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第4章 竜は泉で静かに踊る
第16話 姉様!
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いつも目覚めると、ベレニスとフィーリアの足が私の顔に乗っているのは恒例行事なのだが、この日は様子が違った。
なんと足が、もう1人分あったのである。
まさか寝相も完璧なヴィレッタが⁉ と一瞬脳裏をよぎったが、当のヴィレッタは隣のベッドでスヤスヤ眠っていた。
と、ともかく重い。
綺麗でベレニス級に細い足だが冗談じゃない。
両脇にお腹の上と3人分はきつい。
とにかくどかす。子猫じゃないんだから勘弁してくれ。
布団を捲るとそこには、ベレニスとフィーリアと、レオノールが気持ちよさそうに寝ていたのであった。
⁉ えっと……ファインダ王国の王女だよね?
なんで私の寝ている簡易宿泊所のベッドで寝ているんだよ!
布団がなくなり寒くなったのか、レオノールはフィーリアとベレニスを寄せて人肌で温まろうとしだした。
「う~ん、なんすかあ? ちょっと痛いんすけど……おわっ⁉ レオノール姫⁉」
「うっさいわねえ……てか、抱きつかないでよ。……ローゼ、髪を灰色に染めたの?」
このドワーフとエルフ。
まずは毎回、私のベッドに逆さで眠るのを反省しようよ。
簡易宿泊所の窓から差し込む陽の光が、埃っぽい空気を金色に染めている中で、フィーリアが言い訳を開始した。
「いやまあ、寝ている途中、ちょっと眠りが浅くなるっすよねえ。すると蛾が炎に吸い寄せられるように、ローゼさんの布団に潜っちゃうんすよ。なんすかねこれ、ローゼさんの魔力っすかね」
フィーリア、その例えは酷すぎるよ。
「そこは魔力じゃなくて魅力って言ってほしい。……あと蛾が炎じゃなく、せめて蝶が花の蜜に吸い寄せられるようにって言ってほしいよ。いや、それはひとまず置いておいてレオノールを起こすべきか悩む」
フィーリアはベッドから脱出し「レオノール姫はローゼさんに任せるっす」なんて言って大きく伸びをした。
フィーリアめ、嫌な予感がしたから私に丸投げしただろ。
「ちょっとローゼ。私が動けなくなっているから起こして。でも、このレオノールって娘、結構胸があるから起こすのが勿体ない気もするわ」
ベレニス……と呆れつつも、レオノールを起こすことにするか。
揺さぶってみるが起きない。眠りが深いのかな?
仕方ないので頬を軽くつねる。
むにっ! おお、柔らかいぞ! これはいい感触だ!
ずっと触っていられるかも~。
なんて調子に乗っていると、ヴィレッタが起きてこっちを見ていた。
「何をしているのですかローゼ? また女の子をベッドに誘ったのですか?」
「って! 誤解されるような発言しないでよ!」
「今の発言はリョウ様に言うべきセリフっすねえ。ちょっと想像できないのがツボっす」
「それはそうです。もしリョウ様に言う場合、リョウ様があの世へ召されるときなのですから」
駄目だ。ヴィレッタもフィーリアも寝惚けてやがる。
ベレニスは諦めて寝息を立てている……だと?
「お~い、レオノール姫様~。朝ですよ~」
「う~ん……あと5分だけ~」
寝坊した子供か⁉
他のベッドを見渡すと、どうやらこの簡易宿泊所は私たちしかいないようだ。
ならちょっと手荒な真似をしてもいいかな?
ベレニスと一緒に、レオノールを魔法で浮かせてベッドの外に落としてみた。
「ちょっ⁉ ローゼ! 痛いじゃないの!」
「あ~はいはい。ごめんなさいごめんなさい」
「心がこもってないわ。そんなんじゃ二度と一緒に寝てあげないわよ!」
「って! なんで一緒に寝る前提なの!」
「フッ……決まっているじゃない。ローゼは温かくて抱き心地がいいし、なんか安心できるのよ」
「私はぬいぐるみか‼」
ベレニスとそんなやり取りをしていたら、キラキラした目のレオノールが、元気一杯に叫んでくる。
「いやあ! 皆さん朝から賑やかですね! 私も混ぜてください!」
おおっ……やっぱり目覚めさせたのは失敗だったか?
ていうか、もう昼過ぎているよ?
レオノールは寝癖で乱れた髪を気にもせず、私にグイグイ寄ってくる。
「あのう、レオノール様? なんでここに?」
「あはは、様は不要ですぞ姉様!」
「ね、姉様?」
「昨日はまともに話せなかったので、目覚めてすぐに話そうと一緒のベッドに入ったのです! ……あっ! そうだ! おはようございます!」
屈託のない笑顔で話しかけてくるレオノール。
一国の王女がそれでいいのか?
そこでヴィレッタがレオノールに一礼した。
「ベルガー王国の元レスティア公爵家のヴィレッタと申します。失礼ですが、ローゼを姉様とお呼びした理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「私の母の姉の娘ですので姉様です! 年齢も1つ上であられますし! 父上と母上が、ベルガーの内乱について話しているのを盗み聞きし、姉様が生きているかもとも耳にしていた次第であります!」
あ~。これ、純度100%って感じで、私をベルガー王国で亡くなったはずのローゼマリー姫だって目で見ているなあ。
まあたしかに、このレオノールの容姿と私の容姿は瓜二つだ。
言い訳できないぐらい似ているし、これは否定を諦めたほうがよさそうかも。
「それじゃ、レオノール」
「ハイ! なんでしょう、姉様!」
「一応、私は死んだことになっているし、今はローゼ・スノッサって名前の魔女で冒険者をやっているの。私の素性を公言しないでくれると嬉しいかな?」
「わかりました! 姉様!」
元気はいいけどホントにわかっているのか?
レオノールが姉様と呼んだら、他の人たちが訝しむだろうが。
「そしてお願いもあります!」
「え? 何? 悪いけど、私たちはこれからとこしえの森に向かう予定だから、お願いを聞くのはその後になるよ?」
私たちは冒険者だ。
レオノールからお願いと言われたら、ちゃんと正当な報酬で聞くつもりだよ。
でもそれは、先の問題を片付けておかないとね。
そう思った私だが、レオノールのお願いは想像を超えたことであった。
「承知してます! ですので、私も連れて行ってください!」
……は?
「ずっと冒険に憧れていたのです! ベルガーの騒動で姉様が活躍した話を耳にして心が躍ったのです! 私も、姉様のような人々を守る英雄になりたいと強く思った次第であります! 無論、そのためには、皆様の夫であるリョウ・アルバース殿の許可が必要なのは重々承知してます! 私にも妻となるのが条件と言われたら喜んでなるつもりです! 大丈夫です! 正妻の座は狙いません! 私は姉様たちと冒険ができればいいのです! 是非とも私を皆様のパーティに加えてほしいです!」
ヤバい……頭が痛くなってきた。
「あんた勘違いしてるようだけど、私たちは全員生娘よ」
「な、なんと⁉ 私もそうです!」
ベレニスの変な発言に、変な返答をするレオノール。
いや! それ当然だから! そうじゃなきゃビビるわ‼
「レオノール様。正妻は狙わないと申しますが、身分的にレオノール様が正妻となり、ファインダ王国の王妃となります。即ちリョウ様が王様となるということです。それはファインダの民が憐れでなりません」
お~い、ヴィレッタぁ~、まだ寝惚けているでしょ?
「それは心配せず! 私が王籍を離脱すればいいまで!」
「って! そんなことされたらファインダ王国全国民を敵に回すわ!」
私が即座にツッコミを入れ。
「そっすねえ。レオノール様は今回の戦で知名度が飛躍的に高まったはずっす。それがリョウ様なんかについて行く。民衆の期待を裏切るのはよくないっすよ?」
フィーリアが冷静に現実を教え。
「ブーブー。姉様だって王籍を離脱して好き勝手やっているじゃないですか~」
「私と比べてどうする! ともかく駄目! 絶対!」
「わたくしも反対です。レオノール様、どうかリョウ様のような戦場以外頼りない男ではなく、器量のある男性をお選びください」
ヴィレッタの説得が冴え渡り。
「そうよねえ。あの傭兵のどこがいいんだか。ムッツリだし早起きだし、趣味は鍛錬と武具の手入れ。ガチでつまらないわよ」
ベレニスの呆れ声が簡易宿泊所に響き渡る。
みんな……リョウにそこまで言わなくてもいいような?
「と、ともかく! レオノールはお姫様なんだから、もっといい人が現れるって!」
そう言って、私はレオノールを説得するのであった。
レオノールは頬を膨らませて、不満そうに私たちを見てくるが、駄目だからね!
リョウの妻になってもいいなんて発言したら!
「あの~皆さん。なんか話がズレているっす。そもそも自分たちは、リョウ様の奥さんじゃないっすよ?」
フィーリアの冷静なツッコミが、私たちの目を覚ましたのであった。
取り敢えず着替えて食事しよう。
レオノールはついてくる気満々だけど、きっとテレサさんやラフィーネ領主が全力で引き止めるでしょ。
そんな浅い期待を胸に、すでに天高くなった太陽の下、私たちは食事を摂るために簡易宿泊所を後にしたのだった。
なんと足が、もう1人分あったのである。
まさか寝相も完璧なヴィレッタが⁉ と一瞬脳裏をよぎったが、当のヴィレッタは隣のベッドでスヤスヤ眠っていた。
と、ともかく重い。
綺麗でベレニス級に細い足だが冗談じゃない。
両脇にお腹の上と3人分はきつい。
とにかくどかす。子猫じゃないんだから勘弁してくれ。
布団を捲るとそこには、ベレニスとフィーリアと、レオノールが気持ちよさそうに寝ていたのであった。
⁉ えっと……ファインダ王国の王女だよね?
なんで私の寝ている簡易宿泊所のベッドで寝ているんだよ!
布団がなくなり寒くなったのか、レオノールはフィーリアとベレニスを寄せて人肌で温まろうとしだした。
「う~ん、なんすかあ? ちょっと痛いんすけど……おわっ⁉ レオノール姫⁉」
「うっさいわねえ……てか、抱きつかないでよ。……ローゼ、髪を灰色に染めたの?」
このドワーフとエルフ。
まずは毎回、私のベッドに逆さで眠るのを反省しようよ。
簡易宿泊所の窓から差し込む陽の光が、埃っぽい空気を金色に染めている中で、フィーリアが言い訳を開始した。
「いやまあ、寝ている途中、ちょっと眠りが浅くなるっすよねえ。すると蛾が炎に吸い寄せられるように、ローゼさんの布団に潜っちゃうんすよ。なんすかねこれ、ローゼさんの魔力っすかね」
フィーリア、その例えは酷すぎるよ。
「そこは魔力じゃなくて魅力って言ってほしい。……あと蛾が炎じゃなく、せめて蝶が花の蜜に吸い寄せられるようにって言ってほしいよ。いや、それはひとまず置いておいてレオノールを起こすべきか悩む」
フィーリアはベッドから脱出し「レオノール姫はローゼさんに任せるっす」なんて言って大きく伸びをした。
フィーリアめ、嫌な予感がしたから私に丸投げしただろ。
「ちょっとローゼ。私が動けなくなっているから起こして。でも、このレオノールって娘、結構胸があるから起こすのが勿体ない気もするわ」
ベレニス……と呆れつつも、レオノールを起こすことにするか。
揺さぶってみるが起きない。眠りが深いのかな?
仕方ないので頬を軽くつねる。
むにっ! おお、柔らかいぞ! これはいい感触だ!
ずっと触っていられるかも~。
なんて調子に乗っていると、ヴィレッタが起きてこっちを見ていた。
「何をしているのですかローゼ? また女の子をベッドに誘ったのですか?」
「って! 誤解されるような発言しないでよ!」
「今の発言はリョウ様に言うべきセリフっすねえ。ちょっと想像できないのがツボっす」
「それはそうです。もしリョウ様に言う場合、リョウ様があの世へ召されるときなのですから」
駄目だ。ヴィレッタもフィーリアも寝惚けてやがる。
ベレニスは諦めて寝息を立てている……だと?
「お~い、レオノール姫様~。朝ですよ~」
「う~ん……あと5分だけ~」
寝坊した子供か⁉
他のベッドを見渡すと、どうやらこの簡易宿泊所は私たちしかいないようだ。
ならちょっと手荒な真似をしてもいいかな?
ベレニスと一緒に、レオノールを魔法で浮かせてベッドの外に落としてみた。
「ちょっ⁉ ローゼ! 痛いじゃないの!」
「あ~はいはい。ごめんなさいごめんなさい」
「心がこもってないわ。そんなんじゃ二度と一緒に寝てあげないわよ!」
「って! なんで一緒に寝る前提なの!」
「フッ……決まっているじゃない。ローゼは温かくて抱き心地がいいし、なんか安心できるのよ」
「私はぬいぐるみか‼」
ベレニスとそんなやり取りをしていたら、キラキラした目のレオノールが、元気一杯に叫んでくる。
「いやあ! 皆さん朝から賑やかですね! 私も混ぜてください!」
おおっ……やっぱり目覚めさせたのは失敗だったか?
ていうか、もう昼過ぎているよ?
レオノールは寝癖で乱れた髪を気にもせず、私にグイグイ寄ってくる。
「あのう、レオノール様? なんでここに?」
「あはは、様は不要ですぞ姉様!」
「ね、姉様?」
「昨日はまともに話せなかったので、目覚めてすぐに話そうと一緒のベッドに入ったのです! ……あっ! そうだ! おはようございます!」
屈託のない笑顔で話しかけてくるレオノール。
一国の王女がそれでいいのか?
そこでヴィレッタがレオノールに一礼した。
「ベルガー王国の元レスティア公爵家のヴィレッタと申します。失礼ですが、ローゼを姉様とお呼びした理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「私の母の姉の娘ですので姉様です! 年齢も1つ上であられますし! 父上と母上が、ベルガーの内乱について話しているのを盗み聞きし、姉様が生きているかもとも耳にしていた次第であります!」
あ~。これ、純度100%って感じで、私をベルガー王国で亡くなったはずのローゼマリー姫だって目で見ているなあ。
まあたしかに、このレオノールの容姿と私の容姿は瓜二つだ。
言い訳できないぐらい似ているし、これは否定を諦めたほうがよさそうかも。
「それじゃ、レオノール」
「ハイ! なんでしょう、姉様!」
「一応、私は死んだことになっているし、今はローゼ・スノッサって名前の魔女で冒険者をやっているの。私の素性を公言しないでくれると嬉しいかな?」
「わかりました! 姉様!」
元気はいいけどホントにわかっているのか?
レオノールが姉様と呼んだら、他の人たちが訝しむだろうが。
「そしてお願いもあります!」
「え? 何? 悪いけど、私たちはこれからとこしえの森に向かう予定だから、お願いを聞くのはその後になるよ?」
私たちは冒険者だ。
レオノールからお願いと言われたら、ちゃんと正当な報酬で聞くつもりだよ。
でもそれは、先の問題を片付けておかないとね。
そう思った私だが、レオノールのお願いは想像を超えたことであった。
「承知してます! ですので、私も連れて行ってください!」
……は?
「ずっと冒険に憧れていたのです! ベルガーの騒動で姉様が活躍した話を耳にして心が躍ったのです! 私も、姉様のような人々を守る英雄になりたいと強く思った次第であります! 無論、そのためには、皆様の夫であるリョウ・アルバース殿の許可が必要なのは重々承知してます! 私にも妻となるのが条件と言われたら喜んでなるつもりです! 大丈夫です! 正妻の座は狙いません! 私は姉様たちと冒険ができればいいのです! 是非とも私を皆様のパーティに加えてほしいです!」
ヤバい……頭が痛くなってきた。
「あんた勘違いしてるようだけど、私たちは全員生娘よ」
「な、なんと⁉ 私もそうです!」
ベレニスの変な発言に、変な返答をするレオノール。
いや! それ当然だから! そうじゃなきゃビビるわ‼
「レオノール様。正妻は狙わないと申しますが、身分的にレオノール様が正妻となり、ファインダ王国の王妃となります。即ちリョウ様が王様となるということです。それはファインダの民が憐れでなりません」
お~い、ヴィレッタぁ~、まだ寝惚けているでしょ?
「それは心配せず! 私が王籍を離脱すればいいまで!」
「って! そんなことされたらファインダ王国全国民を敵に回すわ!」
私が即座にツッコミを入れ。
「そっすねえ。レオノール様は今回の戦で知名度が飛躍的に高まったはずっす。それがリョウ様なんかについて行く。民衆の期待を裏切るのはよくないっすよ?」
フィーリアが冷静に現実を教え。
「ブーブー。姉様だって王籍を離脱して好き勝手やっているじゃないですか~」
「私と比べてどうする! ともかく駄目! 絶対!」
「わたくしも反対です。レオノール様、どうかリョウ様のような戦場以外頼りない男ではなく、器量のある男性をお選びください」
ヴィレッタの説得が冴え渡り。
「そうよねえ。あの傭兵のどこがいいんだか。ムッツリだし早起きだし、趣味は鍛錬と武具の手入れ。ガチでつまらないわよ」
ベレニスの呆れ声が簡易宿泊所に響き渡る。
みんな……リョウにそこまで言わなくてもいいような?
「と、ともかく! レオノールはお姫様なんだから、もっといい人が現れるって!」
そう言って、私はレオノールを説得するのであった。
レオノールは頬を膨らませて、不満そうに私たちを見てくるが、駄目だからね!
リョウの妻になってもいいなんて発言したら!
「あの~皆さん。なんか話がズレているっす。そもそも自分たちは、リョウ様の奥さんじゃないっすよ?」
フィーリアの冷静なツッコミが、私たちの目を覚ましたのであった。
取り敢えず着替えて食事しよう。
レオノールはついてくる気満々だけど、きっとテレサさんやラフィーネ領主が全力で引き止めるでしょ。
そんな浅い期待を胸に、すでに天高くなった太陽の下、私たちは食事を摂るために簡易宿泊所を後にしたのだった。
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