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第十三話
「さぁ! ここがマリーの部屋だよ!」
部屋は全てわたくしの趣味全開です。壁紙も、クローゼットの服も、好みのものばかりです。
さすがに下着はありませんでしたから、用意して頂きました。
「本当は下着も用意しようとしてたんだけど、母上と妹に全力で止められたんだ……」
わたくしに引かれないか心配して下さったんでしょうね。まぁ確かに、セドリック以外の人がしたらドン引きするわ。セドリックならまぁ良いかと思うのは、長い付き合いのせいかしら。おばあちゃんになるまで一緒だったから、今更下着くらいで照れたりしないわ。
「セドリック、一般的には会ってもいない女性の部屋を用意したり、ましてや下着を用意するなんて変態よ」
「……え」
「え、じゃないわよ。わたくしの旦那様は変態ではなかったと思うわ。まぁ、わたくしの前なら多少ハメを外しても構わないけど、今世は王子様なんだから、外面を取り繕うくらいなさい。今日はちょっぴり暴走してるわね。わたくし、もうセドリックから離れないわ。だから安心して。探してくれてありがとう」
そう言って軽くキスをしたら、セドリックは真っ赤な顔をして固まってしまいました。
こんなキスで固まるなんて今だけよね。
今のうちにちょっとだけ主導権を握っておこうかしら。
「愛してるわ、セドリック」
「マリー……」
「ねぇ、もっとお話ししましょう。セドリックの話を聞きたいわ」
「そうだね、僕もいっぱい話したい事があるんだ。だけど久しぶりなんだから、夫婦のコミュニケーションも取りたいなあ」
セドリックが、獲物を狩る目でわたくしを見つめます。う……これはまずいです。
「セドリック! 結婚するまで清いままじゃないとダメでしょ?!」
一応、それくらいの常識はあります。王子が婚前交渉はまずいでしょう?!
「大丈夫、最後まではしないから」
待って! それは大丈夫とは言わないわ!
「コンコンッ!」
「ちっ……! 入れ」
中に入ってきたのは、先程お会いした執事さんと、メイドらしき女性が2名です。
「マリー様付きのメイドを紹介します。セドリック王子、ヤンチャはほどほどにお願いします」
「聞いていたのか?!」
「いいえ、マリー様の真っ赤なお顔と乱れたドレスで推察したまでです。王妃様から、セドリック様が暴走する前にお付きのメイドを手配するようにとのご指示がありました。さすが王妃様です。息子のことをよく分かっておられる」
「……母上ぇ……」
「いくら精神が大人でも身体はまだ子どもです。せめて学園卒業までお待ち下さい」
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わたくしに引かれないか心配して下さったんでしょうね。まぁ確かに、セドリック以外の人がしたらドン引きするわ。セドリックならまぁ良いかと思うのは、長い付き合いのせいかしら。おばあちゃんになるまで一緒だったから、今更下着くらいで照れたりしないわ。
「セドリック、一般的には会ってもいない女性の部屋を用意したり、ましてや下着を用意するなんて変態よ」
「……え」
「え、じゃないわよ。わたくしの旦那様は変態ではなかったと思うわ。まぁ、わたくしの前なら多少ハメを外しても構わないけど、今世は王子様なんだから、外面を取り繕うくらいなさい。今日はちょっぴり暴走してるわね。わたくし、もうセドリックから離れないわ。だから安心して。探してくれてありがとう」
そう言って軽くキスをしたら、セドリックは真っ赤な顔をして固まってしまいました。
こんなキスで固まるなんて今だけよね。
今のうちにちょっとだけ主導権を握っておこうかしら。
「愛してるわ、セドリック」
「マリー……」
「ねぇ、もっとお話ししましょう。セドリックの話を聞きたいわ」
「そうだね、僕もいっぱい話したい事があるんだ。だけど久しぶりなんだから、夫婦のコミュニケーションも取りたいなあ」
セドリックが、獲物を狩る目でわたくしを見つめます。う……これはまずいです。
「セドリック! 結婚するまで清いままじゃないとダメでしょ?!」
一応、それくらいの常識はあります。王子が婚前交渉はまずいでしょう?!
「大丈夫、最後まではしないから」
待って! それは大丈夫とは言わないわ!
「コンコンッ!」
「ちっ……! 入れ」
中に入ってきたのは、先程お会いした執事さんと、メイドらしき女性が2名です。
「マリー様付きのメイドを紹介します。セドリック王子、ヤンチャはほどほどにお願いします」
「聞いていたのか?!」
「いいえ、マリー様の真っ赤なお顔と乱れたドレスで推察したまでです。王妃様から、セドリック様が暴走する前にお付きのメイドを手配するようにとのご指示がありました。さすが王妃様です。息子のことをよく分かっておられる」
「……母上ぇ……」
「いくら精神が大人でも身体はまだ子どもです。せめて学園卒業までお待ち下さい」
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