11 / 20
レベルアップだってよ
しおりを挟む
『救済者の力 ホーリースリリーバー獲得』
癒しの結界により全ての憎悪を解き放つ。
Level.2 結界範囲1m以内対象。
なんだよこれ……
範囲狭っ!!
聖典の力が更新された? シャーレを仲間にしたからなのか?
仲間を増やしてレベルを上げる?
てか範囲狭っ!!!
んん……わからん。
後でマルスに確認するしかねーな。
まーそこまで生きてればだけどな……。
いやまだ死ぬわけにはいかねー、俺はまだ女も抱いてない、童貞で死ぬなんて俺は賢者かよ。
「ふざけるな! 俺は… 俺は…… ゴミ屑ギャンブラーだ!!! 」
ただ何もせず死ぬくらいなら俺はギャンブルして死ぬ事を選ぶ! そうだ、勝算が無いのなら勝算を上げればいい。
パチスロでもそうだ、前日の下見が重要だ、天井までの回転数、当日最終の出目確認、全てが揃って初めて勝負する事が出来る。
今俺に出来る事はこの聖典の力を最大限に生かす事。
半径1m……そこまで近づく事が出来れば何とかなるかもしない。
「勇者様!! シャーレもついてますよ! 」
元の姿に戻ったシャーレが笑顔でそこにたっていた。
足元は微かに震えていたがそれを隠すように気丈にふるまっている。
なにしてんだ俺……自分ひとりで抱え込んで、こんな俺について来てくれる仲間を信頼していないなんて……。
「シャーレ、ゴメン…… それと俺に力を貸してくれ! 」
「当たり前じゃないですか、仲間なのですから」
守らないといけない、こんな俺を信じてくれる者たちを。
「シャーレ作戦会議だ! まずあいつに触れてはダメだったな? 」
「はい、マルス様いわくあれに触れれば呪いが伝染するそうです」
「それだが…新たな俺の力でその呪いは浄化できるかもしれない」
「さすがです!! 勇者様!! 」
「しかし……この力の効力範囲がお前と俺の今の距離くらいしかない…… 」
自分から1m先にいるシャーレに、それがいかに困難であるかが伝わったはずだ。
「……だ 大丈夫です! シャーレがあいつを取り押さえます、そこに勇者様の力でシャーレごと浄化してください」
「何言ってんだ! そんな危ないこと出来るかよ!! それに本当に浄化出来るかもわからないんだぞ!! 」
「シャーレは勇者様を信じております」
シャーレはまっぐにマナブを見つめていた。
先ほどまでいたあどけない少女はもうそこにはいなかった。
「すまない…… シャーレ俺を信じてくれ! 絶対お前は俺が守る! 」
「はい! 勇者様 」
シャーレは一瞬泣きそうな表情をみせたが満面の笑顔で返事した。
「勇者様私共も協力させてください、我が娘が必死に守ろうとしている…… そんな時に何もできず何が戦士だ… すまぬシャーレ」
絶望的な表情でただ呆然と立ち尽くしていた亜人族はシャーレの力強い言葉と表情に呼応するかの様に今は真っ直ぐにマナブを見つめていた。
今までこんなに自分を信じてくれる人が居なかった訳では無いしかしこんなにも人の為に何かしたいと思った事もない。
「よーし!! みんな俺に力を貸してくれ! この村はこの勇者マナブが守ってやる!! 」
「オォーー!!勇者様!
勇者様!! 勇者様!! 」
勇者マナブの力強い言葉に絶対から生気が一気に戻っていた。
「やめろって……へへっ」
おっと照れてる場合じゃないか、とは言え出来るだけ皆を危険に晒せたくない、
癒しの結界により全ての憎悪を解き放つ。
Level.2 結界範囲1m以内対象。
なんだよこれ……
範囲狭っ!!
聖典の力が更新された? シャーレを仲間にしたからなのか?
仲間を増やしてレベルを上げる?
てか範囲狭っ!!!
んん……わからん。
後でマルスに確認するしかねーな。
まーそこまで生きてればだけどな……。
いやまだ死ぬわけにはいかねー、俺はまだ女も抱いてない、童貞で死ぬなんて俺は賢者かよ。
「ふざけるな! 俺は… 俺は…… ゴミ屑ギャンブラーだ!!! 」
ただ何もせず死ぬくらいなら俺はギャンブルして死ぬ事を選ぶ! そうだ、勝算が無いのなら勝算を上げればいい。
パチスロでもそうだ、前日の下見が重要だ、天井までの回転数、当日最終の出目確認、全てが揃って初めて勝負する事が出来る。
今俺に出来る事はこの聖典の力を最大限に生かす事。
半径1m……そこまで近づく事が出来れば何とかなるかもしない。
「勇者様!! シャーレもついてますよ! 」
元の姿に戻ったシャーレが笑顔でそこにたっていた。
足元は微かに震えていたがそれを隠すように気丈にふるまっている。
なにしてんだ俺……自分ひとりで抱え込んで、こんな俺について来てくれる仲間を信頼していないなんて……。
「シャーレ、ゴメン…… それと俺に力を貸してくれ! 」
「当たり前じゃないですか、仲間なのですから」
守らないといけない、こんな俺を信じてくれる者たちを。
「シャーレ作戦会議だ! まずあいつに触れてはダメだったな? 」
「はい、マルス様いわくあれに触れれば呪いが伝染するそうです」
「それだが…新たな俺の力でその呪いは浄化できるかもしれない」
「さすがです!! 勇者様!! 」
「しかし……この力の効力範囲がお前と俺の今の距離くらいしかない…… 」
自分から1m先にいるシャーレに、それがいかに困難であるかが伝わったはずだ。
「……だ 大丈夫です! シャーレがあいつを取り押さえます、そこに勇者様の力でシャーレごと浄化してください」
「何言ってんだ! そんな危ないこと出来るかよ!! それに本当に浄化出来るかもわからないんだぞ!! 」
「シャーレは勇者様を信じております」
シャーレはまっぐにマナブを見つめていた。
先ほどまでいたあどけない少女はもうそこにはいなかった。
「すまない…… シャーレ俺を信じてくれ! 絶対お前は俺が守る! 」
「はい! 勇者様 」
シャーレは一瞬泣きそうな表情をみせたが満面の笑顔で返事した。
「勇者様私共も協力させてください、我が娘が必死に守ろうとしている…… そんな時に何もできず何が戦士だ… すまぬシャーレ」
絶望的な表情でただ呆然と立ち尽くしていた亜人族はシャーレの力強い言葉と表情に呼応するかの様に今は真っ直ぐにマナブを見つめていた。
今までこんなに自分を信じてくれる人が居なかった訳では無いしかしこんなにも人の為に何かしたいと思った事もない。
「よーし!! みんな俺に力を貸してくれ! この村はこの勇者マナブが守ってやる!! 」
「オォーー!!勇者様!
勇者様!! 勇者様!! 」
勇者マナブの力強い言葉に絶対から生気が一気に戻っていた。
「やめろって……へへっ」
おっと照れてる場合じゃないか、とは言え出来るだけ皆を危険に晒せたくない、
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる