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第三部 崩墜のオブリガード
51.新緑を拉ぐ鷹槍隊
しおりを挟む三日前にバスターがリコ達と野営した三叉路へ、
再び訪れたのは事変の翌日――早朝だった。
セバスチャンの懇願を受け渋々同行したグロリアを宥めバスターが深緑道の入口に立った時、
異変はすぐに察知する事が出来た。
「セバス老、ちょっと待ってくれ。なんかおかしくないか?」
「そうじゃな。動物共が騒いどるわい」
一晩で割と打ち解けた二人が、未だ静かな林道の奥からの気配に気づいた時、
退く選択肢は残っていたと言える。
それを選べなかったのはセバスチャンの拘泥にあった。
「爺、セバールに戻った方が良いのでは? グレンデス卿はおられなかったのでしょう?」
「……それはそうなんじゃが何やら嫌な予感がしましての……奴は偏狭な男ではありますが、
それでも弟子の一人。それにお嬢様もご存じの通り、フリオに相談してものう」
「そうね……貴方がドリードに居たのもそのせいでしょうし……」
「ん? お嬢、どういうことだ? 何かあるのか?」
セバール領主フリオ・ソレルと、グレンデス領主セザール・グレンデス、
知り得なかったが彼等には明確な確執があった。
元々は義理の兄弟だと言われている。
様相が、アラニス領主ルシオ・アラニスとアンダールシア領主プラムリード・バリアステル、
この二人の関係と酷似しているのは偶然か――その究明は既に出来ない。
グレンデスとアラニスという、北エスパニを分割する二大領地において何かの不仲を遠因に、
根深く反目していた――という事実だけが、伝聞として残っているのみだった。
「い、いえ……なんでもありません。爺、どうしますか?」
「そうじゃの。一先ずバレス岬への三叉路まで進んでみるかの。
状況も掴まずに帰った所で、報告すら出来やしませんでの……偵察を兼ねてじゃ。
坊主もそれで良いか?」
「俺はお嬢の護衛だからな。お嬢が行くなら付いて行くだけだ」
「え……。あ、ありがとうございます」
ふいっと後ろを向いたグロリアが反対方面の深緑岸を眺めた時、
東の海崖から登る朝日が、淡い緑の草原を黄金に彩った。
地平の奥に広がるレネ山脈の稜線の終着にセバールがある。
郷愁にも似た何かを感じながら、先行する二人を追った時――
グロリアの胸に説明出来ない騒つきがあった。
そしてそれが後に彼女を苦しめ続ける事となる。
「お嬢、行くぞ! 出来れば今日中にはポステラに着きたいからな、急ぐぜ」
バスターの言葉に不安を隠して、足早に生と死の林道へと入り込んで行く三人だった。
***
「んだこりゃ? なんでこんなとこに……」
同刻、赦免の条件としてバレス岬に赴いたカリスが見た物――それは不審な野営跡だった。
返却されたピルムの先で竈の残骸を小突き、灰を掘り返すと何かの動物の骨が姿を見せた。
汚れた羽が隅に堆積し、鳥獣を焼いて食べたと素人目にも判別出来る。
ラウルの言う通りカリス達が受けた依頼に関係する痕跡を見て取って苛立ちで表情が歪む。
がそれなりに信を置いていた依頼主だから猶更である。
依頼――特に商会や領主は依頼と受注の《信頼》のみで成立する。
ギルドを介さないが故に内容を正確に開示し、高額報酬を提示し難度の高い依頼を斡旋する、
この大前提に反したエルピオ・モドバルに、賊の身ながら腹を立てるのも当然だった。
依頼の裏に目的を隠すというやり方は正当な取引とは言えない。
しかもそのせいで兄二人と生き別れている。
心情的に依頼主への反抗心が生まれてもおかしくはない。
その心理状況が後の行動に影響しても、無理からぬことだった。
しかし今回の調査が取引による『依頼』である以上報告する義務がある。
釈放が目的とは言え仕事に対しての矜持は兄達以上に持っているカリスも、僅かに逡巡した。
逃げるか――だが数種ある手配書の中で《赤》に指定される事だけは避けなければならない。
これは王国内での生存が許されない事を意味する。
恩赦を受けての制限活動が最も有効だった。
ラウルも勿論それは承知の上で、リスクの高い依頼との交換条件にしたのだと思われる。
そこに《安全》は当然考慮されていない。
内心はともかくラウルもまた正しく――領主だった。
首をもたげる巨亀のようなバレス岬の高台を下り、
ロスベルデ保護区を眼下に収めた時――異変は既に顕在していた。
向かって右手、方角だと北側の樹林から野鳥が奇声を上げ飛び散り、
遠くに見える群衆が尋常ならざる状況を視覚と聴覚に訴えかける、その眺望に狼狽えた。
「ありゃ、もしかして……いや――」
早すぎる――そう考えたカリスが両兄から聞かされていた計画は、既にラウルにも開示した
『元老長イサーク子飼いの戦人によるエスパニ制圧』の事である。
予定ではポステラでの決起集会にグレンデス領主やモドバル商会長が参加している。
そしてセバールに向け侵攻を開始する運命の日、が――明日だった。
しかし既に動き出したと見える気勢に好機を見たカリスは、深緑道への向け駆け出した――
それが大きな見当違いだと、知る由もなく。
「な、なんだこりゃあ!?」
ロスベルデ――深緑道に達したカリスが目撃したのは、我先にと人を押し退け逃げる民衆と、
弾かれた人を介助する戦人――そして、群れの後方から響く《悲鳴》だった。
その非現実な光景が脳裏に切り出された時、一瞬でカリスにも否応なしに現実が把握出来た。
今起こっている状況は、聞かされている話の限りでは各市で起こる惨劇だったはずだ。
しかし目の前で逃げ惑う避難民は――ホームとして過ごして見知ったポステラの人々だった。
悪行三昧で親しんだとは言えないが、少なくとも味方と認識していた民が追われて逃げる――
即ち追っている者が《味方ではない》という事実が脳髄に叩きこまれる。
「おい! お前! そこの! そう! お前じゃ!」
呆然と立ち竦むカリスを大声で呼ぶ男――焦点が定まったカリスの目に顔見知りの戦人――
フェニクセイジのドンコーイが映り込んだ。
決して仲間ではなく、所属管区が同じだけの戦人、
それでいてこちらは賊、向こうは真っ当に名を上げたシニア、内心穏やかではなかった。
「お、おい……なんなんだこりゃ……」
「お前らの方が知っとるんじゃないのか! ワシらはたまたま出くわしただけだ!」
「お、俺は……兄貴達と離れ離れになって、今はどこにいるのかすら……」
「そんなことはどうでも良い! お前、岬から降りて来たな? 向こうは誰か居たか?」
「い、いや……誰も居なかったけどよ」
「よし! なら良い、お前も手を貸せ!」
「手って……何がだよ!」
「ポステラから帝国兵が迫って来とるらしい! 防柵を増設して食い止めるぞ!」
「は!? んなわけねぇだろ!! 何で帝国が――」
「知らん! 時間が無いんじゃ! 他の連中がもう始めとる! 行くぞ!」
往年の割に筋肉質で均整の取れた体格を持つドンコーイは、
手にするハルバードを薙ぎ払い、防護柵よりも手前側の木々を切り倒していく。
数名の戦人がペアになって木々を運び、
林道の中央に積み上げ急場の防護柵を作っている真最中だったようだ。
「お、おい、これじゃ逃げて来る奴も堰き止めちゃうんじゃねぇか……?」
「両端に隙間は空けてある! 追っ手は皆が馬に乗ってとるらしいから、これで――」
「――馬に乗ってる割にゃ来るのが遅ぇじゃねえか! 勘違いなんじゃねぇのか!?」
「……解ってて言ってんのか? 一々……言わせんな」
民衆の処理に手間取っているだけ――そんなことはカリスにも言わずとも解っていた。
***
「お、おい、爺さん! な、なんなんだありゃ!」
急停止した先頭のバスターが指差し示したのは、必死の形相で向かって来る人の群れだった。
3人が目に映らないかのように、老若問わない一団が恐怖に駆り立てられるように通り過ぎる。
「きゃっ」
「お、お嬢様! き、貴様! 無礼な! 止まれ! 止まらんか!!」
グロリアを押し倒して駆け抜けていった若い男は、一見戦人然としていたが、
空手で疾走し、周囲を気に掛ける様子もなく、
当然の如く静止の言葉も届かずに走り去っていく。
「セバス老! 落ち着け、これはちょっと異常だ……見ろ! 続々と人が向かって来るぞ!
お嬢! 危ないからこっちに来い!」
支え起こしたグロリアの腕を引いて林道から逸れたバスターは、愚痴を吐きながら後ずさり、
隣に立つセバスチャンに右側遠方へ目配せした。
「あっちだ。何やら騒がしい……何か大きな猛獣でも出たのか?」
「それにしちゃ人が多すぎるじゃろ、流れが途切れんぞ……怪我をしとる者も――ぬ?」
「……爺さん? どうした」
何かに気付いたセバスチャンは、周囲を見渡しつつ林道へ向かい、バスターも後を追った。
「おい! そこのお主! カーヤか!?」
「え……あ! 師匠!」
「お主、一人か!? 仲間はどうしたんじゃ!」
「リーダーは向こうで足止めを……ネスティもあそこに!」
カーヤと呼ばれた細剣使いは、自身と同様に負傷者や老人を助けている仲間に視線を送った。
彼女達は、皆が以前セバスチャンから一度だけ師事を受けた知己だった。
「おお……無事なようじゃな。ミーユはどこじゃ? 一体何があった?」
「ポステラに向かっていたんですが、林道は街から逃げ出した人達で溢れかえっていて……
怪我をした人に聞いた話だと、そのポステラが襲われたとかって」
「ど、どういうことじゃ……ポステラにはまさにセザールの奴が滞在しとるはずじゃぞ!?
護衛兵だっておるじゃろ!? 誰が襲うっちゅうんじゃ!」
「解りません! ミーユは伝令に、追手はリーダーが……し、師匠お願いです!」
切れ長の瞳でジッと老父を見つめるカーヤの肩を無言で叩いて、セバスチャンは猛った。
「坊主! お嬢様を頼むぞ! 危険じゃと思ったらすぐに引き返すんじゃ!!」
「ま、待て!! 一人で行くんじゃねぇ!!」
バスターの声も届かない速さで駆け出したセバスチャンは、人を避け林の中を咆哮した。
***
防護柵に向かい合って対峙する集団には、明らかに戦力差があった。
逃げる民衆を背中から切りつけて、踏み拉いて突き進んで来たおよそ20名程度の騎馬集団、
《鷹に槍》の旗を掲げる部隊は、師団の大半をポステラの制圧に残したまま
『ただ狩りをする』
それだけの為に馬に鞭打ち追って来たという。
後にそれを明言した帝国第二師団長ブリッツ・エルダーランドと、
その動機を証言した従者、そして精鋭10数名、
攻勢は皆が一様に軽装槍騎兵で統一されていた。
対して守勢に回った戦人はせいぜい5,6人。戦力に数えられる者はもっと少なく見えた。
フェニクセイジのアンカーで要であるドンコーイ、武器を失い慣れないピルムを持つカリス、
ノービス戦人が数名と、圧倒的に不利な状況を堰き止めていたのは皮肉にも防護柵だった。
馬で狩り追い立てる部隊の機動力を削ぎ、追撃を阻止する事はとりあえず成功するした。
「カリス! 腰が引けとるぞ! 長柄はワシらだけじゃ! もそっと突き立てんか!」
「む、無茶言うなよ! こ、これは兄貴のなんだよ! 弓がありゃもうちょ――どぅわっ」
ザッ――という、砂利を踏む音に慄くカリスの背後に、背高な老人が駆けつける。
「ドン! 無事か! ワシじゃ!」
「ぬ!? お、おお、セバス翁! こりゃ助かる! 手が足りんかったんじゃ!」
「お主がおると聞いての、これも拾って来たんじゃ……ほれっ」
セバスチャンが片手で運んできたソレは、重心を中心にクルクル柄を回転させ宙を舞い――
ドスンとドンコーイの目の前に落下し地面を抉った。
「あーっ!!! 兄貴のグレハンじゃねぇか! 後で回収しようと思ってたのによ!!」
「なんじゃ小僧、悪たれ兄弟の末っ子ではないか。何しとるんじゃこんな所で」
「……誰だよ爺さん? 俺はラウルの命れ……い、依頼で岬の調査に行ってただけだ」
「ほう。それは妙な。後でゆっくり聞かせて貰わんといかんの……それより、ドンよ」
「おお、分かっとりますぞっと……ふんぬ!!」
自身のハルバートを柵に立て掛けたドンコーイは、グレートハンマーの柄を両手で掴み――
大きく上体を捻り、重いだけの鉄塊を遠心力で回転させる。
空を重く破る音とドンコーイの踵が地を削る音が、徐々に速く、
そして次第に集束していき、森の中に低く木霊して――
怒張する上腕が重量を天高く――咆哮を全方位に、一気に開放した。
「どっせええええええええええい!!!!」
「あああああ!? 兄貴のグレハン!!!!」
種類の違う二つの喚叫を載せ、渾身の一擲は――未だ見ぬ敵へと向かって放たれた。
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