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第二十一話
焼きとうもろこしは、ものすごく売れました。おかげで資金はなんとかなり、和傘生産に入れました。
切子は、ダイヤの刃を手に入れたのでコツコツ削っています。回転させる機械がないので、足踏みで頑張っていますわ。
風鈴は、いちばん先に完成しました。それから、風鈴職人さんはガラスペンも作って下さいました。以前作っていた物をまた作れるのは楽しいそうです。
この世界、文具は弱いんですよね。羽ペンしかありませんもの。ボールペンや鉛筆を作れると良いのですが、材料も見つからなくてなかなか難しいです。少しずつ文具も改良していくつもりですが、まずはガラスペンを売ってみることにしました。綺麗だからと貴族に人気が出ましたので、凝った作りの物はかなり利益を乗せていますわ。色ガラスを使わない廉価版も売りました。そちらは庶民に人気です。
そうそう、焼きとうもろこしの屋台は人気なので人を雇って常時販売する事にしました。
そしたら、その屋台に転生者らしき子が来たそうですの。調べてもらったら、わたくしと同い年の転生者の方でした。クリスティーナさんと仰るそうです。屋台に興味を示して下さったようなので、お話を聞くことにしましたの。
転生者の方は、優遇されていて城に定期的に招待されます。アイデアを聞き取るのがメインですが、他にも不満や希望を極力叶えます。
こちらから無理に何かをやって頂く事は決してありません。
こうする事で、安心して転生者と名乗り出ていただけるようになっているのです。わたくしは不安がっていましたが、転生者でも何も知識を持っていなかったり、既にこの世界に浸透していたりして何も新しい物をもたらせない方も多いです。9割以上は、そういった方ですね。ですが、残りの1割の方がもたらす恩恵がとても大きいのです。
だから、転生者全員を優遇するそうです。
クリスティーナさんは、貴族ではありませんが学園に通いたがっておられます。彼女の希望を聞くのがわたくしの仕事です。
妃教育の一環で、少しずつ公務を教えて頂いています。彼女はわたくしと歳が近いので、適任との事で任されました。緊張しますが、頑張りますわ。
「お待たせしました、クリスティーナさん。マリーと申します」
「よろしくお願いします。マリー様」
「クリスティーナさんは、学園への編入をご希望でしたわよね?」
「はい! あたし、ヒロインなんです。だから学園に行かないと。悪役令嬢が、この国をめちゃくちゃにしちゃうんです!」
悪役令嬢とは……何でしょうか。
切子は、ダイヤの刃を手に入れたのでコツコツ削っています。回転させる機械がないので、足踏みで頑張っていますわ。
風鈴は、いちばん先に完成しました。それから、風鈴職人さんはガラスペンも作って下さいました。以前作っていた物をまた作れるのは楽しいそうです。
この世界、文具は弱いんですよね。羽ペンしかありませんもの。ボールペンや鉛筆を作れると良いのですが、材料も見つからなくてなかなか難しいです。少しずつ文具も改良していくつもりですが、まずはガラスペンを売ってみることにしました。綺麗だからと貴族に人気が出ましたので、凝った作りの物はかなり利益を乗せていますわ。色ガラスを使わない廉価版も売りました。そちらは庶民に人気です。
そうそう、焼きとうもろこしの屋台は人気なので人を雇って常時販売する事にしました。
そしたら、その屋台に転生者らしき子が来たそうですの。調べてもらったら、わたくしと同い年の転生者の方でした。クリスティーナさんと仰るそうです。屋台に興味を示して下さったようなので、お話を聞くことにしましたの。
転生者の方は、優遇されていて城に定期的に招待されます。アイデアを聞き取るのがメインですが、他にも不満や希望を極力叶えます。
こちらから無理に何かをやって頂く事は決してありません。
こうする事で、安心して転生者と名乗り出ていただけるようになっているのです。わたくしは不安がっていましたが、転生者でも何も知識を持っていなかったり、既にこの世界に浸透していたりして何も新しい物をもたらせない方も多いです。9割以上は、そういった方ですね。ですが、残りの1割の方がもたらす恩恵がとても大きいのです。
だから、転生者全員を優遇するそうです。
クリスティーナさんは、貴族ではありませんが学園に通いたがっておられます。彼女の希望を聞くのがわたくしの仕事です。
妃教育の一環で、少しずつ公務を教えて頂いています。彼女はわたくしと歳が近いので、適任との事で任されました。緊張しますが、頑張りますわ。
「お待たせしました、クリスティーナさん。マリーと申します」
「よろしくお願いします。マリー様」
「クリスティーナさんは、学園への編入をご希望でしたわよね?」
「はい! あたし、ヒロインなんです。だから学園に行かないと。悪役令嬢が、この国をめちゃくちゃにしちゃうんです!」
悪役令嬢とは……何でしょうか。
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