10 / 39
-10『秘められた私の決意』
しおりを挟む
「そういえば、あたしたちよりユフィっちとフェロくんのほうが仲がいいんじゃないの?」
タオルを取りに行ったフェロが戻ってくるのを待っているうちに、スコッティがそんなことを言い出した。
ルックとの仲をからかったことへのちょっとした仕返しのつもりかもしれない。
「だってほら、婚約者だし」
「婚約者って言ったって知り合ったのはついこの間よ」
仲が良い、というのはまだ少し違う気がする。
けれど初めて会った時から随分と距離が縮まったのは確かだ。最初は奥手だったフェロも今では普通に話してくれている。
落ちぶれていながらも上級貴族の一人息子であるというのにそれを袈裟に着ず、私が屋敷で困っているとよく助けてくれる優しさを見せていた。
地位だけで人を見下してくる長ネギのようなクズたちは論外だし、かといってライゼのような優等生も鼻につく。
そう言う点では、私もまあ、他の男子より少しは好印象に見れているとも言えるだろう。
でも――。
「私は男の子より女の子の方が好きだから」
つい心の声が漏れてしまい、私は慌てて口を噤んだ。
「女の子?」
スコッティに怪訝な顔を向けられる。リリィはというと純朴な目で小首を傾げながら見上げてきていた。
これはまずい。
リリィはわかっていないが、スコッティは感づくかもしれない。私が彼女たちを見て愛で遊んでいるのを。
変な奴だと思われて嫌われれば最後。
もうあのリリィの柔らかな膝枕も一生拝めないとなると一大事だ。今後の生命に関わりかねない。
――そんなのイヤだあああああ!
「こほん。いや、違うのよ。別に性的にって意味じゃなく、健全な意味でね?」
「……性的に?」
素直にわかっていない様子でリリィが尋ねてくる。
そのピュアさはとっても尊いけれど、今はそれがとてもつらい!
「あのね。男の子よりも女の子の方が親しみやすいわねって話」
私が必死に言葉を並べると、やがてスコッティが「なるほどー!」と快活に手を打って頷いた。それにつられるようにリリィっもそれ以上は踏み込んでこなかった。
よかった。スコッティがアホっ子ちゃんで。
ついさっきまでの疑問を忘れたかのようにスコッティは表情をからっとさせ、まだ湿った髪をリリィに押しつけようとしたりして彼女のおびえる反応を楽しんだりしていた。
微笑ましく私は眺める。
仲睦まじい二人。
きゃっきゃうふふと触れあう姿は妖精たちの戯れのようだ。
よくやった、数分前の私。
よくぞあの状況を切り抜けた。この光景が見れているのもあの時の私のおかげだ。褒めて使わす。
――あれ。
温かな陽気を天頂に感じながら、ふと私は思いふけった。
でも、そういえばどうしてだっただろう。私がこれほどに女の子を好きになったのは。
最初はそんなこともなかった。いつから変わったのだろう。
そう、まだとても幼い頃だ。
その頃はプルネイの屋敷で箱入りのお嬢様のように育てられていて、屋敷の中は女性の給仕ばかり。出会う異性は長年我が家に仕えているアルフォンスくらいだった。
彼も年齢こそ不詳だが見た目は二枚目ということもあって、格好良いな、と思っていた時期はあった。今となってはその頃の私を助走つけたまま全力で成層圏の彼方までぶん殴りたいくらいあり得ないけれど。
それでもやはり人並みの感性を持っていたのだ。
変わったのはきっと、あの時。
私の住んでいたプルネイの村は、古くは避暑地として栄えていた。近頃はもっと栄えた避暑地が王都の近くに多くできたため、あまり上級貴族が通ってくることは少なくなっていた。私が生まれてからはそういう話もまったく耳にしないくらいだった。
そんな中、一度だけ、プルネイを訪れた貴族がいた。暑さの厳しい短い夏の間だけ、プルネイに避暑にやってきたのだ。その珍しさに村では相当な話題となるほどだった。
その貴族は村で唯一の宿に泊まり、しばらく滞在していた。どうしてわざわざこんな古田舎に訪ねてきたのか。もっと充実していて王都にも近い場所があっただろうに。と、私は自室の窓からやって来た彼らを眺めつつ思ったものだ。
お父様たちは彼らのもてなしにとても励んでいたようだ。せっかくの客なのだから、村の評判をあげるために必死なのだろう。しかし私はまったく気にせず、関わることもなく暮らしていた。
そんなある日のことだ。あれはたしか貴族がやって来て数日後のことだっただろうか。
私はよく屋敷の庭で遊んでいた。
片田舎の貴族の屋敷なんて大層な設備はなく、敷地と道路を塞ぐ外壁すらない、開けた場所だった。村の中にあるせいで誰だって簡単に入れるし、むしろそこは近所の子供たちの遊び場として使われるようになっていた。
私が庭でお人形を愛でていると、いつもそこに村の子供たちがやって来た。歳の近い、悪ガキの男の子たちだ。彼らはいっつも私のところにやって来ては、変ないちゃもんをつけて笑ってきたり、そんないじわるばかりをしていた。
男の子は身勝手だ。
自分に感心を寄せようと、女の子の嫌がること平気でやってくる。だから私はそんな彼らを無視ばかりしていた。
その日も同じように最初こそ無視してたのだが、私もアルフォンスの家庭教師で問題を間違えて機嫌が悪く、立腹していた。
そんな時、見慣れない女の子が彼らにいじめられているのを見つけてしまった。その子の格好は見るからに上級貴族らしい品位ある洋服を着ていて、パンツではあるけれどリボンなどで可愛らしく装飾されていた。間違いなく、避暑にやってきている貴族の家の子なのだろうとわかった。
見知らぬ子だが、貴族だろうが悪ガキたちには関係ない。しかもその女の子が金髪碧眼で、それでいて目鼻立ちのくりっとしたとても愛らしい顔をしていたものだから、余計に彼らの興味を引いてしまったのだろう。
可哀想に。
私と同い年ぐらいのその少女はとても小柄で、見るからにひ弱だった。悪がき達のほうが一回りは体格がありそうで、やれ「なにやってんだ」だとか、やれ「俺達と遊ぼうぜ、貴族さんよ」なんて風に無遠慮な言葉をぶつけらえていた。
彼らのあまりのしつこさに、貴族の少女は涙を流しながらただ座りこむことしかできなくなっていた。
そんな時、
「やめなよ!」
悪ガキたちを引き離すように、私はその少女を庇い出たのだった。。
「この子が泣いてるじゃない。何をしてるの」
「なんだよユフィ。お前は関係ないだろ」
「この人でなし! 弱い人をいじめるなんて許さない!」
その時の私は、苛立っていたこともあって果敢だった。少しも悪ガキたちに臆さず、むしろ語気で圧し返せそうなほどだった。
男の子は本当にこんな子ばっかり。
強情で、わがままで、いじわるばかりしてくる。
「なんだよ。金持ちが良い人気取りか!」
結局、一歩も引き下がらない私に、悪ガキ達はそう吐き捨てて去っていったのだった。
それから騒ぎに気づいたアルフォンスが駆けつけてきて、泣きじゃくるその女の子を保護してくれた。
「お嬢様、大切なお客人をお助けいただきありがとうございます」
「いいえ。無事ならよかったわ」
アルフォンスに抱かれて涙でまみれた少女が私を見た。
「大丈夫? もう安心よ」
私がそう優しく微笑んだのを見て、その少女の涙はやっと止まり、ほんの少しだけ口角を持ち上げたのだった。長いブロンドの前髪が隠して顔はしっかり見えなかったけれど、その綺麗な顔立ちが、私は深く心の残ったのだった。
――そんなこともあったなあ。
なんて、私はすっかり成長して大きくなった私の体を見直した。背も高くなり、筋力も多少はましになった。なにより精神力随分と成長したと思う。何があってもあの悪ガキたちには絶対に負けないように、気を強く持とうとしつづけたおかげだろう。
――まあ、胸だけは成長しなかったんだけどね。
すとんと落ちた胸元の寂しさに、内心で苦笑を漏らした。
私が女の子を好きになったきっかけ。
結局その日、私とその少女は一日中遊び倒した。
同年代の子と遊ぶのは初めてだった私と、気弱で口数の少ない少女。最初はぎこちなかったけれど、時間が経つにつれて距離も縮まり、互いに大好きなお人形などで仲良く遊ぶほどになっていた。
意地悪ばかりする近所の悪ガキよりも、彼女のほうがずっと素敵。お人形のように可愛いし。
男の子の身勝手は今だって変わらない。長ネギのように。それでいて女の子は今も私の心を癒してくれる。私の始めての友達のように。
他の人から見ればおかしなことと思われるかもしれない。けれど、私はやっぱり、女の子が好きなのだ。
「新しいタオルを持ってきたよー!」
フェロが校舎から走ってくるのが見えた。
男の子だけど、女の子みたいな婚約者。
「絶対に、私好みの女の子にしてみせるんだから」
そう、誰にも聞こえないように私は呟いたのだった。
タオルを取りに行ったフェロが戻ってくるのを待っているうちに、スコッティがそんなことを言い出した。
ルックとの仲をからかったことへのちょっとした仕返しのつもりかもしれない。
「だってほら、婚約者だし」
「婚約者って言ったって知り合ったのはついこの間よ」
仲が良い、というのはまだ少し違う気がする。
けれど初めて会った時から随分と距離が縮まったのは確かだ。最初は奥手だったフェロも今では普通に話してくれている。
落ちぶれていながらも上級貴族の一人息子であるというのにそれを袈裟に着ず、私が屋敷で困っているとよく助けてくれる優しさを見せていた。
地位だけで人を見下してくる長ネギのようなクズたちは論外だし、かといってライゼのような優等生も鼻につく。
そう言う点では、私もまあ、他の男子より少しは好印象に見れているとも言えるだろう。
でも――。
「私は男の子より女の子の方が好きだから」
つい心の声が漏れてしまい、私は慌てて口を噤んだ。
「女の子?」
スコッティに怪訝な顔を向けられる。リリィはというと純朴な目で小首を傾げながら見上げてきていた。
これはまずい。
リリィはわかっていないが、スコッティは感づくかもしれない。私が彼女たちを見て愛で遊んでいるのを。
変な奴だと思われて嫌われれば最後。
もうあのリリィの柔らかな膝枕も一生拝めないとなると一大事だ。今後の生命に関わりかねない。
――そんなのイヤだあああああ!
「こほん。いや、違うのよ。別に性的にって意味じゃなく、健全な意味でね?」
「……性的に?」
素直にわかっていない様子でリリィが尋ねてくる。
そのピュアさはとっても尊いけれど、今はそれがとてもつらい!
「あのね。男の子よりも女の子の方が親しみやすいわねって話」
私が必死に言葉を並べると、やがてスコッティが「なるほどー!」と快活に手を打って頷いた。それにつられるようにリリィっもそれ以上は踏み込んでこなかった。
よかった。スコッティがアホっ子ちゃんで。
ついさっきまでの疑問を忘れたかのようにスコッティは表情をからっとさせ、まだ湿った髪をリリィに押しつけようとしたりして彼女のおびえる反応を楽しんだりしていた。
微笑ましく私は眺める。
仲睦まじい二人。
きゃっきゃうふふと触れあう姿は妖精たちの戯れのようだ。
よくやった、数分前の私。
よくぞあの状況を切り抜けた。この光景が見れているのもあの時の私のおかげだ。褒めて使わす。
――あれ。
温かな陽気を天頂に感じながら、ふと私は思いふけった。
でも、そういえばどうしてだっただろう。私がこれほどに女の子を好きになったのは。
最初はそんなこともなかった。いつから変わったのだろう。
そう、まだとても幼い頃だ。
その頃はプルネイの屋敷で箱入りのお嬢様のように育てられていて、屋敷の中は女性の給仕ばかり。出会う異性は長年我が家に仕えているアルフォンスくらいだった。
彼も年齢こそ不詳だが見た目は二枚目ということもあって、格好良いな、と思っていた時期はあった。今となってはその頃の私を助走つけたまま全力で成層圏の彼方までぶん殴りたいくらいあり得ないけれど。
それでもやはり人並みの感性を持っていたのだ。
変わったのはきっと、あの時。
私の住んでいたプルネイの村は、古くは避暑地として栄えていた。近頃はもっと栄えた避暑地が王都の近くに多くできたため、あまり上級貴族が通ってくることは少なくなっていた。私が生まれてからはそういう話もまったく耳にしないくらいだった。
そんな中、一度だけ、プルネイを訪れた貴族がいた。暑さの厳しい短い夏の間だけ、プルネイに避暑にやってきたのだ。その珍しさに村では相当な話題となるほどだった。
その貴族は村で唯一の宿に泊まり、しばらく滞在していた。どうしてわざわざこんな古田舎に訪ねてきたのか。もっと充実していて王都にも近い場所があっただろうに。と、私は自室の窓からやって来た彼らを眺めつつ思ったものだ。
お父様たちは彼らのもてなしにとても励んでいたようだ。せっかくの客なのだから、村の評判をあげるために必死なのだろう。しかし私はまったく気にせず、関わることもなく暮らしていた。
そんなある日のことだ。あれはたしか貴族がやって来て数日後のことだっただろうか。
私はよく屋敷の庭で遊んでいた。
片田舎の貴族の屋敷なんて大層な設備はなく、敷地と道路を塞ぐ外壁すらない、開けた場所だった。村の中にあるせいで誰だって簡単に入れるし、むしろそこは近所の子供たちの遊び場として使われるようになっていた。
私が庭でお人形を愛でていると、いつもそこに村の子供たちがやって来た。歳の近い、悪ガキの男の子たちだ。彼らはいっつも私のところにやって来ては、変ないちゃもんをつけて笑ってきたり、そんないじわるばかりをしていた。
男の子は身勝手だ。
自分に感心を寄せようと、女の子の嫌がること平気でやってくる。だから私はそんな彼らを無視ばかりしていた。
その日も同じように最初こそ無視してたのだが、私もアルフォンスの家庭教師で問題を間違えて機嫌が悪く、立腹していた。
そんな時、見慣れない女の子が彼らにいじめられているのを見つけてしまった。その子の格好は見るからに上級貴族らしい品位ある洋服を着ていて、パンツではあるけれどリボンなどで可愛らしく装飾されていた。間違いなく、避暑にやってきている貴族の家の子なのだろうとわかった。
見知らぬ子だが、貴族だろうが悪ガキたちには関係ない。しかもその女の子が金髪碧眼で、それでいて目鼻立ちのくりっとしたとても愛らしい顔をしていたものだから、余計に彼らの興味を引いてしまったのだろう。
可哀想に。
私と同い年ぐらいのその少女はとても小柄で、見るからにひ弱だった。悪がき達のほうが一回りは体格がありそうで、やれ「なにやってんだ」だとか、やれ「俺達と遊ぼうぜ、貴族さんよ」なんて風に無遠慮な言葉をぶつけらえていた。
彼らのあまりのしつこさに、貴族の少女は涙を流しながらただ座りこむことしかできなくなっていた。
そんな時、
「やめなよ!」
悪ガキたちを引き離すように、私はその少女を庇い出たのだった。。
「この子が泣いてるじゃない。何をしてるの」
「なんだよユフィ。お前は関係ないだろ」
「この人でなし! 弱い人をいじめるなんて許さない!」
その時の私は、苛立っていたこともあって果敢だった。少しも悪ガキたちに臆さず、むしろ語気で圧し返せそうなほどだった。
男の子は本当にこんな子ばっかり。
強情で、わがままで、いじわるばかりしてくる。
「なんだよ。金持ちが良い人気取りか!」
結局、一歩も引き下がらない私に、悪ガキ達はそう吐き捨てて去っていったのだった。
それから騒ぎに気づいたアルフォンスが駆けつけてきて、泣きじゃくるその女の子を保護してくれた。
「お嬢様、大切なお客人をお助けいただきありがとうございます」
「いいえ。無事ならよかったわ」
アルフォンスに抱かれて涙でまみれた少女が私を見た。
「大丈夫? もう安心よ」
私がそう優しく微笑んだのを見て、その少女の涙はやっと止まり、ほんの少しだけ口角を持ち上げたのだった。長いブロンドの前髪が隠して顔はしっかり見えなかったけれど、その綺麗な顔立ちが、私は深く心の残ったのだった。
――そんなこともあったなあ。
なんて、私はすっかり成長して大きくなった私の体を見直した。背も高くなり、筋力も多少はましになった。なにより精神力随分と成長したと思う。何があってもあの悪ガキたちには絶対に負けないように、気を強く持とうとしつづけたおかげだろう。
――まあ、胸だけは成長しなかったんだけどね。
すとんと落ちた胸元の寂しさに、内心で苦笑を漏らした。
私が女の子を好きになったきっかけ。
結局その日、私とその少女は一日中遊び倒した。
同年代の子と遊ぶのは初めてだった私と、気弱で口数の少ない少女。最初はぎこちなかったけれど、時間が経つにつれて距離も縮まり、互いに大好きなお人形などで仲良く遊ぶほどになっていた。
意地悪ばかりする近所の悪ガキよりも、彼女のほうがずっと素敵。お人形のように可愛いし。
男の子の身勝手は今だって変わらない。長ネギのように。それでいて女の子は今も私の心を癒してくれる。私の始めての友達のように。
他の人から見ればおかしなことと思われるかもしれない。けれど、私はやっぱり、女の子が好きなのだ。
「新しいタオルを持ってきたよー!」
フェロが校舎から走ってくるのが見えた。
男の子だけど、女の子みたいな婚約者。
「絶対に、私好みの女の子にしてみせるんだから」
そう、誰にも聞こえないように私は呟いたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
よくある父親の再婚で意地悪な義母と義妹が来たけどヒロインが○○○だったら………
naturalsoft
恋愛
なろうの方で日間異世界恋愛ランキング1位!ありがとうございます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最近よくある、父親が再婚して出来た義母と義妹が、前妻の娘であるヒロインをイジメて追い出してしまう話………
でも、【権力】って婿養子の父親より前妻の娘である私が持ってのは知ってます?家を継ぐのも、死んだお母様の直系の血筋である【私】なのですよ?
まったく、どうして多くの小説ではバカ正直にイジメられるのかしら?
少女はパタンッと本を閉じる。
そして悪巧みしていそうな笑みを浮かべて──
アタイはそんな無様な事にはならねぇけどな!
くははははっ!!!
静かな部屋の中で、少女の笑い声がこだまするのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約破棄すると言われたので、これ幸いとダッシュで逃げました。殿下、すみませんが追いかけてこないでください。
桜乃
恋愛
ハイネシック王国王太子、セルビオ・エドイン・ハイネシックが舞踏会で高らかに言い放つ。
「ミュリア・メリッジ、お前とは婚約を破棄する!」
「はい、喜んで!」
……えっ? 喜んじゃうの?
※約8000文字程度の短編です。6/17に完結いたします。
※1ページの文字数は少な目です。
☆番外編「出会って10秒でひっぱたかれた王太子のお話」
セルビオとミュリアの出会いの物語。
※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる