア王国が滅びたように、国家も世界も彼1人でどうにかなるものでもないさね。……マツバはテシウス君をどう見たかね?」
「御し難い男かと。ただ、彼は知識豊富なれど、魔女の真実は知らない様子。所詮は100年も生きれぬ人間の身……と見ました。ファインダの宰相ダリム・クリムトと比較すると警戒レベルは一つ下げてよろしいかと」
歯に衣着せぬ弟子の回答に、師はクスりと笑みを浮かべる。
「辛辣な意見だねえ。ダリム君は赤竜だし、比較は酷さね。ま、彼については今後も楽しめるだろう。初顔合わせとして上々の結果さね。もう1人、会っておきたかったが、こうなってしまったら私の正体を知る可能性が高い。赤子に障っては大変だから、今回は会わないでおくかね」
クレマンティーヌが言い終わると、マツバはベルンの方角を振り返り、闇を凝縮した塊を生成してベルンの空へと投げた。
「干渉魔法かね? 効果はベルン限定。予知能力のあるマツバだからできる魔法だねえ。これはテシウス君も気づかないだろうさ」
「……予知能力のみを封じました。あの者が、悲劇を予知しないように」
「ふむ。気に病むことはないさね。利用価値があるとマツバが予知していた通り、彼女はそうなるだけ。わざと選んだわけでもないからねえ」
クレマンティーヌの慰めの言葉に、マツバはそっと虚空を見上げた。
***
「南部は暑いって聞いていたが暑すぎだろ……。しかもまだマーインか。ここからさらに歩くって地獄かよ」
踏む砂が靴をジリジリ溶かすかのような感覚と、照りつける太陽が着ている長袖の修道服を汗で濡らす。
「レアード行き断ったら南部行きかぁ。……キャハ♥ 六賢魔様たちもぉ、クレマンティーヌ様もぉ、あたしのこと……好きすぎるだろ」
オレンジ色の髪を一つ結びのおさげにした少女が、砂漠の只中で愚痴を漏らす。
「キヒ♥ でもまあ、南部は面白そうだしぃ、イフリート復活に関わりたかったしぃ、お姫様一行とも鉢合わせしそうだしぃ、丁度いいわぁ。でもさぁ、シャルロッテやルリア、リリとロロが先に出立してから告げんなよ。ルリアたちは転移魔法でラフィーネスタート、あたしはベルンスタート。地の利が詰んでるんだわ」
ラフィーネはファインダ王国の西の街で、ベルガー王国との国境にある。そのまま南へ行けばオレンの街経由で南部諸国群に入ることができる。
対してベルンは数百キロ北のベルガー王国中心部。
距離の差は歴然である。
元々、クレマンティーヌはこの少女をレアード王国の工作に使おうと考えていた。レアード王国出身者として最大級の期待もしていた。
それを拒否したのは少女である。理由は単純に、故郷の土地を踏みたくないだけである。
六賢魔のマツバに泣きつき、任務を変更してもらった。
クレマンティーヌは、マツバから簡易に少女の事情を聞き、不満に思うことなく南部に行くよう命じた。
ただ……ルリアたちが旅立ってから思いついたのかどうか、彼女はもう一つ厄介な任務を少女に追加したのである。
クレマンティーヌは封印所在が判明したイフリートをノイズと若い魔女たちに任せ、自らは六賢魔の中で温厚なマツバと共にダーランド王国に取り入り、残る六賢魔の、チャービル、ローレル、アロマティカス、タイム、フェンネルに他の将軍の行方を探らせている。
「マーインといえば、あいつがいる所か。会いたくねえからスルーだ。と言っても1泊しねえと死ぬわ。あとは馬か駱駝購入しねえと、南部砂漠で力尽きるなあこれ」
見えてきたマーイン領を見て、ため息ついて門をくぐった少女の背後から女の声が響く。
「ジーニアじゃない? 豆粒だったクソガキが大きくなったわね。何かこの街に用かしら? 査察なら不要よ」
少女――ジーニアは舌打ちした。この街を数年前から影で支配する魔女と、早々に鉢合わせとは運がねえと思いながら。
「ただの通り道だよ。1泊したら出ていくから気にすんな」
「そう、残念。積もる話をしたかったのに。……六賢魔様が若返ったって本当? クレマンティーヌ様って、お優しい方と聞いたけど事実なのかしら?」
「直接会いに行けばいいじゃねえか」
「そうしたいけど、私は『真実の眼』に寄付し、この街で実験を任されている身。街を離れるわけにはいかないわ」
「そうかよ。ま、頑張ってくださいな」
「つれないわね。同じレアードの……」
ジーニアは腰の漆黒の剣を抜き、身体を捻って一閃。
剣は空を切るだけで、そこには誰もいなかった。
『フフフ、冷たいわぁ、ジーニア』
「てめえに構ってまた実験体にされるつもりはねえよ、好きにしてろよ。あたしも好きにするさ」
虚空に向かって呟いたジーニアは、完全に相手の気配が消えたことを察知して剣を鞘に戻す。
「相変わらず嫌な奴だ。見張ってやがったか」
さてと、飯を食って宿に泊まって、明日買い出しして、とっとと南部入りするか。
そう思った矢先だった。
門から馬車の車轍音が聞こえ、御者に座る男2人が通行の許可を求めているのが見えた。
「ベルンで魔導具店を営んでいる、ヘクター・ロンメルだ。こっちは護衛のリョウ・アルバース。他に仲間が6人いる」
「ヘクター・ロンメルといえば、テスタ派で処刑された前任から引き継いだ、王都商業ギルドのギルドマスターでは?」
ヘクターは身分証の銀時計を見せ、隣に座るリョウも傭兵団の認識証を見せる。
「……はい。たしかに拝見しました。わざわざヘクター殿のような方が来られるとは光栄です」
「なあに、わが国がファインダと同盟結んだろ? 南部諸国群の戦乱にも介入したいらしいぜ? なら商人として、早めに交易ルートを構築したいのさ」
「それはそれは、商人らしい嗅覚ですね。積荷も問題ありません。どうぞお通りください」
門兵は納得し、馬車が街へと入る。
ジーニアは建物の壁に身を隠しながら、連中の様子を見つめていた。
(キャハ♥ やっば! いきなりお姫様一行と鉢合わせってツイてるわぁ♥)
馬車の窓から、仲間たちと砂漠地方特有の石造りの街並みを眺めているローゼの姿を確認し、ジーニアは歓喜する。
(ヘクターねぇ。ディアナと一緒にベルンで邪魔してくれた恨みはあるけどぉ、あいつとディアナの絶望顔はあとのお楽しみだしぃ、ここで死なないでねぇ♥)
六賢魔がディアナをお目こぼしをしている意味を、ジーニアは知っている。
その時はもうすぐだが、今ではない。
(さすがにあたしだけじゃ分が悪い。さらに新顔がいる。正面からも搦め手でも勝ち目ねえな)
御者席にいるリョウ・アルバースの剣技、馬車の中にいるローゼの魔法、ヴィレッタの神聖魔法、ベレニスの精霊魔法、いずれも大陸全土で上位の力量。
そいつらより警戒しなければならないのが、商人のフィーリア。奴を出し抜くには相当の準備が必要だ。
この戦ったことのある面子に、二刀の使い手ファインダ王女レオノールと、赤竜クリスが加わっている。
単身で挑むには、分が悪すぎた。
(待てよ?……連中がヘクター連れてここに来た目的は、あいつか?)
ジーニアの顔が歪む。
(まあ、いっかぁ。少ぉし残って様子ぅ、見・て・よ。キャハ♥)
この街マーインの真実を知った時の、ローゼたちの反応を想像し、ジーニアは内心から溢れる愉悦を堪えきれず、口角を吊り上げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと宣言されたけどレベル1の状態でも実は最強な村娘!!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
この世界の勇者達に道案内をして欲しいと言われ素直に従う村娘のケロナ。
その道中で【戦闘レベル】なる物の存在を知った彼女は教会でレベルアップに必要な経験値量を言われて唖然とする。
ケロナがたった1レベル上昇する為に必要な経験値は...なんと億越えだったのだ!!。
それを勇者パーティの面々に鼻で笑われてしまうケロナだったが彼女はめげない!!。
そもそも今の彼女は村娘で戦う必要がないから安心だよね?。
※1話1話が物凄く短く500文字から1000文字程度で書かせていただくつもりです。
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる