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第8章 砂漠の英雄
第25話 真実
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「宰相テスタ・シャイニング時代、マーイン領からテスタに渡る貢物は失脚まで続いたそうですね。テスタは自らの欲望のみ叶えられれば、貢物を持ってくる人物が存在しているかしていないかなんて疑惑を向けない。……それが、この地に疑惑を向けられることなく、偽りの平和を続けられた理由」
絞るように私は声をだす。彼らの犯した7年の月日の灰色の罪に、色を付けるために。
「貢物の額は相当だったはずっすが、領主一族の贅沢分が無くなったっす。通常以上の税とはいえ、滞納すれば刑罰というのが消えた時点で民衆側からすれば万々歳っすね。民衆がクレバスを支持するのは当然っす。誰も損してないっすからね。……マーイン一族に連なる者以外は」
「テスタ失脚後、現状を王都へ報告しなかったのはいただけません。確かに、過去を思えば陛下や現政権を信用する謂れはないでしょう。……それに報告すれば新たな領主が着任し、過去は暴かれます。それを恐れる気持ちも理解できます。ですが貴方方は今、胸を張って生きているでしょうか? わたくしには、貴方方が光に目を背ける闇のように暗く沈んで見えています」
フィーリアとヴィレッタが私に続いて口にした。確固たる信念を言葉にして。
「正直、皆さんは悪い人じゃないと感じています! ですので、はっきり申し上げます! 事件を公にしてください! ご安心を! 私がサリウス王に直訴して、民たちが罰を受けないよう尽力します!」
熱血で語るレオノールだが、彼女を信じる者はいない。それだけ、この問題は根深くこの土地は蝕まれている。
「てゆーか、問題は呪いの誓約書の存在よ。はっきりさせなさい。1人だけ生かしているのか、それとも、そんな誓約書、効果なかったのかを」
「いるんだよね? ヴィルマじゃない魔女が」
痺れを切らしたベレニスとクリスが核心を突く。
私たちの鋭い視線が酒場の客たち、マスターのステイクへと突き刺さる。
彼は重い沈黙の後、観念したように息を吐き、ポツリと語り始めた。
「……いた。圧政の地獄の時、途方に暮れていた俺たちの前に現れたんだ。流れ者の魔女がな。クレバスに紹介されたさ」
「姿恰好、名前は分かるっすか?」
「姿はずっと黒フード姿で、俺たちは顔も名前も……知らん」
「でも、今もこの街にいるのは間違いねえ。誓約書が維持されてるからな!」
フィーリアの問いに、酒場の客たちが叫ぶ。
維持? 嫌な予感に、私の心音が高まる。
「魔女は言った。『マーインの血が絶えれば、この土地は滅ぶ。だが、血の繋がりを示すものさえあれば、誓約は維持できる』とな」
「……血の繋がりを示すもの?」
私の問いにステイクは顔を歪め、目を逸らす。言いたくない。だが、もう隠し通せない。そんな葛藤が彼の顔に深く刻まれている。
代わりに口を開いたのは、弟のケント。彼は震える声で、おぞましい真実を紡いだ。
「赤ん坊が……いたんだ。マーインの息子の……妾にされた、レックって商人の娘の子が……。その子の……右手だけを誓約書の上に置いて……赤子は斬り殺されたって話だ」
瞬間、酒場の空気が凍り付いた。
時間が止まる。呼吸すら忘れるほどの衝撃。
赤ん坊。何の罪もない、生まれたばかりの命の小さな手を……。
「……なんて……ことを……」
ヴィレッタの唇から、か細い声が漏れた。
彼女の顔から血の気が引き、瞳は信じられないものを見るように大きく見開かれている。
信心深い彼女にとって赤子殺しは許されざる冒涜。神への、生命への、最大級の裏切りだ。
「ひどい……ひどすぎるよ……」
クリスは両手で口を覆い、目に涙を浮かべている。
レオノールも怒りを通り越して絶句していた。
「……その魔女は、今どこにいる?」
今まで黙っていたリョウが、地を這うような低い声で尋ねた。彼の纏う空気が、絶対零度の殺意に染まっている。
ヘクターさんもまた、苦虫を噛み潰したような顔で、ただ床の一点を見つめていた。
「知らねえ! あの日以来、俺たちは誰も姿を見てねえ! けど、誓約書の維持に魔力を供給し続けてるはずだ!」
ケントが叫ぶと、彼の言葉に嘘はないのを告げるかのようにベレニスが小さく頷いた。
7年間、この街の民が赤子の犠牲の上に築かれた偽りの平和を享受してきた事実が、重い鉛のように私たちの心にのしかかる。
ブツン、と頭の中で何かが切れる音がした。
怒り。違う。そんな生易しい感情じゃない。
もっと陰鬱として冷たく、全てを焼き尽くすような衝動が、魂の底から沸き上がってくる。
目の前の景色がぐにゃりと歪み、千年前の光景がフラッシュバックする。
面白い玩具を見つけた子供のように、無邪気に残酷な選択を強いる自分自身の姿と重なる。
(――言葉は言霊にしてどんな魔法よりも強いの。願い、想い、祈り、言い続けなさい)
……違う。私はアリスじゃない。
私はゆっくりと立ち上がった。
ギシリと椅子が軋む音が、やけに大きく響く。
「……みんな、聞いてください」
自分でも驚くほど私の声は冷静だ。
けれど心の中に、決して揺らぐことのない決意が込められているのを、誰もが感じ取ったように視線が集中する。
「あなたたちのしたことは、決して許されない。どんな理由があろうと赤子の命を犠牲にしていい理由なんて、この世界のどこにもない」
酒場の誰もが、私の言葉を罪人のように受け止めていく。
「でも、あなたたちだけを責めるつもりもない。あなたたちをそこまで追い詰めたマーインの圧政、そんな男を領主にしたテスタ・シャイニングの跋扈。奴の台頭を許したベルガー王国そのもの。そして、あなたたちの弱さにつけ込んだ魔女……全ての罪は、繋がっています」
私はゆっくりと店内を見回した。
誰もが俯き、顔を上げられない。
「だから、私が終わらせます。この悲劇を。この地にかけられた呪いを。……あなたたちが7年間、見て見ぬふりをしてきた罪を」
私の宣言に、全員がハッと顔を上げた。
彼らの目に僅かな光が宿る。それは希望か、それとも新たな絶望の始まりか。
「私が……私たちがケリをつけます。でもそれは、あなたたちを断罪するためじゃない。あなたたちがもう一度、胸を張って、陽の光の下で生きられるようにするために」
私はテーブルに金貨を数枚置くと、踵を返した。
仲間たちが、無言で後に続く。
「待ってくれ!」
ステイクの必死な声が背中に突き刺さる。
「クレバスは……あいつは、英雄なんだ。俺たちの……」
「知ってます」
私は振り向きもせず、答えた。
「だから彼も救います。英雄がたった1人で罪を背負って鬼になるなんて結末……私は認めません」
カランコロン。
酒場の扉が閉まる音と共に、私たちは夜の闇へと踏み出した。
誰かの嗚咽を漏らす声が、酒場から聞こえた気がした。
***
「商人レックは聞いたことあるっす。……なるほど、南部諸国と交易がなくなって破産したと聞いていたっすが、真実は当主は殺され、娘は乱暴され、産まれた赤子の右手が呪いの誓約書の維持装置っすか」
酒場から宿に戻る道中、嘆息して言うフィーリアの表情も暗い。
「その誓約書が今、どこにあるかが問題だな。どうする? クレバスを問い詰めるか? 謎の魔女も気がかりだ」
ヘクターさんの言う通り、魔女が気になる。
城の爆発は魔法によるもの。あの時あの場所で、ロメーロ含む味方含めて私たちを始末しようとした。直前まで気配もなかったのにだ。相当な腕前なのがわかる。
「まだ気になることはある」
「うん、衛兵さんたちを一瞬で殺した奴だよね」
「何? リョウ、クリス。……ずっと難しい顔していたよね?」
城での執務室爆発以降、2人は剣気を隠そうとしていない。
「刺殺とヘクターさんも言ってましたが、あの瞬間、そのような芸当できるのはクレバスなんじゃありませんか? 他にいませんよね? あの時、剣を所持していたのは私と師匠、ベレニスさんとクリスさん、それに、シオンさんです。全員、態勢と爆発で不可能でした」
「それだと、クレバスも無理じゃない? レオノール」
「いえいえベレニスさん、裏技があります! 魔女による転移魔法です! 転移して防御結界張ってもらい、白煙に紛れて瞬時に仕留める! それなら可能なはずです!」
確かに、言葉にすれば可能っちゃ可能だけど、ピンポイントで成功させるのは不可能に近い。爆発で紛れてとはいえ、私たちが誰も気配を察知できないと思えない。
そもそも、転移魔法特有の光を私は見ていない。
「リョウ様、クリス。勿体ぶらずに教えてください。わたくしは見えませんでした。ですが、疑念は抱いております。フィーリアもそうですね?」
ヴィレッタに言われ、フィーリアも無言で頷く。
「それって……」
考えないわけではなかった。でも、白煙が晴れたあとの彼女の青ざめた表情が思考を打ち消していた。
「あの時に、完全に気配が消えてどこにいたのか分からなくなったのが1人だけいたんだ。剣を交えていた衛兵さんの身体が重たくなったのを感じたのは……その直後」
クリスが拳を握りしめて告げる。
「あの場で、俺たちと距離を取り自由に動けたのは彼女しかいない。抜刀は耳に届かなかったが鞘に戻す音は僅かに感じた。……ロメーロと衛兵3人を始末したのは……」
リョウの口が、断定して告げる。
「シオンだ」
絞るように私は声をだす。彼らの犯した7年の月日の灰色の罪に、色を付けるために。
「貢物の額は相当だったはずっすが、領主一族の贅沢分が無くなったっす。通常以上の税とはいえ、滞納すれば刑罰というのが消えた時点で民衆側からすれば万々歳っすね。民衆がクレバスを支持するのは当然っす。誰も損してないっすからね。……マーイン一族に連なる者以外は」
「テスタ失脚後、現状を王都へ報告しなかったのはいただけません。確かに、過去を思えば陛下や現政権を信用する謂れはないでしょう。……それに報告すれば新たな領主が着任し、過去は暴かれます。それを恐れる気持ちも理解できます。ですが貴方方は今、胸を張って生きているでしょうか? わたくしには、貴方方が光に目を背ける闇のように暗く沈んで見えています」
フィーリアとヴィレッタが私に続いて口にした。確固たる信念を言葉にして。
「正直、皆さんは悪い人じゃないと感じています! ですので、はっきり申し上げます! 事件を公にしてください! ご安心を! 私がサリウス王に直訴して、民たちが罰を受けないよう尽力します!」
熱血で語るレオノールだが、彼女を信じる者はいない。それだけ、この問題は根深くこの土地は蝕まれている。
「てゆーか、問題は呪いの誓約書の存在よ。はっきりさせなさい。1人だけ生かしているのか、それとも、そんな誓約書、効果なかったのかを」
「いるんだよね? ヴィルマじゃない魔女が」
痺れを切らしたベレニスとクリスが核心を突く。
私たちの鋭い視線が酒場の客たち、マスターのステイクへと突き刺さる。
彼は重い沈黙の後、観念したように息を吐き、ポツリと語り始めた。
「……いた。圧政の地獄の時、途方に暮れていた俺たちの前に現れたんだ。流れ者の魔女がな。クレバスに紹介されたさ」
「姿恰好、名前は分かるっすか?」
「姿はずっと黒フード姿で、俺たちは顔も名前も……知らん」
「でも、今もこの街にいるのは間違いねえ。誓約書が維持されてるからな!」
フィーリアの問いに、酒場の客たちが叫ぶ。
維持? 嫌な予感に、私の心音が高まる。
「魔女は言った。『マーインの血が絶えれば、この土地は滅ぶ。だが、血の繋がりを示すものさえあれば、誓約は維持できる』とな」
「……血の繋がりを示すもの?」
私の問いにステイクは顔を歪め、目を逸らす。言いたくない。だが、もう隠し通せない。そんな葛藤が彼の顔に深く刻まれている。
代わりに口を開いたのは、弟のケント。彼は震える声で、おぞましい真実を紡いだ。
「赤ん坊が……いたんだ。マーインの息子の……妾にされた、レックって商人の娘の子が……。その子の……右手だけを誓約書の上に置いて……赤子は斬り殺されたって話だ」
瞬間、酒場の空気が凍り付いた。
時間が止まる。呼吸すら忘れるほどの衝撃。
赤ん坊。何の罪もない、生まれたばかりの命の小さな手を……。
「……なんて……ことを……」
ヴィレッタの唇から、か細い声が漏れた。
彼女の顔から血の気が引き、瞳は信じられないものを見るように大きく見開かれている。
信心深い彼女にとって赤子殺しは許されざる冒涜。神への、生命への、最大級の裏切りだ。
「ひどい……ひどすぎるよ……」
クリスは両手で口を覆い、目に涙を浮かべている。
レオノールも怒りを通り越して絶句していた。
「……その魔女は、今どこにいる?」
今まで黙っていたリョウが、地を這うような低い声で尋ねた。彼の纏う空気が、絶対零度の殺意に染まっている。
ヘクターさんもまた、苦虫を噛み潰したような顔で、ただ床の一点を見つめていた。
「知らねえ! あの日以来、俺たちは誰も姿を見てねえ! けど、誓約書の維持に魔力を供給し続けてるはずだ!」
ケントが叫ぶと、彼の言葉に嘘はないのを告げるかのようにベレニスが小さく頷いた。
7年間、この街の民が赤子の犠牲の上に築かれた偽りの平和を享受してきた事実が、重い鉛のように私たちの心にのしかかる。
ブツン、と頭の中で何かが切れる音がした。
怒り。違う。そんな生易しい感情じゃない。
もっと陰鬱として冷たく、全てを焼き尽くすような衝動が、魂の底から沸き上がってくる。
目の前の景色がぐにゃりと歪み、千年前の光景がフラッシュバックする。
面白い玩具を見つけた子供のように、無邪気に残酷な選択を強いる自分自身の姿と重なる。
(――言葉は言霊にしてどんな魔法よりも強いの。願い、想い、祈り、言い続けなさい)
……違う。私はアリスじゃない。
私はゆっくりと立ち上がった。
ギシリと椅子が軋む音が、やけに大きく響く。
「……みんな、聞いてください」
自分でも驚くほど私の声は冷静だ。
けれど心の中に、決して揺らぐことのない決意が込められているのを、誰もが感じ取ったように視線が集中する。
「あなたたちのしたことは、決して許されない。どんな理由があろうと赤子の命を犠牲にしていい理由なんて、この世界のどこにもない」
酒場の誰もが、私の言葉を罪人のように受け止めていく。
「でも、あなたたちだけを責めるつもりもない。あなたたちをそこまで追い詰めたマーインの圧政、そんな男を領主にしたテスタ・シャイニングの跋扈。奴の台頭を許したベルガー王国そのもの。そして、あなたたちの弱さにつけ込んだ魔女……全ての罪は、繋がっています」
私はゆっくりと店内を見回した。
誰もが俯き、顔を上げられない。
「だから、私が終わらせます。この悲劇を。この地にかけられた呪いを。……あなたたちが7年間、見て見ぬふりをしてきた罪を」
私の宣言に、全員がハッと顔を上げた。
彼らの目に僅かな光が宿る。それは希望か、それとも新たな絶望の始まりか。
「私が……私たちがケリをつけます。でもそれは、あなたたちを断罪するためじゃない。あなたたちがもう一度、胸を張って、陽の光の下で生きられるようにするために」
私はテーブルに金貨を数枚置くと、踵を返した。
仲間たちが、無言で後に続く。
「待ってくれ!」
ステイクの必死な声が背中に突き刺さる。
「クレバスは……あいつは、英雄なんだ。俺たちの……」
「知ってます」
私は振り向きもせず、答えた。
「だから彼も救います。英雄がたった1人で罪を背負って鬼になるなんて結末……私は認めません」
カランコロン。
酒場の扉が閉まる音と共に、私たちは夜の闇へと踏み出した。
誰かの嗚咽を漏らす声が、酒場から聞こえた気がした。
***
「商人レックは聞いたことあるっす。……なるほど、南部諸国と交易がなくなって破産したと聞いていたっすが、真実は当主は殺され、娘は乱暴され、産まれた赤子の右手が呪いの誓約書の維持装置っすか」
酒場から宿に戻る道中、嘆息して言うフィーリアの表情も暗い。
「その誓約書が今、どこにあるかが問題だな。どうする? クレバスを問い詰めるか? 謎の魔女も気がかりだ」
ヘクターさんの言う通り、魔女が気になる。
城の爆発は魔法によるもの。あの時あの場所で、ロメーロ含む味方含めて私たちを始末しようとした。直前まで気配もなかったのにだ。相当な腕前なのがわかる。
「まだ気になることはある」
「うん、衛兵さんたちを一瞬で殺した奴だよね」
「何? リョウ、クリス。……ずっと難しい顔していたよね?」
城での執務室爆発以降、2人は剣気を隠そうとしていない。
「刺殺とヘクターさんも言ってましたが、あの瞬間、そのような芸当できるのはクレバスなんじゃありませんか? 他にいませんよね? あの時、剣を所持していたのは私と師匠、ベレニスさんとクリスさん、それに、シオンさんです。全員、態勢と爆発で不可能でした」
「それだと、クレバスも無理じゃない? レオノール」
「いえいえベレニスさん、裏技があります! 魔女による転移魔法です! 転移して防御結界張ってもらい、白煙に紛れて瞬時に仕留める! それなら可能なはずです!」
確かに、言葉にすれば可能っちゃ可能だけど、ピンポイントで成功させるのは不可能に近い。爆発で紛れてとはいえ、私たちが誰も気配を察知できないと思えない。
そもそも、転移魔法特有の光を私は見ていない。
「リョウ様、クリス。勿体ぶらずに教えてください。わたくしは見えませんでした。ですが、疑念は抱いております。フィーリアもそうですね?」
ヴィレッタに言われ、フィーリアも無言で頷く。
「それって……」
考えないわけではなかった。でも、白煙が晴れたあとの彼女の青ざめた表情が思考を打ち消していた。
「あの時に、完全に気配が消えてどこにいたのか分からなくなったのが1人だけいたんだ。剣を交えていた衛兵さんの身体が重たくなったのを感じたのは……その直後」
クリスが拳を握りしめて告げる。
「あの場で、俺たちと距離を取り自由に動けたのは彼女しかいない。抜刀は耳に届かなかったが鞘に戻す音は僅かに感じた。……ロメーロと衛兵3人を始末したのは……」
リョウの口が、断定して告げる。
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