聖典の勇者 〜安宿に泊まったらバァさんついて来たってよ〜

ウメキチ

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わかるかー! だってよ

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「皆聞いてくれ話があるアビルはもう俺たちの仲間だ! そんな仲間が苦しんでいる! 助けてあげるのが仲間だろ!!? 死海の森回復計画はそのだ! 」
「わ……我が主……ウオォオオオオ!!! なんて慈悲深いお言葉!!! 」
 
「仕方ありませんな、わかりました勇者様、我々亜人族一同も協力させて頂きますぞ」

「お主たちもなんてお優しいお言葉!!  ウオオオオオオオオオ!!! 」



 よしよし、それっポイ言葉で皆賛同してくれたな……貴族か……金一杯あるのかな? 
クックッ…ダメだ、顔がニヤケてしまう。
世の中金だよ金、異世界でも金、金がなけりゃ飯も食えん。
   これだけ人数いれば余裕っしょ。クックッ

「アビル、処でその貴族とやらは何処にいるだ? 」
「大樹ボックスの中が我々の住処でありボックスの中は10階層でなりたっております、その9階層が現在貴族居住区となっております」

「成程な……後はその他大勢のリザードマンが問だな……」
「我が主よ、これよりリザードマン兵士部隊は一同主の配下として行動します」
「え!? なんで? アビルは解るけど他の奴はまだ敵じゃないのか? 」
「我が主よ、我はリザードマン部隊総指揮官であり我が部隊は家族同然我の言葉に皆賛同してくれるでしょう」
 これはチャーンス! 好機! いや 激熱!! 

「お前そんな凄かったのか!! あ…アビル…君、頼んだぞ」
「はっ!我が主!! しかし問題が…… 我らの腕に付いているリングこれは貴族に逆らえない様に付けられた奴隷の証、貴族に危害を加えると自爆する様になっているのです」
「なんだと!! 本当にくそ野郎共だな!!! 

くっ……流石に自爆させる訳にはいかない。
「取り外し方は何かないのか? 」
「取り外す方法はあるのですが……それがその……」
うっ…なんだこいつ真剣な話をしているのに照れているのかモジモジしてるようだ。

「なんだよ、大事な事だぞ! 」

「はい!! 我が主!! 取り外す方法は……他種族との…キッスです……」


…………………


「はぁーーーーーー!!?」
   その意味不明な解除方法に全員息の合った返事をしていた。

「それも無理やりでは効果が無かったようで……」
あぁ試したんだな……
「なんでそんなフザけた呪いなんだよ!!? 」
「王が面白半分で絶対不可能な呪いにしたそうです……」
確かにリザードマンは他種族に嫌われてるみたいだし、理にかなっているな。
「王も頭おかしいのな! 王もぶっ殺してやる!! 」
「いえ!! 我が主! 王はすでに死んでおります、配下のものが勇者に亜人の洞窟でやられたといっておりましたが……主ではないのですか?」

ん?倒した……

「……あああ!! 最初に攻めてきたあの壁を裏拳で穴開けたやつか!!!?」
リザードマンが空けた壁の穴を指さしてマナブはシャーレを見ていた。

「いやいや! 王の特徴ゼロじゃねーか!!? どうやって見分けるんだよ」
「我が主よ! 王は生殖器が二つあるのです! 」

「わかるかーーーーーー!!」
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