聖典の勇者 〜安宿に泊まったらバァさんついて来たってよ〜

ウメキチ

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呪いの解除だってよ

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   3キッスを行った亜人族は別室に俺が用意した、クロマグロを振る舞った。
   しかし人数が合わず族長は13キッスする事になったが、不満も言わず、むしろ率先して族長はキッスを行っていた。

「よーし!  これで全員終わったな!  」

「我が主! 本当に感謝申し上げます! 族長殿達も本当に……本当に感謝致す…」

「アビル、まだだよこれからが本番だ! 
いでよー!! 」
『ブゥワーン!! 』
  マナブはリングを召喚した。

「よし!  リザードマン達はこれを身につけてくれ! 安心しろただの飾りだ、貴族どもの目を欺けるためのな! 」

「は…はい!!  我が主」

「俺とシャーレ、マルス……ライラ
はリザードマンに捕らえられてアジトに戻るという事にする」

「成る程ですね! 我が主! 」


「あぁ、そこで一斉攻撃だ、ただ殺さないで捉えてくれ!  」

  「かしこまりました、我が主!  」

「シャーレとマルスあとライラも頼んだぞ!  」

「なんでライラがそんな事しないとダメにー? 」
ちっ!このクソガキ…空気読めよ。
  不本意だがめんどくせーへりくだってやるか。

「ライラ、お願いだ協力してくれ!  」

「嫌にー! 死ねにー! 」
はい泣かす、完全に泣かしてやる。


   「ライラちゃんお願い!!手伝ってください! 」
シャーレが間に入ってなんとかライラの説得に加わってくれた。

 「ん、中々可愛い子だにー!   んーーー……おぃアホヅラ、ライラに触れるにーよ」

っのガキ!
「なんだよー!  ちっ! 」

「変なとこさわるなでないにー」
触るかクソガキ! 
どうせ光るのは解っていたが、仕方ないのでライラの肩にマナブはそっと手を差し伸べた。

  するとマナブの胸の紋章がピカーンと……  光らない……  あれ?

 「ちっ! やっぱエセ勇者だにー 」

「そんなはずあるわけないであろー!  」
マルスのは目が飛び出る程驚いてライラに聞き返していた。

「えっ……  仲間じゃないの??  」
マナブもマルスの驚き方に不味い感じを覚えて少し焦っている。

「あほか!! ライラはアトゥルが創りし鬼神ゴーレムアトゥルが宿るお主が仲間でないはずがないのじゃ!!   」

「えーーーっ………  あれっ?  俺間違えてきた奴?  」


しばらくの沈黙が続いた。
マルスは目が飛び出てフリーズしている。



「えっ…  あっちょっとワシは調べてくる、ライラちょっと手伝ってやれ……  じゃあな  」
マルスは動揺しながら逃げる様に再び転送魔法で消え去った。


「えーっと……  みんなとりあえず俺は勇者じゃないかも知れないけど……  どうしよ?  」

「我が主!!  我は勇者様が何者であろうとどこまでもついていきます!!  」

「シャーレもですよ!!  マナブ様」

アビルとシャーレの答えに皆次々と同様の反応でマナブを励ました。

みんな……  すげぇ嬉しいよ、こいつらのためにももっと頑張らないと、勇者とかどうでもいい!!

「よし!!みんなつ

てかリザードマンの拠点はどこなんだ? 」
「我が主、ここから100キロ先です! 」
うん、とてつもなく遠いのね。

「いや! どうやってお前らここまできたんだよ? 」

「我が主!2日かけてきました!
途中仲間が3人程死にましたが…」
いやいや、大変だったね、お疲れ様。
じゃねーよ!舐めてた、デタラメだな本当。
そんな時間かけてられないよ。

「仕方ないにー、マルスの頼みなら仕方ないにー、ちょっとだけ手伝ってやるにー」

そういうとライラは全員を外に連れ出した。
「へーんしんするにー!!  」
ライラの身体が突如変形を始めた、その形態はまるで巨大なジャンボジェット機の様に変形を遂げた。
あの小さい身体から物理的に不可能なサイズではあるが、そこはあえて聞かないでおこう。

「すげーーーー!!!  ライラすげーー!  」

「当たり前だにー!  ライラ凄いにー!  」
なんかムカつくがここはライラに頼るしかない。

 
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