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60.冒険者は、挨拶をする
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ヒューがクリステルの瑕疵となると思っていた事は全て国王から美談として語られた。
「さて、クリステルの結婚報告は今回のメインではない。そろそろ本題に入ろう。王位継承の件だ」
集められた者達は、次の国王がヒューになると思っている者が大半だった。だが、クリステルの登場でどうなるのか分からなくなっていた。
特に、ヒューに媚びていた貴族達は警戒心を露わにしている。
「私が体調不良という事になっておったようだが、最近はすこぶる元気だ。クリステルも城に戻った事だし、ヒューも最近は私の代わりにずいぶん仕事をしているらしい。よって、3年後に双方の働きをみてどちらに王位を譲るか決める。クリステルは、国政に携わってはおらんかったのでまずは大使の仕事を与える。戻って来た頃にはクリステルが仕事をする体制を整えておこう。ヒュー、クリステル、それで良いな?」
「……御意」
「嫌ですわ」
「は? 何を言ってるんだ?!」
ヒューは、王子の仮面を剥ぎ取りクリステルに詰め寄った。
「今すぐ自分に王位を譲れと言うのか?! お前はいつもそうだ! 大人しくしていれば良いのに、肝心な所で僕の邪魔をする! 歴史の家庭教師がお前の方が優れていると言っているのを聞いた! やっと嫁いでいなくなると思ったら急に評価されるようになって、王位はクリステルに継がせれば良いのではないかと噂された! やっと死んだと思ったのに、生きてこんな所に現れやがって! お前のせいで母上は死んだんだ! お前さえ居なければ、僕はもっと父上に愛されていた! いい加減、僕の前から消えろ! でないと、またお前をこ……」
クリステルに詰め寄ったヒューは、クリステルの側に居た護衛の騎士に拘束された。
「これは、王族への危害とみなされますか?」
「……いや、職務を全うしただけだ。そろそろ顔を出しても良かろう。ジル・ド・カヴァニャよ」
「はい。なぁ、ヒュー様は何を言おうとしたんだ? こんなに沢山の人が居る前で、クリスを殺すなんて言ったらアンタは終わりだぜ?」
王にすら聞こえない程小声でジルが囁く。その言葉を聞いて、ヒューは自分が何を言おうとしたのか気がついて真っ青になった。
「オレに感謝して下さいよ。王子様」
そう小声で言って、ジルは仮面を取った。初めて見る王女の伴侶に、注目が集まる。ヒューはジルとクリステルの冷たい視線を浴びて、床にペタリと座り込んだ。
「お初にお目にかかります。ジル・ド・カヴァニャと申します。このような姿で申し訳ありません。妻が心配だったもので」
「構わん。ヒューもクリステルの言葉に驚いただけだろう。ヒュー、少し休むと良い。ジルと会うのは初めてであろう? ジルよ、何故顔を隠しておったのだ?」
「顔を隠したのは、すぐに私の話にならない為ですよ。妻の側から離れるつもりはありませんでしたが、堂々と顔を出せば私の顔を知っている方が難癖つけてくると想いましたので」
ヒューは、自分の事だ。と思った。ジルは国王に正式な礼を取りながら自分だけに殺気を向けている。恐ろしくて、身体が動かない。以前は、こんな殺気なんて……。
その時、ヒューはようやく気がついた。
自分に向けられていなかっただけで、ジルは牙を持っていた。隠していただけなのだ。これは、マークもやられる筈だ。
ヒューは持ち前の狡猾さを取り戻し、いかにジルという最強の男からクリステルを引き離し、自分がクリステルを始末するか考えるようになった。
もう、手駒は使わない。自分でやる。
ヒューは、そう決めた。
「ふむ、王女の側に寄り添う男なら誰だと言われただろうな。しかし、別に構わぬではないか」
「最初から私の話になっては困るでしょう。国王陛下が、私の素性をご説明頂いたから皆様からの受け入れて頂けたのです。最初に私が説明して話を聞く人が居たでしょうか? 王女の側に居る男の戯言で済まされていたのではありませんか? ああ、誤解なきよう申し上げますが、クリステル王女に求婚したのは彼女が王女だからではありません」
「わたくしがジルとの結婚を受け入れたのも、王子だからではありませんわ」
「「ただ、この人を愛していたからです」」
真っ赤になるクリステルと、クリステルを愛しんでいるジルの姿は絵画のようで、周りの注目を集めた。たしかにこの2人は理想的な夫婦だと誰もが思った。
「お父様、お兄様、誤解させてごめんなさい。わたくし、別に王位が欲しいとは思わないわ。先程嫌だと申しましたのは、そんなに急いで王位を譲る必要はないのではないかと申し上げたかったのです」
「つまり、私にまだまだ王として働けと言うのか?」
「だってお父様はご病気ではなくて、毒を盛られていただけでしょう?」
「ああ、そういえばその話をするのを忘れておった。騎士団長、宰相を捕らえよ」
「なっ……何故?! 何故私が……!!!」
王の指示を受けて、あっさり宰相が拘束された。
「心当たりがないとは言わせぬ。これが、宰相が毎日私の茶に盛っていた毒だ。メイドに始末させたそうだが、そのメイドはクリステルが雇った冒険者だ」
「は……?! 冒険者が……何故……メイドに……」
「城に安全に戻る為に決まっています」
「妻がそのまま城に戻ったら、死体になって帰ってくるのは目に見えていましたからね。仲間に調査を頼んだのですよ」
ジルが手を挙げると、メイド姿の小柄な女性が王の前に跪いた。
「お初にお目にかかります。ファルと申します。ゴールドランクの冒険者です。宰相様、私の顔を覚えてらっしゃいますか?」
「……お前は……まさか……」
「私、それなりに腕が立つんです。あんなお粗末な襲撃者を用意しないで下さいな。襲う前にご丁寧に説明までしてくれちゃうし、人数もたった5人。せめてあと3倍くらいは用意して欲しいですね」
「3倍でも、あの強さなら勝てるだろ」
ジルが、ファルに笑いかける。クリステルも隣で笑顔で頷いている。ファルは、おかしそうに笑いを堪えながら言葉を続けた。明らかに仲が良いのが分かる。ゴールドランクの冒険者と、王女は懇意。身を守る術はあるのだと周りを牽制する。
「そうですねぇ。あんなあからさまな敵意を向けてくるなら楽勝ですね。もうちょっと増えると困りますけど。宰相様からお預かりした証拠は全て国王陛下にお渡ししました。私は、辞める予定の短期メイドとして潜入しましたから、報酬渡して城を出たら始末する予定だったみたいですね。私が貰った報酬を使う前に回収したいからって、宰相様の指示がないのに先走って襲撃してくれちゃいましたけど、ちゃあんと宰相様からの依頼だって証拠は押さえてありますから。国王陛下に盛った毒は、ちょっと体調が悪くなる程度でしたし、殺すつもりはなかったのでしょうが、それでも重罪ですよぉ? 残念ですが、毒はとっくに解毒しております。食事に解毒薬を混ぜておりましたので。陛下、体調はよろしいでしょう?」
「うむ、報告は受けておった。すこぶる体調は良いな。其方は腕が良い。城のお抱えにしたいくらいだ」
「私はあくまで冒険者ですから、他の事でお役に立ちたいと存じます。クリステル王女からの依頼はいつでもお受けしますよ」
国王ではなく、クリステルの依頼なら受ける。裏の意味を感じ取れたのは何人いたか分からないが、確実な牽制にはなった。
「ふむ。今すぐクリステルの護衛を頼めるか?」
「ええ、リーダーからはクリステル王女の依頼は最優先で受けるよう指示されておりますので喜んでお受けします」
「そうか、それでは後ほど全員集めてくれ」
「かしこまりました」
「さて、待たせてすまぬのう。今日は予定外の事が多すぎた。宰相も任命し直せねばならぬ。私の毒殺に関わった者が他におらぬか調査もする。クリステルが隣国から戻った時に結婚の披露目を行う事とする。2ヶ月あれば全てが整うだろう。王位は、確かにクリステルの言う通りまだまだ譲らなくて良かろう。ヒュー、それで良いな?」
「……は、はい……」
「クリステルよ。兄も驚いておる。次からは予告して戻って来るように。其方を殺そうとする者は法に則って処罰する故、安心せよ」
「嬉しいですわ! ありがとうございます!」
「これで解散とする。書状をすぐに書くから、クリステルとジルは私について来い。ファルは、すぐに仲間を集めてくれ」
「かしこまりました。1時間で整えます」
「用意が良いな。優秀だ」
王に好評価される冒険者は、確実に王女の味方。
貴族達は、本日の一件でクリステルの印象が大きく変わった。
冒険者はきまぐれで、ゴールドランクとなれば貴族や王族の依頼すら断る事が多いし、それが許されている。強い冒険者への依頼は取り合いだ。冒険者に気に入られなければ、どんなに報酬を積んでも依頼出来ない。
そんな冒険者が、クリステルの依頼なら最優先で受けると公言する。
それが大きな意味を持つ事を分かっていて、ファルはこの場で宣言した。それが、大事な友人を守る事になるとリーダーが言うから。
難しい事は分からないが、クリステルも、ジルも幸せそうだ。良かったとファルは心から安堵した。
「さて、クリステルの結婚報告は今回のメインではない。そろそろ本題に入ろう。王位継承の件だ」
集められた者達は、次の国王がヒューになると思っている者が大半だった。だが、クリステルの登場でどうなるのか分からなくなっていた。
特に、ヒューに媚びていた貴族達は警戒心を露わにしている。
「私が体調不良という事になっておったようだが、最近はすこぶる元気だ。クリステルも城に戻った事だし、ヒューも最近は私の代わりにずいぶん仕事をしているらしい。よって、3年後に双方の働きをみてどちらに王位を譲るか決める。クリステルは、国政に携わってはおらんかったのでまずは大使の仕事を与える。戻って来た頃にはクリステルが仕事をする体制を整えておこう。ヒュー、クリステル、それで良いな?」
「……御意」
「嫌ですわ」
「は? 何を言ってるんだ?!」
ヒューは、王子の仮面を剥ぎ取りクリステルに詰め寄った。
「今すぐ自分に王位を譲れと言うのか?! お前はいつもそうだ! 大人しくしていれば良いのに、肝心な所で僕の邪魔をする! 歴史の家庭教師がお前の方が優れていると言っているのを聞いた! やっと嫁いでいなくなると思ったら急に評価されるようになって、王位はクリステルに継がせれば良いのではないかと噂された! やっと死んだと思ったのに、生きてこんな所に現れやがって! お前のせいで母上は死んだんだ! お前さえ居なければ、僕はもっと父上に愛されていた! いい加減、僕の前から消えろ! でないと、またお前をこ……」
クリステルに詰め寄ったヒューは、クリステルの側に居た護衛の騎士に拘束された。
「これは、王族への危害とみなされますか?」
「……いや、職務を全うしただけだ。そろそろ顔を出しても良かろう。ジル・ド・カヴァニャよ」
「はい。なぁ、ヒュー様は何を言おうとしたんだ? こんなに沢山の人が居る前で、クリスを殺すなんて言ったらアンタは終わりだぜ?」
王にすら聞こえない程小声でジルが囁く。その言葉を聞いて、ヒューは自分が何を言おうとしたのか気がついて真っ青になった。
「オレに感謝して下さいよ。王子様」
そう小声で言って、ジルは仮面を取った。初めて見る王女の伴侶に、注目が集まる。ヒューはジルとクリステルの冷たい視線を浴びて、床にペタリと座り込んだ。
「お初にお目にかかります。ジル・ド・カヴァニャと申します。このような姿で申し訳ありません。妻が心配だったもので」
「構わん。ヒューもクリステルの言葉に驚いただけだろう。ヒュー、少し休むと良い。ジルと会うのは初めてであろう? ジルよ、何故顔を隠しておったのだ?」
「顔を隠したのは、すぐに私の話にならない為ですよ。妻の側から離れるつもりはありませんでしたが、堂々と顔を出せば私の顔を知っている方が難癖つけてくると想いましたので」
ヒューは、自分の事だ。と思った。ジルは国王に正式な礼を取りながら自分だけに殺気を向けている。恐ろしくて、身体が動かない。以前は、こんな殺気なんて……。
その時、ヒューはようやく気がついた。
自分に向けられていなかっただけで、ジルは牙を持っていた。隠していただけなのだ。これは、マークもやられる筈だ。
ヒューは持ち前の狡猾さを取り戻し、いかにジルという最強の男からクリステルを引き離し、自分がクリステルを始末するか考えるようになった。
もう、手駒は使わない。自分でやる。
ヒューは、そう決めた。
「ふむ、王女の側に寄り添う男なら誰だと言われただろうな。しかし、別に構わぬではないか」
「最初から私の話になっては困るでしょう。国王陛下が、私の素性をご説明頂いたから皆様からの受け入れて頂けたのです。最初に私が説明して話を聞く人が居たでしょうか? 王女の側に居る男の戯言で済まされていたのではありませんか? ああ、誤解なきよう申し上げますが、クリステル王女に求婚したのは彼女が王女だからではありません」
「わたくしがジルとの結婚を受け入れたのも、王子だからではありませんわ」
「「ただ、この人を愛していたからです」」
真っ赤になるクリステルと、クリステルを愛しんでいるジルの姿は絵画のようで、周りの注目を集めた。たしかにこの2人は理想的な夫婦だと誰もが思った。
「お父様、お兄様、誤解させてごめんなさい。わたくし、別に王位が欲しいとは思わないわ。先程嫌だと申しましたのは、そんなに急いで王位を譲る必要はないのではないかと申し上げたかったのです」
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「だってお父様はご病気ではなくて、毒を盛られていただけでしょう?」
「ああ、そういえばその話をするのを忘れておった。騎士団長、宰相を捕らえよ」
「なっ……何故?! 何故私が……!!!」
王の指示を受けて、あっさり宰相が拘束された。
「心当たりがないとは言わせぬ。これが、宰相が毎日私の茶に盛っていた毒だ。メイドに始末させたそうだが、そのメイドはクリステルが雇った冒険者だ」
「は……?! 冒険者が……何故……メイドに……」
「城に安全に戻る為に決まっています」
「妻がそのまま城に戻ったら、死体になって帰ってくるのは目に見えていましたからね。仲間に調査を頼んだのですよ」
ジルが手を挙げると、メイド姿の小柄な女性が王の前に跪いた。
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「……お前は……まさか……」
「私、それなりに腕が立つんです。あんなお粗末な襲撃者を用意しないで下さいな。襲う前にご丁寧に説明までしてくれちゃうし、人数もたった5人。せめてあと3倍くらいは用意して欲しいですね」
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「うむ、報告は受けておった。すこぶる体調は良いな。其方は腕が良い。城のお抱えにしたいくらいだ」
「私はあくまで冒険者ですから、他の事でお役に立ちたいと存じます。クリステル王女からの依頼はいつでもお受けしますよ」
国王ではなく、クリステルの依頼なら受ける。裏の意味を感じ取れたのは何人いたか分からないが、確実な牽制にはなった。
「ふむ。今すぐクリステルの護衛を頼めるか?」
「ええ、リーダーからはクリステル王女の依頼は最優先で受けるよう指示されておりますので喜んでお受けします」
「そうか、それでは後ほど全員集めてくれ」
「かしこまりました」
「さて、待たせてすまぬのう。今日は予定外の事が多すぎた。宰相も任命し直せねばならぬ。私の毒殺に関わった者が他におらぬか調査もする。クリステルが隣国から戻った時に結婚の披露目を行う事とする。2ヶ月あれば全てが整うだろう。王位は、確かにクリステルの言う通りまだまだ譲らなくて良かろう。ヒュー、それで良いな?」
「……は、はい……」
「クリステルよ。兄も驚いておる。次からは予告して戻って来るように。其方を殺そうとする者は法に則って処罰する故、安心せよ」
「嬉しいですわ! ありがとうございます!」
「これで解散とする。書状をすぐに書くから、クリステルとジルは私について来い。ファルは、すぐに仲間を集めてくれ」
「かしこまりました。1時間で整えます」
「用意が良いな。優秀だ」
王に好評価される冒険者は、確実に王女の味方。
貴族達は、本日の一件でクリステルの印象が大きく変わった。
冒険者はきまぐれで、ゴールドランクとなれば貴族や王族の依頼すら断る事が多いし、それが許されている。強い冒険者への依頼は取り合いだ。冒険者に気に入られなければ、どんなに報酬を積んでも依頼出来ない。
そんな冒険者が、クリステルの依頼なら最優先で受けると公言する。
それが大きな意味を持つ事を分かっていて、ファルはこの場で宣言した。それが、大事な友人を守る事になるとリーダーが言うから。
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