【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ

文字の大きさ
196 / 314
第5章 籠の中の鳥

第32話 モリーナ・レーチェル(中編)

しおりを挟む
 モリーナ寮長の身体はそこにあるのに、魂の輝きがほとんど感じられない。
 普通なら魂が消えれば肉体は急速に腐敗し、後を追うように消滅してしまうはずだ。
 ……ということは、まだ魂は完全に消滅してはいない。
 かろうじて肉体に繋ぎ止められているだけなのかもしれない。

 ならば可能性があるはずだ。
 血肉に残された僅かな魂の情報を基に、本来あるべき魂の形を再構築し、再びこの肉体に定着させることができれば目覚める可能性がある。

(……できる、気がする。どうしてかはわからないけど、私はこの方法を知っている)

 私の頭の中に、自然と複雑な術式が浮かび上がる。
 ずっと昔から知っていたかのように、あるいは体の奥底に刻まれていたかのように。
 この既視感と確信は何だろう?
 以前にも、こんな風に失われた何かを取り戻そうとしたことが……?

(これは……禁忌に近い術。失敗すれば、彼女の魂は今度こそ完全に消滅し、術者の私自身も無事では済まないかもしれない。でも……!)

 迷っている時間はない。私は意を決して、モリーナ寮長の傍らに膝をついた。

「ローゼ! 何をするつもりです⁉ まさか……!」

「ローゼ! その術はあまりにも危険です! 貴女の魂まで影響を受けかねません!」

 私の意図を察したのか、ヴィレッタとテレサさんが同時に鋭い声を上げる。
 マーガレット叔母様も息を呑み、その表情には深い懸念の色が浮かんでいる。

「大丈夫です。……やらせてください。私にしか、できないかもしれないから」

 私は周囲の制止を振り切り、両手をモリーナ寮長の身体の上に翳す。
 深く息を吸い込み、脳裏に浮かんだ術式に意識を集中させた。

「モリーナ寮長の身体に残る魂の欠片よ、集え。彼女が生きた証、その記憶の輝きを、今一度この手に……!」

 私の魔力がモリーナ寮長の身体へと流れ込み、呼応するように彼女の身体から淡い光の粒子が立ち上り始める。
 それは彼女の魂の残滓、失われかけた記憶の欠片。
 私はその光を慎重に束ね、空中に一つの器をイメージして創造する。

 それは深紅の血が脈打つように見える、複雑な幾何学模様が刻まれたクリスタル製の器だった。
 まるで生きているかのように微かに震え、内部で光の粒子が渦を巻き、互いに引き寄せられるように集まる。
 クリスタルは次第にその輝きを増し、部屋全体を温かな深紅の光で染め上げた。

「これは……! なんという……!」

 マーガレット叔母様が息を呑む。テレサさんもヴィレッタも、固唾を飲んでその光景を見守っている。
 フィーリアとベレニスは黙ったままだったが、その瞳には驚きと期待が入り混じっている。
 クリスは……少し怖がっているみたいだ。

『モリーナ・レーチェルよ、我が魔力に応え、その魂魄、今一度形を成せ! 記憶の光を紡ぎ、あるべき魂の器となれ!』

 私の宣言と共に、モリーナ寮長の身体が眩い光に包まれる。
 肉体そのものが光の粒子へと分解され、まるで川の流れのように、空中のクリスタルへと吸い込まれていった。
 集まった魂の光はクリスタルの中で確かな形を取り戻し、再び生命の輝きを放ち始めた。
 部屋に温かく、そしてどこか懐かしいような風が吹き抜ける。

 やがて光が収まり、クリスタルは静かにベッドの上へと降り立ち、再びモリーナ寮長の姿へと形を変えた。
 生気を取り戻した肌の色。穏やかな寝息。

 ……術は成功したようだ。

 安堵の息をついた、その時。
 モリーナ寮長の瞼が、ゆっくりと開かれた。
 深い霧の中から現れたような、戸惑いの色が浮かんだ瞳が、私たちを捉える。

「ここは……? ……貴方たちは……どなた……?」

 彼女の声はか細く、状況を全く理解できていない様子だった。

「! モリーナ寮長! 私です、ローゼです! 女子寮でお世話になりました!」

 私は恐る恐る、しかし喜びを隠さずに声をかける。

「ローゼ……? 女子寮……?」

 だが彼女の瞳の困惑は深まるばかりだ。
 私の名前も、女子寮という言葉も、初めて聞いたかのように。

「失礼します、モリーナ先輩。私がわかりますか?」

 テレサさんが心配そうに、優しく声をかける。
 モリーナ寮長はしばらく視線を宙にさまよわせた後、テレサさんの顔を見て、ふわりと微笑んだ。

「あら、テレサ様。もちろんわかります。相変わらず、手のかかる可愛い後輩ですもの。……あら? 今日はイリスさんとご一緒ではないのですね? 珍しい。それで、どうかなさいましたか? 私、少しうたた寝をしていたようで……」

 その言葉にテレサさんは安堵と、そしてどうしようもない悲しみが入り混じった複雑な表情で、そっと天を仰いだ。

「……いいえ、何でもありません。少し、先輩のお顔を見に来ただけです」

「まあ、嬉しい。……あら? 私、どうしてこんなところに? 今日は夫が早く帰ってくると言っていたのに……こうしていられません。心配しているでしょうから、早く屋敷に戻らないと」

 モリーナ寮長はそう言って立ち上がろうとするが、足元がおぼつかず、ふらついて再びベッドに倒れ込んでしまった。

「モリーナ先輩、今は安静にしていてください。もう少し休んで……レーチェル邸には、私から連絡を入れておきますから」

「そう……ですか? 助かります、テレサ様……ありがとう……」

 モリーナ寮長は安心したように微笑むと、再び静かに目を閉じ、今度は本当に安らかな眠りへと落ちていった。

 寝息を立て始めたモリーナ寮長の肉体に、人としての血と肉、そして魂が再び安定して定着しているのを魔力で確認し、私は静かに立ち上がった。
 同時に彼女の中から、あれほど強大だった魔力の気配が、綺麗さっぱり消え失せていることにも気づく。

 もう……彼女は魔女ではない。ただの、記憶を失った1人の女性だ。

「……術は成功したようですね。ですが、記憶は……夫君を亡くされる直前の、最も幸せだった時期までの記憶しか、戻らなかったようです。彼女の心が、それ以降の辛い記憶を受け入れることを拒絶しているのかもしれません……」

 テレサさんが私の肩にそっと手を置き、労わるように、そして少し悲しげに言った。

「私のせい……? いや、でも……生きていてくれた……これで、良かったのかな……?」

 これで良かったのか、という葛藤と、それでも命を取り留めたことへの安堵が、複雑に胸の中で渦巻く。

「姉様! 大丈夫です! 彼女は生きています! それが一番大事なことです! 魔女でなくなり、再び魔王となる恐れもない。それならば私とテレサ叔母様、そして母上で、必ずや重臣たちを説得してみせます! モリーナ寮長を守ってみせます!」

 レオノールは涙を拭い、力強く宣言した。
 マーガレット叔母様も意志を持って頷いた。

「ええ。やりましょう。彼女がこれからどう生きるかは、彼女自身が決めること。私たちは、そのための時間と機会を作るだけです」

「でも……この後、このモリーナって人が全ての真相を知ったら……耐えられるかしら? 下手をすれば、自ら命を……」

 ベレニスが最も懸念される点を口にする。
 マーガレット叔母様も、テレサさんも、難しい表情で沈黙する。クリスもヴィレッタも、暗い顔で俯いていた。

「……念の為に、これを渡しておくっす」

 その重い空気を破ったのは、フィーリアだった。
 彼女はいつもの商人鞄から、例の7つの小さなぬいぐるみを全て取り出し、テレサさんに手渡した。

「うん? このぬいぐるみ……傭兵のは要らないんじゃない? 目覚めてこれが枕元にあったら、私なら飛び上がるわね」

 ベレニスが首を傾げる。

「フィーリア、これはどういう意図なのでしょう?」

 ヴィレッタも不思議そうに尋ねる。

「これにちょっとした『仕掛け』を施しておいたんすよ。こういうぬいぐるみに組み込むのは初めてだったんすけど、まあ、上手くいったみたいっす。名付けて『回想人形レミニセンス・ドール』とでもしておくっすかね」

 フィーリアはぬいぐるみの背中にある、小さな縫い目を指差す。

「モリーナ寮長がもし目覚めても、精神的に不安定かもしれないと思ったんす。何か、彼女の心を支えるものが必要になるんじゃないかと。それで寮に残っていた、モリーナ寮長宛ての卒業生からの手紙をいくつかお借りして、ドワーフの古い音響記録の魔術回路と組み合わせてみたんすよ。このボタンを押せば……」
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~

尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。 だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。 全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。 勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。 そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。 エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。 これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。 …その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。 妹とは血の繋がりであろうか? 妹とは魂の繋がりである。 兄とは何か? 妹を護る存在である。 かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。 ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。 だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。 クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。 まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。 閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。 追伸、 雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。 気になった方は是非読んでみてください。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

処理中です...