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第5章 籠の中の鳥
第31話 モリーナ・レーチェル(前編)
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モリーナ・レーチェル。27歳。
ファインダ王国の子爵家の生まれ。
9年前、王立学校で出会った同い年のレーチェル伯爵家長男、カーター・レーチェルと結婚。
誰もが羨む幸せな日々を送っていたが、その幸福は長くは続かなかった。
結婚の翌年に起きた戦争で、夫カーターは帰らぬ人となった。
当時、お腹に新しい命を宿していたモリーナは、そのショックから流産。
愛する夫と、未来への希望であった子供を同時に失った悲しみは計り知れない。
その後3年間、彼女に関する記録は途絶える。
実家に戻ることも、再婚を勧める周囲の声に応えることも拒否し、レーチェル家の広大な邸宅に閉じこもった。
生気を失い憔悴しきった彼女の姿に、自ら命を絶つのではないかと案じる者も少なくなかったという。
そんな深い絶望の淵にいたモリーナが、再び人々の前に姿を現したのは、5年前。
新設される王立学校女子寮の寮長募集の広告がきっかけだった。
未婚の若い貴族令嬢たちを預かり、導くという仕事。
学生時代の真面目な性格と優秀な成績を知る者たちは、これこそ彼女に相応しい役割だと太鼓判を押した。
悲劇的な過去を持つ彼女を不憫に思う気持ちもあり、モリーナの寮長就任に異を唱える者はいなかった。
以後5年間、彼女は献身的に寮長としての務めを果たした。
厳格さの中にも深い愛情を持って生徒たちに接し、卒業後も彼女を慕い、手紙を送ってくる元寮生もいたという。
……その裏で、どれほどの悲しみと絶望を抱え続けていたのか、誰にも知られることなく。
***
マーガレット叔母様とテレサさんに呼ばれた私たちは合流し、モリーナさんの眠る医務室へと向かうことになった。
「ご迷惑をおかけしました。私に出来ることがあれば、喜んで協力します」
私の申し出に、マーガレット叔母様は優しく微笑んでくれた。
「ふう。ローゼ。そんなに畏まらなくて良いのですよ。貴女も、もう家族のようなものですから」
「まだ本調子ではないのでしょう? 無理はしないでくださいね。魔力の枯渇は、時に命に関わる危険な状態なのですから」
テレサさんも心配そうに私の顔を覗き込む。
うん、正直まだ少し体が重い。魔力の回復も完全じゃない。でも、じっとしてはいられない。
2人の温かい言葉に心が少し落ち着くのを感じながら、私は顔を引き締めて尋ねた。
「モリーナ寮長の様子は、どうですか?」
「……今からご自身の目で確かめてください」
テレサさんに促され、私は王宮の医務室へと足を踏み入れた。
案内してくれたのは、王宮付きの老齢の女性医師だ。
彼女は私に気づくと、深々と一礼した。
「ローゼマリー様、お目覚めになられたのですね。王妃様も、レオノール様も、テレサ様も、連日のご心労、お察しいたします」
その声には隠しきれない疲労の色が滲み、医務室全体が消毒液の匂いと、張り詰めたような重苦しい空気で満たされていた。
部屋の中央にあるベッドの上には、モリーナ寮長が静かに横たわっていた。
眠っている、というよりは、まるで精巧な人形のようだ。
かつての美しさはそのままに、だがその肌は生気のない蒼白さで、わずかに開いた唇から漏れるのは、か細い吐息だけ。
……一目でわかった。彼女が自らの意思で目覚める可能性は限りなく低い。
「どうですローゼ。王宮の医師たちの見立てでは、残念ながら目覚める可能性は極めて低い、とのことです。……人を形作るのは血と肉、そして魂。医師たちによれば、彼女の中には魂そのものの輝きが、ほとんど感じられない、と」
「なっ……! 魂が……?」
「ええ。医師たちの見立てでは、禁忌の力……魔王化の反動で、魂そのものが著しく摩耗、あるいは変質してしまった可能性がある、とのことです。テレサや、ヴィレッタの神聖魔法による治癒も試みましたが、効果は見られませんでした。正直なところ、これ以上どう手を施していいか、皆目見当もつかない状態なのです」
マーガレット叔母様の言葉に、私は息を呑んだ。
やはり、魔王化はそれほどまでに危険な力なのだ。
あの時、彼女を引き戻すのが僅かに遅れていたら……あるいは、私の最後の魔法が不十分だったら。
……いや、違う。私が彼女をあの夢の世界から引き戻そうとしたこと自体が、間違いだったのだろうか?
あのまま、偽りの幸福の中で永遠に眠らせてあげるべきだったのか……?
いや、それも違うはずだ。
「……もし、このまま目覚めなければ、どうなるんですか?」
私の問いに、マーガレット叔母様の表情が翳る。
「……最終的には、医療行為を諦め、処分せざるを得なくなるでしょう。たとえ目覚めたとしても、今回の事件の責任を問われれば、厳しい処罰は免れません。……レオノールが、当事者である寮生たちの意見も聞かずに処遇を決めるのはおかしい、と必死に訴えてはいますが。……正直なところ、すでに重臣たちの間では、今回の事件に対する恐怖と不安から、彼女の処刑を求める声が多数を占めています。民の間にも噂は広まっており、事態は非常に深刻です。今の状況では私やハルト様、ダリム宰相であっても、処刑以外の未来を描くのは困難と言わざるを得ません」
マーガレット叔母様は深いため息をつき、私と、部屋の隅で唇を噛み締めているレオノールを見た。
「母上! やはりそれはおかしいです! モリーナ寮長が犯した罪は、あくまで偽りの世界でのこと! 現実世界で人を傷つけたわけではありません! それに彼女だって被害者なのです! あの悲しい過去がなければ……!」
レオノールの瞳には怒りと悲しみが入り交じり、頬には涙が流れている。
彼女の主張は、人として、そして人の上に立つ者として正しいのかもしれない。
だが、正しさが正義でもなければ、正義が正しいわけでもない。
「レオノール姫の気持ちもわかるっす。でも現実に多くの人が恐怖を感じ、国の秩序が揺らぎかけているのも事実っす。難しい問題っすね……」
フィーリアが静かに呟く。
「難しいよね~、人間って。ややこしい~」
「そうよクリス。だから人間には気をつけないといけないわよ。いつの間にかウエイトレスをやらされたりするのが、この世の中なの」
「ブルッ……お、恐ろしい……!」
クリスとベレニスが関係ないひそひそ話をしている。
ちょっと、あんたたち、このシリアスな時に空気読め。
てか、ベレニスをウエイトレスにしたのは、人間じゃなくて、そこにいるドワーフだぞ。
「……まずは、モリーナ寮長を目覚めさせることに全力を尽くすべきです。処遇を決めるのは、それからでも遅くはないはずです」
ヴィレッタが、静かに強い意志を込めて言った。
「うん、ヴィレッタ、フィーリアの言う通りだと思う。……マーガレット叔母様、テレサさん。政治的な判断はお任せします。でも、私個人の意見としては……レオノールと同じです。まだ、諦めたくありません」
私がそう言うと、マーガレット叔母様は少し驚いたように私を見つめ、そして、ふっと息をついて頷いた。
「わかりました。ローゼ、貴女の気持ち、そしてレオノールの気持ちも理解できます。……今は、やれるだけのことをしましょう」
「モリーナ先輩をあの状態にしたのは、ローゼ、貴女の力です。そして、貴女だけが彼女を目覚めさせられる可能性があるのかもしれない。……貴女に、賭けたいと思います」
テレサさんが私に向かって深々と頭を下げた。
その動作には、単なる敬意ではなく、深い信頼と、切実な願いが込められているように感じられた。
「……やってみます」
正直、成功する可能性は低いかもしれない。
魂が摩耗しているのなら、私の魔法でどうこうできる問題ではないかもしれない。
でも、試さなければ何も始まらない。
偽りの世界で、彼女の悲しみと絶望に触れた者として、私には見捨てることなんてできない。
私は深く息を吸い込み、ベッドの傍らに膝をつき、モリーナ寮長の冷たい手をそっと握った。
その瞬間、ほんのかすかに、本当に微かにだけど、彼女の手がピクリと動いたような……そんな気がした。
それは希望の光なのか、それとも単なる私の願望が見せた幻なのか。
それでも私は諦めない。魔女の誇りに賭けて。
ファインダ王国の子爵家の生まれ。
9年前、王立学校で出会った同い年のレーチェル伯爵家長男、カーター・レーチェルと結婚。
誰もが羨む幸せな日々を送っていたが、その幸福は長くは続かなかった。
結婚の翌年に起きた戦争で、夫カーターは帰らぬ人となった。
当時、お腹に新しい命を宿していたモリーナは、そのショックから流産。
愛する夫と、未来への希望であった子供を同時に失った悲しみは計り知れない。
その後3年間、彼女に関する記録は途絶える。
実家に戻ることも、再婚を勧める周囲の声に応えることも拒否し、レーチェル家の広大な邸宅に閉じこもった。
生気を失い憔悴しきった彼女の姿に、自ら命を絶つのではないかと案じる者も少なくなかったという。
そんな深い絶望の淵にいたモリーナが、再び人々の前に姿を現したのは、5年前。
新設される王立学校女子寮の寮長募集の広告がきっかけだった。
未婚の若い貴族令嬢たちを預かり、導くという仕事。
学生時代の真面目な性格と優秀な成績を知る者たちは、これこそ彼女に相応しい役割だと太鼓判を押した。
悲劇的な過去を持つ彼女を不憫に思う気持ちもあり、モリーナの寮長就任に異を唱える者はいなかった。
以後5年間、彼女は献身的に寮長としての務めを果たした。
厳格さの中にも深い愛情を持って生徒たちに接し、卒業後も彼女を慕い、手紙を送ってくる元寮生もいたという。
……その裏で、どれほどの悲しみと絶望を抱え続けていたのか、誰にも知られることなく。
***
マーガレット叔母様とテレサさんに呼ばれた私たちは合流し、モリーナさんの眠る医務室へと向かうことになった。
「ご迷惑をおかけしました。私に出来ることがあれば、喜んで協力します」
私の申し出に、マーガレット叔母様は優しく微笑んでくれた。
「ふう。ローゼ。そんなに畏まらなくて良いのですよ。貴女も、もう家族のようなものですから」
「まだ本調子ではないのでしょう? 無理はしないでくださいね。魔力の枯渇は、時に命に関わる危険な状態なのですから」
テレサさんも心配そうに私の顔を覗き込む。
うん、正直まだ少し体が重い。魔力の回復も完全じゃない。でも、じっとしてはいられない。
2人の温かい言葉に心が少し落ち着くのを感じながら、私は顔を引き締めて尋ねた。
「モリーナ寮長の様子は、どうですか?」
「……今からご自身の目で確かめてください」
テレサさんに促され、私は王宮の医務室へと足を踏み入れた。
案内してくれたのは、王宮付きの老齢の女性医師だ。
彼女は私に気づくと、深々と一礼した。
「ローゼマリー様、お目覚めになられたのですね。王妃様も、レオノール様も、テレサ様も、連日のご心労、お察しいたします」
その声には隠しきれない疲労の色が滲み、医務室全体が消毒液の匂いと、張り詰めたような重苦しい空気で満たされていた。
部屋の中央にあるベッドの上には、モリーナ寮長が静かに横たわっていた。
眠っている、というよりは、まるで精巧な人形のようだ。
かつての美しさはそのままに、だがその肌は生気のない蒼白さで、わずかに開いた唇から漏れるのは、か細い吐息だけ。
……一目でわかった。彼女が自らの意思で目覚める可能性は限りなく低い。
「どうですローゼ。王宮の医師たちの見立てでは、残念ながら目覚める可能性は極めて低い、とのことです。……人を形作るのは血と肉、そして魂。医師たちによれば、彼女の中には魂そのものの輝きが、ほとんど感じられない、と」
「なっ……! 魂が……?」
「ええ。医師たちの見立てでは、禁忌の力……魔王化の反動で、魂そのものが著しく摩耗、あるいは変質してしまった可能性がある、とのことです。テレサや、ヴィレッタの神聖魔法による治癒も試みましたが、効果は見られませんでした。正直なところ、これ以上どう手を施していいか、皆目見当もつかない状態なのです」
マーガレット叔母様の言葉に、私は息を呑んだ。
やはり、魔王化はそれほどまでに危険な力なのだ。
あの時、彼女を引き戻すのが僅かに遅れていたら……あるいは、私の最後の魔法が不十分だったら。
……いや、違う。私が彼女をあの夢の世界から引き戻そうとしたこと自体が、間違いだったのだろうか?
あのまま、偽りの幸福の中で永遠に眠らせてあげるべきだったのか……?
いや、それも違うはずだ。
「……もし、このまま目覚めなければ、どうなるんですか?」
私の問いに、マーガレット叔母様の表情が翳る。
「……最終的には、医療行為を諦め、処分せざるを得なくなるでしょう。たとえ目覚めたとしても、今回の事件の責任を問われれば、厳しい処罰は免れません。……レオノールが、当事者である寮生たちの意見も聞かずに処遇を決めるのはおかしい、と必死に訴えてはいますが。……正直なところ、すでに重臣たちの間では、今回の事件に対する恐怖と不安から、彼女の処刑を求める声が多数を占めています。民の間にも噂は広まっており、事態は非常に深刻です。今の状況では私やハルト様、ダリム宰相であっても、処刑以外の未来を描くのは困難と言わざるを得ません」
マーガレット叔母様は深いため息をつき、私と、部屋の隅で唇を噛み締めているレオノールを見た。
「母上! やはりそれはおかしいです! モリーナ寮長が犯した罪は、あくまで偽りの世界でのこと! 現実世界で人を傷つけたわけではありません! それに彼女だって被害者なのです! あの悲しい過去がなければ……!」
レオノールの瞳には怒りと悲しみが入り交じり、頬には涙が流れている。
彼女の主張は、人として、そして人の上に立つ者として正しいのかもしれない。
だが、正しさが正義でもなければ、正義が正しいわけでもない。
「レオノール姫の気持ちもわかるっす。でも現実に多くの人が恐怖を感じ、国の秩序が揺らぎかけているのも事実っす。難しい問題っすね……」
フィーリアが静かに呟く。
「難しいよね~、人間って。ややこしい~」
「そうよクリス。だから人間には気をつけないといけないわよ。いつの間にかウエイトレスをやらされたりするのが、この世の中なの」
「ブルッ……お、恐ろしい……!」
クリスとベレニスが関係ないひそひそ話をしている。
ちょっと、あんたたち、このシリアスな時に空気読め。
てか、ベレニスをウエイトレスにしたのは、人間じゃなくて、そこにいるドワーフだぞ。
「……まずは、モリーナ寮長を目覚めさせることに全力を尽くすべきです。処遇を決めるのは、それからでも遅くはないはずです」
ヴィレッタが、静かに強い意志を込めて言った。
「うん、ヴィレッタ、フィーリアの言う通りだと思う。……マーガレット叔母様、テレサさん。政治的な判断はお任せします。でも、私個人の意見としては……レオノールと同じです。まだ、諦めたくありません」
私がそう言うと、マーガレット叔母様は少し驚いたように私を見つめ、そして、ふっと息をついて頷いた。
「わかりました。ローゼ、貴女の気持ち、そしてレオノールの気持ちも理解できます。……今は、やれるだけのことをしましょう」
「モリーナ先輩をあの状態にしたのは、ローゼ、貴女の力です。そして、貴女だけが彼女を目覚めさせられる可能性があるのかもしれない。……貴女に、賭けたいと思います」
テレサさんが私に向かって深々と頭を下げた。
その動作には、単なる敬意ではなく、深い信頼と、切実な願いが込められているように感じられた。
「……やってみます」
正直、成功する可能性は低いかもしれない。
魂が摩耗しているのなら、私の魔法でどうこうできる問題ではないかもしれない。
でも、試さなければ何も始まらない。
偽りの世界で、彼女の悲しみと絶望に触れた者として、私には見捨てることなんてできない。
私は深く息を吸い込み、ベッドの傍らに膝をつき、モリーナ寮長の冷たい手をそっと握った。
その瞬間、ほんのかすかに、本当に微かにだけど、彼女の手がピクリと動いたような……そんな気がした。
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