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第2章 英雄の最期
第25話 ルシエン(後編)
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赤髪の魔女に私を預けて、背中を向けたノイズに問う。
「ノイズ。一つ教えて」
「様をつけろやクソガキ」
「あんたを睨んだ私以外の奴って生きているの?」
「さあ? 知らねえ。興味ねえもん」
そう言ってノイズは部屋から去っていった。
それから私は赤い髪の魔女の指導の元、魔法と体術を鍛えた。
そして裏社会で生きるための術も学んだ。
だがそれは私にとってどうでもよかった。
ただこの力を使って、クソッタレな世界をめちゃくちゃにしたかった。
殺して殺して殺して実績を重ねていくうちに、自分と似たような境遇の魔女や剣士、民に溶け込んでいる連中と知り合った。
皆、私と同じ目をしていて、同じことしか考えてなかった。
だから私は彼等を仲間だと認識した。
ノイズはそんな私たちを見て笑っていた。
そして言ったのだ。
この腐った世界を変えるのは俺たちだと。
その日から私はノイズの右腕となった。
そして裏社会で生きる魔女や剣士、民が徐々に増えていった。
それはまるで……そう、まるで……私の理想とする世界の縮図のようだった。
「キヒ♥ ルシエンてさあ、あのノイズの右腕なんだってぇ? やっぱ夜の奉仕とかしてんのぉ?」
ただ、苦手な仲間も当然出てくる。
とある仕事で一緒になったジーニア・クレッセントとかいう似た年頃の魔女がそうだった。
「無視かよ。……そういや知ってるかぁ? ノイズってデリムの少年兵を率いて叛乱してたじゃん? その頃の唯一の生き残りが、今はアランの傭兵団にいるらしいぜぇ?」
「ほう……ジーニアにしてはいい情報だな。それを聞かせたかっただけか?」
ジーニアは腕を組んで口笛を吹く。
「ヒャハ♥ 情報料は欲しいけど、あたしとルシエンの仲だ。特別に教えてやるよぉ。名前はリョウ・アルバース。まだ無名だけど、こいつはそのうち世に出てくるよぉ。なんでかって? 決まってるじゃねえかぁ。ノイズ・グレゴリオに復讐するって公言してるんだからさぁ♥」
どういう感情が、私に渦巻いたかは思い出せない。
ただ、その時感じたのは憎悪だったのは間違いない。
ノイズに復讐?
私ができないことをあっさりと言ってのける存在がいるという事実と、ノイズを貶されたことによる怒りが私を支配した。
「キヒ♥ ま~だ卵から孵化もしてないから、殺しのターゲットにもなってないぜぇ? でもでもぉ、いつかは殺しの依頼が来るかもなあ。ウヒヒヒ♥」
ジーニアはそう言って嗤う。
これをあの日、ノイズに会った直後に聞いていたらどうなっていただろう。
もしかしたらなんとしてでも逃げ出し、リョウとかいう少年に会いに行き、共にノイズを殺そうと手を握りしめていたかもしれない。
私の持てる全てを少年に捧げ、賭けたかもしれない。
でも、今はもう違った。
私にノイズを殺すことは出来ない。
何故なら、理想の世界を我らが神に捧げるには必要不可欠な男だと理解しているから。
それから私は慎重にリョウ・アルバースの行動を探った。
ダーランド王国で起きた麻薬戦争。
裏で手を引いていたのは我々だった。
ダーランド王国の将軍と、一部の貴族と結託して麻薬を広めていたのだ。
戦端を開いたのも我々。
勝敗はどうでもよく、混沌を撒き散らすことが目的だった。
だが、アラン傭兵団が早期介入したことで戦局が変わった。
「恐るべしは団長グレンよ。奴の、戦がどこでどう始まり、どう動けば戦果を得られるか嗅ぎ分ける嗅覚は厄介じゃ」
「いずれは始末せねばならぬが、軍勢を率いるグレンを先に潰すのは至難の業」
「アラン傭兵団。この恨みは忘れぬぞえ」
「思ったより死者が出なかったのう。じゃがまあ案ずることはなかろうて」
「ヒューイットを討ち取ったという、アランの傭兵はまだ16歳の少年じゃとよ。ヒューイットも所詮は小物であったのぉ」
「ベルガーの仕込みも大分進んでおるが、邪魔せんで欲しいのぉ」
我々の頂点に君臨する、髪色でしか見分けがつかぬ、赤い髪と白い髪と水色の髪と黒い髪と紫の髪と緑の髪の老婆。6人の老婆の魔女の会話。
控えながら聞いていた私は身震いした。
ようやくリョウ・アルバースが世に出たのだと実感したのだ。
「恐れながら申し上げます。ヒューイットの敵討ちを、是非とも私にお命じください」
だが、全員無関心だった。
「よいよい。そんなことよりもルシエンは、己の任務に精進せえ」
それで会話は終わった。
まだ奴の知名度がないから重要視していないのだろう。
暢気なババアどもよと思いつつも、逆らわず引き続き監視だけをしていった。
奴がダーランド王国から、隣国ベルガー王国へ単身で渡ったのは暫くしてからのことだった。
そこでビオレールの街で我々の計画を台無しにした事実と、ジーニアを退けた手腕。
七剣神アデル・アーノルドの子にして麒麟児と名高きオルタナ・アーノルドと戦い引き分けたとの話を聞き、少しだけ小躍りしてしまった。
これで奴を始末する口実が出来たと。
「英雄とは天運と実力を兼ね備えた者のことをいいます。リョウ・アルバースはその両方を持っております。まだ実績は少ないのは確かですが、進んでいる道は英雄への王道かと。始末するなら今がタイミングでありましょう」
私を長年駒と見てきた老婆の魔女たちに熱弁した。
「ふむ。仲間にあのローゼマリー王女と、エルフまで加えておると言うしのう」
赤髪の老婆チャービルが呟く。
「そっちのほうが重要視すべきぞえ。だから我は言ったのじゃ、報告を聞いた段階で早急に魔女ローゼと名乗る者を捕らえるべきじゃと」
白髪の老婆フェンネルが喚く。
「待て待て、魔女が騒ぎを起こしたばかりのビオレールで我々が行動を起こすは愚策よ」
水髪の老婆タイムが仲裁する。
「領主が殺されるとはのう。世も末じゃ」
黒髪の老婆マツバが嘆く。
「英雄を望んでいる連中は多い。その者らを挫くにはリョウ・アルバースは絶好の的じゃぞ?」
紫髪の老婆ローレルがほくそ笑む。
「エルフ。欲しいのう」
緑髪の老婆アロマティカスが涎を垂らす。
老婆の魔女たちは勝手に盛り上がっていった。
そしてジーニアが戻って来て詳細を報告後、私に命が下る。
私は喜んで受けた。
出立前にノイズに訊いた。
リョウ・アルバースを覚えているかと。
「ん? 男の名前なんざいちいち覚えねえよ。でも、あの根性だけは認めてやるぜ」
ノイズはそれだけ言って、またどこかへ行ってしまった。
覚えていたのだとわかった。
ならば忘れさせてやろう。
ノイズを睨んだ人間は私1人で十分だ。
私が奴を必ず仕留める。
どんな手段を用いてでも。
「ノイズ。一つ教えて」
「様をつけろやクソガキ」
「あんたを睨んだ私以外の奴って生きているの?」
「さあ? 知らねえ。興味ねえもん」
そう言ってノイズは部屋から去っていった。
それから私は赤い髪の魔女の指導の元、魔法と体術を鍛えた。
そして裏社会で生きるための術も学んだ。
だがそれは私にとってどうでもよかった。
ただこの力を使って、クソッタレな世界をめちゃくちゃにしたかった。
殺して殺して殺して実績を重ねていくうちに、自分と似たような境遇の魔女や剣士、民に溶け込んでいる連中と知り合った。
皆、私と同じ目をしていて、同じことしか考えてなかった。
だから私は彼等を仲間だと認識した。
ノイズはそんな私たちを見て笑っていた。
そして言ったのだ。
この腐った世界を変えるのは俺たちだと。
その日から私はノイズの右腕となった。
そして裏社会で生きる魔女や剣士、民が徐々に増えていった。
それはまるで……そう、まるで……私の理想とする世界の縮図のようだった。
「キヒ♥ ルシエンてさあ、あのノイズの右腕なんだってぇ? やっぱ夜の奉仕とかしてんのぉ?」
ただ、苦手な仲間も当然出てくる。
とある仕事で一緒になったジーニア・クレッセントとかいう似た年頃の魔女がそうだった。
「無視かよ。……そういや知ってるかぁ? ノイズってデリムの少年兵を率いて叛乱してたじゃん? その頃の唯一の生き残りが、今はアランの傭兵団にいるらしいぜぇ?」
「ほう……ジーニアにしてはいい情報だな。それを聞かせたかっただけか?」
ジーニアは腕を組んで口笛を吹く。
「ヒャハ♥ 情報料は欲しいけど、あたしとルシエンの仲だ。特別に教えてやるよぉ。名前はリョウ・アルバース。まだ無名だけど、こいつはそのうち世に出てくるよぉ。なんでかって? 決まってるじゃねえかぁ。ノイズ・グレゴリオに復讐するって公言してるんだからさぁ♥」
どういう感情が、私に渦巻いたかは思い出せない。
ただ、その時感じたのは憎悪だったのは間違いない。
ノイズに復讐?
私ができないことをあっさりと言ってのける存在がいるという事実と、ノイズを貶されたことによる怒りが私を支配した。
「キヒ♥ ま~だ卵から孵化もしてないから、殺しのターゲットにもなってないぜぇ? でもでもぉ、いつかは殺しの依頼が来るかもなあ。ウヒヒヒ♥」
ジーニアはそう言って嗤う。
これをあの日、ノイズに会った直後に聞いていたらどうなっていただろう。
もしかしたらなんとしてでも逃げ出し、リョウとかいう少年に会いに行き、共にノイズを殺そうと手を握りしめていたかもしれない。
私の持てる全てを少年に捧げ、賭けたかもしれない。
でも、今はもう違った。
私にノイズを殺すことは出来ない。
何故なら、理想の世界を我らが神に捧げるには必要不可欠な男だと理解しているから。
それから私は慎重にリョウ・アルバースの行動を探った。
ダーランド王国で起きた麻薬戦争。
裏で手を引いていたのは我々だった。
ダーランド王国の将軍と、一部の貴族と結託して麻薬を広めていたのだ。
戦端を開いたのも我々。
勝敗はどうでもよく、混沌を撒き散らすことが目的だった。
だが、アラン傭兵団が早期介入したことで戦局が変わった。
「恐るべしは団長グレンよ。奴の、戦がどこでどう始まり、どう動けば戦果を得られるか嗅ぎ分ける嗅覚は厄介じゃ」
「いずれは始末せねばならぬが、軍勢を率いるグレンを先に潰すのは至難の業」
「アラン傭兵団。この恨みは忘れぬぞえ」
「思ったより死者が出なかったのう。じゃがまあ案ずることはなかろうて」
「ヒューイットを討ち取ったという、アランの傭兵はまだ16歳の少年じゃとよ。ヒューイットも所詮は小物であったのぉ」
「ベルガーの仕込みも大分進んでおるが、邪魔せんで欲しいのぉ」
我々の頂点に君臨する、髪色でしか見分けがつかぬ、赤い髪と白い髪と水色の髪と黒い髪と紫の髪と緑の髪の老婆。6人の老婆の魔女の会話。
控えながら聞いていた私は身震いした。
ようやくリョウ・アルバースが世に出たのだと実感したのだ。
「恐れながら申し上げます。ヒューイットの敵討ちを、是非とも私にお命じください」
だが、全員無関心だった。
「よいよい。そんなことよりもルシエンは、己の任務に精進せえ」
それで会話は終わった。
まだ奴の知名度がないから重要視していないのだろう。
暢気なババアどもよと思いつつも、逆らわず引き続き監視だけをしていった。
奴がダーランド王国から、隣国ベルガー王国へ単身で渡ったのは暫くしてからのことだった。
そこでビオレールの街で我々の計画を台無しにした事実と、ジーニアを退けた手腕。
七剣神アデル・アーノルドの子にして麒麟児と名高きオルタナ・アーノルドと戦い引き分けたとの話を聞き、少しだけ小躍りしてしまった。
これで奴を始末する口実が出来たと。
「英雄とは天運と実力を兼ね備えた者のことをいいます。リョウ・アルバースはその両方を持っております。まだ実績は少ないのは確かですが、進んでいる道は英雄への王道かと。始末するなら今がタイミングでありましょう」
私を長年駒と見てきた老婆の魔女たちに熱弁した。
「ふむ。仲間にあのローゼマリー王女と、エルフまで加えておると言うしのう」
赤髪の老婆チャービルが呟く。
「そっちのほうが重要視すべきぞえ。だから我は言ったのじゃ、報告を聞いた段階で早急に魔女ローゼと名乗る者を捕らえるべきじゃと」
白髪の老婆フェンネルが喚く。
「待て待て、魔女が騒ぎを起こしたばかりのビオレールで我々が行動を起こすは愚策よ」
水髪の老婆タイムが仲裁する。
「領主が殺されるとはのう。世も末じゃ」
黒髪の老婆マツバが嘆く。
「英雄を望んでいる連中は多い。その者らを挫くにはリョウ・アルバースは絶好の的じゃぞ?」
紫髪の老婆ローレルがほくそ笑む。
「エルフ。欲しいのう」
緑髪の老婆アロマティカスが涎を垂らす。
老婆の魔女たちは勝手に盛り上がっていった。
そしてジーニアが戻って来て詳細を報告後、私に命が下る。
私は喜んで受けた。
出立前にノイズに訊いた。
リョウ・アルバースを覚えているかと。
「ん? 男の名前なんざいちいち覚えねえよ。でも、あの根性だけは認めてやるぜ」
ノイズはそれだけ言って、またどこかへ行ってしまった。
覚えていたのだとわかった。
ならば忘れさせてやろう。
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私が奴を必ず仕留める。
どんな手段を用いてでも。
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