金づるスカウトと寄生ギャルパーティー ~俺のステータスが異常すぎてピンチゼロ~

逆転好き

文字の大きさ
3 / 4

第3話 学校帰りの甘い時間

しおりを挟む
 直樹は中学校の正門を出たところで足を止めた。
 黒髪はぼさぼさのまま、眼鏡の奥の小さな目はまだ授業の疲れを残している。

「なおきー! お疲れ~♡」

 突然、明るい声が響いた。
 ピンクメッシュの髪をなびかせて、桃瀬みゆが駆け寄ってきた。
 大学生らしい派手なオフショルトップスに、胸元が大きく開いて巨乳が強調されている。
 スカートは短めで、歩くたびに太ももがちらちら見える。
 直樹の心臓が跳ね上がった。

「お、お姉さん……学校の近くに……どうして……?」

 みゆはニコニコしながら直樹の腕をさりげなくぎゅっと掴んだ。

「だって、なおきーが学校終わったらすぐ会いたくなっちゃったんだもん♡今日は短時間でFランク探索して、そのあとお姉さんの家でゆっくりご褒美タイムにしよ?」

 直樹は顔を真っ赤にして後ずさろうとしたが、みゆをケガさせるわけにもいかなく、強く動けない。

「え、えっと……俺、まだ制服のままなのに……」
「大丈夫だよ、そのままでも♡ ほら、行こ!」

 みゆは直樹の腕を抱きしめたまま、Fランク東京ダンジョンの入り口へ引っ張っていく。
 探索は本当に短時間だった。ゲートをくぐって15分ほど。
 スライムが4匹、ゴブリンが3匹現れたが、直樹はすべて一撃で倒した。

 スキルなど一切使わず、ただ体が勝手に動く。
 みゆは後ろで魔石を拾いながら何度も声を上げた。

「わー! なおきーやっぱり最強! もうお姉さん、興奮しちゃう♡」

 換金はあっという間に終わった。
 数千円だけだが2人で山分けされ、みゆは直樹の手を握って自分のアパートへ連れて行った。
 大学生の一人暮らし部屋は、ピンクと白を基調にした可愛らしい内装だった。
 ドアを閉めるなり、みゆは直樹をソファに座らせて自分の膝の上に頭を乗せた。

「学校お疲れ様♡ まずは膝枕からね」

 直樹の頭がみゆの柔らかい太ももに沈む。温かくて、甘い香りがする。

「お、お姉さん……重くないですか……?」
「全然! むしろもっと体重かけて♡」

 みゆは直樹の髪を優しく撫でながら、上体を倒して顔を近づけた。

 チュッ。頰に軽いキス。チュッ、チュッ。
 もう一度、反対の頰に。

「かわいい……なおきーの顔、赤くなってる……」

 直樹は息を詰めて目を閉じた。
 みゆはくすくす笑いながら、今度は唇にキスを落とした。チュッ……ん……。短いキスから、少しずつ長く。

「ん……舌、出して……昨日より上手になってるかな~?」

 みゆの舌が直樹の下唇を優しく舐め上げ、柔らかく隙間をこじ開けるように滑り込んでくる。
 れろ……れろれろ……。熱くてぬるぬるした感触が、直樹の舌に絡みつく。
 直樹は最初、ただされるがままに震えていたが、みゆの舌が何度も優しく誘うように動くたび、恥ずかしさでいっぱいの胸の奥から、小さな勇気が湧いてきた。

 恐る恐る、直樹は自分の舌を少しだけ前に出し、みゆの舌の側面に、ぎこちなく絡め返した。
 れろ……。たどたどしい動きだったが、それだけでみゆの瞳が嬉しそうに細くなる。

「んふ……そうそう、それ♡ なおきー、自分から動いてくれた……かわいい……」

 みゆは喜びの声を漏らしながら、舌をさらに深く絡めてきた。
 じゅる……れろれろ……んちゅ……。
 直樹の舌が少しだけ積極的に動くたび、みゆはそれを優しく受け止め、まるで褒めるように自分の舌で包み込み、ゆっくりと吸う。
 直樹の息が完全に乱れ、膝の上で体が小さく震えた。
 みゆは一度だけ唇を離し、銀色の糸を引きながら微笑んだ。

「ふふ……昨日よりずっと上手だよ、なおきー……もっと自信持っていいんだよ? お姉さん、嬉しいから♡」

 そして再び、深く、熱いキスが続く。
 みゆはキスを続けながら、直樹の胸に自分の巨乳を押しつけた。
 柔らかくて重い感触が、直樹の体を包む。

「ふふ……おっぱい気になる? もっと押しつけてあげるね♡」

 キスをしながら、みゆは上体をさらに密着させた。
 チュッ……れろ……じゅる……。
 キスが10回を超えた頃、直樹はもう声も出せなくなっていた。
 みゆは最後にゆっくり唇を離し、直樹の額にチュッ、頰にチュッ、鼻先にチュッと軽いキスを連発した。

「今日の学校帰りご褒美はこれで終わり。でも明日も、明後日も……毎日お姉さんが待ってるからね♡」

 直樹は膝枕のまま、荒い息を吐きながら天井を見つめていた。
 頭の中がぐちゃぐちゃだ。みゆは直樹の髪を優しく撫で続け、心の中で小さく笑った。

(ふふっ、毎日こうやって甘やかして……絶対に離れられないようにしてあげる)

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

処理中です...